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徳田要請問題

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
証人喚問される徳田球一(1950年3月16日)

195025234

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195022329373GHQ[1][2]
懇 請 書

 在ソ日本軍事俘虜及抑留者引揚促進は停戰後に於ける日本の重要、国策にして、之が具現に関し進駐軍の絶大なる努力と国民の総力を挙げ居るところにして洵に感激に堪えざるところなり然るに第九九地区(カラガンダ)第九分所に被收容中同所長代理中尉シャヘーフ治政治部将校ヒラトフ少尉(通訳日本人管某〔ママ〕)は思想教育の為全員集合の席上俘虜の帰還質問に対しヒトラフ少尉は左の如く言明せり
 「日本共産党書記長徳田球一氏より其の党の名に於て思想教育を徹底し共産主義者に非ざれば帰国せしめざる如く要請あり依而反動思想を有する者ば絶対に帰国せしめぬであろう」
 世界平和及民族の自由独立を標標せる日本共産党の斯る態度は人道を無親し国民の総意に悖り在ソ同胞の犠牲の上に党勢拡大を企図し剰ヘソ連に阿諛せんとするものなり果して之が事実なりとせば日本政府進駐軍の努力及国民の総意に反するものにして引揚促進に多大なる障碍を及すは言を俟たず依而右事実の真否を究明し善処あらん事を切望す茲に二月九日歸還せる日の丸梯団全員名に於て懇請するものなり
  昭和二十五年二月十四日
      日の丸梯団一同
       三百七十三名

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194924915[ 1][1][2]



316[3]327[4]427[5]430[ 2][2][6]

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19501979[10]

脚注[編集]

注釈[編集]



(一)^ [1][2]

(二)^ [2]

(三)^ [8][2]

(四)^ hope,trust,expectrequest,require,claim[8]

出典[編集]



(一)^ abcd7   13 25223PDF - 2022220

(二)^ abcdefgh 2013, pp. 101112.

(三)^ 7   15 25316PDF - 2022220

(四)^ 7   19 25327PDF - 2022220

(五)^ 7   28 25427PDF - 2022220

(六)^ 7   45 25430PDF - 2022220

(七)^ 7   16 25318PDF - 2022220

(八)^ abc7   19 2545PDF - 2022220

(九)^ /. SYNODOS (2014719). 2022220

(十)^ 

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:  1945-562013ISBN 978-4-409-52059-8OCLC 866573026 

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