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葛飾政党ビラ配布事件

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
最高裁判所判例
事件名 住居侵入被告事件
事件番号 平成20年(あ)第13号
2009年(平成21年)11月30日
判例集 刑集第63巻9号1765頁
裁判要旨

 1 分譲マンションの各住戸のドアポストにビラ等を投かんする目的で,同マンションの集合ポストと掲示板が設置された玄関ホールの奥にあるドアを開けるなどして7階から3階までの廊下等の共用部分に立ち入った行為は,同マンションの構造及び管理状況,そのような目的での立入りを禁じたはり紙が玄関ホールの掲示板にちょう付されていた状況などの本件事実関係(判文参照)の下では,同マンションの管理組合の意思に反するものであり,刑法130条前段の罪が成立する。

2 分譲マンションの各住戸のドアポストに政党の活動報告等を記載したビラ等を投かんする目的で,同マンションの玄関ホールの奥にあるドアを開けるなどして7階から3階までの廊下等の共用部分に,同マンションの管理組合の意思に反して立ち入った行為をもって刑法130条前段の罪に問うことは,憲法21条1項に違反しない。
第二小法廷
裁判長 今井功
陪席裁判官 中川了滋古田佑紀竹内行夫
意見
多数意見 全員一致
意見 なし
反対意見 なし
参照法条
憲法21条1項、刑法130条
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