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師範学校

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
東京文理科大学附置東京高等師範学校
両校は校地を共にしており、東京教育大学を経て現在は筑波大学東京キャンパス文京校舎および教育の森公園となっている。



18725911873686

4512

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1934
1928
1930
1909
1935
1930



退


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2551939142223140140[1]

[]


 (GHQ/SCAP) 

196641()
19802010退

200841206410[2]

[]


187251871

18758麿調[3]

187811調西[3]

188114

188619

189730

1907406

194318

1872 - 1886[]

[]

府県立師範学校[編集]

1886年 - 1897年[編集]

高等師範学校・女子高等師範学校[編集]

高等師範学校は、中等教員を養成する学校である。以下の学校が存在した。

尋常師範学校[編集]

尋常師範学校は、初等教員を養成する学校である。各府県に1校設置され男子部と女子部が置かれた。

1897年 - 1943年[編集]

高等師範学校・女子高等師範学校[編集]

奈良女子高等師範学校(1930年頃)

189730


536

 - 19021902 - 19291929 - 

 - 19081908 - 

1902 - 19291929 - 

1908 - 

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18973011920

19255190719312



1


樺太

台湾

  • 台北師範学校(1899 - 1902)→台北師範学校(1920 - 1927)→台北第一師範学校(1927 - 1943)
  • 台北第二師範学校(1927 - 1943)
  • 台南師範学校(1899 - 1904)→台南師範学校(1919 - 1943)
  • 台中師範学校(1899 - 1902)→台中師範学校(1923 - 1943)
  • 新竹師範学校(1940 - 1943)
  • 屏東師範学校(1940 - 1943)

朝鮮

  • 朝鮮総督府師範学校(1921 - 1922)
  • 慶尚北道公立師範学校(1923 - 1929)→大邱師範学校(1929 - 1943)
  • 平安南道公立師範学校(1923 - 1929)→平壌師範学校(1929 - 1943)
  • 京畿道公立師範学校(1923 - 1931)
  • 黄海道公立師範学校(1923 - 1931)
  • 咸鏡南道公立師範学校(1923 - 1931)
  • 咸鏡北道公立師範学校(1923 - 1931)
  • 咸興師範学校(1937 - 1943)
  • 江原道公立師範学校(1923 - 1931)→春川師範学校(1939 - 1943)
  • 全羅南道公立師範学校(1923 - 1931)→光州師範学校(1938 - 1943)
  • 全羅北道公立師範学校(1923 - 1931)→全州師範学校(1936 - 1943)
  • 慶尚南道公立師範学校(1923 - 1931)→晋州師範学校(1940 - 1943)
  • 忠清南道公立師範学校(1923 - 1931)→公州女子師範学校(1938 - 1943)
  • 忠清北道公立師範学校(1923 - 1931)→清州師範学校(1941 - 1943)
  • 平安北道公立師範学校(1923 - 1931)→新義州師範学校(1942 - 1943)



1936 - 1943

1936 - 1943



1941 - 1943

1943 - 1952[]

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1943181947194919932017

1947221949195126842722195241[ 1]

 - 19491949 - 1952

 - 19491949 - 1952

 - 19491949 - 1952

 - 19491949 - 1952

1944 - 19491949 - 1952

1945 - 19491949 - 1952

1945 - 19491949 - 1952

[]


19432

樺太

台湾

朝鮮

関東州

満州

  • 在満師範学校→新京師範学校
  • 牡丹江師範学校(1944年 - )[7]

青年師範学校[編集]

1944年の師範教育令改正により、青年学校の教員養成をしていた都道(庁)府県立の青年学校教員養成所が、官立の、専門学校レベルの教育機関である青年師範学校になった。予科を修了した者、中学校または高等女学校を卒業した者が入学でき、男子部と女子部がおかれていた。全国に以下の青年師範学校があった。カッコ内は新制大学。

樺太

台湾

  • 彰化青年師範学校

その他の教員養成機関[編集]

師範学校以外の官立教員養成学校[編集]

  • 帝国大学及び官立専門学校 - 専門学科の他教育に関する一定の科目を修了した者にも中学校高等女学校の免許状が授与された。
  • 臨時教員養成所 - 師範学校、中学校、高等女学校の教員養成
  • 実業学校教員養成所 - 実業学校の教員養成
  • 実業補習学校教員養成所 - 道府県市において設置される実業補習学校の教員養成

臨時教員養成所[編集]

高等師範学校とは別に帝国大学及び直轄諸学校内に臨時教員養成所が設けられ、師範学校、中学校、高等女学校の教員不足の解消が図られた。ことに大正末から昭和初期にかけては、臨時教員養成所の定員は高等師範学校の定員の半分を超える規模で(1926年(大正15年)当時:臨時教員養成所生徒数1542名、高等師範学校生徒数2719名)、多数の中学校教員を供給するなど、大きな役割を果たした。臨時教員養成所官制(1902年(明治35年)3月28日勅令第百号)

第一期(1902年臨時教員養成所規程制定〜)

第二期(1922年臨時教員養成所規程改正頃)

第三期(戦時体制下)

実業学校教員養成所[編集]

大学および直轄諸学校内に実業学校教員の養成所が設置された。実業学校教員養成規程(1899年制定)

これら附設教員養成所は学制改革で一旦廃止になったが、後身の東京工業大学・広島大学・室蘭工業大学・金沢大学・東北大学・名古屋工業大学では、工業教員養成課程が設置された。

実業補習学校教員養成所[編集]

私立大学高等師範部(科)・師範科[編集]


 ()

1894

1901  

1903  

19181929

1922

1925

1925

1926

1927

1929


[]










1941


脚注[編集]

注釈


(一)^ [4][5]19491952[6]

出典


(一)^ 143217 14-16p707   1994

(二)^   42 5 (2006421). 2019727

(三)^ ab4:調 391990311-23ISSN 0386765XNAID 120005514478 

(四)^ 19513311952331

(五)^ 4391987

(六)^ 1949(2281)

(七)^ 1958

関連書籍[編集]

  • 海後宗臣(監修) 『日本近代教育史事典』 平凡社、1971年
  • 『日本近現代史辞典』 東洋経済新報社、1978年
    • 尾崎ムゲン作成「文部省管轄高等教育機関一覧」参照
  • 秦郁彦(編)『日本官僚制総合事典;1868 - 2000』 東京大学出版会、2001年
    • 「主要高等教育機関一覧」参照

関連項目[編集]

外部リンク[編集]