迷路荘の惨劇

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金田一耕助 > 迷路荘の惨劇
迷路荘の惨劇
著者 横溝正史
発行日 1976年6月7日
発行元 角川書店
ジャンル 小説
日本の旗 日本
言語 日本語
ページ数 496
コード ISBN 4041304342
ISBN 978-4041304341(文庫本)
ウィキポータル 文学
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収録書籍[編集]

  • 『迷路荘の惨劇』(1975年、東京文芸社)
  • 『迷路荘の惨劇』(1976年、角川文庫 緑304-34(よ5-8)、ISBN 4-04-130434-2

中間段階の中編[編集]

  • 『金田一耕助推理全集5 迷路荘の怪人』(1959年、東京文芸社)
  • 『横溝正史探偵小説コレクション4 迷路荘の怪人』(2012年、出版芸術社ISBN 978-4-88293-423-3

当初の短編[編集]

テレビドラマ[編集]

1978年版[編集]

迷路荘の惨劇
ジャンル テレビドラマ
原作 横溝正史『迷路荘の惨劇』
企画 角川春樹事務所
脚本 田坂啓
監督 松尾昭典
出演者 古谷一行
長門勇
浜木綿子
三橋達也
エンディング 茶木みやこ「あざみの如く棘あれば」
製作
制作 毎日放送
放送
放送国・地域日本の旗 日本
放送期間1978年10月14日 - 10月28日
放送時間土曜日22:00 - 22:55
放送分55分
回数3
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毎日放送TBS系列 横溝正史シリーズII
前番組 番組名 次番組

仮面劇場
(1978年9月16日 - 10月7日)

迷路荘の惨劇
(1978年10月14日 - 10月28日)

森村誠一シリーズII・青春の証明
(1978年11月4日 - 12月30日)

2002年版[編集]

金田一耕助ファイル 迷路荘の惨劇』は、テレビ東京系列BSジャパン共同制作の2時間ドラマ女と愛とミステリー」(毎週水曜日20時54分 - 22時48分)で2002年10月2日に放送された。

この作品では舞台を富士山麓から京都に変更しており、祇園祭に合わせて名琅荘に関係者を招待した設定になっている。また、金田一は休暇中の等々力警部と共に東京から祇園祭の見物に来る直前に篠崎慎吾からの依頼電報を受け取っており、金田一に強引に名琅荘へ連れていかれて事件に遭遇した等々力は、井川刑事に申し出て捜査に協力する。

事件発生年は過去の加奈子殺害事件を含めて原作通りである(月日は祇園祭期間に変更)。以下のような省略や変更はあるものの、ストーリーの流れは比較的細かい部分まで原作通りである。

  • 風間俊六は登場せず、速水譲治は篠崎に拾われている。奥村は名琅荘の運転手である。
  • 警察関係者や医療関係者の詳細な人物像設定は無く、井川刑事を除いて氏名も不明である。
  • 名琅荘の詳しい構造は説明も描写もされず、ダリヤの間やヒヤシンスの間は1階にある。
  • 天坊の容貌は原作のイメージから大きく外れてはいないが原作そのままではない。
  • 辰人殺害時のアリバイ調べで柳町のフルート演奏が話題になるが、特にトリックには結びつかない。
  • 天坊殺害発覚前に金田一が東京へ戻って調査しようとする展開は無い。
  • 抜け道や洞窟は楽に歩いて通れる広さで崩落寸前の状況ではなく、仁天堂側出口一方通行の設定は無い。タマ子の死体は鼠の陥穽ではなく硫黄ガスの噴き出る場所に放置されており、陽子は脳震盪で昏倒する前に倭文子の匂い袋を拾っていた。
  • 柳町が自分の犯行だとする遺書を残してピストル自殺、東京で「深川質屋殺し」事件を抱えていた金田一は等々力と共に東京へ戻る。
  • 入浴剤の意味に気づいた金田一は等々力と名琅荘へ戻ってフィルムを発見する。
  • 慎吾狙撃事件は無く、慎吾は倭文子が毒を仕込んだワインを、そうと知りながら浴びるように飲んでいた。
  • 真相が知れたと察した倭文子は特に抵抗せず逮捕される。
  • 慎吾が関係者を集めた目的が倭文子を辰人に返還することの発表だった設定は無い。
  • 金田一は深川の事件の捜査と並行して糸の出身である向島へも調査に行き、静馬が糸の息子であることを突き止めていた。糸は全てを認めたあと、来るならこの場で果てると金田一たちを脅し、静馬が道に迷って果てたと思われる洞窟の中へ消えていった。
キャスト
スタッフ

脚注[編集]

  1. ^ a b 角川文庫版『迷路荘の惨劇』(1996年(平成8年)9月25日改版以前のもの) の中島河太郎による巻末解説参照。
  2. ^ 宝島社『別冊宝島 僕たちの好きな金田一耕助』 金田一耕助登場全77作品 完全解説「18.迷路荘の惨劇」参照。
  3. ^ 原作の記述に曖昧な部分があるが、品川の本宅は1930年(昭和5年)の事件の時点では手放して親戚中の共同管理となっており、事件後の財産整理で取り戻したが、篠崎慎吾が関わるようになったころには一部を失っており、本作の前年以降に全てを手放したものと思われる。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]