スペースシャワーネットワーク
種類 | 株式会社 |
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市場情報 | |
本社所在地 |
日本 〒106-8011 東京都港区六本木3丁目16-35 イースト六本木ビル |
設立 | 1996年12月24日 |
業種 | 情報・通信業 |
法人番号 | 1010401015149 |
事業内容 | グループ経営管理事業、資産管理事業及び不動産賃貸事業 |
代表者 | 代表取締役共同社長 林吉人/小久保知洋 |
資本金 | 1億円[1] |
発行済株式総数 | 8,811,354株[1] |
売上高 |
連結:153億8113万2000円 単独:104億7368万3000円 (2023年3月期)[1] |
営業利益 |
連結:1億5344万7000円 単独:△2億75514万2000円 (2023年3月期)[1] |
経常利益 |
連結:5億6376万3000円 単独:4億811万円 (2023年3月期)[1] |
純利益 |
連結:3億4354万円 単独:4億1474万8000円 (2023年3月期)[1] |
純資産 |
連結:36億9177万2000円 単独:27億5059万8000円 (2023年3月31日現在)[1] |
総資産 |
連結:78億463万円 単独:58億7557万3000円 (2023年3月31日現在)[1] |
決算期 | 3月31日 |
会計監査人 | あずさ監査法人[1] |
主要株主 |
伊藤忠商事株式会社 19.73% フジ・メディア・ホールディングス 19.73% KDDI株式会社 17.93% (2023年3月31日現在)[1] |
主要子会社 |
株式会社スペースシャワーネットワーク 株式会社SKIYAKI インフィニア 株式会社セップ 株式会社コネクトプラス 株式会社SPACE SHOWER FUGA |
関係する人物 |
篠木廣幸(元社長、元スカイパーフェクト・コミュニケーションズ会長) 中井猛(元社長) |
外部リンク | https://sssk-hd.com/ |
特記事項:現法人の設立時(1994年10月)の社名は有限会社デジタルピクチャーで、1996年12月24日に株式会社へ組織変更した際に、現社名に変更。1997年3月、株式会社スペースシャワー(1989年1月設立)より全営業を譲受。 |
種類 | 株式会社 |
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略称 | SSNW |
本社所在地 |
日本 〒106-8011 東京都港区六本木3丁目16-35 イースト六本木ビル |
設立 |
2023年12月1日 (株式会社スペースシャワーネットワーク分割準備会社) |
業種 | 情報・通信業 |
法人番号 | 3010401178902 |
事業内容 |
番組コンテンツの企画、制作、放送 広告販売 各種イベントの企画、制作 ウェブ、モバイルサイトの運営等 |
代表者 | 代表取締役社長 林吉人 |
資本金 | 1億円 |
主要株主 | スペースシャワーSKIYAKIホールディングス株式会社 100% |
外部リンク | https://www.spaceshower.net/ |
株式会社スペースシャワーネットワーク︵英‥SPACE SHOWER NETWORKS INC.︶は、CS、ケーブルテレビ向け放送局や番組制作などを運営する番組供給事業者であり、音楽ソフトの流通、販売、企画、制作︵﹁SPACE SHOWER MUSIC﹂︶、および出版事業︵﹁SPACE SHOWER BOOKS﹂︶も行っている。
本項では持株会社であるスペースシャワーSKIYAKIホールディングス株式会社︵スペースシャワーすきやきホールディングス、英‥SPACE SHOWER SKIYAKI HOLDINGS INC.︶に関しても記述する。
概説[編集]
スペースシャワーTVと100%ヒッツ!スペースシャワーTVプラスの2つの音楽専門チャンネルを運営している。スカパー!の衛星基幹放送事業者は前者はフジテレビ系列のサテライト・サービス︵かつてはSPET︶、後者は日本テレビ系列のCS日本。 かつてはお天気専門チャンネルのe-天気.netも運営していたが、同チャンネルの制作子会社であったeTENは2007年3月に運営権を与えられたうえでスカイパーフェクト・コミュニケーションズ︵現・スカパーJSAT︶の子会社となった︵2010年4月、スカパー・ブロードキャスティングと合併︶。 2001年4月、CS放送の番組供給を専業としている事業者としては、日本で初めて証券市場︵JASDAQ︶に上場している。 2011年10月、子会社であるバウンディ︵音楽ソフトの流通・販売︶、ブルース・インターアクションズ︵音楽ソフトの企画・制作︶を統合。旧バウンディの流通・販売部門は﹁BounDee by SSNW﹂︵2014年4月、﹁SPACE SHOWER MUSIC﹂に統合︶、旧ブルース・インターアクションズの音楽制作部門は﹁SPACE SHOWER MUSIC﹂、同出版部門は﹁SPACE SHOWER BOOKS﹂に改組。 2024年4月1日付でSKIYAKIと経営統合した上で持株会社制へ移行し、商号をスペースシャワーSKIYAKIホールディングス株式会社に変更した。スペースシャワーネットワークが手掛けている事業は、2023年12月に設立された株式会社スペースシャワーネットワーク分割準備会社から商号変更された株式会社スペースシャワーネットワーク︵2代︶が継承した[2]。沿革[編集]
旧‥法人﹁スペースシャワー﹂[編集]
●1989年 ●1月 - 株式会社スペースシャワー設立 ●12月 - スペースシャワーTV、ケーブルテレビ局に配信開始 ●1992年6月 - スペースシャワーTV、CS BAANによるCSアナログ放送開始 ●1993年12月 - 番組制作部門を独立。株式会社セップ(SeP)設立 ●1996年10月 - パーフェクTV!︵現スカパー!プレミアムサービス︶でスペースシャワーTV・ウェザーシャワー24︵現e-天気.net︶放送開始 ●1997年3月 - 株式会社スペースシャワーの全事業を株式会社スペースシャワーネットワークに譲渡し、会社清算。現‥法人﹁スペースシャワーネットワーク﹂[編集]
●1994年10月 - 有限会社デジタルピクチャー設立 ●1996年12月 - 有限会社デジタルピクチャーが、株式会社スペースシャワーネットワークに商号変更 ●1997年 ●3月 - 株式会社スペースシャワーの全事業を譲受。 ●4月 - 下北沢にハイラインレコーズオープン︵2003年、運営会社・株式会社ハイラインレコーズ解散、UKプロジェクトの子会社・株式会社ハイラインが2008年まで運営︶ ●1999年4月 - 下北沢にミュージックカフェ﹁スペースシャワーブランチ﹂オープン︵2005年閉店︶ ●2001年4月 - JASDAQ上場 ●2002年 ●1月 - ニューズ・ブロードキャスティング・ジャパン︵現FOXインターナショナル・チャンネルズ︶より﹁Channel [V]﹂事業を承継 ●4月 - Channel [V]をミュージックビデオ専門チャンネル﹁スペースシャワービデオミュージックチャンネル﹂︵VMC、現在の100%ヒッツ!スペースシャワーTVプラス︶に変更 ●2004年9月 - 株式会社セップを株式会社スペースシャワーティーヴィ・プロデューシングへ社名変更。ビデオクリップ︵PV︶等の映像制作事業は新たに設立された株式会社セップ(SEP)に事業承継 ●2005年 ●3月 - 株式会社eTEN︵e-天気.netの制作を担当︶を設立 ●4月 - 株式会社スペースシャワーティーヴィ・プロデューシングを株式会社スペースシャワーTVに社名変更 ●2006年 ●8月 - スリーディーシステム株式会社︵2006年9月株式会社バウンディに社名変更︶を子会社化 ●10月 - Pヴァイン・グループに資本参加︵49%。2007年11月完全子会社化︶ ●2007年3月 - 株式会社eTENを株式交換によりスカイパーフェクト・コミュニケーションズ︵現・スカパーJSAT︶の完全子会社とする︵2010年4月スカパー・ブロードキャスティングと合併︶ ●2008年3月末 株式会社スペースシャワーTV会社解散、事業はスペースシャワーネットワークに承継 ●2010年 ●3月 - 渋谷にミュージックレストラン﹁SPECE SHOWER TV THE DINER﹂︵のちの﹁SHOWER LOUNGE PLUS﹂、運営はカトープレジャーグループ︶オープン ●11月 - 渋谷にライブハウス﹁WWW﹂オープン ●2011年 ●3月 - KDDIと業務提携[3][4]。これに伴い、KDDIは伊藤忠商事から14.03%の株式を取得し、伊藤忠商事の出資は37.00%に減少、連結子会社から持分法適用会社になる[5] ●4月 - ミュージック専門/VMCを﹁100%ヒッツ!スペースシャワーTVプラス﹂に変更。子会社の株式会社ブルース・インターアクションズの邦楽事業・書籍出版事業について会社分割を行い、子会社の株式会社ペトロ・ミュージックに承継させる[6]。同時に、株式会社ペトロ・ミュージックを︵新︶株式会社ブルース・インターアクションズに、︵旧︶現在のブルース・インターアクションズを株式会社Pヴァインに、それぞれ商号︵社名︶変更する[7]。 ●10月 - 連結子会社であるバウンディ、ブルース・インターアクションズの全事業を譲受[8][9]、両社は解散。 ●2014年4月 - コーポレートロゴをSPACE SHOWER TVが使用している﹁S﹂マークに変更。また、旧バウンディの流れをくむディストリビューション事業と旧ブルース・インターアクションズの流れをくむレーベル・マネージメント事業︵旧SPACE SHOWER MUSIC︶を新﹁SPACE SHOWER MUSIC﹂に統合[10]。 ●2015年 ●3月 - ソニー・ミュージックコミュニケーションズと共同でエンタテインメント・コラボレーションカフェ﹁AREA-Q﹂をオープン[11]。 ●6月 - フジ・メディア・ホールディングス(FMHD)と業務提携。第三者割当およびスカパーJSAT・ポニーキャニオン等からの株式譲受により、FMHD保有株式が16.65%となり、同社の持分法適用関連会社となる[12][13]。 ●2016年 ●1月 - 株式会社アーティストコネクトを設立 ●2月 - 株式会社アーティストコネクトは、株式会社EVENTIFYのファンクラブ事業を会社分割により承継し、コネクトプラス株式会社へ商号変更[14] ●2月 - メイドカフェ﹁@ほぉ〜むカフェ﹂を運営するインフィニア株式会社の全株式をリンクアップ株式会社から取得し子会社化[15]。 ●9月 -﹁WWW﹂上階にライブハウス2号店﹁WWW X﹂をオープン ●2019年 ●3月 - GROVE株式会社を株式取得により連結子会社化[16] ●12月 - ANYMIND GROUP LIMITEDと資本業務提携。連結子会社GROVE株式会社が同社の第三者割当増資等により当社の持分比率が低下したため、持分法適用関連会社となる ●2020年 ●2月 - 株式会社Pヴァイン全株式を、Pヴァインの経営陣が設立した株式会社ニュースクールへ譲渡[17]。 ●7月 - 一部書籍、隔月刊雑誌﹁ブルース&ソウル・レコーズ﹂、季刊雑誌﹁EYESCREAM﹂の発売元を株式会社トゥーヴァージンズへ移管[18] ●2021年 ●2月 - INDEPENDENT IP B.V.との合弁会社として株式会社SPACE SHOWER FUGAを設立 ●3月 - 持分法適用関連会社GROVE株式会社の全株式をAnyMind Group株式会社に売却 ●2022年4月 - 東京証券取引所の市場区分の見直しにより、JASDAQ︵スタンダード︶からスタンダード市場に移行 ●2024年 ●4月 - 株式会社SKIYAKIと経営統合した上で持株会社制へ移行。商号をスペースシャワーSKIYAKIホールディングス株式会社へ変更したと同時に、事業は株式会社スペースシャワーネットワーク︵2代︶︵株式会社スペースシャワーネットワーク分割準備会社から商号変更︶が継承[2]。 ●7月から9月頃 - 本社を渋谷区に移転︵予定︶[19]グループ企業[編集]
●SEP - ビデオクリップなどの映像制作事業 ●インフィニア株式会社 - エンターテインメント型メイドカフェの@ほぉ〜むカフェ、およびファッションブランド﹁Seventeen Kiss﹂の運営、芸能人マネージメント[注釈 1] ●コネクトプラス株式会社 - ファンクラブ企画運営・EC・動画制作 ●株式会社SPACE SHOWER FUGA - デジタル音楽流通サービス脚注[編集]
注釈[編集]
出典[編集]
(一)^ abcdefghij2023年3月期有価証券報告書スペースシャワーネットワーク
(二)^ ab“株式会社スペースシャワーネットワークと株式会社SKIYAKIとの経営統合契約及び株式交換契約の締結、並びに株式会社スペースシャワーネットワークの吸収分割による持株会社体制への移行、商号変更その他の定款の一部変更及び代表取締役の異動に関するお知らせ” (PDF). スペースシャワーネットワーク、SKIYAKI (2023年11月10日). 2023年11月14日閲覧。
(三)^ “KDDI、スペースシャワーと資本・業務提携 音楽コンテンツ拡充”. ITmediaニュース (アイティメディア). (2011年3月8日) 2015年10月3日閲覧。
(四)^ “資本業務提携および主要株主の異動に関するお知らせ” (PDF). スペースシャワーネットワーク (2011年3月8日). 2015年5月25日閲覧。
(五)^ “親会社およびその他関係会社の異動に関するお知らせ” (PDF). スペースシャワーネットワーク (2011年3月8日). 2015年5月25日閲覧。
(六)^ “子会社の会社分割に関するお知らせ” (PDF). スペースシャワーネットワーク (2011年2月24日). 2015年5月25日閲覧。
(七)^ “子会社の商号変更に関するお知らせ” (PDF). スペースシャワーネットワーク (2011年2月24日). 2015年5月25日閲覧。
(八)^ “スペシャ、バウンディ及びブルースの事業譲渡を発表”. Musicman-net (エフ・ビーコミュニケーションズ). (2011年9月8日) 2015年10月3日閲覧。
(九)^ “子会社からの事業譲受︵経営統合︶および当該子会社の解散に関するお知らせ” (PDF). スペースシャワーネットワーク (2013年8月25日). 2015年5月25日閲覧。
(十)^ ゛スペースシャワー゛ブランドロゴ統一及び新生﹁スペースシャワーミュージック﹂4月1日より本格始動のお知らせ - 2014年1月31日 スペースシャワーネットワーク
(11)^ “表参道・原宿エリアに新スタイルのコミュニティスペース エンタテインメント・コラボレーションカフェ﹁AREA-Q﹂がオープン 第一弾として﹁乃木坂46カフェ 2015~命は美しい~﹂実施決定。” (PDF). スペースシャワーネットワーク、ソニー・ミュージックコミュニケーションズ (2015年2月23日). 2015年5月25日閲覧。
(12)^ “フジ・メデイアHD、スペースシャワーネットワークと資本提携”. 日本経済新聞 電子版 (日本経済新聞社). (2015年5月22日) 2015年10月3日閲覧。
(13)^ “資本業務提携、第三者割当による新株式発行並びに主要株主及びその他関係会社の異動に関するお知らせ” (PDF). スペースシャワーネットワーク (2015年5月22日). 2015年5月25日閲覧。
(14)^ “スペシャがファンクラブ事業に本格参入、会社分割で該当部門を継承 | Musicman”. 音楽業界総合情報サイト | Musicman (2016年2月29日). 2023年11月15日閲覧。
(15)^ インフィニア株式会社の株式の取得︵連結子会社化︶に関するお知らせ,株式会社スペースシャワーネットワーク,2016年2月26日
(16)^ “スペースシャワーネットワーク(4838)、インフルエンサーを活用したメディアプロモーション事業展開のGROVEの株式取得へ|M&Aニュース”. www.nihon-ma.co.jp (2018年5月25日). 2023年11月15日閲覧。
(17)^ 特別損失の計上及び子会社の異動︵株式譲渡︶に関するお知らせスペースシャワーネットワーク 2019年12月20日
(18)^ “雑誌事業をスタートします<トゥーヴァージンズからのお知らせ>”. www.twovirgins.jp. 2023年11月15日閲覧。
(19)^ 本社移転に関するお知らせスペースシャワーネットワーク 2024年1月26日