三番街シネマ
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三番街シネマ Sanbangai Cinema | |
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情報 | |
正式名称 | 三番街シネマ1・2・3 |
完成 | 1975年 |
開館 | 1975年4月26日 |
閉館 | 2007年9月24日 |
収容人員 | (3館合計)1,161人 |
設備 | ドルビーデジタルサラウンドEX、DTS |
用途 | 映画上映 |
運営 | TOHOシネマズ株式会社 |
所在地 |
〒530-0013 大阪市北区茶屋町2-16 百又ビル内 |
最寄駅 | 阪急梅田駅近く |
三番街シネマ︵さんばんがいシネマ︶は、かつて存在した日本の映画館である。所在地は大阪市北区茶屋町、TOHOシネマズが経営・運営した東宝系の映画館であった。
沿革[編集]
●1975年4月26日‥開館。当初は1館のみだったが、後にシネマ2がオープンし2館体制に。 ●1977年12月10日‥シネマ3がオープン。 ●1991年3月‥シネマ1に70mm対応の映写機を導入。 ●1997年7月‥シネマ1で﹃もののけ姫﹄公開。半年間にわたるロングランで、53万人も動員した[1]。 ●2001年‥座席を一新。 ●2003年7月‥全席指定となる。 ●2006年10月‥経営・運営が東宝株式会社からTOHOシネマズ株式会社に委譲される。 ●2007年7月‥近隣のシネマコンプレックス︵TOHOシネマズ運営のTOHOシネマズ梅田、ならびに東映運営の梅田ブルク7︶に客足を奪われたことで閉館を発表[1]。 ●2007年9月24日‥閉館。最後の上映作品は、シネマ1: ﹃もののけ姫﹄、シネマ2: ﹃お葬式﹄、シネマ3: ﹃サタデー・ナイト・フィーバー﹄だった。この閉館により、梅田方面の東宝洋画系上映館はTOHOシネマズ梅田に集約。オーエスが運営していたOS劇場・OS名画座が﹁TOHOシネマズ梅田アネックス・シアター9・10﹂となった[2][3]。 ●2008年6月13日‥入居していたビルが﹁百又ビル﹂から﹁イースクエア茶屋町﹂に改名し飲食店舗ビルとしてリニューアルオープンした。1階と地下1階には百又ビル時代からあるパチンコ店﹁キョーイチ梅田店R﹂、2階にはカラオケボックス﹁シダックス梅田茶屋町クラブ﹂が入店している。各館の特徴[編集]
三番街シネマ1[編集]
定員612人。常にヒット予想の高い洋画と邦画を上映。2階席もあった大規模の映画館。終盤期には日劇3系の作品を主に上映していた。SDDSを唯一導入していた時期もあった。代表作[編集]
﹃星の王子 ニューヨークへ行く﹄﹃ハバナ﹄﹃ハード・ウェイ﹄﹃紅の豚﹄﹃平成狸合戦ぽんぽこ﹄﹃耳をすませば﹄﹃もののけ姫﹄﹃ピースメーカー﹄﹃アミスタッド﹄﹃劇場版ポケットモンスター 結晶塔の帝王 ENTEI﹄﹃千と千尋の神隠し﹄﹃ブリジット・ジョーンズの日記﹄﹃ミスター・ルーキー﹄﹃猫の恩返し﹄﹃ボーン・アイデンティティー﹄﹃踊る大捜査線 THE MOVIE 2﹄﹃ハルク﹄﹃阿修羅のごとく﹄﹃ハウルの動く城﹄﹃オペラ座の怪人﹄﹃ナショナル・トレジャー﹄﹃ファンタスティック・フォー ﹇超能力ユニット﹈﹄﹃THE 有頂天ホテル﹄﹃日本沈没︵2006︶﹄﹃犬神家の一族︵2007︶﹄﹃どろろ﹄﹃ドリームガールズ﹄﹃ホリデイ﹄﹃レミーのおいしいレストラン︵最終封切作品︶﹄ ほか三番街シネマ2[編集]
定員181人。規模の小ささからか、主に有楽町スバル座、シャンテ シネがメイン館の作品が多く上映されていた。代表作[編集]
﹃ストレンジャー・ザン・パラダイス﹄﹃パリ、テキサス﹄﹃ダウン・バイ・ロー﹄﹃グッドモーニング・バビロン!﹄﹃ベルリン・天使の詩﹄﹃おもひでぽろぽろ﹄﹃エド・ウッド﹄﹃イル・ポスティーノ﹄﹃フル・モンティ﹄﹃普通じゃない﹄﹃ウォーターボーイズ﹄﹃笑の大学﹄﹃下妻物語﹄﹃スウィングガールズ﹄﹃タッチ﹄﹃オーメン︵2006︶﹄﹃ラフ ROUGH﹄﹃それでもボクはやってない﹄﹃ラストキング・オブ・スコットランド﹄﹃クィーン﹄﹃TAXi④︵最終封切作品︶﹄ ほか三番街シネマ3[編集]
定員368人。終盤期には有楽座系の作品を主に上映していた。代表作[編集]
﹃ビッグ﹄﹃クレヨンしんちゃん アクション仮面VSハイグレ魔王﹄﹃平成ガメラシリーズ﹄﹃名探偵コナンシリーズ﹄﹃タイタニック﹄﹃劇場版ポケットモンスター ミュウツーの逆襲﹄﹃ブロークダウン・パレス﹄﹃ワイルドスピード﹄﹃星になった少年﹄﹃NANA﹄﹃この胸いっぱいの愛を﹄﹃南極物語︵2006︶﹄﹃着信アリFinal﹄﹃ゲド戦記﹄﹃女帝 ﹇エンペラー﹈﹄﹃ラッシュアワー3︵最終封切作品︶﹄ ほか ※座席数はいずれも閉館時のもの。最末期は全スクリーンともサラウンドEXとDTSに対応していた。出典[編集]
- ^ a b 「大阪・梅田の老舗映画館『三番街シネマ』閉館」『日刊スポーツ』日刊スポーツ新聞社、2007年7月19日、24面。2021年1月29日閲覧。
- ^ 『三番街シネマ』が24日閉館」『読売新聞』2007年9月22日
- ^ 「シネコン攻勢、しにせ幕 三番街シネマ24日閉館 大阪市北区」『朝日新聞』2007年9月22日
外部リンク[編集]
- 三番街シネマ1・2・3 - 「港町キネマ通り」サイト内(2003年7月取材のもの)
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ZARA大阪梅田店 | ![]() | ||
(大阪梅田駅・阪急三番街) | ![]() |
梅田東コミュニティ会館 (凌雲閣跡) | ||
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YANMAR FLYING-Y BUILDING | 大阪工業大学梅田キャンパス |