紀元前1千年紀
表示
千年紀: | 前2千年紀 - 紀元前1千年紀 - 1千年紀 |
---|---|
世紀: |
前10世紀 前9世紀 前8世紀 前7世紀 前6世紀 前5世紀 前4世紀 前3世紀 前2世紀 前1世紀 |
紀元前1千年紀︵きげんぜんいっせんねんき︶は、西暦による紀元前1000年から紀元前1年までを指す千年紀︵ミレニアム︶である。現在からおよそ2000年〜3000年前に当たる。
できごと[編集]
世紀不特定[編集]
●完新世の気候最温暖期が完全に終焉、海水面は低下し現在とほぼ同様になる。 ●航海術の発達により、陸戦に加えて海戦も行われるようになる。 ●旧約聖書が成立 ●マヤ文明の始まり特定の世紀[編集]
●紀元前10世紀 ●イベリア人、イベリア半島に現れる。 ●エトルリア文明の始まり︵紀元前6世紀に最盛期︶ ●日本は縄文時代晩期、気温低下による漁労・採集生活の壊滅的打撃で人口減少 ●バラモン教が成立 ●紀元前950年頃 - 日本における水田稲作の開始︵北九州地域で弥生時代が始まる︶ ●紀元前8世紀 ●伝承による都市国家ローマの形成︵王政ローマ、古代ローマの最初期︶ ●紀元前800年頃 - 中部ヨーロッパでハルシュタット文化︵ - 紀元前400年頃︶ ●紀元前6世紀 - 古代ローマが共和政に移行︵共和政ローマ︶ ●紀元前5世紀 ●アルタイ語族の発達 ●星辰信仰や占いの発達により、ホロスコープが個人の運命を決定するという考えが生まれる。 ●仏教の創始 ●ケルト人の勢力拡大、北スペインへ達する。 ●紀元前4世紀 - 古代ギリシアで哲学が発達︵デモクリトスの原子論︶ ●紀元前400年頃 - 中部ヨーロッパでラ・テーヌ文化︵ - 紀元頃︶ ●紀元前3世紀 - 日本において水田稲作が東北地方北部にも伝播︵本州以南で稲作が盛んに行われるようになる︶、北海道は続縄文時代へ移行 ●紀元前2世紀 - ケルト人、最大範囲に拡大 ●紀元前1世紀 - 古代ローマが帝政に移行︵帝政ローマ︶重要な人物[編集]
●キュロス2世︵紀元前6世紀︶、ペルシャ帝国創建者 ●ヒポクラテス︵紀元前5世紀︶、ギリシアの医者 ●始皇帝︵紀元前3世紀︶、中国を統一、秦帝国初代皇帝 ●ダビデ、イスラエル人の王 ●ホメロス、ギリシャの詩人 ●ゾロアスター ●釈迦︵紀元前5世紀︶、仏教の創始者 ●マハーヴィーラ、ジャイナ教の創始者 ●老子、中国の哲学者、道教の創始者 ●孔子︵紀元前6世紀︶、中国の哲学者、儒教の創始者 ●イザヤ、ユダヤの預言者 ●エレミヤ、ユダヤの預言者 ●エゼキエル、ユダヤの預言者 ●ペリクレス、アテネの政治家 ●アイスキュロス、ギリシャの悲劇作家 ●ソフォクレス、ギリシャの悲劇作家 ●エウリピデス、ギリシャの悲劇作家 ●ソクラテス、ギリシャの哲学者 ●プラトン︵紀元前4世紀︶、ギリシャの哲学者 ●アリストテレス︵紀元前4世紀︶、ギリシャの哲学者 ●ピタゴラス、ギリシャの数学者 ●アレクサンドロス大王︵紀元前4世紀︶、マケドニア王 ●ユークリッド、アレクサンドリアの数学者 ●アルキメデス︵紀元前3世紀︶、ギリシアの数学者 ●キケロ、古代ローマの政治家、文筆家、哲学者 ●ガイウス・ユリウス・カエサル︵紀元前1世紀︶、古代ローマの政治家、将軍 ●ウェルギリウス、古代ローマの詩人発明・発見[編集]
●鉄の利用が広まる。 ●浮力の発見 ●幾何学の発展 ●ピタゴラスの定理の証明 ●エラトステネスが地球が球であることを証明し、その直径を推定する。 ●フェニキア人が地中海でアルファベットを広める。 ●多くの主要な宗教的・哲学的視点が、この時期に創始されたか体系化された︵カール・ヤスパース論じるところの枢軸時代︶。遺跡[編集]
脚注[編集]
注釈出典
関連項目[編集]
外部リンク[編集]
- ウィキメディア・コモンズには、紀元前1千年紀に関するカテゴリがあります。