ワンピース
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![](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/1/14/50s_green_dress_1434170531.jpg)
![](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/8/82/H%C3%A0_Anh.jpg/150px-H%C3%A0_Anh.jpg)
ワンピース︵和製英語: one-piece︶は、上衣とスカートが一緒となり繋がった形状の衣類である[1]。
概要[編集]
日本で﹁ワンピース﹂と言った場合は、アウターウェアのドレスのことを指す。また、ワンピースに対して、上衣とスカートに分かれたものを﹁ツーピース﹂、上衣とスカートとベストなど3つに分かれているものを﹁スリーピース﹂と呼ぶ。 英語ではワンピースドレス︵one-piece dress︶と言い、﹁one-piece﹂自体は、水着・子供服・スポーツウェアやレーシングスーツなどの﹁つなぎ服﹂全般を意味する言葉である。 また、1枚布でできているという意味もある。たとえば﹁ワンピーススカート﹂は1枚布でできたスカートであり、﹁ワンピーススリーブ﹂は1枚布で出来た袖のことである。 ウエストにゴムの入ったワンピースなどもある。特徴[編集]
ワンピースの形状は、上衣とスカートが一続きとなっているものだが、1枚の布から出来ているものとは限らず、上下が縫い合わせられていても全体として一続きならば、それはワンピースである。 ただし別のトップスの上に着るジャンパースカートや、別のボトムスと合わせて着るチュニックなどは、形状が同様であってもワンピースとは区別される[1]。歴史[編集]
ワンピースは女性の服装として長い歴史を持ち、その時代の流行を取り入れながら、スカート丈の長さなどデザインを変化させつつ、現在も着用され続けている。20世紀に入ってからはツーピースやパンツルックも女性の服装として認知されるようになったが、依然ワンピースが女性の正装とされる傾向は強く残っている。分類[編集]
丈の長さ、形、デザイン、素材、柄などによって分類される[2][3]。丈による分類[編集]
ミニ 膝より上の丈のワンピース、極端に丈が短い場合はマイクロミニワンピースと呼ばれる[2]。 ミディ 膝中央から膝下くらいの丈のワンピース[2]。 ミモレ ふくらはぎの中間くらいの丈のワンピース[2]。 ロング ミモレ丈より長い丈のワンピース、くるぶしよりも下にくる場合はマキシワンピースと呼ばれる[2]。形による分類[編集]
Aライン アルファベットのAのように裾にむけてなだらかに広がっていく形[2]。 Iライン アルファベットのIのように広がりのない形[2]。 フレア テントライン テントのように裾に向けて大きく広がる形[2]。 コクーン 繭のように全体を丸く包み込むような形[3]。デザインによる分類[編集]
シャツ キャミソール ティアード ノースリーブ ハイネック パフスリーブ カシュクール オフショルダー ベルテッド ボウタイ素材による分類[編集]
ニット、リネン、デニム、コーデュロイ、サテン、レザー︵皮革・人造皮革︶、スエード、レースなど[2][3]。柄による分類[編集]
チェック柄、ボタニカル柄︵花や草木などの植物︶、ドット柄、アニマル柄、ストライプ柄など[2][3]。脚注[編集]
(一)^ ab横田愛子 (2022年10月8日). “ワンピースの歴史を深掘り、年代別のトレンドを紹介”. FASHIONSNAP. 2024年4月23日閲覧。
(二)^ abcdefghij“大人がおさえるべき、ワンピースの種類︻丈・形・素材・デザイン︼”. Precious.jp (2022年1月17日). 2024年4月23日閲覧。
(三)^ abcd“︻ワンピースの種類と名前まとめ︼形・丈・デザインの違いを一気におさらい!”. 2nd STYLE (2023年7月24日). 2024年4月23日閲覧。
外部リンク[編集]
- ワンピース・ドレスの種類 - FASHIONSNAP