KDDI
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種類 | 株式会社 |
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市場情報 | |
略称 | KDDI |
本社所在地 |
東京都千代田区飯田橋三丁目10番10号 ガーデンエアタワー (登記上本店:東京都新宿区西新宿二丁目3番2号(KDDIビル)) |
設立 | 1984年6月1日 (旧第二電電) |
業種 | 情報・通信業 |
法人番号 | 9011101031552 |
事業内容 | 電気通信事業 |
代表者 | 代表取締役社長兼会長 小野寺正 |
資本金 | 1418億5100万円 |
売上高 |
単独: 2兆5,470億円 連結: 2兆9,200億円 (2005年3月期) |
従業員数 | 単体1万0201人、連結1万4021人(2006年3月31日現在) |
決算期 | 毎年3月31日 |
主要株主 |
京セラ株式会社12.93% トヨタ自動車株式会社11.23% |
主要子会社 | 沖縄セルラー電話株式会社51.5% |
外部リンク | http://www.kddi.com/ |
KDDI株式会社(ケイディーディーアイ、英称: KDDI CORPORATION)は、日本の大手電気通信事業者である。
概要
元来は逓信省・電電公社の流れを汲んでおり、NTTから国際通信網整備のため分派したともいえる。ただ、このことについて認知度は高くはない。
直収電話︵メタルプラス︶ 、全ての区分でマイライン登録が可能な中継電話・国際電話、携帯電話(au/Tu-Ka)、プロバイダ︵個人向けISP・DION︶などの電気通信役務を行う。
なお、日本国内において唯一、固定通信と移動体通信を一社で行っている。
識別番号
事業者識別番号は国内向け電話︵市内、長距離、携帯電話︶が0077、国際電話は001である。
旧日本高速通信株式会社︵TWJ、テレウェイ︶の識別番号0070は、2002年6月末をもって終了し、現在はフリーフォン︵事業者対象の通話料着信者払いサービス︶とDOD︵データオンデマンド︶サービスのみに使用されている。
旧第二電電株式会社(DDI)の国際電話の識別番号0078は、2004年2月29日をもって終了した。
旧KDD株式会社(KDD)の国内電話︵市内、長距離︶の識別番号001は、2005年8月31日をもって終了した。
沿革
現在のKDDIは、2000年10月1日に、特殊会社として過去に国際通信を独占的に行っており、特殊会社で無くなった後トヨタ自動車が経営参加していたケイディディ株式会社︵旧 国際電信電話 /KDD︶、京セラ主体の長距離電話の第二電電 (DDI)、トヨタ自動車主体の携帯電話の日本移動通信 (IDO) の3社合併により誕生した。合併は、京セラとトヨタの包括的な事業提携により実現した。2001年には、旧DDIセルラー系携帯電話会社を統合した﹁エーユー﹂も吸収合併して、今日に至る。
社名は、KDD・DDI・IDO三者の合体という意味であり、それ以上の意味は込められていない。
なお、合併発表時までNTTが旧KDDの第3位株主として株式を8.42%保有していたため、ライバルが株主になることを懸念してK合併までの間にNTT保有分の株式の売却処分が行われた。
また、合併後の出資比率の調整のため、合併直前にトヨタ自動車によって旧DDIへの第三者割当増資を実施した。
旧KDD系
●1953年3月24日 - 国際電信電話株式会社(KDD/Kokusai Denshin Denwa Co., Ltd.)が国際電信電話株式会社法︵昭和27年法律第301号︶に基づき設立。
●1984年11月16日 - 日本高速通信株式会社︵TWJ、テレウェイ/Teleway Japan Corporation、後にTeleway Corporation︶設立。※トヨタ自動車、日本道路公団主体。
●1998年7月30日 - 電気通信分野における規制の合理化のための関係法律の整備等に関する法律︵平成10年法律第58号︶の施行により国際電信電話株式会社法廃止。KDDは特殊会社ではなくなり、国内電話事業に進出。
●1998年12月1日 - 国際電信電話株式会社を存続会社として日本高速通信株式会社と合併し、ケイディディ株式会社(KDD Corporation)となる。同時に郵政省共済組合︵9.26%︶についでトヨタ自動車が第2位株主︵8.42%︶となり、役員を派遣し経営に参加する。
旧DDI・セルラー系
●1984年6月1日 - 第二電電企画株式会社設立。
●1985年4月 - 第二電電企画株式会社が第二電電株式会社︵DDI/Daini Denden Inc.の略だが実際の英文社名はDDI Corporation︶と商号変更。
●1987年3月9日 - 日本移動通信株式会社︵IDO/NIPPON IDOU TSUSHIN CORPORATION、後にIDO Corporationに変更︶設立。
●1987年6月1日 - 関西セルラー電話株式会社設立。
●1987年10月 - 九州セルラー電話株式会社設立。
●1987年11月 - 中国セルラー電話株式会社設立。
●1988年4月 - 東北セルラー電話株式会社設立。
●1988年5月 - 北陸セルラー電話株式会社設立。
●1988年7月 - 北海道セルラー電話株式会社設立。
●1989年4月 - 四国セルラー電話株式会社設立。
●1991年6月1日 - 沖縄セルラー電話株式会社設立。︵単独で株式を店頭公開。その流れでジャスダック証券取引所に上場。 そのため2000年11月のau統合時に入らず︶
KDDI発足以後
●2000年10月1日 - 第二電電株式会社を存続会社としてケイディディ株式会社及び日本移動通信株式会社と合併し、株式会社ディーディーアイとなる。また、愛称をKDDIとする。
●2000年11月1日 - 携帯電話事業のセルラーグループ各社は、関西セルラー電話株式会社を存続会社として九州セルラー電話株式会社、中国セルラー電話株式会社、東北セルラー電話株式会社、北陸セルラー電話株式会社、北海道セルラー電話株式会社及び四国セルラー電話株式会社と合併し、株式会社エーユー(au)となる。
●2001年3月31日 - 株式会社ディーディーアイが株式会社エーユーを株式交換により完全子会社とする。
●2001年4月1日 - 株式会社ディーディーアイが、ケイディーディーアイ株式会社に商号変更する。
●2001年10月1日 - ケイディーディーアイ株式会社が株式会社エーユーを合併。
●2002年11月1日 - ケイディーディーアイ株式会社がKDDI株式会社と商号変更する。
●2005年3月25日 - KDDI株式会社が携帯電話事業のツーカーグループ各社︵株式会社ツーカーセルラー東京、株式会社ツーカーセルラー東海、株式会社ツーカーホン関西︶を株式交換により完全子会社とする。
●2005年10月1日 - KDDI株式会社を存続会社として、株式会社ツーカーセルラー東京、株式会社ツーカーセルラー東海、株式会社ツーカーホン関西を吸収合併。
●2006年1月1日 - KDDI株式会社を存続会社として、株式会社パワードコムを吸収合併。株式交換により、東京電力が京セラ、トヨタに次ぐ大株主となる。
●2006年3月 - ジャパンケーブルネットの持株会社ジャパンケーブルネットホールディングスの株式をセコムと丸紅から譲受け傘下にする予定。
●2006年6月 - 顧客の個人情報︵DION契約者︶約400万件分の流出を発表したものの、小野寺社長︵当時︶は﹁補償は考えていない﹂とした。
●2006年8月 - BTとともにKDDI&BTソリューションズを設立(予定)
KDDIビル(新宿)
新宿区にあるKDDIのビルは、KDDIのビルとしてはもちろんの事、新宿高層ビル街の一群を担う超高層ビルの一つとしても広く認知されている。旧KDDの本社ビル︵現在も登記上本店ではある︶。新宿高層ビルの中でも古くからある存在で、中には重要なライフラインである通信機器設備があるため、関東大震災クラスの10倍の地震でも十分耐えられるような頑強な造りをしたビルとして、当時は話題となった。後の日本の高層ビル建築にも影響をあたえたビルとして知られている。
ビルの概要
●高さ:164m︵地上32階、地下3階︶
●敷地面積 10,676m²
●建築面積 2,916m²
●竣工 1974年6月
内部は関係者以外、立ち入り禁止。
全体がメタリックシルバーの色調で覆われたビル。幅と奥行きが他のビルと比べて、差がない。
南側にアネックス︵別館︶があり、かつては第一勧業銀行の店舗︵新宿南口支店︶があったが、みずほ銀行に再編されたとき旧興銀の新宿支店と統合し、旧興銀側に新宿南口支店が設置されたため、現在は店舗外ATMコーナーとなっている。
冬季にビル上部から氷塊が落ちてくることがあり、注意を呼びかける看板が設置されている。
関連項目
- ウィルコム(旧DDIポケット。元はKDDIが筆頭株主であったが、カーライルグループ売却のため現在は資本関係のみ)
- ツーカー(2005年10月1日、吸収合併。)
- パワードコム(2006年1月1日、吸収合併。)
- マイライン
- au (携帯電話)
- DION
- KDDIスーパーワールドカード
- 京セラ
- トヨタ自動車
- 東京電力
- モバイル決済推進協議会
イメージキャラクター
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