フレンズ (1994年のテレビドラマ)
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フレンズ Friends | |
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ジャンル | シチュエーション・コメディ |
出演者 |
ジェニファー・アニストン コートニー・コックス リサ・クドロー マット・ルブランク マシュー・ペリー デイヴィッド・シュワイマー |
オープニング |
ザ・レンブランツ 『アイル・ビー・ゼア・フォー・ユー』 |
製作 | |
製作総指揮 |
ケビン・S・ブライト マーサ・カウフマン デヴィッド・クレーン |
制作 | ワーナー・ブラザース・テレビジョン |
放送 | |
放送局 | NBC |
放送国・地域 | ![]() ![]() その他多数 |
放送期間 | 1994年9月22日 - 2004年5月6日 |
放送時間 | 22分 |
回数 | 236 |
公式ウェブサイト |
﹃フレンズ﹄︵Friends︶は、アメリカ合衆国のNBCで1994年から2004年にかけて放送されたテレビドラマ︵シチュエーション・コメディ︶。
概要[編集]
いわゆるジェネレーションX世代である﹁社会に出てもなかなか大人になれない﹂登場人物たちの、都会的なライフスタイル、友情や恋愛を、オフ・ビートなユーモアでコメディに仕立てあげている。 1994年9月22日にアメリカのNBCテレビで放送を開始して以来、瞬く間に世界に広がり、最もヒットしたシットコムの1つとなった。2004年5月6日にアメリカでシーズン10の最終回を迎え、このときのアメリカでの視聴者数は5250万人にものぼった。この最終回のコマーシャル料金は30秒で約2億円だった。同年9月9日に、ジョーイ・トリビアーニ役のマット・ルブランク主演のシットコム、スピンオフ﹃ジョーイ﹄︵Joey︶を放送開始した︵2006年に46話をもって終了︶。 日本では1995年秋にWOWOWで放送が開始され、2000年秋からは地方局での地上波放送が続々と開始された。WOWOWでの放送は2005年3月26日に最終回を迎え、翌週4月2日に﹃ジョーイ﹄の放送が開始された。また、2009年4月6日から10月1日まで、以前2001年4月3日深夜にシーズン3から放送を開始︵その後打ち切り︶していたテレビ東京にて、シーズン1からシーズン5の放送を行っていた。 放送開始当初の出演者の出演料は1話30万円ほどだったが、番組の人気が高まるにつれてシリーズ更新ごとに出演料が上がり、シーズン9からシーズン10では1話につき主要キャストの6人の出演料はそれぞれ1,000,000米ドル︵当時の日本円で約1億2000万円︶にまでなった。一説ではこれがシーズン10で終わった理由と言われている[要出典]。 2019年に本番組の再会スペシャルを制作し、動画配信サービス﹁HBO Max﹂にて配信することを発表。新型コロナウイルスの影響により、収録が遅れていたが、2021年4月にクランクアップしたことを公式Instagramが発表した[1]。その後、﹃フレンズ:ザ・リユニオン﹄と題して、同年5月27日から同サービスにて配信し、日本でも同月31日15時からU-NEXTにおいて、日本語字幕版が配信されることを発表した。同ドラマでは主要キャスト6人が再び出演し、ゲストとして、デヴィッド・ベッカムやジャスティン・ビーバー、レディー・ガガ、BTSなどが登場する[2]。あらすじ[編集]
「#エピソード一覧」も参照
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登場人物[編集]
レギュラー[編集]
レイチェル・カレン・グリーン︵Rachel Karen Green︶[3] 演 - ジェニファー・アニストン/声 - 安達忍 お金持ちで世間知らずでわがままで泣き虫なお嬢様。1970年5月5日生まれ[4]。ロングアイランド出身[5]。家族は医者の父親レナードと世間知らずの母サンドラ、あまり仲のよくない2人の妹エイミーとジルがおり、レイチェルは3姉妹の長女[6]。 小さい頃からの夢だった医者との結婚を実現するが結婚式の途中で窓から逃げ出し、高校時代の親友だったモニカ[7]とルームメイト生活を始め、社会人として育て上げられる。 高校時代 リンカーン高校では学校の人気者でチアリーディングに所属するなど女子の憧れの的だった[8]。ただし、わがまま振りのため一部の生徒からは嫌われており[9]、変な噂を流されることもあった[10]。 大学1年生の頃には高かった鼻を整形[11][12]。大学卒業後は、働くことなく父親のカードでショッピングしたり友人たちと喫茶店でお喋りするなど気ままに過ごしていた[13][14]。 性格や言動 お嬢様気質のため、昔から知らず知らずの内に我が物顔で振る舞うことがある[15][16]。両親からかなり甘やかされたせいで家事全般があまり得意ではない[17]。どこか抜けている所があり、物を失くしやすい性格で時々うっかりミスをする[18]。人からもらうプレゼントに関してシビアな考え方を持つ[19]。車の運転は少々荒く[20]、ヨットの操縦を教える時は父に似て怒鳴り散らすスパルタ式[21]。 好き、苦手なもの 1番好きな映画と言い張っているのは﹃危険な関係﹄だが、本当に好きな映画は﹃バーニーズ あぶない!?ウィークエンド﹄[22]。愛読書は、﹃若草物語﹄で[23]官能小説も読んでいる[24][25]。15歳の時に自身専用のヨットを買ってもらい、ジョーイに操縦を教えられるくらい上手。1番好きな花は、ユリ[26]。 4歳の時ブランコに髪が絡まってからブランコが苦手[27]。目に何かが近づくのが大の苦手で、目薬を差すだけで大騒ぎする[28]。ワープロのタイピングが不得手で打ち間違いが多い[29]。ちなみに妊娠中は、鶏肉とピクルスが一切食べられなくなった[30]。 動物との関わり 子供の頃タランチュラを飼い素手で触れるほどの蜘蛛好きだが、魚が嫌い(詳しい理由は不明)[31]。実家でラプーという犬[32]や、馬も飼っていたがレイチェルが15歳の時に馬が病気で死んでしまい代わりに上記のボートを買ってもらった[21]。また、子供の頃に祖母が飼っていた猫のスフィンクスを飼うことに長年憧れており、作中で1日だけ飼ったことがある[33]。 その他のエピソード ●小さい頃は、コットンというピンク色の馬のぬいぐるみが大好きでよく持ち歩いていた[34]。 ●10歳の頃は、中学生に見えるぐらい体がませていた[35]。 ●ある時ロスから﹁君のエピソードで映画化するとしたら、誰に演じてもらいたい?﹂と聞かれて、﹁私の役は、クレア・デインズがいい﹂と答えている[36]。 ●好きなタイプは、クリス・オドネル、ジョン・F・ケネディの息子、ダニエル・デイ=ルイス、スティング、パーカー・スティーブンソン(アメリカのドラマ﹁ハーディ・ボーイズ﹂などで活躍した俳優)[37]。 仕事 モニカとの同居を機に親のすねかじりを辞めてコーヒーハウス﹁セントラル・パーク﹂(以下﹁セントラル・パーク﹂)でウェイトレスとして働き出す[38]。2年半勤めた頃に転職を決意すると、偶然出会った男性の紹介で念願だったファッション業界で働けることに。ブルーミングデールズに就職し、仕事をこなしながらファッションセンスを磨き[39]約2年間を過ごす。 その後ラルフローレンに転職し約5年間働いた[40]後さらにグッチへの転職を試み、レストランでグッチの担当者の面接を受ける。しかしその席で自分のボスと運悪く遭遇し、“裏切り者”と称されて首になりグッチ、ラルフローレン両方の仕事を失う[41]。悲嘆した直後、幸運にも知人[42]からルイヴィトン︵フランス支社︶への転職という大きなチャンスを手に入れるが土壇場でロスに引き留められる。 恋愛 歯科医バリーと別れた後イタリア人のパウロとしばらく付き合い、その後長年に渡って親友のロスと付き合ったり別れたり[43][44]を繰り返す。シーズン5では、酒に酔った勢いでラスベガスの教会でロスと結婚、すぐに離婚し無駄にバツ1となる。ロスとの恋愛の合間には、仕事の顧客ジョシュア[45]、ロスの彼女の父親ポール、年下の部下タグなどいろんな男性と付き合っては別れを繰り返す。 シーズン7の終盤頃[46]ロスと酔った勢いで一晩だけ関係を持った結果妊娠し、そのことはモニカの結婚式当日に仲間に知られる。妊娠発覚当初は戸惑ってはいたもののフィービーの計らいで出産を決意しその後娘エマを出産。しかしロスとは結婚せずシングルマザーとしてエマを育てようとする[47]が、その後本作の最終盤でロスと縒りを戻したと思われる演出がされる。![](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/8/81/Courteney_Cox_1995.jpg/220px-Courteney_Cox_1995.jpg)
ロス・ユースタス・ゲラー︵Dr. Ross Eustace Geller︶
演 - デヴィッド・シュワイマー/声 - 牛山茂
モニカの兄。1967年10月18日生まれ[189][190]。父親と同じくユダヤ教徒[191]。両親が子供を諦めかけた時に産まれたため“奇跡のベビー”として大切に育てられ[192]、モニカと違い両親からかわいがられてきた[193]。本作開始時に妻キャロルと離婚するが、直後に妊娠が分かり二人の間に息子ベンをもうける。
学生時代
子供の頃から成績優秀で[100]、小学生の頃の将来の夢は宇宙飛行士だった[194]。ただし、体育だけは苦手で運動嫌いの集うキャンプに出席させられたことがある[195]。また、当時は繊細な性格で[196]自宅ではよく女装して“スー”と名乗り、一人でティーパーティごっこをしていた[197]。
中学生ぐらいから地質学に興味を持ち始め[198]、SFやコミックにも興味があった[199][200]。その後リンカーン高校に進学し同級生と恐竜にはまり、妹の親友のレイチェルに恋していた[201][202]。
大学入学を機に実家を出て大学の同級生チャンドラーと同居生活を始める。大学生時代の風貌はアフロヘアーに口髭でいかにもオタクっぽい格好をしており、音楽︵キーボード︶に興味を持ち自分のサウンドを探していた[203](後述、その他の欄)。大学2年生の頃マリファナを吸っていたこともある[204]。その後大学院に進学し古生物学の博士号を取得している。
特徴と行動
大げさな発音で話すのが特徴で[205]、落ち込むとレギュラーへの挨拶は、気の抜けた﹁ハァ~イ…。﹂がお約束。黒い髪を整髪料でテカテカに整えていることが多い[206]。
博識で私生活でも時々小難しい話をしたり[207]、他人の言葉の間違いを聞くと即座に訂正する[208][209]。自分と近しい人が誰かと親しくしていると対抗意識を燃やす[210]。褒められるのが大好きで[211]聞かれもしないのに博士号を持っていることをアピールすることがある[212]。その反面大事な事でも自身のイメージを損なう話は隠そうとしたり立場が悪くなると他人のせいにする悪い癖がある[213]。バツ2になったあたりから女性と親しくなると仲間たちからジョークのネタにされることが多い[214]が、結婚への憧れは消えていない。
性格
本人は、﹁優しくて頭が良くて面白い人﹂と自認している[215][216]。愛情深いが、嫉妬心が強く疑り深い性格で[217]、割と根に持つタイプで理屈っぽく頑固[218]。ケチな所があり、ホテルに泊まる時はチェックアウトぎりぎりまで粘る上に備品をたくさん持って帰ったり[219]、仲間で共同購入したロトの賞金たった3ドルの山分けをフィービーに譲るのさえ渋ったことも[220]。元来臆病で[221]石橋を叩いて渡る慎重派なため[222]、車は安全運転だがノロノロ運転タイプ[223]。
好きなもの、苦手なもの
大の恐竜好きなため恐竜と怪獣を一括りされるとムキになって否定する。メイプルキャンディーを食べ過ぎてハイになったり[224]、タフィーに食いついたりとお菓子が好き。また、昔から純粋なるスポーツカーファンでもある[225]。
キウイフルーツ、ロブスター、ピーナッツに対して食物アレルギーがある[226]。また、タコスも食べられない[227]。子供の頃から注射が大の苦手[228]なこともあり、長年信頼する小児科に現在も密かに通院することがある[229]。普段は口達者で口喧嘩は得意だが、殴り合いのケンカは苦手[230]でナンパも下手[231]。意外にも人の名前を覚えるのが苦手[232]。
“アレは別れた後だ”
これは、シーズン3でロスが交際中のレイチェルと破局する原因となった騒動のこと。ある日ロスがレイチェルと口論になり、興奮した彼女が“距離を置くだけ”の意味で﹁別れましょう﹂と口走る。この時点で“破局した”と捉えたロスが失恋のショックで酒を飲み、酔った勢いで他の女性と関係を持つ。翌日レイチェルは謝罪してやり直そうと言ったが、直後にロスの昨夜のことがバレて結局破局した。
数日後ロスは﹁アレは別れた後だから浮気ではない﹂、レイチェルは﹁あの時は、まだあなたと交際中だったから浮気にあたる﹂とお互い主張し合う[143]。さらにこの問題は、“アレは別れた後だ”として後々に渡って時々ロスたちの話題に上ることとなり[233]、ベン[234]や全くの他人[235]までこの話題に触れることもある。
その他
●過去に実家でチーチーという犬を飼っていて、特にロスはかわいがっていた[236]。
●上記の通り中学の頃から地質学に興味を持ち大学時代には地質学研究室に所属していたようだが[34]、現在はなぜか地質学者を嫌っている[237]。
●若い頃の将来の夢として一時ダンサー[238]やバスケの選手[239]になろうとしたこともある。
●家にはこれまで勉学や研究でもらった表彰状、トロフィー、楯(たて)が飾ってある[203]。
●過去に空手を習っていたことがある[240][241]。
●実家に住んでいた頃に考案したジェスチャーを現在も使うことがある[242][243]。
●先述の通り大学時代にキーボードで作曲・演奏活動をするが人前で演奏したことは皆無で、シーズン4で初めて生演奏を人に聞かせる[244]。しかしその腕前は聞くに耐え難く、個性的すぎるサウンドにレギュラーたちも反応に苦慮した[245]。ちなみにその後ロスは、モニカとチャンドラーの結婚式の為にバグパイプの練習をしたが全力で阻止された[246]。
●本人によると﹁初体験は、最初の妻のキャロル﹂とのこと[128][247]。
●好きなタイプは、ユマ・サーマン、ウィノナ・ライダー、シシー・スペイセク、ミシェル・ファイファー、ジャネット・リン(フィギュアスケート選手[248])である(他にスーザン・サランドン、イザベラ・ロッセリーニも好き)。[249]。
仕事
昔から得意な人類学の知識を生かして博物館[250]で研究員として働きながら論文を書くなどしている。しかしシーズン5で情緒不安定に陥り[251]、医者の勧めで仕事をしばらく休むがそのまま退職して求職中の身となる。約1年後、自身が前年に発表した論文を大学教授に気に入られた[252]ことが縁でニューヨーク大学で大好きな恐竜や化石などを扱う古生物学を教え始める。数年後大学の講義や学会で論文を発表するなどの仕事ぶりが認められて最終的に教授として終身雇用となるほど結果を残している[41]。
恋愛
本作開始時に最初の妻キャロルと離婚[253]した後、レイチェルへの気持ちが再燃するがアクションを起こせないまま1年が過ぎて諦める。中国系アメリカ人のジュリーとの交際中に念願だったレイチェルから告白され付き合うが、なんやかんやすれ違いが起きて浮気問題(先述の“アレは別れた後だ”)で別れる[254][255][256]。
その後イギリス人のエミリーと国際結婚・離婚、さらに翌年にはレイチェルとも結婚・離婚[257]してバツ3となる。他にも教え子の大学生のエリザベス、モニカの結婚式で出会ったモナ、ロスと同じ古生物学者のチャーリーなど数人の女性と交際する[258]。その後レイチェルがロスの子を妊娠した頃に彼女との微妙な関係[259]になりデート相手とゴタゴタした[260]が、娘エマが生まれた後は子育てに協力し父親としての役割を果たしている。
チャンドラー・ミュリエル・ビング︵Chandler Muriel Bing︶[261]
演 - マシュー・ペリー/声 - 水島裕
モニカのアパートの向かいの部屋に住んでいるジョーイの親友でルームメイト。ロスとも親友で大学時代のルームメイト。1968年4月8日生まれ[262][263]。スコットランド系[246](なぜかジョーイは、中国系だと思っている)[264]。ちなみにレギュラーで、唯一のひとりっ子。
両親の離婚とその影響
両親と使用人の居る裕福な家庭で育つが、チャンドラーが9歳の頃に父親チャールズがゲイであることが発覚し官能小説家の母親ノラと離婚している[265]。チャンドラーは父親に引き取られる[266]が、離婚の影響でその後の彼の言動などに色々と変化が起きている。
離婚を告げられたのが感謝祭の日だったため感謝祭嫌いになり[267]、ショックが大きすぎて悲しい小説や映画を見ても泣かなくなる[268]。ストレスを和らげるために9歳にしてタバコを吸い始め[143]、ユーモアを言ったり人の言葉や服装を皮肉やジョークで茶化さずにはいられない性格になる。その後、恋愛をするようになると﹁将来結婚しても親と同じく離婚するかも﹂という不安も持ち始める[269]。
学生時代
子供の頃から女の子みたいな名前[270][271]にコンプレックスを抱いてきた。思春期に入ると周りからは、離婚後女装するようになったゲイの父と[272]、母が書く官能小説のことで[273]からかわれるようになる。高校は男子校らしく、約400人の同級生の男たちと寄宿舎で暮らしていた[274]。
その後男女共学の大学に入るとルームメイトのロスとバンドを組み[275]、一時かなり個性的な髪型をしていた[77]。ロスとはよく一緒にナンパをしていた[276]が、今度は恋愛が上手く行かないことに悩み始める。この頃、ロスからマリファナの件(ロスの学生時代の欄)で濡れ衣を着せられたせいでその後数年間に渡り彼の両親から悪い印象を持たれていた[277][278]。
特徴や主な行動
身体的特徴としては、生まれつき第3の乳首があり[279]、大学生の頃の偶発的な事故により右足の小指を無くしている[280][281]。また、シーズン後半には眼鏡をかけ始め[282]、日によって時々かけるようになる。
初対面の人︵特に女性︶にはゲイだと思われることが多い[283]が、同性で抱かれる候補をすぐに挙げることも出来る[284]。冗談やトークが面白いことを自負しているが、他人のウケた話に嫉妬することもある[285]。また、女性化したこともある。アクセサリーボックスを持っていたりシーズン5第19話のフィービーとレイチェルとの会話。化粧水を使っている。
レギュラーで唯一の喫煙者(他の5人は嫌煙家らしい[286])[287]。お金に関してはコツコツ貯める堅実的タイプで[24]シーズン1の頃からレギュラーの中でも特に懐事情に余裕のある生活をしている[288]。独特のアクセントの付け方で話すことがある[289]。ドン臭くよく物を落としたり物につまづいたりする[290]。
恋愛に不得手
異性への関心は強いが、基本的に女性との交際が基本的に不得意である[291]。恋人関係が進展し出すと尻込みしてしまい、つまらない理由を付けては女性との交際を嫌がっている[292][293]。しかし別れた後は引きこもり状態に陥ることもある[294]。ベッドでの行為が下手なことにコンプレックスを持っている[295][296][297]。これらにより、20代半ばの時点で﹁レギュラーの中で一番婚期が遅いのはチャンドラー﹂と他の5人から思われている[298]。ちなみに太った女性は好みではないらしい[299]。
好き、苦手なもの
ドラマ﹃ベイウォッチ﹄とその登場人物であるヤズミン・ブリースの大ファン[300]。また、壁越しでもわかるぐらいにサンドラ・ブロック主演の映画﹃デンジャラス・ビューティー﹄が大好きである[301]。ジョーイと2人で毎週テレビ雑誌を購読[302]するほどテレビを見るのが大好き[303]で上記のドラマやバスケットの試合などを見るのも好き[304]。スポーツや運動する事は基本的に苦手[305]だが嫌いではなく[306]、テニスと卓球が得意[307]。スポーツ観戦は大好き[308]。アーケードゲームの﹃ミズ・パックマン﹄が上手い[309]。大学生の頃は、ワム!やドン・ジョンソンのファンだった[77]。人のまゆ毛を脱毛して整えるのが得意[310]。
日本語字幕では、マイケル・フラットリー(吹き替えでは、“Mr.ビーンの歩き方”)に身の毛もよだつ恐怖を感じる[311]。写真が苦手で、写真を撮られる時に顔が強張ってしまう[312]。犬嫌いで、それを隠すために犬アレルギーと嘘をついていた[313]。
その他
●ひとりっ子で親が離婚したせいか子供の頃は空想上の宇宙飛行士の友達とよく遊んでいたり[314]、現在でも(犬に模した)スリッパと話すことがある[315]。
●過去にボーイスカウトに所属していたことがある[316]。
●たまに存在を忘れられることがある(特に親しいジョーイや妻となったモニカからも)[317]。
●アニーのサウンドトラックの同じ物を2枚持っている[318]。
●時々不用意な発言をして自分や他人の秘密をつい喋ってしまうことがある[319]。
●好きなタイプは、キム・ベイシンガー、シンディー・クロフォード、ハリー・ベリー、ヤズミン・ブリース、ジェシカ・ラビット(映画﹁ロジャー・ラビット﹂のアニメキャラ)である[320]。
仕事
情報系企業[321]で数字や情報を扱った仕事をしている[322]。ちなみに他のレギュラーたちは、この会社でのチャンドラーの職種を詳しく知らない[323][324]。シーズン9のある日、大事な会議中に居眠りをしたせいでオクラホマ支社に転勤を命じられてしまい、単身赴任する羽目になる[325][326]。しかし数週間後クリスマスなどを皆と過ごせないことに嫌気がさして10数年間[327]勤めた会社を退職し[328]、しばらくの間無職を経験。その後広告代理店の面接を受けて仮合格となり、無給インターンを経てジュニアコピーライターとして正式に採用されて就職した[220]。
恋愛
恋愛に自信がないながらも数人の女性とのデートを経験し、特にジャニスとは付き合って別れてを繰り返す[329]。その後ジョーイの彼女だったキャシーと交際して別れた後、ロスの挙式の夜にモニカと男女の関係となる[330]。そのまま交際に発展すると[331]モニカの尻に敷かれながらも順調に愛を育み、翌年彼女との同棲生活を経てその後婚約。
しかし結婚式が近づくとチャンドラーは長年の悩みと正面から向き合うことになる[332]が、モニカたちの助言を受けてそれらを克服し無事結婚する。その後の夫婦生活でも単身赴任、養子縁組や新居購入などで色々と騒動が起こるがモニカを支え、頼りになる男として立派に成長する。
![](//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/f/fe/Matt_leblanc_1995_emmy_awards.jpg/220px-Matt_leblanc_1995_emmy_awards.jpg)
マット・ルブランク (1995年)
ジョセフ・フランシス・トリビアーニ・ジュニア︵Joseph Francis Tribbiani, Jr.︶[333]
演 - マット・ルブランク/声 - 平田広明
愛称は﹁ジョーイ︵Joey︶﹂
モニカのアパートの向かいの部屋に住んでいる、チャンドラーのルームメイト[334]。1969年生まれ[335][336]。クイーンズ出身[337]。
イタリア系家庭の生まれで父ジョセフSr.、母グロリア、7人の姉妹、2人の祖母(英語が話せる方と話せない方)がいる。ちなみに本人によると生まれた時は12kg(!)ぐらいの超巨大児で[338]、ジョーイは16分の1でポルトガル人の血が入っているとのこと[225]。
性格
一言で言えば﹁中身が子供のまま体だけ大人になったような人物﹂で、普段から行動も子供染みている(作中では精神年齢が8歳児並に思われることがある[339][340])。基本的に細かいことは気にしない単純な性格[341]で、陽気だがおバカな行動も多い[77][342]。
普段は女性との交際が大好き(と言うよりエッチ好き)な“肉食系”男だが、実は熱いハートの持ち主で友情や家族を大事にしている。男3人の中では体格がいいことから腕っぷしが一番強く[343]、男気や度胸もあり優しくて頼れる一面もある。レイチェルがアパートの管理人に泣かされた時は、すぐさま抗議に向かい謝罪を要求した[184][344]。その反面寂しがり屋で[345]泣き虫なことに加え[346]、意外と怖がり屋で悲しいことが嫌いなため本を読む時は個性的な読み方[347]をしている。
食べることが大好き
大食漢であることを自負しており[348]、一番の好物はサンドイッチ[22][349]で、ピザやジャムも大好物[350]。さらに食べ物が床に落ちようが[351]変わった味[352]だろうがあまり気にしない。ただし嫌いな食べ物もありエスカルゴが嫌いで[353]、サラダも苦手らしい[354][355]。﹁自分の食べ物は人にあげない﹂という考えを持っている[356][357]が、ジョーイは他人の食べ物をつまみ食いすることがあり結構自分勝手な性格である。
無類のデート好き
異常に女性からモテるため異性との交友関係は6人中一番多く、ナンパしてベッドを共にした女性は数え切れない。﹁元気かーい﹂(How you doing?)が、ナンパで定番の台詞。﹁電話する﹂と約束したきり連絡を取ろうとしないパターンを繰り返しているため、過去にデートをした女性からはひどく嫌われている[358]。ただし、体面を気にする場面では“俺は真面目な男で、遊びで女性と付き合ったことはない”などとうそぶくことがある[359][360]。また、キスやエッチが上手いことを自負している[361][362][363]。エッチな妄想をするのが好きで、友人関係にある若い女性2人のハグなどを見かけるといつもニヤニヤしている[364]。
好きなこと
NBA(プロバスケ)のニューヨーク・ニックスの大ファン[365]。また、NHL(プロアイスホッケー)のニューヨーク・レンジャースや[366]、MLB(いわゆるメジャーリーグ)では地元ニューヨーク・ヤンキースを応援している。スポーツ観戦が大好きで上記のチームなどをロスやチャンドラーと時々試合を見に行ったりテレビのスポーツ中継を見るなどしている。チャンドラーとの同居前からドラマ﹃ベイウォッチ﹄の大ファン[367]。大好きな映画は﹃マイ・ジャイアント﹄[368]。愛読書は、ホラー小説の﹃シャイニング﹄[23][369]。ペンギンのぬいぐるみのハグジーを抱きながら寝るほど大好き[370][371]。
苦手なこと
学生時代は勉強をせずに女の子と遊んでばかりいた[274]ため、基本的に頭を使うことが苦手。一般知識が足りず勘違いも多く[372][373]、他の5人の会話についていけないこともしょっちゅう[101][374]。
高価な買い物や他人へのプレゼントのセンスが悪い[375][376]。幽霊の類が大の苦手で[377][370]蜘蛛が嫌い[31]。ダンスが苦手[378][379]。嘘をつくのが下手[380]。
チャンドラーとの友情
チャンドラーとは“マブダチ”(親友)であり、よくハグをするコンビでもある[381]。ジョーイにとってチャンドラーは面倒見の良い兄貴的存在で[382]、仕事面では金銭的・精神的に支えたりジョーイのデート相手に対し世話をしたこともある[383]。とても仲がいい2人だがジョーイは時々チャンドラーにからかわれたり[384]、たまにケンカすることもある[385]。
また、本作の中盤でジョーイがチャンドラーとモニカの交際にいち早く気づいてからは、2人のために色々と協力した[386][387]。本作の終盤でチャンドラーとモニカが新居を購入した時は、2人から新居にジョーイの部屋を用意されて感激した[41][388]。ただし、その後断ったようで結局長年住み続けたチャンドラーの部屋[389]で彼のルームメイトと暮らすことになった模様[238]。
その他
●子供の頃に“宇宙のカウボーイ”のモーリスという名の空想の友達のがいた[22]
●寝る時はノーパン主義[354][390][391]。
●意外にも靴のサイズは25cmで、成人男性にしては足が小さいことを気にしている[219]。
●過去にポルノ映画に出演したこともある[392]。ちなみに﹃愛の病院日誌﹄のドレイク・ラモレー役の人気を支えるファン層の一つとして、大きなゲイのファン組織がある[393]。
●ケン・アダムズと言う偽名を使うことがある[394]。
●自身が使う家具に名前を付けており、リクライニングチェアを“ロジータ”、テレビを“スティービー”と親しみを込めて呼んでいる[100]。
●作中では、簡単に取れるということで結婚式の司祭の資格をインターネットで取得した[395][396]。
●﹁モニカと結婚していたら﹂という架空のシーンでは、毎日彼女の手料理を食べたせいでジョーイが巨漢になっている[395]。
俳優の仕事とバイトについて
若い頃にアル・パチーノに憧れて俳優になり[61]、シーズン1の時点で約10年間[397]活動しているが、演技は過剰気味で余計なアドリブも多い[398]。ちなみに、オーディション用の履歴書には“ブロードウェイで2年間踊っていた”、“フランス語が話せる“といったことが書いてあるが、それらは全て嘘である[399]。
売れない役者のため基本的に金欠状態で、同居するチャンドラーからよく金を借りている[400]が、それでも生活が出来ない時は様々なアルバイトを経験している。手っ取り早く稼ごうと人体実験のサンプル提供をしたり[401]、﹁セントラル・パーク﹂でもしばらくの間バイトしたことがある[402]。レギュラーの職場でもいくつかバイトしたことがある[403]。
俳優歴
フリーの俳優をしていたがシーズン1でエージェントに所属し、その後メロドラマ﹃愛の病院日誌﹄(Days of our lives︿デイズ・オブ・アワ・ライブス﹀)の神経外科医の名医ドレイク・ラモレー役でブレイクした。しかし、インタビューでの失言[404]が脚本家に嫌われ降板[405]した後、数年間不遇な時期を過ごす[406]。シーズン7で転機が訪れ念願が叶って再び﹃愛の病院日誌﹄に出演し[407]、後日ドレイク役でメロドラマ賞にノミネートされる[408]。終盤では日本のコマーシャル[409]や第一次世界大戦を描いた映画[410][411]で活躍するなどそこそこスターになっている。
恋愛
ルームメイトのジャニーン、演劇学校で出会った[412]キャシー、ロスの大学の同僚チャーリーなど多くの女性と交際をしては短期間で別れを繰り返す。ある日、子供ができてデートができないと落ち込むレイチェルをデートに連れ出したり自宅でホラー映画を一緒に観てあげる[26]。これがきっかけでレイチェルへの恋心が芽生え、シーズン8の最終盤では“プロポーズ騒動”が起きる[413]。すぐに誤解を解くがシーズン10でレイチェルと交際し、わずか1週間で破局[414][415]して友人に戻り、6人の中で唯一最後まで独身を続けている。
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レギュラーの家族[編集]
出演者の下の話数は、主に初登場回ロスとモニカの家族[編集]
ジャック・ゲラー︵Jack Geller︶ 演 - エリオット・グールド/声 - 安西正弘︵ - 第16話︶→小島敏彦︵第34話 - ︶ シーズン1第2話 ロスとモニカの父親。失言が多く少し間の抜けたところがあるが、子供思いの良い父親。フケ症[73]。鼻毛が出ていたり[72]病院でセックスを覗いたりと結構下世話[416]。無職だった頃にジュディの親には“弁護士だ”と嘘をついていていまだに親戚にもばれていない[21][417]。シーズン7で長年住んだ自宅を売却[100]。NFLのニューヨーク・ジャイアンツファン[418]。 ジュディ・ゲラー︵Judy Geller︶ 演 - クリスティーナ・ピクルス/声 - 一城みゆ希 シーズン1第2話 ロスとモニカの母親。モニカに会うたびに何かしら小言をいい、ロスをかわいがる。モニカにしているように自分も母親からいびられていた[419]。ジャックとはできちゃった結婚[24][420]だが夫婦仲が非常に良く今でも愛し合っており[421][422]、ほとんどケンカもなく円満夫婦のまま本作を終了している[423]。 母方と父方の祖母 アルシア(ジュディの母)[424]。 シーズン1第8話 シーズン1で亡くなる[425]。生前周りによく文句を言っていた。ちなみにモニカは、アルシアの若い頃にそっくりらしい[426]。シーズン8の最終話のキーアイテムとなる指輪は、元は自身の婚約指輪[427]。 もう一人の祖母(ジャックの母) 登場シーン自体はないがシーズン7の最終盤の時点で存命で、モニカの挙式に参列している[428]。ジュディとの嫁姑関係は悪いようで、彼女から陰で“ババァ”呼ばわりされている[269]。 以下のエピソードはどちらの祖母の話かは不明[429]。 モニカの部屋の元々の借り主でフロリダに引っ越すことになり孫に部屋を譲った[430]。カジノでラーカー[431]をして小遣い稼ぎをしていた。おもちゃの手錠を使ったプレイをしたことがある[432]。レイチェルの家族[編集]
レナード・グリーン︵Leonard Green︶ 演 - ロン・リーブマン/声 - 堀勝之祐 シーズン2第22話 レイチェルの父。医者。裕福な生活を送っているが本作の前半で妻と離婚[433]。気難しく短気な性格ですぐに声を荒らげるため、レイチェルやロスから苦手に思われている[434]。裕福でプライドが高い割にケチな所がある[435]。好きなものはスコッチとタバコで、ボートは手作りするほどハマっている[436]。3人の娘の中でレイチェルを自慢の娘と思っている[437]。 サンドラ・グリーン︵Sandra Green︶ 演 - マーロ ・トーマス シーズン2第11話 レイチェルの母。レナードの妻。レナードとは夫婦仲が悪く[438]、シーズン2で自宅を出た後は一人暮らしを満喫している[134]。別居後に開かれたレイチェルの誕生パーティでは、夫妻が各々で来てしまいレギュラーたちは2人を会わせないようてんてこ舞いとなった[439]。趣味は盆栽と陶芸[436]。その後レイチェルの出産激励パーティーに参加し子育てについて娘を励ました[440]。 エイミー︵Amy︶ 演 - クリスティナ・アップルゲイト シーズン9第8話 レイチェルの上の妹。グリーン家の次女。子供っぽい性格で他人への思いやりがなく、相手の反感を買う言動が多く勘違いも多いため[441]、姉のレイチェルからも﹁人に嫌われやすいタイプ﹂と評されている。レイチェルの娘エマに耳ピアスをしロスを混乱させた。恋愛に関して奔放で、妻帯者と不倫したり元彼の父親と結婚しようとしたことがある[380]。唇を整形している。ジルとは仲が悪い[442]がレイチェルとも本作でキャットファイトになったことがある[380]。 ジル︵Jill︶ 演 - リース・ウィザースプーン シーズン6第13話 レイチェルの下の妹。グリーン家の三女。浪費癖があり父親の金で友達に高価なボートを買ってプレゼントしてしまい一時勘当された[443]。マンハッタンに訪れた時にレイチェルとの会話で“姉からロスとの交際を勧められた”と勘違いして短期間彼と付き合う。嘘がバレた時などに使う得意の泣き真似は、レイチェルから教わったもの。乳製品が嫌い[268]。その後エイミーから﹁7kg太った﹂ことが語られている[442]。 エマ・ゲラー・グリーン︵Emma Geller-Green︶ シーズン8第24話で誕生 ロスとレイチェルの娘。男の子に間違われることが多い[358]。エッチなヒップホップが好き[119]。1歳を過ぎた頃にレイチェルに連れられて参加した﹃赤ちゃんビューティー・コンテスト﹄のニューヨーク地区大会で優勝している[444]。フィービーの家族[編集]
アースラ・パメラ・ブッフェ︵Ursula Pamela Buffay︶[445] 演 - リサ・クドロー/声 - 田中敦子 シーズン1第16話 フィービーの双子の姉。ソーホー在住[446]でレストランでウェイトレスをしている[447]。フィービーと同じく変わり者だが、気が強く性格が悪い[448]。フィービーの名前でアダルトビデオ︵ブッフェ・恋する十字架︶に出演したこともある[449]。また、リリーの死後フィービーとの出生証明書や母の遺書など重要な物を預かっていたが、妹に伝えていなかった[450]。ちなみに短期間だがジョーイと付き合ったこともある[451]。 フランシス 演 - オードラ・リンドレー/声 - 谷育子 シーズン2第09話 フィービーの祖母でリリーの実母。アパートでフィービーと2人暮らししている。本人によるとフィービーと同じく死者との交信ができるらしい。少々嘘つきな所があり[452]、長年フィービーに別人男性の写真を“フィービーの実父”と称して偽情報[453]を伝えてきた[454]。シーズン2でフィービーに真実を打ち明け実父の本物の写真と住所を教える[153]。その後シーズン5で死去[446]。 リリー フィービーの育ての母(フィービーは本作途中までリリーを実母だと思っていた[455])。故人で、本作ではフィービーたちの会話の中にだけ登場する。麻薬売人だった[221]が、フィービーが14歳のクリスマスの頃に自殺[456]。生前フィービーとアースラに“悲しい映画は最後まで見せない”[457]、“前夫フランクSr.のことは伝えない”[458]など、﹁この世はハッピーな世界﹂と思わせながら愛情を注いで育ててきたが、。 フィービーの育ての父 フィービーたちの会話の中にだけ登場する。本作開始前から刑務所に服役中[459]。フィービーが子供の頃は家が貧しくもらいものの自転車の箱に娘を乗せて遊ばせたり、娘たちの誕生日に食べ物を手に入れるために売血する[460]など娘思いな父親だった。その後、フィービーの結婚式に出席する話が出たものの立ち消えとなった[461]。 フィービー・アボット︵Phoebe Sr.︶ 演 - テリー・ガー/声 - 小沢寿美恵 シーズン3第25話 フィービーの産みの母。現在はモントーク(ロングアイランドの海辺の町)で不動産業者をしている。18歳でフィービーとアースラを産んだが、子供を育てていく自信が持てず高校時代の親友だったリリーとフランクSr.に2人の娘を託した。その後作中で、約30年ぶりにフィービーと対面し和解している[462]。陶芸を趣味とし、小型犬を飼っている[463]。 フランクSr. 演 - ボブ・バラバン/声 - 田原アルノ シーズン5第13話 フィービーの実父。薬剤師[153]。フィービーが小さい頃に蒸発し[464]、その後再婚してフランクJr.をもうけるが数年後、“買い物に出かける”と言ったままその家からも蒸発[465]。シーズン5でフランシスの葬儀に訪れフィービーと対面し謝罪する[466]。小心者で不器用で赤ん坊だった頃のフィービーとアースラの世話ではミスばかりしていた。趣味は竹馬[465]。 フランク・ブッフェ・ジュニア︵Frank Buffay, Jr.︶ 演 - ジョヴァンニ・リビシ/声 - 平井誠一 シーズン2第21話 通称﹁フランクJr.﹂。フィービーの腹違いの弟。フランクJr.が高校生[467]の頃にフィービーと初対面する。フィービーと同じく普段から個性的な言動をしており、趣味は火遊び[468]。家庭科の先生で恩師︵かなり年齢差がある[469]︶のアリス・ナイト︵声 - さとうあい︶と結婚した[463]。中々子宝に恵まれず妻の年齢のこともありフィービーに頼んで代理母を務めてもらい、その後3つ子のお父さんとなる[470]。チャンドラーの家族[編集]
チャールズ・ビング︵Charles Bing︶ 演 - キャスリーン・ターナー/声 - くじら シーズン7第22話 チャンドラーの父。結婚後にゲイであることが発覚し、チャンドラーの母と離婚。[471]。現在はラスベガスで“ビバ・ラスゲイガス”というショーの人気ダンサーとして生計を立てる[22]。離婚後はチャンドラーと一緒に暮らしていたが、数年前から息子に距離を置かれる状態が続いている[472]。シーズン7でモニカと共にラスベガスまでやって来たチャンドラーと再会し、数日後2人の結婚式に参列する。 ノーラ・タイラー・ビング︵Nora Tyler Bing︶ 演 - モーガン・フェアチャイルド/声 - 弥永和子 シーズン1第11話 チャンドラーの母。テレビにも出演するくらいの有名な官能小説家[473]。私生活でも性にはオープンでシーズン7の時点でバツ3だったり[24]、酔った勢いでロスとキスをしているところをジョーイに見つかったことがある[29][474]。その後、チャンドラーの結婚式に参列することになるが、結婚前夜の食事会[475]で初対面のロスの父から、チャンドラーの父親なのか、それとも母親なのかと尋ねられる[410]。ジョーイの家族[編集]
ジョセフSr.︵Joey Tribbiani, Sr.︶ 演 - ロバート・コスタンゾ/声 - 長島雄一 シーズン1第13話 ジョーイの父。配管工の家業をしている[476]。実は妻グロリアに隠れて(シーズン1の時点で)6年間付き合う愛人がいる。グロリアによると以前のジョセフSr.は、陰気な性格で仏頂面をしていることが多かったが不倫後は性格が明るくなった。髪型は薄毛でカツラを所有している。食べ物を粗末にするのが嫌いな性格でこの性格はジョーイにも影響している[21]。 グロリア・トリビアーニ︵Gloria Tribbiani︶ 演 - ブレンダ・ヴァッカロ/声 - 水原リン シーズン1第13話 ジョーイの母。ジョセフSr.の不倫には以前から気づいていたが、夫が優しくなり夫婦関係が良好になったため見て見ぬふりする形で不倫を容認している。好きな有名人は、スティング。夫婦そろって、アイルランド系の人間となぜか郵便局を嫌っている[477]。 ジョーイの7人の姉妹 姉妹の名前はそれぞれ、ベロニカ (Veronica)、マリーアンジェラ (Mary Angela)、マリーテレサ (Mary Theresa)、ジーナ (Gina)、ディーナ (Dina)、ティナ (Tina)、クッキー (Cookie)。 シーズン3第11話 7人はその日ごとに全員が似たようなファッションとヘアメイクをしているため、ジョーイ以外のレギュラーにはほぼ見分けがつかない。シーズン3のジョーイの誕生日パーティに姉妹全員で訪れる。マリーアンジェラは、酒に酔ったチャンドラーとエッチした。マリーテレサは、自身をマリーアンジェラと勘違いしたチャンドラーからキスされる。クッキーは、チャンドラーがマリーアンジェラの顔を覚えていなかったため彼を殴った[478]。 ティナは、シーズン1で既に結婚していたが不仲で裁判で夫の接近禁止命令を勝ち取った[476]。ディーナは一番年下の妹だがシーズン8で妊娠してしまい同じく妊娠中のレイチェルに相談する[479]。 2人の祖母 英語が話せる方のおばあちゃん︵Nonna︶ 演 - ペニー・サントン シーズン3第11話 一軒家でジョーイの7人の姉妹と暮らしている模様。ジョーイによると﹁機嫌を損ねると怖い﹂とのこと[480]。ティラミス作りが得意で、ある日自宅に来たチャンドラーにも食べてもらう。 英語が話せない方のおばあちゃん︵Grandma Tribbiani︶ 演 - リリアン・ショーヴァン シーズン5第19話 イタリア人でイタリア語しか話せない。役者をするジョーイの大ファンで、彼によると﹁家族の中で唯一ジョーイの俳優としての活躍を応援している人﹂[481]。高齢だが一人暮らしなのか誰かと暮らしているのかなど生活状況は不明。ジョーイが出演するドラマを孫たちと一緒に見るためにモニカの部屋に訪れる。レギュラーたちの主な恋人たち(結婚相手も含む)[編集]
出演者の下の話数は、主に初登場回レイチェルの恋人[編集]
バリー︵Barry︶ 演 - ミッチェル・ウィットフィールド/声 - 島田敏 シーズン1第2話 歯科医でレイチェルの婚約者。その挙式でレイチェルに逃げられて破局するが、1ヶ月後彼女の親友だったミンディと交際し[274]その後結婚。女にだらしな性格で、レイチェルとミンディのそれぞれの婚約期間中に裏でそれぞれと浮気していた[482]。実は植毛している[314]。 パウロ︵Paolo︶ 演 - Cosimo Fusco/声 - 目黒光祐 シーズン1第7話 イタリア人でワイルドな肉体派色男。イタリア語と少しの英語しか話せない。停電した夜に飼い猫を探していた所、レイチェルと知り合い付き合い始める。密かにレイチェルを想うロスからは、陰で一方的に嫌われている[483]。数週間後フィービーにマッサージしてもらうが彼女に迫ろうとしたため、レイチェルに嫌われて破局[484]。 ジョシュア︵Joshua︶ 演 - テイト・ドノヴァン シーズン4第13話 ブルーミングデールズの顧客相談員となったレイチェルの客として訪れる。妻と離婚協議中で新しい恋愛には消極的だったが、レイチェルのアタックにより交際を始める。しかし数日後、同時期にロスが結婚を決めたことにレイチェルが感化され、結婚に先走る彼女に引いてしまい破局[485]。鳥が苦手でピヨちゃんとクワちゃんに遭遇した時はパニクった。 ポール︵Paul︶ 演 - ブルース・ウィリス/声 - 磯部勉 シーズン6第21話 ロスの恋人エリザベスの父親で弁護士。妻を早くに亡くしており男手一つで娘を育ててきた。ロスとは交際相手の父として初めて会った時に、ロスを励ますために来たレイチェルと出会い付き合い始める。ロスとは、娘との交際を巡ってややギクシャクした関係となった。渋い男前と思われていたが後日泣き虫なことが判明し、女々しすぎてレイチェルにフラれる[486]。 タグ︵Tag︶ 演 - エディ・ケイヒル シーズン7第4話 24歳[225]。ラルフローレン社で働くレイチェルのアシスタント募集を知り面接を受け、ファッション業界未経験ながら彼女に気に入られ採用される。作中では部下との恋愛は禁止だが2ヶ月後恋仲になり、会社に隠れて交際を続ける[120]。しかし数ヶ月後レイチェルの30歳の誕生日に2人の将来が見えず別れる[225]。モニカの恋人[編集]
リチャード・バーク︵Richard Burke︶ 演 - トム・セレック/声 - 菅生隆之 シーズン2第15話 モニカが子供の頃からの眼科の主治医で、彼女の父親とは親友。バツ一の独身でモニカより21歳年上で、数年ぶりに彼女と再会し交際を始める[487]。紳士的で実直な性格でこれまでの交際人数は、前妻とモニカの2人だけ[488]。愛車はジャガーで大のニックスファン[489]で、南北戦争オタク[490]。数ヶ月間交際したが子供を作るかどうかで意見が食い違い別れた[491]。数年後モニカと再会し、チャンドラーと同時期に彼女にプロポーズをした[492]。 ピート・ベッカー︵Pete Becker︶ 演 - ジョン・ファヴロー/声 - 大塚明夫 シーズン3第18話 ソフトウェア会社のCEOで億万長者。モニカが働く﹁ムーン・ダンス﹂の客として訪れ、恋人がいないことをボヤく彼女と交際を始める。チャンドラーたちと同世代だが金銭感覚が一般人とズレている[493]。数週間後、UFC(総合格闘技)の大会への出場を経験するがチャンピオンになるという夢を諦めきれずモニカと破局した[494]。フィービーの恋人[編集]
デビッド︵David︶ 演 - ハンク・アザリア/声 - 佐久田修 シーズン1第10話 物理学者。﹁セントラル・パーク﹂で弾き語りをするフィービーに好意を持ってすぐに付き合い始める。しかし数日後奨学金で研究仲間とロシアの(実際にはベラルーシだが、作中では﹁ロシア﹂と発言されている)ミンスクに留学することになり、フィービーから﹁ロシアに行くべき﹂と説得されて破局。しかしその後もフィービーを想い続けており、シーズン9で留学を終えて彼女と再会しプロポーズする。真面目で優しい性格だがお人好しで、告白のタイミングが悪く周りによく邪魔される。 ダンカン︵Duncan︶ 演 - スティーヴ・ザーン/声 - 関俊彦 シーズン2第4話 カナダ人でアイスショーのダンサー。フィービーの一応夫となる存在[495]。長い間自身はゲイだと思い込んでおり周りにもそう伝えていたが、いつ頃からか異性愛者であることに気付く。フィービーとの結婚から6年後、他の女性と結婚するために離婚を申し出て友人関係に戻った。 ギャリー︵Gary︶ 演 - マイケル・ラパポート シーズン5第16話 警官。不注意で失くした自身の警察手帳をフィービーが偶然拾ったことがきっかけで付き合い始める。フィービーとの交際は順調に進み数週間後に同棲生活を提案して一緒に暮らし始める。しかしその翌朝、ギャリーが窓の外にいた鳥を拳銃で撃って彼女をドン引きさせてしまいそのまま破局[290]。 マイク・ハニガン︵Mike Hannigan︶ 演 - ポール・ラッド/声 - 中原茂 シーズン9第3話 裕福な家庭出身の元弁護士で、現在はピアニストとしてピアノバーで働く[276]。薬物中毒者の妻との離婚経験がある。偶然知り合ったジョーイとのダブルデートでフィービーと知り合い交際する。数ヶ月後結婚で意見が食い違い一度破局するが、彼女への愛を再認識してプロポーズしその後結婚。卓球が得意でモニカに匹敵するほどの負けず嫌い[63]だが、ジョークは苦手。ロスの恋人[編集]
キャロル・ウィリック︵Carol Willick︶ 演 - アニタ・バロン→ジェーン・シベット/声 - 佐々木優子 シーズン1第2話 ロスの最初の妻。小学校教師[496]。同じ大学に通うロスと学生時代から交際を始め[77]、数年後に結婚。しかしその後キャロルはレズビアンであることをロスに告白し離婚した[497]後、スーザンと結婚する[134]。 離婚後ロスとの子供を妊娠していることが発覚し、現在はスーザンとその後生まれたベンを育てている。ロスとは子供の親としてその後も良好な関係を築いている。運動好きで大学時代はゴルフ部とラクロス部に所属[77]したり、スーザンとの出会いもスポーツジムだった[430]。 ジュリー︵Julie︶ 演 - ローレン・トム/声 - 鵜飼るみ子 シーズン2第1話 ニューヨーク出身の中国系アメリカ人。ロスとは同じ大学院出身の古生物学者同士。ロスが仕事で中国に行った時に数年ぶりに再会し、交際を始める。レイチェルからは出会った頃から一方的に嫉妬されている[498]。数週間後ジュリーは、レイチェルの思いを知ったロスから別れを告げられて破局[499]。 エミリー・ウォルサム︵Emily Waltham︶ 演 - ヘレン・バクセンデール/声 - 土井美加 シーズン4第14話 ロスの2番目の妻。レイチェルのブルーミングデールズ就職時の上司の姪で、ロンドンに住むイギリス人で上品な人。数日間の旅行でニューヨークに訪れた所ロスと親しくなり[500]、交際わずか1ヶ月半でプロポーズを受けて婚約[501]。しかしロスが結婚式の誓いの言葉でエミリーを“レイチェル”と呼び間違え、それが原因ですぐに離婚[502]。ロスと別れて10か月ほどで別の男性と結婚する[503]。 エリザベス・スティーブンス︵Elizabeth Stevens︶ 演 - アレクサンドラ・ホールデン シーズン6第18話 20歳の大学生でロスの大学の教え子。エリザベスからロスに異性として興味を持ったことがきっかけでデートに誘い、禁断の恋を始める[504]。しかし後エリザベスが同世代の若者と子供っぽい遊びで盛り上がった所、ロスが年の差をリアルに感じてしまい別れを告げる[505]。 モナ︵Mona︶ 演 - ボニー・サマーヴィル シーズン8第1話 モニカのレストランの同僚。出席したモニカの結婚式でロスと出会い、数日後再会して交際に発展する[506]。ノリがよくロスとは気が合ったが、お互いの恋人としての親密度のことでは少々ズレが生じている[507]。しかしその後レイチェルを妊娠させたことや彼女と同居を始めたことに関して、ロスから嘘をつかれたためモナの方からフって破局[508]。 チャーリー︵Charlie︶ 演 - アイシャ・タイラー シーズン9第20話 ロスの大学にやって来た新任教授。古生物学者。知的な女性[509]で当初ジョーイと交際するが接点が少ないことに気づき数日で破局。その後ロスの仕事を手伝ったことで親しくなり付き合う[510]が、数週間後再会した元彼から告白されてよりを戻した[370]。ちなみにレイチェルとは内心馬が合わなかった[511]。チャンドラーの恋人[編集]
ジャニス・リットマン・ゴラルニック︵旧姓 ホーゼンスティーン︶︵Janice Litman Goralnik (née Hosenstein)︶[512]。 演 - マギー・ホイーラー/声 - 滝沢久美子 シーズン1第5話 チャンドラーの元彼女(初登場回でフラれる)。﹁ヤダー、マジ、ウソー!﹂(Oh, my God!)の台詞[513]が定番で、クセのある非常に高い笑い声が特徴。チャンドラーのことをよく“チャンちゃん”と呼んでいる[514]。上記の言動のせいでチャンドラーを含めてレギュラーからウザがられている。ちなみにジャニスは、途中から登場時に作中の視聴者から歓声と拍手で迎えられるようになり人気キャラとなった模様[515]。ちなみに好きなタイプは、デビッド・カッパーフィールド(マジシャン)[516]。 チャンドラーとシーズン1の頃から付き合ったり別れたりを繰り返し、その後もレイチェルの出産[517]やチャンドラーとモニカの不妊治療を相談した病院[518]、新居探しの時[519]など行く先々で偶然出会ってしまうことが多々ある。チャンドラー以外の恋愛では寝具屋を営む男性と結婚し男の子が生まれる[133]が、その後離婚して息子を引き取りシングルマザーとなる[520]。数年後難聴の証券マンと再婚した後、男の子を授かり[427]最終的に4人家族となり幸せに暮らしている。 キャシー︵Kathy︶ 演 - パジェット・ブリュースター/声 - 山像かおり シーズン4第5話 ﹁セントラル・パーク﹂でチャンドラーがナンパした女性。舞台女優。しかし直後にジョーイの恋人と知りチャンドラーは恋愛感情を抑えて友人として接ししばらくの間悩ましく過ごす。その後2人が破局しジョーイの許可を得て交際を始める[521]が、数週間後共演俳優と浮気してしまいチャンドラーと破局する[522]。愛読書は、﹁ビロードうさぎのなみだ﹂[523]。ジョーイの恋人[編集]
ジャニーン︵Janine︶ 演 - エル・マクファーソン シーズン6第7話 一時ジョーイのルームメイトとなった女性。オーストラリア出身のダンサー。同居直後からジョーイに好意を持たれており、数週間後親しくなり交際を始める[524]。しかしその直後ジャニーンがお向かいさんであるモニカとチャンドラーのことが好きになれず[525]、2人とケンカしたことでジョーイと別れて部屋を出ていった[526]。準レギュラー[編集]
出演者の下の話数は、主に初登場回 ガンター︵Gunther︶ 演 - ジェームス・マイケル・タイラー/声 - 高瀬右光︵第33話︶→安井邦彦︵第43話 - ︶→高宮俊介︵第55話 - ︶→星野充昭︵第102話 - ︶ シーズン1第2話(シーズン2第9話)[527] コーヒーハウス﹁セントラル・パーク﹂の支配人[528]。ずっとレイチェルに思いを寄せている[529]が、レイチェルからは全く相手にされないどころか、仕舞いにはゲイだと思われる始末[530]。レイチェル以外のレギュラーたちとも顔見知りなため、知人を呼んで開くパーティに友人の1人としてよく招かれている[436][478]。ただし、ロスのことはレイチェルに好意を寄せる恋敵として密かにライバル視している[531]。ちなみにジュディからは、﹁セクシーなブロンド君﹂と気に入られた[532]。オランダ語が堪能[533]。 スーザン・バンチ︵Susan Bunch︶ 演 - ジェシカ・ヘクト/声 - 種田文子 シーズン1第2話 キャロルの現パートナー。ロスとは仲が悪く顔を合わせるたび[534]に嫌味を言い合っていたが、シリーズ1の終盤で関係が良好になる[535]。仕事は女優か撮影関係らしい[536][537]。ベジタリアン[484]。 ベン・ゲラー︵Ben Geller︶ 演 - ジャック・アレン、チャーリー・アレン、コール・スプラウス、ディラン・スプラウス/声 - 黒田弥生︵第56話︶→川田妙子︵第108話 - ︶ シーズン1第23話で誕生 ロスとキャロルの息子。名付け親はロス[538]普段はキャロルとスーザンと共に暮らしているが、赤ちゃんの頃から時々ロスたちレギュラーに面倒を見てもらっているため6人とも顔見知り。赤ちゃんの頃チャンドラーとジョーイが子守をしたら市営バスに置き去りにされた過去がある。その後スティングの息子と同じ小学校に通う[479]が、レイチェルの入れ知恵でイタズラっ子になる[395]。 フランクJr.の3つ子︵Frank Jr.Jr.、Leslie、Chandler︶ 演 - Dante Pastula、アリソン・アシュリー・アーム、Sierra Marcoux シーズン5第3話で誕生 代理母としてフィービーが産んだ3つ子は、第一子から男女女の順でフランクJr.Jr.、レズリー、︿チャンドラー﹀[539][540]。誕生後3つ子は両親であるフランクJr.とアリスと共に暮らし、5歳頃には3人ともわんぱく&おてんばに成長し両親の手を焼かせるようになる。また、この頃3つ子はチャンドラーが口を滑らせたせいで、自分たちの産みの母が伯母のフィービーであることを突如知ってしまった[541]。 エステル・レナード︵Estelle Leonard︶ 演 - ジューン・ゲイブル/声 - 火野カチコ シーズン2第10話 ジョーイのエージェント。シーズン1で無名俳優だったジョーイをスカウトして所属タレントとなる[61]。ヘビースモーカーでかなりの変人。事務所を辞めていった俳優たちに色んな噂(悪口)をバラまいて仕返しをしており、ジョーイも同じ目に遭う[542]。シーズン10で死去[543]。 裸のブ男︵Ugly Naked Guy︶ モニカの部屋の窓から見える、向かいのアパートに住んでいる男性でそのアパートの管理人。元々は、なかなかのハンサムだったらしいが、太ってしまった[544]。登場人物たちの会話で話題になるだけで、実際にその姿が登場することはない[545]。ちなみにシーズン1の感謝祭では、“裸のブ女”(恋人かは不明)とディナーを楽しんでいる[546]。裸のブ男が引っ越す際にロスが裸で遊びに行って機嫌をとり、彼が部屋を借りることになった。 ヘッケル 演 - ラリー・ハンキン シーズン1第7話 モニカの部屋の真下の部屋の住人。モニカたちが騒がしくしていると時々苦情を入れにモニカの部屋に来たり、ヘッケルの部屋の天井(モニカにとって床下)からほうきの柄でつついて抗議する。日常的にくだらない嘘つきをつきまくる偏屈な性格。ヘッケルはシーズン2で亡くなるが、チャンドラーとは色々と共通点が多いことが遺品から判明する[547]。実はチャンドラーとジョーイが同居するきっかけとなった人物でもある[548]。 マーク︵Mark︶ 演 - スティーヴン・エクホルト シーズン3第11話 ブルーミングデールズの社員。レイチェルをファッション業界の道に誘った人[549]。レイチェルと同じくジョアンナの下でアシスタントをしている。職場ではレイチェルと向い合せの席でいつも一緒に仕事をしていることから、ロスに嫉妬されている。[550]。レイチェルと会った数週間後、より良い職場に転職し[551]、数年後再会した彼女にマークが働くルイヴィトンへの転職話を持ちかける[41]。 マルセル シーズン1第10話 ロスが一時ペットとして飼ったオスのオマキザル[274]。イタズラ好きで周りにある物を勝手に触ったり粗相をすることがある。﹃ライオンは寝ている﹄の曲がお気に入り[65]。その後飼育環境の問題でサンディエゴの動物園に預けることになる[384]。さらに数ヶ月後人の手を渡って、テレビCMに出演し人気者のタレント猿[552]となり、ロスたちと再会する[553]。 ピヨちゃんとクワちゃん シリーズ3第21話 ジョーイとチャンドラーが、シーズン3の終盤から飼い始めたひよこ(ピヨちゃん)とアヒル(クワちゃん)[554]。ヒナから飼い始めたピヨちゃんは当初2人からメスと思われていたが、その後成長して雄鶏ということが判明[555]。クワちゃんはロスの結婚指輪を飲み込んだり[556]、ピヨちゃんは成長した時に夜明け前に鳴いて皆を困らせたことがある。いつの間にか登場シーンはなくなったが、その後シーズン10の最終盤で新しくジョーイがピヨちゃんJr.とクワちゃんJr.(どちらもヒナの状態)を購入した[557]。ゲストキャラ[編集]
出演者の下の話数は、登場回(複数回登場する場合は主に初登場回)
シーズン1
テリー︵Terry︶
演 - マックス・ライト/声 - 岡田吉弘
シーズン1第9話、シーズン2第6話
コーヒーハウス﹁セントラル・パーク﹂のオーナー。レイチェルが給料の前借りをするのを断ったり、彼女に頼んでフィービーが店内で歌うのを止めてもらおうとする。
スティーブ︵Steve︶
演 - ジョン・ロヴィッツ/声 - 青山穣︵シーズン1︶→長島雄一︵シーズン9︶
シーズン1第15話、シーズン9第14話
レストランのオーナー。実は大麻常習者で、シェフを募集していると知ったモニカの料理のテスト直前に大麻を使用して変なテンションになる。シーズン9ではレイチェルのデート相手となるが、数日前に店を潰しており彼女に愚痴をこぼす。
トーク番組の司会者
演 - ジェイ・レノ︵ノンクレジット[558])
シーズン1第11話
官能小説家として有名なチャンドラーの母ノーラをゲストに招き、彼女からプライベートな話を聞く。
ジェイミー・ブックマン︵Jamie Buchman︶、フラン・デヴァナウ︵Fran Devanow︶
演 - ヘレン・ハント 、リーラ・ケンズル/声 - 佐々木優子︵ジェイミー︶
シーズン1第16話
アースラの知人の2人組。ある時﹁セントラル・パーク﹂に客として訪れ、偶然出会ったフィービーをアースラと間違えて声をかける。
役を演じたヘレンとリーラ及びアースラ役のリサ・クドローはドラマ﹁あなたにムチュー﹂の出演者。
ミッチェル︵Mitchell︶、ローゼン︵Rosen︶
演 - ジョージ・クルーニー 、ノア・ワイリー/声 - 小山力也、平田広明
シーズン1第17話
医者。足をケガして診察に来たレイチェルと付添いのモニカの2人と病院で知り合う。好意を持った彼女たちと意気投合し、4人でモニカの部屋で自宅デートするがモニカとレイチェルが小競り合いをしてしまう。ドラマ﹁ER﹂より出演。
ルイーザ・ジャネッティ︵Luisa Gianetti︶
演 - ミーガン・カヴァナー/声 - 小宮和枝
シーズン1第19話
動物管理局の女性。レイチェルにマルセルを捕まえるため呼ばれた。実はレイチェルとモニカの高校の同級生だが、2人には存在を忘れ去られていた。とあることでレイチェルを毛嫌いしている。
ミンディ︵Mindy︶
演 - ジェニファー・グレイ
シーズン1第20話
レイチェルの旧友。レイチェルが婚約者のバリーと破局した後、彼と交際を始める。結婚を控えているがバリーの浮気を疑い、その浮気相手がレイチェルとは知らずに彼女に相談しに来る。
シーズン2
アナベル︵Annabel︶
演 - エミリー・プロクター
シーズン2第2話
ジョーイが香水売り場でバイトをしている時にデートに誘う女性。しかしジョーイのライバルとなる新入りのバイト男・通称“オンブレの君(きみ)”とデートしにいく。
トリガー︵Treeger︶
演 - マイク・ハガティ
シーズン2第3話など数話出演
モニカたちが暮らすアパートの管理人。アパート内で何かトラブルが起きた時に登場する。シーズン4ではジョーイに社交ダンスの練習台(女性役)を頼んで2人で踊ったこともある[559]。
街上の女性
演 - リー・トンプソン︵ノンクレジット[560]︶
シーズン2第6話
ある時ベンのベビーシッターをするジョーイとチャンドラーと街で出会う女性。2人を“養子をもらったゲイカップル”と勘違いする。
ロビン︵Robin︶
演 - キャサリン・ベル
シーズン2第6話
バスの乗客。座席に座っていた所赤ん坊のベンを連れたジョーイとチャンドラーが乗車し、ベンの可愛さに釣られて2人に声をかける。
ステファニー︵Stephanie︶
演 - クリッシー・ハインド
シーズン2第6話
﹁セントラル・パーク﹂に雇われたプロの歌手。店内で客を前に歌い、その後フィービーから﹃ネコはくちゃーい﹄を教わり一緒に歌う。
ラスタッター︵Rastatter︶
演 - マイケル・マッキーン
シーズン2第8話
食品会社社長。仕事の面接を受けに来たモニカに、自社製品の“マコレート”[561]を使った感謝祭用のお菓子の考案を依頼する。
エリカ︵Erika︶
演 - ブルック・シールズ
シーズン2第12話
ジョーイ演じるドレイク医師のクレイジーなファン。またジョーイが初めてもらったファンレターの送り主でもある。ドラマと現実の世界を混同しており、ドレイクを実在する本物の医者と思い込んでジョーイと会ってデートする。
ロブ︵Rob︶
演 - クリス・アイザック
シーズン2第12話
小学校の先生。児童図書館の催し物の企画を担当しフィービーの歌を気に入り、図書館に来る子供たちに歌を聞かせて欲しいと彼女に依頼する。
ジャン=クロード・ヴァン・ダム︵本人役︶
声 - 大塚芳忠
シーズン2第13話
作中の映画撮影の現場でレイチェルとモニカと知り合うが、ヴァン・ダムとのデートの権利を巡り彼女たちが大喧嘩してしまう。
スージー︵Susie︶
演 - ジュリア・ロバーツ/声 - 勝生真沙子
シーズン2第13話
チャンドラーの小学校時代の元クラスメート。チャンドラーにスカートめくりをされた結果、周りの生徒の前でパンツを見られてしまい﹁スージー・パンツ(Susie Underpants)﹂というあだ名をつけられ、高校までそう呼ばれていた。映画の撮影現場でメイクを担当していた所、偶然チャンドラーと再会し食事デートに行く。
エディー︵Eddie︶
演 - アダム・ゴールドバーグ
シーズン2第17話など数話出演
チャンドラーと一時同居したルームメイト。最初はチャンドラーのよき友だったが、次第にクレイジーになって追い出される。
役を演じたゴールドバーグは、ジョーイの親友ジミー・コスタ役で﹃ジョーイ﹄にも登場。
ライアン︵Ryan︶
演 - チャーリー・シーン/声 - 宮本充
シーズン2第23話
フィービーの恋人[562]。海軍将校で潜水艦の乗員。再会の直前にフィービーが水ぼうそうにかかってしまうが、病気が感染るのもいとわず恋人として一緒に過ごす。
シーズン3
マルコム︵Malcolm︶
演 - デヴィッド・アークエット
シーズン3第3話
アースラの元恋人。裁判でアースラに対する接近禁止命令を受け、気を紛らわせるために数日間だけフィービーのストーカーとなった。事情を聞いたフィービーからストーカーを辞めるよう優しく助言される。
イザベラ・ロッセリーニ︵本人役︶
シーズン3第5話
国際派女優。﹁セントラル・パーク﹂に客として来た所、偶然イザベラの大ファンであるロスから声を掛けられ雑談を交わす。しかしロスの﹁有名人で好きな女性のタイプ﹂を書いたリストに自身が入っていないことを知り理由を尋ねる。
サラ︵Sarah︶
演 - メイ・ホイットマン
シーズン3第10話
﹁ブラウン・バード﹂に所属しクリスマスクッキーを売る女の子。ロスが誤ってケガをさせてしまい見舞いに訪れた所、宇宙好きのサラが﹁クッキーを一番多く売ると宇宙センターに行ける﹂と話したため、彼が代わりにクッキーを売る。
ジンジャー︵Ginger︶
演 - シェリリン・フェン
シーズン3第14話
チャンドラーのデート相手。片方の足が義足。数年前にジョーイと交際したことがある。チャンドラーと出会い交際するが、彼の“第3の乳首”の存在を知って気持ちがフェードアウトしてしまう。
レスリー︵Leslie︶
演 - エリザベス・デイリー
シーズン3第14話
フィービーが以前コンビを組んで音楽活動をしていた幼馴染。コンビを解消した後、現在はCMソング作成の仕事に携わっている。﹁セントラル・パーク﹂でフィービーと再会し、もう一度コンビで歌うことを希望する。
ケイト︵Kate︶
演 - ディナ・メイヤー
シーズン3第19話など数話出演
ジョーイと舞台で夫婦役を演じる女優。イェール大学の演劇科卒という才女だが少々頭でっかち。演出家と付き合っているが、ジョーイと気持ちを込めて夫婦の役作りをした所、気分が高揚しすぎてその夜エッチしてしまう。
トミー︵Tommy︶
演 - ベン・スティラー/声 - 檀臣幸
シーズン3第22話
レイチェルのデート相手。ある時レイチェルやレギュラーたちとジョーイの舞台を見に行く。キレやすい性格で些細なことで声を荒らげるがレイチェルの前では本性を隠して穏やかに振る舞う。
トーマス︵Thomas︶
演 - ロビン・ウィリアムズ/声 - 中村秀利︵ノンクレジット[563]︶
シーズン3第24話
﹁セントラル・パーク﹂の客。モニカがレギュラーに話をしようとした所にティムと共にソファに相席する。妻の不倫疑惑に悩んでいることをティムに相談するが、隣に座るレギュラーに興味津々で話を聞かれる。
ティム︵Tim︶
演 - ビリー・クリスタル/声 - 大塚芳忠︵ノンクレジット[564]︶
シーズン3第24話
トーマスの友人。トーマスから妻の浮気相談を受けて親身になって話を聞くが、﹁その浮気相手は俺だ﹂と告白する。
ダグ︵Doug︶
演 - サム・マクマレー
シーズン3第24話など数話出演
チャンドラーが最初から勤めている会社の上司。つまらないオヤジギャグを言ったり、男性部下を褒める時は相手の尻を叩く癖がある。チャンドラーを気に入っており、その後彼とモニカVSダグ夫妻の4人でテニスで交流を深める。
ボニー︵Bonnie︶
演 - クリスティン・テイラー
シーズン3第24話など数話出演
ロスのデート相手。フィービーの友人で、ロスを異性として気になったため彼女から紹介してもらう。自由奔放な性格で下ネタ好きだったり、髪型を突然スキンヘッドにすることもある。
シーズン4
シェリル︵Cheryl︶
演 - レベッカ・ローミン
シーズン4第6話
ロスのデート相手。ロスとは古い知り合いの古生物学者。美人でロスによると近々古生物学で博士号を取るぐらい優秀。ロスを自宅に招くが足の踏み場もないくらい部屋が汚く彼を引かせる。
ティム・バーク︵Tim Burke︶
演 - マイケル・ヴァルタン
シーズン4第8話
リチャードの息子で、父親と同じく眼科医。目を傷めたモニカを診察した後、いい雰囲気になりキスをするが彼女がリチャードとのキスを思い浮かべてしまう。
アレサンドロ︵Allesandro︶
演 - テイラー・ネグロン/声 - 中村秀利
シーズン4第9話
レストラン﹁アレサンドロ﹂のオーナー。タウン誌のモニカの論評で﹁アレサンドロ﹂の料理やサービス内容のことをこき下ろされたため、自宅まで押しかけて彼女に記事を取り消すよう文句を言う。
チャールトン・ヘストン︵本人役︶
声 - 納谷悟朗
シーズン4第14話
映画でジョーイと共演予定の大物俳優。撮影前に楽屋に訪れた所ジョーイが断りもなく勝手にシャワーを浴びていたため怒るが、演技指導をする。
ジョシュアの両親
演 - ジョン・ベネット・ペリー、パット・クローリー
シーズン4第18話
夫婦で予定より早く旅行から帰宅した所、ジョシュアと2人きりで過ごすレイチェルの下着姿を目撃して驚く。
ジョシュアの父役を演じたジョンは、チャンドラー役のマシュー・ペリーの実父。
店員
演 - リチャード・ブランソン
シーズン4第23話
ロンドンのとある路上売店の店員。観光客のジョーイにイギリスの国旗が描かれた帽子を売る。
セーラ・ファーガソン︵本人役︶
シーズン4第23話
ヨーク公爵アンドルー王子の元夫人。街を観光するジョーイに小型ビデオカメラで撮影されながらインタビューを受け、彼が被る上記の帽子について感想を述べる。
スティーヴン・ウォルサム︵Stephen Waltham︶
演 - トム・コンティ
シーズン4第24話、シーズン5第1話
エミリーの父。挙式費用はゲラー家と折半の約束だが、自宅のカーペットの張替えや芝の整備まで費用に入れようとしたためジャックと揉める。
アンドレア・ウォルサム︵Andrea Waltham︶
演 - ジェニファー・ソーンダース/声 - 勝生真沙子
シーズン4第24話、シーズン5第1話
エミリーの継母で、スティーヴンの後妻。旦那を尻に敷いており事実上一家の主のように振る舞う。エミリーの結婚式に出席するが娘の結婚には全く興味がない。挙式後ロスに色目を使う。
ウォルサム家の家政婦
演 - ジューン・ウィットフィールド
シーズン4第24話
エミリーの挙式当日にウォルサム家の留守を預かる。フィービーから急用の電話を受けるが、切羽詰まった彼女に電話のかけ方のマナーをくどくどと教える。
フェリシティ︵Felicity︶
演 - オリヴィア・ウィリアムズ
シーズン4第24話
ロスの結婚式に出席する女性。挙式の参加者による顔合わせの食事会でジョーイの隣の席となったことで親しくなり関係を持つ。
飛行機の乗客
演 - ヒュー・ローリー/声 - 青山穣
シーズン4第24話
ロスの結婚式を止めようと飛行機に飛び乗ったレイチェルの隣の座席で、2人のこれまでの恋愛絡みの話を延々と聞かされる。ちなみに“アレは別れた後だ”事件については“別れた後”派。
シーズン5
ハラッド︵Harad︶
演 - サム・アンダーソン
シーズン5第3話
ベテラン産婦人科医。代理出産をするフィービーの主治医。ドラマ﹁ハッピーデイズ﹂のフォンジーのファンで、出産直前のフィービーにフォンジーの話をしまくる。
ダニー︵Danny︶
演 - ジョージ・ニューバーン
シーズン5第6話など数話出演
モニカたちのアパートの下の階に引っ越してきた住人。レイチェルから好意を持たれて付き合いそうになるが、ダニーが妹と仲良すぎることに彼女が引いてしまい交際に至らなかった。
レッドベター博士︵Dr. Ledbetter︶
演 - マイケル・エンサイン
シーズン5第9話、14話
博物館で働くロスの上司。ある時ロスが怒りっぽくなり仕事に差し障りが出たためカウンセリングを勧めるが、実はロスが楽しみにしていたサンドイッチを自身が勝手に食べたせいだったと判明する。
スティーブ︵Steve︶
演 - ウィリー・ガーソン
シーズン5第15話
以前裸のブ男が住んでいたアパートの自治会理事長。引っ越してきたばかりのロスに、アパートの管理人のお別れ会の会費100ドルを彼に要求するが彼が払うのを断ったため関係がギクシャクする。
ランダル︵Randall︶
演 - トーマス・レノン
シーズン5第23話
ラスベガスのカジノのディーラー。たまたまランダルの持ち場でギャンブルをしようとしたジョーイから﹁俺の手の双子だ![565]﹂と感激され、これを売りにエンターテインメント業界で一儲けしようと誘われる。
シーズン6
判事
演 - コンチャータ・フェレル
シーズン6第5話
ロスとレイチェルが婚姻無効手続きをしに法律事務所に訪れる。2人で申請書を提出するがレイチェルがロスについて嘘の記述をしたため、受理しなかった。
ラルフ・ローレン︵本人役︶
シーズン6第8話
ラルフ・ローレン社社長。エレベーター内で直前までレイチェルと女性上司がラルフの噂話をしていたとは知らずに、偶然彼が途中の階から乗り合わせる。
ヒラリー︵Hillary︶
演 - ミッシー・パイル
シーズン6第8話
ロスのデート相手。ロスと自宅デートするが笑顔でうなずくばかりで口を手で覆って会話しようとする彼に違和感を感じる。実は彼がデート前に歯の漂白剤で気味悪いくらいに真っ白い歯にしていたことが直後に判明し引いてしまう。
ウェスリー︵Wesley︶
演 - ケヴィン・スピルタス
シーズン6第15話
妄想内の劇中劇﹁愛の病院日誌﹂の医者役。劇中劇では脳外科医として働いていたが、ジョーイ扮するドレイクから偽医者だったことを見破られる。
演じたケヴィンは、﹁デイズ・オブ・アワ・ライブス﹂の実際の出演者。
ポール・スティーブンス︵Paul Stevens︶
演 - ブルース・ウィリス /声 - 磯部勉
シーズン6第21 - 23話
エリザベスの父。
シーズン7
エリン︵Erin︶
演 - クリスティン・デイヴィス
シーズン7第7話
ジョーイのデート相手。"SEX AND THE ジョーイ"で、お互いに一夜限りの関係のつもりだったが、勘違いが重なり数日関係が続く。
アール︵Earl︶
演 - ジェイソン・アレクサンダー/声 - 岩崎ひろし
シーズン7第13話
自殺したがる会社員。備品購入の担当で電話セールスのバイトをするフィービーと電話で話す。職場の同僚から無視され続けていることに悩んでおり、フィービーから自殺しないよう説得を受ける。
ジェシカ・ロックハート︵Jessica Lockhart︶
演 - スーザン・サランドン
シーズン7第15話
大物女優で昼メロのスター。劇中劇﹁愛の病院日誌﹂で約20年に渡り役を演じてきたが降板することになり、入れ替わりで復帰するジョーイのために熱心に演技指導をする。
クリステン・ラング︵Kristen Lang︶
演 - ガブリエル・ユニオン/声 - 高乃麗
シーズン7第17話
モニカたちが住むアパートの向かいに引っ越してきた女性。ロスとジョーイのデート相手で2人から好意を寄せられる。ロスとの食事の席にジョーイが押しかけ、クリステンに好かれるために2人がお互いのプライベートな情報を暴露し貶し合う。
ジェシカ・アシュリー︵Jessica Ashley︶
演 - アリソン・スウィーニー
シーズン7第18話
劇中劇﹁愛の病院日誌﹂の出演者。本作で昼ドラを対象にしたメロドラマ賞助演女優賞を受賞するが、微妙な賞なためジョーイの前で記念の楯をテキトーに扱う。
役を演じたアリソンは、﹁デイズ・オブ・アワ・ライブス﹂の出演女優。
モース︵Morse︶
演 - ヴィンス・ヴィーラフ
シーズン7第18話
ロスの授業を受ける男子学生。中間試験でかなり低い点を取り、﹁先生に恋していて勉強が手につかない﹂とロスに告白するが、後日良い点をもらうための嘘だとバレる。
キャシー︵Cassie︶
演 - デニス・リチャーズ
シーズン7第19話
ロスとモニカのいとこ。モニカの部屋の客間に数日間泊まりに来る。本人は気づいていないが、長い髪を頭を揺らしてほぐしたり手でかき上げる仕草が魅惑的で、チャンドラーもロスもそれを見た瞬間惹かれてしまう。
メリッサ・ウォーバートン︵Melissa Warburton︶
演 - ウィノナ・ライダー/声 - 松本梨香
シーズン7第20話
レイチェルの大学時代の同級生。レイチェルのことを“レイレイ”と呼んでいる。過去に酔った勢いでレイチェルとキスをしたことがあるが、密かに彼女のことを想う。レイチェルと数年ぶりに再会し一緒に食事する。
リチャード・クロスビー︵Richard Crosby︶
演 - ゲイリー・オールドマン/声 - 安原義人
シーズン7第23話、24話
戦争映画でジョーイと共演する大物俳優。台詞を言うたびジョーイの顔にかかるくらい唾が飛ぶという癖がある。アル中で、撮影日にも関わらず泥酔してしまいジョーイを困らせる。
シーズン8
ティム︵Tim︶
演 - ケヴィン・ラーム
シーズン8第5話
モニカが働く﹁アレサンドロ﹂のスーシェフ。フィービーのデート相手。いい人だが優しすぎる性格で仕事のミスが多い。モニカからクビを宣告され、同じ日にフィービーから別れを告げられるかわいそうな人。
ボブ︵Bob︶
演 - クリス・パーネル
シーズン8第5話
チャンドラーの職場の別の部所の社員。顔見知りのチャンドラーのことをなぜか“トビー”と呼ぶ[566]。チャンドラーの部所に異動願いを出すが彼に断られ、目の前にいるのがチャンドラー本人と知らないまま、腹いせに彼のデスクを荒らす。
カッシュ︵Kash︶
演 - ジョニー・メスナー
シーズン8第5話
劇中劇﹁愛の病院日誌﹂のジョーイの共演者。スタジオ撮影を見学に来たレイチェルとデートするが、彼女から妊娠していることを聞いて尻込みし途中で帰ってしまう。
エリック︵Eric︶
演 - ショーン・ペン/声 - 佐久田修
シーズン8第6話、7話
アースラの婚約者。教師。アースラとは会って2週間で婚約したが彼女が嘘つきだったため別れる。直後にフィービーから好意を寄せられるが、アースラとの見極めが出来ず結局彼女とも別れてしまう。
ウィル・コルバート︵Will Colbert︶
演 - ブラッド・ピット/声 - 堀内賢雄︵ノンクレジット[567]︶
シーズン8第9話
ロスの高校時代の同級生。学生時代はかなり太っていて後輩のレイチェルにいじめられていたため、現在もひどく嫌っている。当時はロスと共に﹁レイチェル・ヘイト・クラブ﹂を設立するなど親しくしていた。現在は約70kg痩せてイケメンになった[568]。感謝祭にモニカの部屋でロスたちと再会し高校時代の思い出を語る。
トゥルーディー・スタイラー︵本人役︶
シーズン8第10話
スティングの妻。息子がベンと同じ小学校に通っている。スティングのコンサートのチケットを手に入れたいフィービーが、ベンの保護者のフリをして自宅に訪れる。
ジム︵Jim︶
演 - ジェームズ・レグロス
シーズン8第17話
フィービーのデート相手。2週間前からフィービーの行く先々で偶然出会うようになる。フィービーからデートに誘われるが、食事中に下ネタを言い続けて彼女をうんざりさせる。
パーカー︵Parker︶
演 - アレック・ボールドウィン/声 - 井上和彦
シーズン8第17話、18話
フィービーのデート相手。異常なまでの楽天家でいつもテンションが高い。数日間フィービーと交際するがパーカーが些細なことにすぐ感激しては、いちいち感嘆の言葉を口にするため彼女を辟易させる。
出版社の社員
演 - サッシャ・アレクサンダー
シーズン8第19話
昼メロを扱う雑誌の取材で﹁愛の病院日誌﹂に出演するジョーイにインタビューの掲載を依頼し、﹁セントラル・パーク﹂に訪れて彼のこれまでの俳優業やプライベートな話を聞く。
クリフ︵Cliff︶
演 - エディ・マクリントック
シーズン8第23話、24話
足を骨折した入院患者。出産直前のレイチェルの付添いで病院に来たフィービーと出会い、親しく会話する。
シーズン9
サンディ︵Sandy︶
演 - フレディ・プリンゼ・ジュニア/声 - 松野太紀
シーズン9第6話
エマのベビーシッター。赤ちゃん想いで繊細な心の持ち主。多才で有能な仕事ぶりにレイチェルからは気に入られるが、﹁ベビーシッターは男がやる仕事じゃない﹂と偏見を持つロスから嫌な顔をされる。
マイクの両親
演 - グレゴリー・イッツェン、クリスティン・ローズ
シーズン9第7話、シーズン10第12話
自宅に訪れたフィービーと初めて会うが、彼女のストリート時代の話やいくつかの失言によりドン引きしてしまう。しかしマイクとフィービーの真剣な気持ちに2人の結婚を認め、その後結婚式に参加する。
ウェンディ︵Wendy︶
演 - セルマ・ブレア
シーズン9第10話
チャンドラーの部下で、オクラホマ支社の副支社長。元準ミスオクラホマ。クリスマスの午後、部下を帰らせた後一人で仕事をするチャンドラーを不憫に思い仕事を手伝うが、彼を誘惑する。
ギャビン︵Gavin︶
演 - ダーモット・マローニー/声 - 森田順平
シーズン9第11話など数話出演
レイチェルの同僚。産休中のレイチェルに代わり仕事をするが彼女のポストを巡って張り合う。レイチェルからあまり良い印象を持たれなかったが、数日後彼女の誕生日にスカーフをプレゼントしたことで親しくなる。
スティーブ︵Steve︶
演 - フィル・ルイス
シーズン9第11話など数話出演
モニカの幼なじみで広告代理店の副社長。モニカからチャンドラーを紹介されて面接をする。チャンドラーを含めて数人をインターンとして受け入れた後、ジュニアコピーライターとして彼を正式に採用する[221]。
レナード︵Leonard︶
演 - ジェフ・ゴールドブラム/声 - 大塚芳忠
シーズン9第15話
大物俳優。自身の主演舞台のオーディションでジョーイに演技指導し、彼に切羽詰ったシーンを演じさせる。その時たまたまジョーイはオシッコを我慢した状態だったが、レナードはそれに気づかず“鬼気迫る演技をした!”と称賛する。
ザック︵Zack︶
演 - ジョン・ステイモス/声 - 堀内賢雄
シーズン9第22話
チャンドラーの同僚。頭が良く健康で運動もできるイイ男。精子提供者を見込まれてチャンドラーとモニカのアパートで夕食に招待されるが、そのことを知らないまま夫妻からプライベートなことを質問攻めに遭う。
シーズン10
アマンダ︵Amanda︶
演 - ジェニファー・クーリッジ/声 - 雨蘭咲木子
シーズン10第3話
モニカとフィービーが同居していた頃の同じアパートの住人。偽イギリス英語を話す。アマンダはモニカとフィービーの友達と思っているが2人からは嫌われている。
演じたクーリッジは、ジョーイのマネージャー・ボビー役で﹃ジョーイ﹄にも登場。
ベンジャミン・ホバート︵Benjamin Hobart︶
演 - グレッグ・キニア/声 - 江原正士
シーズン10第6話
チャーリーの元恋人。作中ではノーベル賞を2度受賞した[569]というかなり優秀な人物で現在は助成団体を運営している。チャーリーに未練があり、高額な研究費を出す代わりにロスに彼女と別れるよう話を持ちかける。
エリカ︵Erica︶
演 - アンナ・ファリス
シーズン10第9話など数話出演
チャンドラーとモニカの養子の母親。チャンドラーとモニカと面接をして2人を気に入るが嘘をつかれた[570]たため、怒って途中退席する。妊娠出産の知識が疎い。
ストリッパー
演 - ダニー・デヴィート/声 - 勝田久
シーズン10第11話
50歳のベテランストリッパー。フィービーのバチェラー・パーティーに呼ばれでストリップをしようとするが、あまり盛り上がらず自信を失くしてしまう。
ミッシー・ゴールドバーグ︵Missy Golberg︶
演 - エレン・ポンピオ
シーズン10第11話
ロスとチャンドラーの大学の同級生。同窓会で再会したロスから、﹁大学時代にチャンドラーと2人で好意を寄せていたが友情を壊さないために告白しないと約束をしていた﹂ことを打ち明けられる。
ジェームズ︵James︶
演 - ブレント・スパイナー
シーズン10第14話
グッチの人材スカウトマン。ラルフローレンからの転職を考えるレイチェルの面接をするが、彼女がおかしな受け答えをした[571]ため怪訝な顔をする。
マッケンジー︵Mackenzie︶
演 - ダコタ・ファニング
シーズン10第14話
モニカとチャンドラーの新居となる家[572]に、現在暮らしている女の子。親が家を売りに出したことに不満を持っている。8歳ながら中々しっかりした考えを持っており、ジョーイから相談を受ける。
エピソード一覧[編集]
空想世界でつかまえて[編集]
シーズン6第15話と第16話で﹁もしも○○だったら﹂と言う設定の﹁空想世界でつかまえて﹂と言うエピソードがある。以下はその設定[573]。 ●レイチェル - バリーとの結婚式で逃亡せず結婚生活を送っていたら[574]。 ●モニカ - 減量せず肥満のままだったら[575]。 ●フィービー - メリルリンチに就職していたら[576]。 ●ロス - キャロルがレズビアンと気付かずに離婚していなかったら[577]。 ●チャンドラー - フリーライターになっていたら[578]。 ●ジョーイ - 昼メロ﹃愛の病院日誌﹄の降板がなかったら[579]。舞台[編集]
![](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/d/d9/Friends_Central_Perk_door.jpg/220px-Friends_Central_Perk_door.jpg)
エピソードのほとんどはニューヨークを舞台としており、かつ多くのシーンは以下の場所で展開される。
モニカの部屋
グリニッジ・ヴィレッジにある6階建てアパートの5階・20号室(開始当初は5号室)。2つの寝室と広大なダイニングルーム、バルコニーを持つ。ダイニングルームの右の壁にある﹁Aux Buttes Chaumont Jouets﹂と書かれたフランスのポスターは、モニカのお気に入り[370]。ちなみにバスルームとバルコニーの間にある緑のドアはクローゼットである[580]。
シーズン1でレイチェルが居候として同居し、彼女の前にはフィービーが同居していた[581]。元々はモニカの祖母が住んでいた部屋で[430]現在は祖母の名義のままモニカがこの部屋を借り続けている[582]。この部屋には、時期は異なるがレギュラー6人全員が住んだ経験がある[583]。
チャンドラーの部屋
廊下を挟んでモニカの部屋の向かい・19号室︵開始当初は4号室︶。寝室は2つあるが部屋の大きさは20号室よりもかなり狭く、室内設備も落ちる。
1993年頃からチャンドラーとジョーイがルームメイトとして長年同居している(ただし、シーズン2では一時同居を解消している[584])。後にチャンドラーが結婚してモニカの部屋に住むようになると、入れ替わりにレイチェルがジョーイと同居する[351]。
この部屋には、フィービー以外のメインキャスト5人が住んでいた経験がある。モニカは、シーズン4で賭けに負けて一時的にジョーイ&チャンドラーと部屋を交換したことがあり、その時にレイチェルと一緒にこの部屋に居住[585]。ロスは、シーズン5で住んでいたアパートを追い出された時[586]にジョーイ&チャンドラーと3人で一時的に同居。
入口付近にフーズボール台が置いてあり、賭けや暇潰しに使われる[587]。ドアにはマジックボードが飾られていて、エピソード毎に書かれている物が違っていた[588]。部屋に貼ってあるポスターにはロシア語︵キリル文字︶で﹁Kangaroo Boxer﹂(カンガルー・ボクサー)と書かれている。シーズン2の途中からキッチン辺りに大きな白い犬の置物[22]があるが、これは一時一人暮らしをしたジョーイが買ったもの[589]。その後、チャンドラーとモニカの同棲の祝いにジョーイがこの置物をプレゼントした[264][590]。シーズン3の途中からチャンドラーの寝室の扉に切れ目ができるが、これはジョーイが日曜大工をした時に電動のこぎりの試し切りをしたため[591]。このアパートはペットを飼うことは禁止[184]だが、チャンドラーたちは先述のピヨちゃんクワちゃんなどの動物を飼っている。
フィービーの部屋
フィービーが暮らすアパートの部屋。フィービーは1993年頃にモニカとの同居を解消した頃から[592]祖母と2人で暮らしている[593]。シーズン5で祖母が亡くなり、その後シーズン6ではレイチェルと数ヶ月間同居する[594]。他にもこの部屋では、本作の前半では弟フランクJr.が遊びに来たり、シーズン9以降はフィービーの恋人マイクが訪れた時の様子などが描かれている。ちなみにフィービーは個性的なインテリアを好み[595]、自室には様々な置物や[596]いくつかの絵[597](フィービー手作りの絵もある)[598]を飾っている。
ロスの部屋
モニカのアパートの向かいのアパートで元は裸のブ男が暮らしていた部屋。シリーズ5で裸のブ男と入れ替わりにロスが住み始めてからは、本作の主な舞台の一つとなる。ロスが暮らす部屋は3階にあるらしく[599]、モニカの部屋とは窓越しにお互いの生活ぶりを目視[600]である程度知ることができる。ロスが住んでからは彼の生活ぶりや、レギュラーやデート相手が訪れた時のやり取りが描かれるようになる。
数年間ロスが1人で住んだ後、シーズン8で彼の子を妊娠したレイチェルの出産・育児をサポートするために同居を始め[601]、その後生まれたエマと3人で暮らすが約1年後に同居を解消した[602]。
﹁セントラル・パーク﹂(Central Perk)
モニカたちが暮らすアパートの近所にある[603]コーヒーハウス。制作総指揮、脚本のデヴィッド・クレーンが通っていたブランダイス大学にあるカフェがモデル。
奥の一角にソファーが置かれていて、ここに6人が座って会話が繰り広げられることが多い。店名は、公園名の﹁セントラル・パーク﹂と英単語の﹁perk﹂(コーヒーを淹れる)及び(︿落胆、病気の後に﹀元気を取り戻す)[604]をかけた洒落。店先には小さな黒板があるが、黒板に書かれた﹁本日のおすすめ﹂メニューは第1話から最終話までずっと同じである。
ガンターによると誕生日に来店した人は注文が無料になるとのこと[443]。ちなみにコーヒーハウスになる前は、プールバー(ビリヤード台があるバー)だった[430]。
この他に6人の職場などが舞台となることがしばしばあり、他にもラスベガス等、ニューヨーク以外の場所が物語の舞台となることもある。シーズン4の第23・24話ではロンドンが舞台となっており、ロンドンでロケが行われた[605]。
主題歌[編集]
詳細は「アイル・ビー・ゼア・フォー・ユー (ザ・レンブランツの曲)」を参照
テーマソングは、ザ・レンブランツの『I'll Be There For You』である。放送開始当初(1994年)は放送分の1コーラスのみが録音されたが、番組自体の評判が上がった為、翌1995年にフルコーラス・バージョンが若干アレンジを変えてレコーディングされた。この曲のビデオクリップにはメインキャストの6人も出演している。ビルボード誌での最高順位は17位。同誌のラジオ・オンエアチャートでは1位を獲得しており、テレビ番組の主題歌としては健闘した。イギリスでは最高3位を記録。
トリビア[編集]
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●本作は全米獲得視聴者数ランキングにおいて、第1シーズンから最終︵第10︶シーズンまで、常に年間トップ10に入っていた。特に第8シーズン︵2001年9月~2002年5月︶は年間首位を記録したが、それ以降、年間首位になったシットコムは︵2011年5月現在︶皆無である。
●番組タイトルは ﹃Friends﹄以外に﹃Friends Like Us﹄﹃Six of One﹄﹃Across the Hall﹄﹃Insomnia Cafe﹄などが候補に挙がっていた。
●当初は6人のレギュラーのうち、ロスとレイチェルが主役格で、他の4人はやや格下扱いだった。また、最初はメインの6人の出演料はそれまでの実績によって異なった金額になっていたが、第2シーズンに向けての出演料交渉時に、ロス役のデヴィッド・シュワイマーが﹁6人全員が同額の出演料を確保できるよう、一緒に交渉しよう﹂と呼びかけ、それ以降は6人全員が同額の出演料になった。その後、劇中でも6人のキャラクターが同格となって人気がさらに上がり、以降も﹁全員同額﹂という条件でギャラが上昇し続けることになった。ジョーイ役のマット・ルブランク︵その当時、メインキャストの6人の中で一番俳優としての実績がなかった︶は、そのシュワイマーの好意と行動力に感激したと、後年になって語っている。
●キャストやスタッフの間はジョーイ役のマット︵マシュー︶・ルブランクとチャンドラー役のマシュー・ペリーが同じ呼び名のため、前者を﹁ルブランク﹂、後者を﹁マット﹂または﹁マシュー﹂と呼んでいた。
●フィービーが代理母になる設定は、フィービー役のリサ・クドローの妊娠を反映したもの。ただし、クドロー自身は3つ子を妊娠したわけではなかったので、お腹がそれほど大きくならなかった。そのため、クドローの衣装に詰め物をして、腹部を実際より大きく見せることになった。
●ガンター役のジェームス・マイケル・タイラーは当初エキストラの一人でしかなかったが、実際にコーヒーハウスで働いていてエスプレッソマシーンの操作方法を知っていたおかげで、ガンター役をもらうことができた。
●チャンドラー役のペリーの父親で俳優のジョン・ベネット・ペリーが、アニストン演じるレイチェルの恋人ジョシュアの父親役として出演している︵第4シーズン第18話﹃レイチェルのセクシードレス﹄︶。
●当初、ティア・レオーニがレイチェル役の候補に挙がっていた。
●実生活においても、モニカ役のコートニー・コックスとレイチェル役のジェニファー・アニストンは親友である。
●コートニー・コックスがデヴィッド・アークエットと結婚してコートニー・コックス・アークェットになると、オープニング映像のクレジットで、キャスト全員の名前の最後に﹁アークェット﹂が付け足された︵第6シーズン第1話のみ︶。
●レイチェル役のジェニファー・アニストンと、彼女の恋人ジョシュアを演じたテイト・ドノヴァンは当時、実際に恋人同士だった。
●スピンオフ﹃ジョーイ﹄には、ジョーイの妹の1人ジーナ︵ただし、キャストは異なる︶がレギュラーで、ティーナがゲストで出演した。なお、ティーナ役のキャスティングはクリスティーナ・リッチで、キュートでわがままな妹役を、魅力的に演じた。
●本作のセット脇にはコーヒーのケータリング業者が常駐しており、キャストは実際に1日中、コーヒー飲み放題だった。
●﹃あなたにムチュー﹄のジェイミーとフランらしき人物[606]が本作に登場し、コーヒーハウス﹁セントラル・パーク﹂でフィービーをアースラと間違えるというシーンがあった。アースラとは﹃あなたにムチュー﹄の主人公ポールとジェイミーが常連のレストランに勤める変り者のウェイトレスのことである。両番組は同じNBC系列で木曜日の夜に放送されていたが、アースラを演じていたリサ・クドローが本作の主役陣に抜擢されたため、お遊びで作られたシーンである。しかし、視聴者の反応が大きかったので、フィービーとアースラは双子だという設定が後付けで加わり、アースラも本作に登場することになった。
●また、これと同じエピソードで、やはり同じNBCの木曜日に放送されていた﹃ER緊急救命室﹄に当時出演していたジョージ・クルーニーとノア・ワイリーが、やはり﹃ER﹄と同じく外科医役で登場。ただし﹃ER﹄とは別の役名で、﹃ER﹄でのシリアスさとは打って変わったコミカルな演技になっていた。吹替版のジョーイ役・平田広明はNHK制作の﹃ER﹄にドクター・カーター︵ワイリー︶役で吹替出演しており、この回はオリジナル通りクルーニー=小山力也と共演の一人二役となった。吹替ディレクターは平田が﹃ER﹄に吹替出演している事を知らなかったという。
●作中でジョーイが出演しているドラマ﹃Days of Our Lives﹄︵本作の日本語版のセリフでは﹃愛の病院日誌﹄︶は実際にアメリカで放送されているソープオペラである。1965年に放送が開始され、2016年12月1日現在、12973話が放送されている長寿番組。本作内の﹃Days of Our Lives﹄のストーリーは実際のそれとは全く異なるが、﹃Days of Our Lives﹄にありがちなストーリーをパロディにした部分もある。例えば、ジョーイが演じるドクター・ドレイク・ラモレーは﹃Days of Our Lives﹄中で一度死んだあと復活するが、実際の﹃Days of Our Lives﹄にも、死んだと思われながら復活したキャラクターは少なくとも36人いる。また、本作内の﹃Days of Our Lives﹄中に登場するHope BradyやMike Hortonは実際の﹃Days of Our Lives﹄にも出てくるキャラクターで、役者も同じである。なお、本作では撮影に映画用フィルムを使用しているが、﹃Days of Our Lives﹄の撮影では、丁寧に本物と同じくビデオカメラを使った撮影をしているため、画質が大きく異なっている。
●2022年2月に中華人民共和国︵中国︶の動画配信サービスにて本ドラマが配信された際にLGBTQに関するセリフが検閲されたり、一部の場面が編集でカットされたとして、中国のファンから批判の声があがる事態になった。本ドラマは2012年にも中国の別の動画配信サービスで1年間配信されていたが、その時点では検閲は一切無く、そのまま配信されていた[607]。