善福寺川緑地
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善福寺川緑地 | |
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分類 | 都立公園 |
所在地 | |
面積 | 18.4ha |
開園 | 1964年(昭和39年)8月 |
運営者 |
東京都公園協会 2011~2015年度指定管理者 |
事務所所在地 | 東京都杉並区成田西一丁目30番27号 |
公式サイト | 公式ページ |
善福寺川緑地︵ぜんぷくじかわりょくち︶は、東京都杉並区にある都立公園である。善福寺川に沿う形で広がっている。
西田橋近くの桜並木
成田一帯は古くから水はけが悪く、蛇行しながら流れる善福寺川周辺には自然溜池ができるなど水害の多い地域であった。
戦後は宅地化が進み、河川を改修し周囲は都立公園として整備された。下流に隣接する和田堀公園は溜池を中心として造成されたのに対し、善福寺川緑地は植物を中心に造成された公園である。
荻窪一丁目の神通橋から五日市街道の尾崎橋までの約1.5キロの間に約400本の桜並木が続き、都内有数の花見の名所として知られ、近隣住民の憩いの場として、また遠方から植物や野鳥を観測する来訪者も多い。大宮八幡宮と水道道路の中間的エリアからは、坂下であるにもかかわらず、西新宿の高層ビル群が一望され、都心の地理的な高低差が実感できる場所となっている。
公園内全域が東京都の広域避難場所に指定されている。
概要[編集]
歴史[編集]
●1964年︵昭和39年︶8月1日 - 公園として整備され、開園。 ●2006年︵平成18年︶4月1日 - 2011年︵平成23年︶3月31日まで、指定管理者制度により財団法人東京都公園協会が管理する。主な施設[編集]
●子ども向けの広場︵ヒコーキ広場など︶ ●野球広場 ●テニスコート水害対策施設[編集]
●善福寺川調整池 (2013年6月に着工され2016年3月に完成予定)。 なかよし広場地下3.0メートルに直径60メートル、深さ27メートルの人工池をつくり、善福寺川の氾濫時に一時的に洪水のもととなる川の水を蓄えるもの。 およそ3万5000立方メートルの水を蓄えることができる。 総工費は35億1750万円で、国が22億4450万円、残りを東京都が負担する。[1]アクセスなど[編集]
●荻窪駅南口から関東バス、﹁西田端橋﹂または﹁シャレール荻窪入口﹂下車徒歩4分。﹁五日市街道営業所﹂下車徒歩1分。 ●阿佐ケ谷駅南口から﹁すぎ丸﹂、﹁善福寺川緑地﹂下車徒歩0分。 ●中野駅、吉祥寺駅から関東バス、﹁善福寺川緑地公園前﹂下車徒歩0分。 ●京王井の頭線西永福駅浜田山駅下車徒歩15分。 ●東京メトロ丸ノ内線南阿佐ケ谷駅下車徒歩15分。開園時間など[編集]
●常時開園。入園料無料。(但しテニスコートなどの利用は予約制で有料である) ●障害者用トイレは、夜間・早朝に利用制限がある。隣接する公園[編集]
● 杉並区立杉並児童交通公園 ● 都立和田堀公園脚注[編集]
- ^ 公園内に掲出されている説明書き