ララスカート
ララスカート︵またはラーラースカート、英:rah-rah skirtまたはra-ra skirt︶とは、フラウンス︵大きめのひだ飾り︶の入ったスカートのこと。
歴史[編集]
元々はチアリーダーのスカートとして制作され、1980年代のティーンエイジャーの間で流行した。﹁オックスフォード新語辞典﹂によると、1960年代に流行したミニスカートのリバイバルとしては初めて成功した試みであるとのこと[1]。1980年代終わりには、レザー、デニム、レースなどを用いたララスカートも登場した[2]。 1990年代に入ると、ララスカートのようなフリルを持たない本来のミニスカートがファッション界で復権する。しかし近年のイギリスで再びララスカートが注目されている。2008年の﹁ロンドンライフ﹂の記事によると、"80年代風ファッションは全てra-rave︵rave:夢中、熱中する、熱狂する︶である"とのこと[3]。 ララスカートの例としては、ネーナの﹃99 Luftballons﹄(1983)やストロベリー・スウィッチブレイドの﹃Since Yesterday﹄(1984)など、80年代のレコード・CDのジャケットで女性ロック歌手がよく履いている。語源[編集]
﹁Rah-rah﹂の語源は、応援を意味する﹁hurrah﹂︵フレー︶の省略形﹁Rah﹂[4]の繰り返しである[5]。脚注[編集]
- ^ The Oxford Dictionary of New Words, 1991
- ^ See, for example, Daily Telegraph, 19 March 1991
- ^ London Lite, 12 June 2008
- ^ Merriam-Webster: Rah
- ^ Merriam-Webster: Rah-rah
