彩木雅夫
表示
彩木 雅夫︵さいき まさお、本名‥新居 一芳︵あらい かずよし︶、1933年︿昭和8年﹀8月5日 - 2022年︿令和4年﹀9月16日︶は、日本の作曲家。北海道音更町生まれ[1]、帯広市育ち[2]。札幌市在住。
人物[編集]
﹃長崎は今日も雨だった﹄など、1960年代後半から1970年代にかけてのムード歌謡のヒットメーカーとして知られる。 2010年代に入ってからはVOCALOIDを使用した作品を﹁まさP﹂名義でニコニコ動画に投稿し、﹁史上最年長ボカロP﹂として若い世代にも名を知られるようになった。 2014年には彩木雅夫 feat.初音ミク名義でアルバム﹁手紙 - The Letter -﹂をリリースした。職歴[編集]
●株式会社ミュージックキャップ・サッポロ代表取締役 ●株式会社ミュージックキャップ・トーキョー代表取締役 ●社団法人北海道映像関連事業社協会理事 ●北海道放送ラジオ局の元ディレクターである[3]。略歴[編集]
●1933年8月5日 北海道帯広市に生まれる ●1952年3月 北海道帯広柏葉高等学校卒業 ●1956年3月 北海学園大学経済学部卒業[4]︵3期生︶ ●1958年3月 東京の電気通信専門学校卒業 ●1958年4月 北海道放送株式会社に入社[4]、帯広放送局に配属︵技術職︶ ●1965年 札幌本社に転勤 ●1966年4月 ジャッキー吉川とブルーコメッツ﹃愛の終りに﹄で作曲家としてデビュー[4] ●1970年6月 楽曲管理会社・株式会社ミュージックキャップ・トーキョー設立[4] ●1975年4月 北海道放送株式会社を退社[4] ●1975年5月 北海道放送株式会社に嘱託さる ●1976年3月 番組制作会社・株式会社ミュージックキャップ・サッポロ設立[5]。 ●1982年9月 株式会社エフエム北海道取締役就任 ●2022年9月16日 肺炎のため死去[3][6]。89歳没。おもな作品[編集]
●愛の終りに︵演奏‥ジャッキー吉川とブルーコメッツ︶ - 1966年、CBS︵日本コロムビア︶/ミュージックキャップトーキョー ●花と蝶︵歌‥森進一、作詞‥川内康範、編曲‥森岡賢一郎︶ - 1968年、日本ビクター/愛プロ ●年上の女︵歌‥森進一、作詞‥中山貴美・補詞‥水沢たけし、編曲‥森岡賢一郎︶ - 1968年、日本ビクター/渡辺音楽出版株式会社 ●逢わずに愛して︵歌‥内山田洋とクール・ファイブ、作詞‥川内康範、編曲‥森岡賢一郎︶ - 1969年、RCA︵日本ビクター︶/愛プロ ●長崎は今日も雨だった︵歌‥内山田洋とクールファイブ、作詞‥永田貴子、編曲‥森岡賢一郎︶ - 1969年、RCA︵日本ビクター︶/渡辺音楽出版株式会社 ●夜の花︵歌‥藤圭子、作詞‥石坂まさを、編曲‥池田孝︶ - 1970年7月、RCA/ ﹃女のブルース (アルバム)﹄収録 ●さいはての女︵歌‥藤圭子、作詞‥石坂まさを、編曲‥池多孝春︶ - 1971年2月、RVC/日本芸能出版 ●旭川の女︵歌‥藤圭子、作詞‥石坂まさを、編曲‥池多孝春︶- 1971年3月、RCA/﹃さいはての女 (アルバム)﹄収録 ●さだめのように川は流れる︵歌‥杏真理子、作詞‥阿久悠、編曲‥馬飼野俊一︶ - 1971年、日本コロムビア/音楽出版ジュンアンドケイ・ミュージックキャップトーキョー ●この愛に生きて︵歌‥内山田洋とクールファイブ、作詞‥阿久悠、編曲‥馬飼野俊一︶- 1972年3月、RCA︵日本ビクター︶/ ●港の五番町︵歌‥原みつるとシャネル・ファイブ、作詞‥阿久悠、のちに五木ひろしがカバー︶ - 1972年9月、出版‥ミュージックキャップトーキョー ●女の純情︵歌‥殿さまキングス、作詞‥千家和也︶ - 1974年、ビクター音楽産業/シンコーミュージック・パブリッシャーズ ●なみだの操︵歌‥殿さまキングス、作詞‥千家和也︶ - 1973年、ビクター音楽産業/シンコーミュージック・パブリッシャーズ ●夫婦鏡︵歌‥殿さまキングス、作詞‥千家和也︶ - 1974年、ビクター音楽産業/シンコーミュージック・パブリッシャーズ ●わが故郷は心のふるさと︵歌‥森進一、作詞‥たかたかし︶ - 1986年、ビクター音楽産業/渡辺音楽出版株式会社 ●港の五番町︵歌‥五木ひろし、作詞‥阿久悠︶ - 1988年、出版‥オフィス・トゥー・ワン ●長崎の今日は晴れだった︵歌‥後川清&ホットファイブ、作詞‥ヒロアキ︶ - 2005年2月23日 出版‥ミュージックキャップトーキョー ●前川清のそっくりさんと、元クール・ファイブの小林正樹、宮本悦朗によるユニットのシングル。脚注[編集]
(一)^ “﹁われら十勝人﹁彩木雅夫さん作曲人生50年︵上︶ ﹂”. 十勝毎日新聞 (2013年3月28日). 2022年10月23日閲覧。
(二)^ “﹁長崎は今日も雨だった﹂作曲家の彩木雅夫さんが16日に死去 89歳、肺炎のため”. 日刊スポーツ (2022年9月23日). 2022年9月23日閲覧。
(三)^ ab“作曲家、彩木雅夫さん死去 89歳 ﹁長崎は今日も雨だった﹂”. 毎日新聞. (2022年9月23日) 2022年9月23日閲覧。
(四)^ abcde“彩木雅夫ホームページ”. ミュージックキャップ・サッポロ (2013年3月22日). 2022年9月23日閲覧。
(五)^ “会社案内”. ミュージックキャップ・サッポロ (2022年9月23日). 2022年9月23日閲覧。
(六)^ “作曲家の彩木雅夫さん死去 ﹁長崎は今日も雨だった﹂﹁花と蝶﹂”. 朝日新聞. (2022年9月23日) 2022年9月23日閲覧。