ブラック・コーヒー
表示
﹃ブラック・コーヒー﹄︵原題: Black Coffee︶は、イギリスの小説家アガサ・クリスティの戯曲。エルキュール・ポアロものの推理劇である。1930年にかつてロンドン北西部にあったスイス・コテージのエンバシー・シアターで初演、翌年同市内ウエスト・エンドのセント・マーチンズ・シアターにて公演。クリスティ作品の戯曲化は1928年に﹃アクロイド殺し﹄を原作とした﹃アリバイ﹄があるが、クリスティ自身が執筆した戯曲としてはこれが初作品である。1997年にチャールズ・オズボーンによって小説化された。日本語版としては2008年現在、早川書房から戯曲版と小説版の両方が出版されている。