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ラジオの聴取率は、テレビにおける[[視聴率]]と似たようなものであるが、差違としては調査の方法が挙げられる。テレビ視聴率の世帯調査とは違い、ラジオ聴取率は個人に対して調査を行う、いわゆる﹁個人調査﹂である。
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ラジオの聴取率は、テレビにおける[[視聴率]]と似たようなものであるが、差違としては調査の方法が挙げられる。テレビ視聴率の世帯調査とは違い、ラジオ聴取率は個人に対して調査を行う、いわゆる﹁個人調査﹂である。
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日本における聴取率は、かつて[[エーシーニールセン|ニールセン]]と[[ビデオリサーチ]]の2社が測定していたが、 |
日本における聴取率は、かつて[[エーシーニールセン|ニールセン]]と[[ビデオリサーチ]]の2社が測定していたが、[[2000年]]︵平成12年︶にニールセンが個人視聴率導入に関する[[民間放送|民放]]との対立で、日本における聴取率調査から撤退、現在は、ビデオリサーチの測定した結果のみが用いられている。
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従来は、﹁**地区民放合同ラジオ聴取率調査﹂と称されていたが、 |
従来は、「**地区民放合同ラジオ聴取率調査」と称されていたが、[[2009年]](平成21年)[[6月]]より「**地区民放合同ラジオ'''個人'''聴取率調査」となり、個人調査であることが明記されるようになった。 |
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なお、これとは別に[[NHK放送文化研究所]]が「テレビ・ラジオ番組個人視聴率調査」を実施している。この調査は、ビデオリサーチの調査が12歳 - 69歳を対象にし地域ごとに集計しているのに対し、7歳以上が対象で全国単位で集計しているなどの違いがある。また、NHKのラジオ・テレビ番組の視聴率(この調査ではラジオの聴取率も「視聴率」と呼んでいる)についてはすべて公表している。 |
なお、これとは別に[[NHK放送文化研究所]]が「テレビ・ラジオ番組個人視聴率調査」を実施している。この調査は、ビデオリサーチの調査が12歳 - 69歳を対象にし地域ごとに集計しているのに対し、7歳以上が対象で全国単位で集計しているなどの違いがある。また、NHKのラジオ・テレビ番組の視聴率(この調査ではラジオの聴取率も「視聴率」と呼んでいる)についてはすべて公表している。 |
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調査実施期間には、複数のワイド番組を統一したテーマをつけて関連性を高める試みもある。偶数月に全国ネットの番組がプレゼントを増発したり、特番を放送するのも首都圏向けのためである。 |
調査実施期間には、複数のワイド番組を統一したテーマをつけて関連性を高める試みもある。偶数月に全国ネットの番組がプレゼントを増発したり、特番を放送するのも首都圏向けのためである。 |
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例えば |
例えば[[2004年]](平成16年)[[12月]]の例を挙げると、 |
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* [[FM大阪]] - 「ラヴソングス851」と銘打ち、朝5時から夜9時までに放送される生ワイド番組を恋愛ソングの[[リクエスト番組|リクエスト]]大会として放送した。 |
* [[FM大阪]] - 「ラヴソングス851」と銘打ち、朝5時から夜9時までに放送される生ワイド番組を恋愛ソングの[[リクエスト番組|リクエスト]]大会として放送した。 |
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* [[大阪放送|ラジオ大阪]] - 調査期間中の統一テーマとして「理屈抜き大感謝週間・マツケイサンバで狂喜乱舞だ!!OBC」として放送。マツケイとはスポーツ中継担当でお馴染みの[[松本恵治]]アナウンサーのことで、松本が近畿各地の街頭に出かけてキャンペーンをするというものである。 |
* [[大阪放送|ラジオ大阪]] - 調査期間中の統一テーマとして「理屈抜き大感謝週間・マツケイサンバで狂喜乱舞だ!!OBC」として放送。マツケイとはスポーツ中継担当でお馴染みの[[松本恵治]]アナウンサーのことで、松本が近畿各地の街頭に出かけてキャンペーンをするというものである。 |
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この期間は[[オールナイトニッポン]]などの全国放送でもスペシャルウイークと銘打ち、パーソナリティがリスナー宅にやってくる等の企画を行うことがあるが、あくまでも首都圏の調査であることと、パーソナリティのスケジュールの関係上、このような企画の当選者は首都圏在住者ということが多い。 |
この期間は[[オールナイトニッポン]]などの全国放送でもスペシャルウイークと銘打ち、パーソナリティがリスナー宅にやってくる等の企画を行うことがあるが、あくまでも首都圏の調査であることと、パーソナリティのスケジュールの関係上、このような企画の当選者は首都圏在住者ということが多い。 |
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* [[ベイエフエム]]は千葉県の局である関係で、[[東京ディズニーリゾート]](ディズニーランド)の入場券プレゼントを |
* [[ベイエフエム]]は千葉県の局である関係で、[[東京ディズニーリゾート]](ディズニーランド)の入場券プレゼントを[[2010年]](平成22年)まで必ず実施していた。 |
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[[コミュニティ放送|コミュニティFM]]局が単独でエリア内の聴取率調査を実施、公表する場合もある。 |
[[コミュニティ放送|コミュニティFM]]局が単独でエリア内の聴取率調査を実施、公表する場合もある。 |
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== 各都道府県ごとの調査状況 == |
== 各都道府県ごとの調査状況 == |
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現在、同一都道府県内で民放AM局・FM局がそれぞれ1局以上は存在する地域が殆どのため、大都市圏を中心に、地域内ラジオ局が合同で調査会社に調査を依頼するケースが増えてきている︵ |
現在、同一都道府県内で民放AM局・FM局がそれぞれ1局以上は存在する地域が殆どのため、大都市圏を中心に、地域内ラジオ局が合同で調査会社に調査を依頼するケースが増えてきている︵[[2007年]]︵平成19年︶[[11月]]現在21地区︶。また、首都圏︵[[1990年]]︵平成2年︶開始︶・関西圏︵[[2001年]]︵平成13年︶開始︶・中京圏︵[[2002年]]︵平成14年︶開始︶では、[[ビデオリサーチ]]による独自調査が行われている。ただ、自局単独で調査を実施できれば、自局に有利な調査結果が期待できるため︵共同調査でないため、公平性は皆無となるが︶1局単独で独自に調査を依頼している地域も多い。
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=== 年間で2回以上の合同調査を行う都道府県 === |
=== 年間で2回以上の合同調査を行う都道府県 === |
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*[[北海道]] |
*[[北海道]] |
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:年2回︵6月・12月︶、各1週間ずつ実施。対象は札幌市と隣接3市1町の居住者。道内のこれ以外の地域では調査していない︵視聴率も調査対象区域は同様︶。[[STVラジオ]]、[[北海道放送|HBCラジオ]]、[[エフエム北海道|AIR-G]]の3局合同で行う。 |
:年2回︵6月・12月︶、各1週間ずつ実施。対象は札幌市と隣接3市1町の居住者。道内のこれ以外の地域では調査していない︵視聴率も調査対象区域は同様︶。[[STVラジオ]]、[[北海道放送|HBCラジオ]]、[[エフエム北海道|AIR-G]]の3局合同で行う。[[2011年]]︵平成23年︶は調査が年1回となり、8月22日 - 29日に実施された。
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*[[広域放送|関東広域圏]]([[首都圏 (日本)|首都圏]]) |
*[[広域放送|関東広域圏]]([[首都圏 (日本)|首都圏]]) |
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:年6回︵偶数月の中旬︶、各1週間ずつ実施︵ |
:年6回︵偶数月の中旬︶、各1週間ずつ実施︵[[2009年]]︵平成21年︶まで、ナイターシーズン︵4月・6月・8月︶は2週間実施していた︶。調査対象は[[東京駅]]を中心とする35km圏内の居住者。なお東京以外の県域FM3局︵[[横浜エフエム放送|FMヨコハマ]]、[[エフエムナックファイブ|FM NACK5]]、[[ベイエフエム|BayFM]]︶も調査期間は同一である。また、[[近代オリンピック|オリンピック]]開催年については特別編成や出演者の夏休暇との競合を避けるため、変則的な日程を組むこともあった。
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*[[中京圏]] |
*[[中京圏]] |
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:年4回︵4月・6月・10月・12月︶、各1週間ずつ実施︵以前は6・12月︶。大都市圏では合同調査を行うところが殆どの中、中京圏は各局での独自調査が長らく行われていたが、 |
:年4回︵4月・6月・10月・12月︶、各1週間ずつ実施︵以前は6・12月︶。大都市圏では合同調査を行うところが殆どの中、中京圏は各局での独自調査が長らく行われていたが、[[2007年]]︵平成19年︶に愛知県内4局での合同調査へ移行した。愛知県と隣接県の居住者も対象︵愛知県、三重県、岐阜県の45市28町1村︶として実施しているが、隣接県内のラジオ局︵岐阜県・三重県︶は、この合同調査には参加しておらず、かつ各県内局合同での調査も行っていない︵各局が独自で実施する︶。
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*[[近畿地方|関西圏]] |
*[[近畿地方|関西圏]] |
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*[[福岡県]] |
*[[福岡県]] |
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:年2回︵6月頃・12月頃︶、各1週間ずつ実施。対象は福岡市・北九州市及び周辺13市12町の居住者。ただし、[[CROSS FM]]︵ |
:年2回︵6月頃・12月頃︶、各1週間ずつ実施。対象は福岡市・北九州市及び周辺13市12町の居住者。ただし、[[CROSS FM]]︵[[2008年]]︵平成20年︶冬季調査を最後に離脱︶と[[九州国際エフエム|LOVE FM]]はこの共同調査に参加しておらず︵両局の独自調査の有無は不明︶、他地区の調査で調査対象外局を合算して発表する﹁その他のFM局︵AM局︶﹂といった算出も行っていないため、[[RKBラジオ]]、[[KBCラジオ]]、[[エフエム福岡|FM FUKUOKA]]の調査・算出しか行われていない状況である。
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=== 合同調査を行う都道府県 === |
=== 合同調査を行う都道府県 === |
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== 現状 == |
== 現状 == |
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ここ数年は[[Japan Radio Network|JRN]]に加盟している民放AM局が(北海道を除く国内全てにおいて)当該地区における(全放送時間帯)聴取率単独首位を獲得することが多い。特にJRN[[シングルネット|単独局]]([[TBSラジオ&コミュニケーションズ|TBSラジオ]]・[[CBCラジオ|CBC]]・[[RKBラジオ|RKB]]・[[琉球放送|RBC]])やJRN/[[全国ラジオネットワーク|NRN]][[クロスネット局]](特に民放AMが2局以上の地区にある[[MBSラジオ|MBS]]・[[ABCラジオ|ABC]])は他系列(特にNRN単独局)を圧倒的に引き離し、常に聴取率首位を維持している。また、午前中の番組に聴取率が高い番組([[9時ですリクエストプラザ]]・[[大沢悠里のゆうゆうワイド]]・[[つボイノリオの聞けば聞くほど]]・[[ありがとう浜村淳です]]・[[おはようパーソナリティ道上洋三です]]など)があるラジオ局は、その地域で首位ないし上位に来ることが多い。 |
ここ数年は[[Japan Radio Network|JRN]]に加盟している民放AM局が(北海道を除く国内全てにおいて)当該地区における(全放送時間帯)聴取率単独首位を獲得することが多い。特にJRN[[シングルネット|単独局]]([[TBSラジオ&コミュニケーションズ|TBSラジオ]]・[[CBCラジオ|CBC]]・[[RKBラジオ|RKB]]・[[琉球放送|RBC]])やJRN/[[全国ラジオネットワーク|NRN]][[クロスネット局]](特に民放AMが2局以上の地区にある[[MBSラジオ|MBS]]・[[ABCラジオ|ABC]])は他系列(特にNRN単独局)を圧倒的に引き離し、常に聴取率首位を維持している。また、午前中の番組に聴取率が高い番組([[9時ですリクエストプラザ]]・[[大沢悠里のゆうゆうワイド]]・[[つボイノリオの聞けば聞くほど]]・[[ありがとう浜村淳です]]・[[おはようパーソナリティ道上洋三です]]など)があるラジオ局は、その地域で首位ないし上位に来ることが多い。 |
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* セッツ・イン・ユース︵全局同時刻合算聴取率︶の最大値が8%を超える'''北海道地区'''では、民放各局が調査結果をリスナー向けに公式サイトで公表している。それによると、NRN単独の[[STVラジオ]]が、全時間帯の全世代聴取率において全日平均で53期連続1位︵ |
* セッツ・イン・ユース︵全局同時刻合算聴取率︶の最大値が8%を超える'''北海道地区'''では、民放各局が調査結果をリスナー向けに公式サイトで公表している。それによると、NRN単独の[[STVラジオ]]が、全時間帯の全世代聴取率において全日平均で53期連続1位︵[[1984年]]︵昭和59年︶前期以降27年︶であるものの、同一条件の平日午後で5期連続1位︵[[2008年]]︵平成20年︶前期以降2年半︶を獲得していたJRN・NRNクロスネットの[[HBCラジオ]]が、[[2010年]]︵平成22年︶12月調査で、2008年夏の同率1位以来、平日全日帯︵6時 - 24時︶で5期ぶりの単独1位を獲得する<ref>[http://www.hbc.co.jp/radio/info/vr_info/index.html HBCラジオ聴取率速報〜2010冬の聴取率調査結果]</ref>など、激しい争いとなっている。これは、両局とも突出して高聴取率を獲得している時間帯があるためで、STVは﹁[[ウイークエンドバラエティ 日高晤郎ショー]]﹂、﹁Yo!Hey!サンデー﹂を放送するを放送する土・日曜の日中帯、HBCは[[北海道日本ハムファイターズ|ファイターズ]]戦中継及びその関連番組が放送される平日夜帯がそれにあたる。年代別集計の男女15歳 - 39歳では、全日平均で[[エフエム北海道|AIR-G']]が31期連続1位︵[[1995年]]︵平成7年︶前期以降15年半︶に立つなど、混沌とした状況が続いている︵結果・数値は[[2010年]]︵平成22年︶12月調査より︶。一方で札幌圏以外の地方都市では地域のコミュニティーFM局が調査を行なっている地域があるが、在札局がトップに立たないケースがあるなど聴取嗜好が異なる場合がある。
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*'''首都圏'''︵全世代・全時間帯平均︶では、ニッポン放送が首位の時代が長かった |
*'''首都圏'''︵全世代・全時間帯平均︶では、ニッポン放送が首位の時代が長かったref>﹃ラジオパラダイス﹄1990年8月号p45によれば、[[1990年]]︵平成2年︶4月の調査でニッポン放送が49回連続首位である。</ref>が、現在ではTBSラジオが63期連続1位︵2001年6月 - 2011年12月調査︶を獲得し、ニッポン放送が民放ラジオ2位になることが多い。その一方で、[[2008年]]︵平成20年︶4月に大幅改編を行った、NHKラジオ第1放送の聴取傾向が高くなってきている。2008年6月・12月期・2009年2月期の調査では、全13局中<ref>NHKラジオ第1・第2・FM、TBSラジオ、文化放送、ニッポン放送、ラジオ日本、INTER FM、TOKYO FM、J-Wave、FMヨコハマ、FM NACK5、BayFMの計13局</ref>、ニッポン放送と同率2位、2008年8月・2009年4月・10月期・2010年12月期は単独3位を獲得<ref>文化通信社﹁文化通信速報﹂より[http://www.bunkatsushin.com/modules/bulletin/archive.php?storytopic=2]</ref>。民放各局との差が急速に詰まってきているだけでなく、常に上位3局圏内を確保できる状況にまで支持を集めている。この原因としては、[[2001年]]︵平成13年︶10月の調査︵首都圏調査の場合︶より調査対象が12 − 59歳から12 − 69歳に拡大されたことも影響していると考えられる。また、2010年10月・12月および2011年6月調査では、J-WAVEが全局中の単独2位を獲得するなど、聴取傾向の変化も現れてきている<ref>文化通信社﹁文化通信速報﹂2010年11月18日付[http://www.bunkatsushin.com/news/article.aspx?id=41939]、放送ジャーナル2011年7月13日</ref>。なお、首都圏のセッツ・イン・ユースは2011年2月には6.4%まで落ち込んでいたが、2011年6月調査では若干ではあるものの回復し、7.1%である<ref>[http://www.bunkatsushin.com/news/article.aspx?id=49401 首都圏ラ全局聴取率7.1%、若年層大幅増]文化通信2011年7月13日</ref>。
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*'''中京圏'''においては、[[CBCラジオ]]が総合で首位になることが多く、特に「つボイノリオの聞けば聞くほど」は聴取率が高い<ref>[http://hicbc.com/whatscbc/press/100726_radio/index.htm CBCラジオ、聴取率総合1位!ワイド番組ランキングでは1〜3位独占!!]CBC、2010年7月26日</ref>。また、[[東海ラジオ放送]]は前身の放送局があった岐阜・三重両県で聴取率が高い<ref>[http://tokairadio.co.jp/blog/special/index.php?date=2011-05-26 2011年4月度中京圏ラジオ聴取率調査速報]東海ラジオ、2011年5月26日</ref>。さらに、おおむね30歳台より下の世代ではFMラジオ局を聴く人も多い<ref>[http://fma.co.jp/pc/11company/rating/index.html 聴取率調査]エフエム愛知</ref>。 |
*'''中京圏'''においては、[[CBCラジオ]]が総合で首位になることが多く、特に「つボイノリオの聞けば聞くほど」は聴取率が高い<ref>[http://hicbc.com/whatscbc/press/100726_radio/index.htm CBCラジオ、聴取率総合1位!ワイド番組ランキングでは1〜3位独占!!]CBC、2010年7月26日</ref>。また、[[東海ラジオ放送]]は前身の放送局があった岐阜・三重両県で聴取率が高い<ref>[http://tokairadio.co.jp/blog/special/index.php?date=2011-05-26 2011年4月度中京圏ラジオ聴取率調査速報]東海ラジオ、2011年5月26日</ref>。さらに、おおむね30歳台より下の世代ではFMラジオ局を聴く人も多い<ref>[http://fma.co.jp/pc/11company/rating/index.html 聴取率調査]エフエム愛知</ref>。 |
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*'''関西地区'''においては、長年ABCラジオが聴取率首位を維持してきたが、2009年7月改編時に、ABCラジオが自社制作番組を大量に打ち切り、特に月 - 金の夜間・深夜は東京発のJRN・NRN番組を多く放送するようになった。<ref>{{要検証範囲|これは社屋が[[大阪市]][[北区 (大阪市)|北区]]大淀南から[[福島区]]中之島へ移転した事に伴う経費増大、CM収入減少、[[地上デジタルテレビジョン放送|地デジ]]中継局新設に伴う経費増大等で制作費削減を余儀なくされたためと思われる。|date=2010年8月}}</ref>その結果、2009年10月の調査では、MBSラジオが8年ぶりの首位を獲得する一方、セッツインユースが7.9%に落ち込み、[[ラジオ離れ]]が進むなどの問題も発生している<ref>「日刊合同通信」2009年11月19日、「放送ジャーナル」2009年11月24日。</ref>。さらに[[阪神タイガース|阪神]]戦中継の聴取率においても、かつては「[[ABCフレッシュアップベースボール]]」が在阪局首位だったが、近年は解説陣の高齢化や若手実況アナ育成の後れにより「[[MBSタイガースライブ]]」に首位を明け渡している。一方、若年層のシェアに至ってはMBS・ABC共にFM局([[FM802]]・[[FM大阪]]など)に完全に奪われている状態にある。特に、FM802は、主なターゲットとする18−34歳だけでなく、個人全体(12−69歳)でも聴取率はMBS・ABC両局とほとんど差がなくなってきており、2009年12月の調査では単独首位になった<ref>特に「[[ABCミュージックパラダイス]]」の終了は、MBSラジオ「[[MBSうたぐみ Smile×Songs]]」、JFN系列局(FM大阪)「[[SCHOOL OF LOCK!]]」等に若年のリスナーを奪われた事が最大の理由といえる。</ref><ref>「日刊合同通信」2010年1月21日</ref>。 |
*'''関西地区'''においては、長年ABCラジオが聴取率首位を維持してきたが、2009年7月改編時に、ABCラジオが自社制作番組を大量に打ち切り、特に月 - 金の夜間・深夜は東京発のJRN・NRN番組を多く放送するようになった。<ref>{{要検証範囲|これは社屋が[[大阪市]][[北区 (大阪市)|北区]]大淀南から[[福島区]]中之島へ移転した事に伴う経費増大、CM収入減少、[[地上デジタルテレビジョン放送|地デジ]]中継局新設に伴う経費増大等で制作費削減を余儀なくされたためと思われる。|date=2010年8月}}</ref>その結果、2009年10月の調査では、MBSラジオが8年ぶりの首位を獲得する一方、セッツインユースが7.9%に落ち込み、[[ラジオ離れ]]が進むなどの問題も発生している<ref>「日刊合同通信」2009年11月19日、「放送ジャーナル」2009年11月24日。</ref>。さらに[[阪神タイガース|阪神]]戦中継の聴取率においても、かつては「[[ABCフレッシュアップベースボール]]」が在阪局首位だったが、近年は解説陣の高齢化や若手実況アナ育成の後れにより「[[MBSタイガースライブ]]」に首位を明け渡している。一方、若年層のシェアに至ってはMBS・ABC共にFM局([[FM802]]・[[FM大阪]]など)に完全に奪われている状態にある。特に、FM802は、主なターゲットとする18−34歳だけでなく、個人全体(12−69歳)でも聴取率はMBS・ABC両局とほとんど差がなくなってきており、2009年12月の調査では単独首位になった<ref>特に「[[ABCミュージックパラダイス]]」の終了は、MBSラジオ「[[MBSうたぐみ Smile×Songs]]」、JFN系列局(FM大阪)「[[SCHOOL OF LOCK!]]」等に若年のリスナーを奪われた事が最大の理由といえる。</ref><ref>「日刊合同通信」2010年1月21日</ref>。 |