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シングルボードコンピュータ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
シングルボードコンピュータの代表格、Raspberry Pi 4
Adapteva Parallella

: single-board computer, SBC  1[1]1CPURAM[1]

[]


SBC200x2008BeagleBoard[2]

[1]19701980CPURAMI/Odevelopment board#

GPIOGPIO使



使使

Linux使

OSLinux [1]GUICUI使HDMIHDMI使LinuxLinux使使調使使使

LinuxLinux使OS使NASWeb使en:Computer visionAIIoT使

Linux使使
一般的な設計、仕様

組込システムが直接のルーツなので、省電力に配慮した設計がされていることが一般的である。省電力かつコンパクトにまとめるため、CPUはマイクロコントローラないしSoCと呼ばれるような必要な周辺機能の多くが一緒に入っている集積回路であるものが多い。

近年では、汎用パーソナルコンピュータ的な用途に使う人々に配慮して、クロック周波数が上がったモデルも増えてきており、たとえばRaspberry Pi 5などは2.4GHz前後で動作し4コアと、高性能化してきており、他社も似たような仕様のものをリリースしている。(そのかわりそのようなモデルは、消費電力が増し発熱が激しくなっており、電池で長時間駆動するような用途には向かない。基本的にはACアダプタで使う。)

一方で、65mm×30mmあるいは52mm x 21mmなど、小型化を推し進め省電力化も図っているタイプも開発されている(こちらは、単3などの電池だけで長時間駆動できる。そのかわりクロック周波数を抑えており、動作は遅めである。)。

つまり、2010年代前半から販売されている中サイズ・中消費電力のものも含めると、現在では大まかに分類すると3つのタイプが提供されており、用途や好みに応じて選択できる状態になっている。

歴史[編集]

前史

1970年代〜1990年代の、一枚の基板にCPU、RAM、I/Oなどコンピュータの基本的な機能がひと揃い搭載されていたという点ではSBCと同じだが、サイズも主な使用目的も性能もかなり違っていたコンピュータについてはワンボードマイコンという記事を参照のこと。

シングルボードコンピュータの歴史[編集]


200x2008BeagleBoardBeagleBoard2014

OLPCARM[]

2012Raspberry PiRaspberry Pi20146300[3]

201310Intel Galileo20149Intel EdisonAdapteva Parallella[4]

202110[5]

2020Raspberry Pi2022202212[6]2023second quarter46[ 1][6]SBC2023

主な製品[編集]

  • Raspberry Pi -- イギリスのラズベリー財団が開発しているもので、SBCで一番メジャーである。
  • Intel Galileo(2013年 - 2017年), Intel Edison(2014年 - 2017年), Intel Joule(2016年 - ) -- アメリカのインテルによるSBC
  • BeagleBoard(2008年 - ), PandaBoard(2011年ころ - ) -- アメリカのTI社のチップを用いたSBC
  • ODROID(2015年 - ) -- 韓国のHardkernel社によるSBC
  • Parallella(2013年 - 終了) -- アメリカのAdapteva社によるSBC


ギャラリー[編集]