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叢書文化の現在

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

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  • 1.言葉と世界
  • 2.身体の宇宙性
  • 3.見える家と見えない家
  • 4.中心と周縁
    • 小説の周縁(大江健三郎)/創造的環境とはなにか 中心は周縁 周縁は中心(大岡信)/上海と八月九日(林京子)/獄舎のユートピア(前田愛)/京都幻像 ある小宇宙(横井清)/周縁がはらむ想像力(吉田喜重
  • 5.老若の軸・男女の軸
    • 老=若・男=女の対称性(井上ひさし)/元型としての老若男女(河合隼雄)/集団は経験を継承できるか(鈴木忠志)/原理としての〈子供〉から〈女性〉へ(中村雄二郎)/老若男女は学びあえるか(原ひろ子)/逆位の眼差し 人間の同義反復(吉田喜重)/老若男女という問題 その表層と深層(中村雄二郎)
  • 6.生と死の弁証
    • 蟬と筋ジストロフィーの少年へ(安野光雅)/人間の一生 その文化人類学的考察(岩田慶治)/現在、人として学ぶべきこと(大西赤人)/死刑囚との対話 『宣告』ノートより(加賀乙彦)/痛みと死と(河野博臣)/情熱と憂鬱 シャトーブリアン『ルネ』における<病い>の解読(富永茂樹)/魔女ランダ考(中村雄二郎)/死の前での平等(井上ひさし)
  • 7.時間を探検する
    • 境界の時間(青木保)/音楽における時間と空間(一柳慧)/軽演劇の時間(井上ひさし)/形の記憶と共同体(宇佐美圭司)/ふたつの時間のはざまで 新しい世紀末に(清水徹)/場面を待つ(原広司
  • 8.交換と媒介
    • オイルの巫女 ガリバー君との対話(木村恒久)/生と死の交換(栗本慎一郎)/中世の笑い 狂言のテキスト分析(篠田浩一郎)/贋金の作り方 あるいは演劇の一分野としての経済学(種村季弘)/トリックという名のディプロマシー(松田道弘)/媒体としての数学(森毅)/交換と媒介の磁場(山口昌男)/極薄物考(東野芳明
  • 9.美の再定義
    • 凝縮への眼差し(一柳慧)/It’s beautiful!は「うつくしい」か (大岡信 )/美に関する手紙(杉本秀太郎)/抽象芸術と抽象の世界(高松次郎)/〈美〉の再定義(東野芳明)/伝統を生きる(三宅一生)/「美の再定義」へ (武満徹)
  • 10.書物‐世界の隠喩
    • 世界設計としてのタイポグラフィ(小野二郎)/隠喩と諷喩と書物(佐藤信夫)/書物の形而下学と形而上学(清水徹)/商品としての教養(筒井康隆)/もうひとつの世界 場の創造(津村喬)/イコンと化した書物 本をめぐって(鶴見俊輔)/書物になった男 忘却か、解読か(寺山修司)/書物という名の劇場(山口昌男)
  • 11.歓ばしき学問
    • 民衆本『ウーレンシュピーゲル』を読む(阿部謹也)/ロマン主義を超えて 社会学の三つの問題(作田啓一)/演劇的知とはなにか 知の新しい範型を求めて(中村雄二郎)/表現と学問のあいだ(原広司)/自己の解体と変革(村上陽一郎)/これをしも、人は「酸っぱき葡萄」と腐ささんか?(渡辺慧)/オイディプース開眼?(高橋康也
  • 12.仕掛けとしての政治
    • フィクションとしての民族国家(いいだもも)/ベリヤの引出し(大室幹雄)/歴史・政治・狂気(小田晋)/見える政治と見えない政治(神島二郎)/政治の象徴人類学へ向けて(山口昌男)/ 政治死の生首と「生命の樹」(大江健三郎)
  • 13.文化の活性化
    • 示唆する者としてのかりそめの役割(大江健三郎)/「ふれる」ことについてのノート(坂部恵)/芸術家とパトロン 近代芸術の社会学序論(高階秀爾)/世間のなかの「小説」(富岡多恵子)/ドラマティズムについて 演劇モデルの可能性(中村雄二郎)/根源的パーフォーマンス (山口昌男)/共同性の夢? 私たちはどこに住むか(渡辺武信)/劇場の思考(渡辺守章)

出典[編集]

  1. ^ a b 東浩紀、市川真人、大澤聡、福嶋亮大『現代日本の批評 1975-2001』講談社  kindle291
  2. ^   大塚信一『理想の出版を求めて 一編集者の回想1963-2003』トランスビュー、2006 p132-135