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* 天売島と焼尻島は北海道内でこの2か所のみ、[[選挙]]の[[繰り上げ投票]]が実施される(通常投票日の2日前)。これはニュースでも衆議院選挙・参議院選挙・北海道知事選挙・北海道議会議員選挙など投票があるたびに必ず取りあげている。 |
* 天売島と焼尻島は北海道内でこの2か所のみ、[[選挙]]の[[繰り上げ投票]]が実施される(通常投票日の2日前)。これはニュースでも衆議院選挙・参議院選挙・北海道知事選挙・北海道議会議員選挙など投票があるたびに必ず取りあげている。 |
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* [[1980年]][[5月6日]]、町内の山林で通称「北海太郎」と呼ばれる、巨大なオスの[[ヒグマ]]が射殺された。体重は少なくとも450kgあったとされる。 |
* [[1980年]][[5月6日]]、町内の山林で通称「北海太郎」と呼ばれる、巨大なオスの[[ヒグマ]]が射殺された。体重は少なくとも450kgあったとされる。 |
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=== 羽幌町人口水増し事件 === |
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1970年に行われた国勢調査において町の人口は2万8千人余であったが、翌1971年になって同町町議の[[告発]]がきっかけとなり約5,900人もの人口の水増しが行われていたことが発覚した。町では前回の1965年の国勢調査で当時の市制施行要件を上回る3万人余の人口を記録し、新庁舎の建設に着手するなど市制施行に向けた動きが活発になっていたが、町の経済を支えていた[[羽幌炭鉱]]の経営が悪化したことで人口の流出が進み、調査時には3万人を大幅に割り込んでいた。警察の捜査の結果、町長ら幹部を含む83人が統計法違反や[[文書偽造罪#公文書偽造等罪|公文書偽造]]の容疑で送検された<ref>[http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/hokkaido/kikaku/120/7.htm 背伸びやめ 胸を張る] 読売新聞 2007年9月1日</ref><ref>[http://jm-hokkaido.sakura.ne.jp/is-haboromizumashi.html 羽幌町人口水増し事件]</ref>。
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=== 出身の有名人 === |
=== 出身の有名人 === |
2013年2月23日 (土) 07:48時点における版
はぼろちょう ![]() 羽幌町 | |
---|---|
国 |
![]() |
地方 | 北海道地方 |
都道府県 | 北海道(留萌振興局) |
郡 | 苫前郡 |
市町村コード | 01484-2 |
法人番号 | 5000020014842 |
面積 |
472.65km2 |
総人口 |
6,027人 [編集] (住民基本台帳人口、2024年5月31日) |
人口密度 | 12.8人/km2 |
隣接自治体 |
留萌振興局 苫前郡:苫前町、初山別村 天塩郡:遠別町 上川総合振興局 雨竜郡:幌加内町 |
町の木 | オンコ(イチイ) |
町の花 | ツツジ |
他のシンボル | - |
羽幌町役場 | |
町長 | 森淳 |
所在地 |
〒078-4198 ![]() |
外部リンク | 羽幌町 |
ウィキプロジェクト |
羽幌町︵はぼろちょう︶は、北海道北部の西海岸にある半農半商の町で、留萌管内中部の中心都市である。かつては、道内有数の炭鉱の街でもあった。夕日のきれいな街としても知られている。
暑寒別天売焼尻国定公園の一部である天売島・焼尻島も羽幌町に属しており、多くの観光客が訪れている。夏は海水浴客が多い。甘えびの水揚げでも知られる。
町名の由来は、アイヌ語の﹁ハホロペツ︵流出広大の川︶﹂または﹁ハボロベツ︵広大な川の流域︶﹂から。
地理
留萌管内中部に位置する。天売島︵西側︶、焼尻島︵東側︶の島嶼部も含む。 ●山: ピッシリ山(1032m) ●河川: 羽幌川、築別川 ●島: 天売島、焼尻島隣接している自治体
●留萌振興局 ●苫前郡‥苫前町、初山別村 ●天塩郡‥遠別町 ●上川総合振興局 ●雨竜郡‥幌加内町沿革
町の本格的な開拓は近隣の苫前町、初山別村より遅い明治中期以降であるが、大正期に優良な石炭を産出する羽幌炭鉱が発見されて以来、石炭中心のモノカルチャー都市として発展。昭和40年の国勢調査では人口30,266人世帯数6840戸を数えた。しかし、炭鉱閉山の1971年︵昭和46年︶以降は過疎化が著しい。 昭和40年頃には、国鉄羽幌線、羽幌炭礦鉄道築別線、上羽幌線が通る羽幌駅の賑わいは最高潮に達した。昭和45年まで羽幌炭礦鉄道では野球、女子バレー、ジャンプ、卓球の実業団チームを有し、スポーツの町の発展に大いに寄与した。 炭鉱閉山後の1971年︵昭和46年︶、人口がついに3万人を割り込み、あわてて市制を施行しようとしたが、町が国勢調査時に人口を大幅に水増しするという不正をおこなっていたことが発覚、町長ら幹部を含む83人が統計法違反や公文書偽造の容疑で送検される事件となった。その後も人口減が続いており、市制施行には至っていない。 ●1894年 羽幌村が設置される ●1897年 羽幌村戸長役場が設置される︵苫前村︵現在の苫前町︶の戸長役場から独立︶ ●1900年 初山別村が設置される ●1901年 初山別村が初山別村戸長役場︵現在の初山別村︶として独立する ●1902年 二級町村制施行、羽幌村 ●1909年 一級町村制施行、羽幌村 ●1921年 町制施行、羽幌町 ●1955年︵昭和30年︶4月1日 天売村を編入する ●1959年︵昭和34年︶4月1日 焼尻村を編入する ●1971年 人口水増し事件 ●1997年 ふるさと羽幌100年記念式典を行う経済
産業
主要産業は漁業、農業、観光︵暑寒別天売焼尻国定公園︶金融機関
●留萌信用金庫羽幌支店 ●北海道銀行羽幌支店企業・商業施設
●サンセットプラザはぼろ︵アンビックス︶ ●NTTドコモ ●KDDI ●総合衣料品店 八幡屋 ●ベスト電器 ●マツヤデンキ ●ツルハ ●ホクレン商事 ●大創産業 ●ツルヤ ●株式会社ダイゼン ●ハートフルはぼろ︵複合商業施設︶ ●スーパー・衣料品店・飲食店などが入っている商業施設特産品
●焼尻めん羊︵サフォーク︶ ●甘エビ ●ねばり長芋 ●グリーンアスパラ ●あっちゃんみそ ●羽幌メロン農協・漁協
●オロロン農業協同組合︵JAオロロン︶ ●北るもい漁業協同組合郵便局
●羽幌郵便局︵集配局︶ ●天売郵便局 ●焼尻郵便局 ●築別郵便局 ●羽幌北大通簡易郵便局公共機関
警察
●羽幌警察署姉妹都市・提携都市
●南砺市平地区︵富山県︶[1][2] ●1979年︵昭和54年︶9月11日[3]旧平村と友好都市提携 1896年︵明治29年︶、平村より羽幌町字平に40戸が入植した歴史にちなむ[1][2]。1900年、平村より羽幌町平地区に獅子舞道具がもたらされて平越中獅子舞︵羽幌町指定無形文化財︶が始まり、現在まで伝承されている[1][2][4]。1976年、羽幌町から獅子舞の源流調査などのため町議団が平村を訪問して以降交流が深まり、友好都市提携に至る[1]。2004年に平村は合併により南砺市の一部となったが、以後も交流は続けられている[1]。 ●内灘町︵石川県︶[5][6] ●1980年︵昭和55年︶10月1日[3]姉妹都市提携 明治20年代、石川県・富山県から集団入植が行われたが、内灘町からも多くの移住者が羽幌町に移り、漁業︵捕鯨・ニシン漁︶や農業に従事した[5][6]。1922年︵大正11年︶頃、内灘町出身者が加賀獅子を羽幌神社に奉納し、以後今日まで羽幌加賀獅子舞︵羽幌町指定無形文化財︶として伝えられている[7][8]。地域
人口
羽幌町(に相当する地域)の人口の推移
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総務省統計局 国勢調査より |
医療
- 総合病院
教育
廃止された高等学校
- 羽幌太陽高等学校(昭和49年廃校)
- 焼尻高等学校(昭和52年廃校)
交通
![](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/f/f2/Haboro_st.jpg/220px-Haboro_st.jpg)
![](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/5/5f/Haboro_port.jpg/220px-Haboro_port.jpg)
空港
バス
- 沿岸バス - 羽幌町に本社設置
- 羽幌線代替バス、札幌線(特急はぼろ号)
港湾
- 羽幌港
- 羽幌沿海フェリー
- 羽幌 - 焼尻 - 天売
道路
- 一般国道
- 都道府県道
鉄道
現在、町内を走る鉄道路線は存在しない。
廃止された鉄道路線
●羽幌線 - 羽幌駅、築別駅
●羽幌炭礦鉄道築別線・上羽幌線
●羽幌森林鉄道
●名羽線︵未成線︶
レジャー
●羽幌町総合体育館︵パワデール︶ ●おろちゃんランド ●羽幌町スポーツ公園パークゴルフ場 ●町民スキー場名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事
文化財
天然記念物
●焼尻の自然林 ●天売島海鳥繁殖地道指定有形文化財
●旧小納家住宅︵北海道指定有形文化財︶[9][10] 1900年︵明治33年︶竣工の洋風木造建築。羽幌町焼尻郷土館として利用されている。焼尻島の網元で、商店を兼営し郵便局などを併設した小納家の住宅。町の文化財
●厳島神社旧鳥居の双脚 ●わにぐち - 焼尻厳島神社保管 ●平越中獅子舞︵羽幌町指定無形文化財︶ - 平越中獅子舞保存会[4] 9月の平神社祭で奉納される[4]。1900年︵明治33年︶、富山県平村︵現・南砺市︶の祖山地区[2]から羽幌町平地区に獅子舞道具がもたらされ[1][2][補注 1]、平神社に獅子舞を奉納したことから始まる。 ●羽幌加賀獅子舞︵羽幌町指定無形文化財︶ - 羽幌加賀獅子舞保存会[7] 7月の羽幌神社祭で奉納される[7]ほか、町内外のイベントで披露される[8]。1922年︵大正11年︶頃、石川県内灘町からの移住者が加賀獅子を羽幌神社に奉納したのが始まり[7][8]。ニシン漁の衰退とともに1953年︵昭和28年︶に一時中断したが、1974年︵昭和49年︶に羽幌加賀獅子舞保存会が結成されて復活した[8]。 ●羽幌越中赤坂奴舞︵羽幌町指定無形文化財︶ - 羽幌越中赤坂奴保存会[10] 7月の羽幌神社祭で奉納される[10]。1923年︵大正12年︶頃、富山県出身者によってもたらされ、羽幌神社に奉納されたのが始まり[10]。観光
●暑寒別天売焼尻国定公園 ●はぼろサンセットビーチ ●サンセットプラザはぼろ ●北海道海鳥センター ●朝日公園花菖蒲園 ●雲雀ヶ丘公園︵焼尻島︶ ●赤岩展望台︵天売島︶ ●観音岬展望台︵天売島︶ ●海の宇宙館︵天売島︶祭事
●甘エビ祭り 6月下旬 ●羽幌神社祭7月上旬︵平成22年7月8日~10日︶ ●サンセットサマーライブ7月上旬・はぼろサンセットビーチ︵休止︶ ●サンセットビーチSummerフェスタ7月下旬・はぼろサンセットビーチ ●羽幌・焼尻めん羊祭り7月上旬︵平成22年7月3日~7月4日︶ ●天売うに祭り8月上旬︵平成22年7月31日~8月1日︶食文化
●羽幌日本海えびタコ餃子カレー丼 ●羽幌えびタコ焼き餃子マスコミ
●北海道新聞社羽幌支局 ●留萌新聞社中部支社 ●羽幌タイムスその他
●﹃女医・優〜青空クリニック〜﹄ロケ地 ●日本テレビドラマ版﹃幸福の黄色いハンカチ﹄ロケ地 ●天売島と焼尻島は北海道内でこの2か所のみ、選挙の繰り上げ投票が実施される︵通常投票日の2日前︶。これはニュースでも衆議院選挙・参議院選挙・北海道知事選挙・北海道議会議員選挙など投票があるたびに必ず取りあげている。 ●1980年5月6日、町内の山林で通称﹁北海太郎﹂と呼ばれる、巨大なオスのヒグマが射殺された。体重は少なくとも450kgあったとされる。羽幌町人口水増し事件
1970年に行われた国勢調査において町の人口は2万8千人余であったが、翌1971年になって同町町議の告発がきっかけとなり約5,900人もの人口の水増しが行われていたことが発覚した。町では前回の1965年の国勢調査で当時の市制施行要件を上回る3万人余の人口を記録し、新庁舎の建設に着手するなど市制施行に向けた動きが活発になっていたが、町の経済を支えていた羽幌炭鉱の経営が悪化したことで人口の流出が進み、調査時には3万人を大幅に割り込んでいた。警察の捜査の結果、町長ら幹部を含む83人が統計法違反や公文書偽造の容疑で送検された[11][12]。出身の有名人
- 松樹路人 洋画家
- みのや雅彦 歌手
- 林朗 剣道元世界チャンピオン
- 平尾泰 剣道元日本2位
- 吉田亘 指揮者
- おおた慶文 イラストレーター
- 寒川光太郎 作家
- ジャイアン村上 サイエンスエンタテーナー
- 中野北溟(焼尻島) 書家・日展作家
- 椎名軽穂 漫画家
- 水戸将史 参議院議員(神奈川県選挙区)
脚注
出典
(一)^ abcdef“羽幌町・富山県平村︵現・南砺市︶友好都市締結30周年” (PDF). ﹃広報はぼろ﹄ 平成21年12月号. 羽幌町. 2012年2月6日閲覧。
(二)^ abcde“羽幌町”. 南砺市友好交流協会. 2012年2月4日閲覧。
(三)^ ab“羽幌の起源”. 羽幌町. 2012年2月5日閲覧。
(四)^ abc“平越中獅子舞”. 北海道文化資源データベース. 北海道. 2012年2月6日閲覧。
(五)^ ab“羽幌町・内灘町姉妹都市提携30周年” (PDF). ﹃広報はぼろ﹄ 平成22年9月号. 羽幌町. 2012年2月6日閲覧。
(六)^ ab“友好姉妹都市”. 内灘町. 2012年2月5日閲覧。
(七)^ abcd“羽幌加賀獅子舞”. 北海道文化資源データベース. 北海道. 2012年2月5日閲覧。
(八)^ abcd“わたしたちが引き継ぐ伝統芸能-羽幌加賀獅子舞”. ﹃教育ほっかいどう﹄ 377号. 北海道教育委員会. 2012年2月5日閲覧。
(九)^ “旧小納家住宅”. 文化遺産オンライン. 文化庁. 2012年2月6日閲覧。
(十)^ abcd“羽幌町焼尻郷土館︵旧小納家住宅︶”. 北海道文化資源データベース. 北海道. 2012年2月6日閲覧。 引用エラー: 無効な
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タグ; name "bunkashigen10008"が異なる内容で複数回定義されています
(11)^ 背伸びやめ 胸を張る 読売新聞 2007年9月1日
(12)^ 羽幌町人口水増し事件
補注
- ^ 北海道文化資源データベースでは、故郷をしのんで獅子頭を制作した、との記述がされている。