武市三郎

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 武市三郎 七段
名前 武市三郎
生年月日 (1954-03-30) 1954年3月30日(70歳)
プロ入り年月日 1981年11月11日(27歳)
引退年月日 2014年4月30日(60歳)
棋士番号 152
出身地 徳島県徳島市
所属 日本将棋連盟(関東)
師匠 丸田祐三九段
弟子 [竹内優月]
段位 七段
棋士DB 武市三郎
順位戦最高クラス C級2組(26期)

2014年6月18日現在
テンプレートを表示

  1954330 - 1522014退[1]

[]


19811111221982-831

719841341984NHK1241984-85

1919851

411991NHK21199171650C22

1982416222C111632004 - 200523642005 - 20061652006 - 200755662007 - 2008552119151516617退6

4166[]


C24145

41737424627435521443736454634

C246

46622846372176252336632
開始順位 勝利数 敗戦数 最終順位 備考
46 32 3 7 43 降級点対象者と同成績、最終順位があと1つ低ければ降級点
最終順位が1つ下で降級点を喫した五十嵐豊一とは3期連続で同成績であったため、3期前の成績の差により、明暗が分かれた。
47 40 4 6 38
48 38 6 4 25
49 22 6 4 19
50 19 4 6 34 あと1勝足りなければ降級点
51 33 4 6 39 あと1勝足りなければ降級点
52 37 3 7 44 あと1勝足りなければ降級点、最終順位があと1つ低ければ降級点
C級2組の人数があと1人多ければ、降級点対象者がもう1人増えていた。
53 40 3 7 39 降級点対象者と同成績、最終順位があと1つ低ければ降級点
54 38 5 5 27
55 26 3 7 41 降級点対象者と同成績、最終順位があと1つ低ければ降級点
56 38 4 6 36 あと1勝足りなければ降級点
57 33 3 7 37 降級点対象者と同成績
58 36 5 5 30
59 28 4 6 31 あと1勝足りなければ降級点
60 29 4 6 30 あと1勝足りなければ降級点、最終順位があと1つ低ければ降級点
61 29 3 7 36 降級点対象者と同成績
62 33 4 6 30
63 31 2 8 40 降級点(1回目)
64 38 3 7 40 降級点(2回目)
65 38 5 5 24
66 22 1 9 43 降級点(3回目)、フリークラスへ降級

人物[編集]

  • 遊々将棋塾[2]で第1期から講師を務めた。書籍において、駒落ち戦の手合割の中で最大のハンデである十枚落ちの下手の指し方について唯一触れた棋士でもある。
  • プロ棋士にはあまり高く評価されていない、初手▲7六歩から△3四歩・▲2二角成・△同銀に▲4五角と打っていく筋違い角戦法(「武市ワールド」とも)を得意戦法としている稀有な棋士として有名である。
  • 趣味は野球で、棋士の草野球チーム「キングス」[3]の他に社会人のクラブチームにも所属している。また、競輪が大好きなことでも知られている。「キングス」においては『エースで2023年の勝ち頭でした』と、同じくキングスに所属する棋士の上村五段から明かされている。
  • 必至問題の作家としても有名で、かつて雑誌「NHK将棋講座」内で必至問題コーナーを担当していた。現在では将棋世界の必至問題を担当している。

弟子[編集]

女流棋士となった弟子[編集]

名前 女流プロ入り日 段位、主な活躍
竹内優月 2024年3月1日 女流2級

(2023年3月1日現在)

昇段履歴[編集]

  • 1969年00月00日: 5級
  • 1970年00月00日: 初段
  • 1981年11月11日: 四段
  • 1987年03月19日: 五段(勝数規定)
  • 1997年05月29日: 六段(勝数規定)
  • 2014年04月01日: 七段(フリークラス規定)[4]
  • 2014年04月30日: 引退(フリークラス規定、60歳定年)[5]

主な成績[編集]

在籍クラス[編集]

順位戦・竜王戦の在籍クラスの年別一覧
開始
年度
(出典)順位戦

(出典)

(出典)竜王戦

(出典)

名人 A級 B級 C級 0 竜王 1組 2組 3組 4組 5組 6組 決勝
T
1組 2組 1組 2組
1982 41 C238 7-3
1983 42 C204 4-6
1984 43 C226 5-5
1985 44 C219 3-7
1986 45 C234 4-6
1987 46 C232 3-7 1 5組 -- 1-2
1988 47 C240 4-6 2 5組 -- 3-2
1989 48 C238 6-4 3 5組 -- 2-2
1990 49 C222 6-4 4 5組 -- 1-2
1991 50 C219 4-6 5 5組 -- 2-2
1992 51 C233 4-6 6 5組 -- 3-2
1993 52 C237 3-7 7 5組 -- 1-2
1994 53 C240 3-7 8 5組 -- 1-2
1995 54 C238 5-5 9 5組 -- 2-2
1996 55 C226 3-7 10 5組 -- 2-2
1997 56 C238 4-6 11 5組 -- 3-2
1998 57 C233 3-7 12 5組 -- 1-2
1999 58 C236 5-5 13 5組 -- 1-2
2000 59 C228 4-6 14 5組 -- 4-2
2001 60 C229 4-6 15 5組 -- 1-2
2002 61 C229 3-7 16 5組 -- 0-3
2003 62 C233 4-6 17 6組 -- 1-2
2004 63 C231x 2-8 18 6組 -- 2-2
2005 64 C238*x 3-7 19 6組 -- 1-2
2006 65 C230** 5-5 20 6組 -- 2-2
2007 66 C222**x 1-9 21 6組 -- 0-2
2008 67 F編 22 6組 -- 1-2
2009 68 F編 23 6組 -- 1-2
2010 69 F編 24 6組 -- 0-2
2011 70 F編 25 6組 -- 0-2
2012 71 F編 26 6組 -- 1-2
2013 72 F編 27 6組 -- 1-2
順位戦、竜王戦の 枠表記 は挑戦者。右欄の数字は勝-敗(番勝負/PO含まず)。
順位戦の右数字はクラス内順位 ( x当期降級点 / *累積降級点 / +降級点消去 )
順位戦の「F編」はフリークラス編入 /「F宣」は宣言によるフリークラス転出。
竜王戦の 太字 はランキング戦優勝、竜王戦の 組(添字) は棋士以外の枠での出場。

著書[編集]

脚注[編集]



(一)^ 退.  . 2017826

(二)^ shougi-yuyu. &. &. 20221211

(三)^ . . 20221211

(四)^ 201441.  . 2017826

(五)^ 退201451https://www.shogi.or.jp/news/2014/05/post_986.html 

関連項目[編集]

外部リンク[編集]