花咲徳栄高等学校
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花咲徳栄高等学校 | |
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国公私立の別 | 私立学校 |
設置者 | 学校法人佐藤栄学園 |
校訓 | 今日学べ 人間是宝 |
設立年月日 | 1982年 |
共学・別学 | 男女共学 |
課程 | 全日制課程 |
単位制・学年制 | 学年制 |
設置学科 | 普通科・食育実践科 |
学期 | 3学期制 |
高校コード | 11540B |
所在地 | 〒347-8502 |
![]() 北緯36度6分22.2秒 東経139度37分41秒 / 北緯36.106167度 東経139.62806度座標: 北緯36度6分22.2秒 東経139度37分41秒 / 北緯36.106167度 東経139.62806度 | |
外部リンク | 公式ウェブサイト |
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花咲徳栄高等学校︵はなさきとくはるこうとうがっこう︶は、埼玉県加須市花崎にある、学校法人佐藤栄学園が運営する普通科と食育実践科を併設する男女共学の私立高等学校。通称は﹁︵花咲︶徳栄﹂。
1982年︵昭和57年︶開校。最寄駅は東武伊勢崎線の花崎駅。約1800人の生徒が在籍している[1]。クラブ活動と進学指導の両立を図っている。
社会へ出たときに通用する人間を形成することを目標とし、躾や礼儀を重視した教育を行っている。
陸上競技場・サッカー場・室内温室プール・ボクシング道場・コンピュータ室・総合グラウンド・サテライト教室などを有する。
沿革
本節の出典[2]
- 1981年 - 埼玉県私立学校審議会で学校建設計画承認
- 1982年 - 開校
- 1983年 - プラネタリウム開設
- 1984年 - 食物科開設
- 1985年 - 瞑想の森落成・応援歌制定
- 1987年 - 創立5周年記念式典挙行・校歌の記念碑制作
- 1991年 - 創立10周年記念式典挙行
- 1993年 - 佐藤栄記念会館竣工
- 1994年 - スポーツセンター(第2体育館)屋内温水プール棟・ボクシングジム竣工
- 2002年 - 図書館・和食演習室・喫茶パン工房・サテライト教室・AOルーム竣工
- 2003年 - 新校舎(進学棟)竣工
- 2004年 - 佐藤照子メモリアルスタジアム総合競技場竣工
- 2006年 - 創立25周年記念式典挙行
- 2014年 - 食物科を食育実践科に変更
- 2015年 - 文部科学省スーパー食育スクール事業に指定される
- 2017年 - 第99回全国高等学校野球選手権大会優勝
校名の由来
加須市花崎に位置することからそれにちなんで﹁花咲﹂に、佐藤栄学園による運営であることから系列の埼玉栄、栄東と同じく﹁栄﹂を一字とり﹁徳栄﹂に、﹁栄﹂の文字を﹁はる﹂と読ませ、﹁はなさきとくはる﹂としたという通説があるが、本来は、生徒一人ひとりの﹁徳﹂を積み、それぞれの﹁花﹂を咲かせるという意味がある[要出典]。
校歌
佐藤照子作詞、金田あきお作曲
- 4番まで歌詞があり、1番ごとに春夏秋冬を題材にした校歌になっている。学校では全校朝礼などで歌われているが、季節に応じて1番の歌詞(春の花咲徳栄高校…)、2番(夏)や3番(秋)の歌詞で歌われる場合もある。
設置コース
●普通科
●α︵アルファ︶コース
●α理数選抜クラス … 国公立・私立などの医歯薬理系大学への現役合格を目指す。
●α特別選抜クラス … 最難関国公立・私立︵早慶上理など︶への現役合格を目指す。
●α文理選抜クラス … 国公立大学、G-MARCHなどへの現役合格を目指す。2年次から文系と理系に分かれる。
●AD︵アドバンス︶コース
●AD選抜進学クラス … 国公立大学、難関私立︵G-MARCH︶への現役合格を目指す。2年次から文系と理系に分かれる。
●AD特別進学クラス … 日東駒専・成蹊大学・成城大学・獨協大学・國學院大學・武蔵大学などを目指す。2年次から文系と理系に分かれる。
●AD総合進学クラス … 有名私立大学、系列大学、専門系大学、専門学校への進学を目指す。2年次から学芸︵音楽・美術︶・情報・保健体育系列に分かれる。
●食育実践科 … 卒業と同時に調理師資格を取得することが可能。
部活動
ボクシング部・水泳部︵女子水球︶・女子野球部・空手道部などが全国大会の常連である。野球部も創部8年目に監督に迎えた稲垣人司によって埼玉県の強豪校となった。稲垣の死去後は岩井隆が監督に就任し、2001年夏の大会で甲子園初出場。2003年春のセンバツではベスト8に入り、準々決勝の花咲徳栄対東洋大姫路延長15回引き分け再試合で知られている。2015年夏の大会では埼玉県勢12年ぶりとなるベスト8、2017年夏の大会では初の決勝進出[3]︵埼玉県勢24年ぶり[4]︶を果たし、決勝では広陵高校を破り埼玉県勢としては初となる夏の甲子園優勝を果たした[5]。漫画研究部がまんが甲子園で1999年と2003年に準優勝に輝いている。吹奏楽部がシードを獲得し毎年県大会、西関東大会に進んでいる。
●硬式野球
●選抜高等学校野球大会に4度︵75回大会、82回大会、85回大会、88回大会、中止となった92回大会を含めると5回︶、選手権に7度︵83回大会、93回大会、97回大会、98回大会、99回大会、100回大会、101回大会)にも出場しており、埼玉県の高校野球を代表する強豪校でもある。最高成績は選抜はベスト8、選手権は優勝︵2017年・99回大会︶である。そのほか関東大会にも多数回出場しており、プロ野球選手を多数輩出している。また、中止となった92回選抜高校野球大会の救済措置として開催された交流試合でも勝利を収めている。
●女子硬式野球
●全国タイトルが計7回︵全国高等学校女子硬式野球選手権大会2回・全国高等学校女子硬式野球選抜大会3回・ユース選手権2回︶の強豪である。以前は橘田恵・濱本光治が監督・コーチだった。
進路状況
卒業生の約7割が大学・短大へ、約2割弱が専門学校へ進学する[6]。就職は1割未満程度。
制服
- 開校当初から数年間
- グレーのブレザーに黄色のネクタイ(通称:たくあん)、紺色ズボン・スカート。
- 2001年まで
- ネクタイまたはリボン(スカートは紺色と緑色のタータンチェックになった)。このネクタイ・リボンは赤・青・緑から好きな色を選んで着用できる制服になった。
- 2002年以降
大幅なモデルチェンジを行い、紺色のブレザーに変更(紺色ズボンとチェック柄スカート)。ネクタイ・リボンは赤・青から好きな色を選んで着用するスタイルに変更された。
著名な卒業生
- 政治家
- 川内鴻輝(陸上競技選手)
- 野球
- サッカー
- ボクシング
- レスリング
- グレート-O-カーン(プロレスラー)
- 中村倫也
- その他
脚注
注釈
- ^ 2015年に部員が0人になり、事実上の廃部となっている。なお、野球部の応援については野球部員の一部が主体となり行っている。
出典
(一)^ editor_assistant (2017年9月22日). “強豪校の秘密メシ ~食育で鍛える頭と体~ ︵1︶花咲徳栄高校の食育実践”. 教育新聞 電子版. 2019年1月3日閲覧。
(二)^ “沿革|花咲徳栄高等学校”. www.hanasakitokuharu-h.info. 2021年7月16日閲覧。
(三)^ “<甲子園速報>花咲徳栄が初の決勝進出 東海大菅生に9-6”. 埼玉新聞 (埼玉新聞社). (2017年8月22日) 2017年8月23日閲覧。
(四)^ “埼玉︶花咲徳栄﹁良い状態﹂ 24年ぶりの決勝かけ対戦”. 朝日新聞デジタル (朝日新聞社). (2017年8月22日). オリジナルの2017年8月23日時点におけるアーカイブ。 2017年8月23日閲覧。
(五)^ “花咲徳栄が初優勝!埼玉県勢初 全6試合で2桁安打”. 日刊スポーツ. (2017年8月23日) 2017年8月23日閲覧。
(六)^ “花咲徳栄高校の進学実績 - 高校受験パスナビ”. chukou.passnavi.com. 2019年1月3日閲覧。
関連項目
外部リンク
部活動実績 |
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