栄之尾温泉
表示
栄之尾温泉 | |
---|---|
温泉情報 | |
所在地 | 鹿児島県霧島市 |
座標 | 北緯31度54分17.14秒 東経130度50分20.29秒 / 北緯31.9047611度 東経130.8389694度座標: 北緯31度54分17.14秒 東経130度50分20.29秒 / 北緯31.9047611度 東経130.8389694度 |
交通 | 空路:鹿児島空港からバスで約43分 |
泉質 | 単純酸性温泉 |
栄之尾温泉︵えいのおおんせん、えのおおんせん︶は、鹿児島県霧島市︵旧国大隅国︶の霧島温泉郷を構成する温泉の一つ。渓流に湧く林間の露天風呂、緑渓湯苑で知られる。
標高810メートルの位置にあり、霧島山中腹の﹁栄之尾﹂と呼ばれる地の渓谷沿いに点々と湧く温泉である。隣接する林田温泉のホテルである﹁霧島いわさきホテル﹂によって渓流沿いに8つの露天風呂が﹁栄之尾温泉 緑渓湯苑﹂として整備されており、夕方と夜間の2回、時間を定めて供されている。また、緑渓湯苑はホテルから歩いて5分ほどの距離で、浴衣等を着用しての入浴となる。なお、寒冷地であるため冬季は閉鎖される。
2010年︵平成22年︶、当地でNHK大河ドラマ﹁龍馬伝﹂の撮影が行われた。
平成29年11月6日をもって無期限閉鎖中
1934年︵昭和9年︶3月1日、林田温泉・林田熊一の所有となる[1]。 1999年︵平成11年︶以降は、霧島いわさきホテルの施設として利用されている。
泉質[編集]
●単純酸性温泉歴史[編集]
延享元年︵1744年︶、安藤仲兵衛国広による発見と伝わり、以来湯治場として栄えた。 薩摩藩主の島津斉彬、島津忠義が入湯するなど為政者とのかかわりも深く、1861年︵文久元年︶には島津忠義が本陣を開設している。また、1866年︵慶応2年︶には当地で長期療養中の小松帯刀を吉井友実の案内で坂本龍馬・お龍夫妻が訪ねたエピソードは広く知られている。 第二次世界大戦前は、若山牧水や与謝野晶子らも訪れている。1934年︵昭和9年︶3月1日、林田温泉・林田熊一の所有となる[1]。 1999年︵平成11年︶以降は、霧島いわさきホテルの施設として利用されている。