仮名(読み)カナ

デジタル大辞泉 「仮名」の意味・読み・例文・類語

か‐な【仮名/仮字】

 
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[]()()()()()()()()()()  

か‐めい【仮名】

実名を避けて仮につける名。
[類語]別名別称異称異名俗称変名偽名仮称偽称略称旧称旧名古称一名又の名
 

 
1()()
2 ()()()()
︿
3   

かん‐な【仮名】

《「かりな」の音変化》「かな(仮名)」に同じ。
真名まんなのすすみたる程に、―は、しどけなき文字こそまじるめれ」〈・梅枝〉
 

 
1
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精選版 日本国語大辞典 「仮名」の意味・読み・例文・類語

け‐みょう‥ミャウ【仮名】

 

(一)   (  )
(二) ()
(一)[](13)
(三) 
(一)[](1093)
(四) 
(一)[]()(810824)
(五) 
(一)[]()︿()()()(183448)
(六) ( [] prajñapti  ) 
(一)[](984985)
(二)[]便


(1)()()
(2)
 

 

(一)  
(二) 
(三) 
(一)[](1585)
(四) 
(一)[]      carina() (160408)
(五) (  ) 
(一)[]()(1718)
 
 

 

(一)   (  ) ()()
(二)() 
(一)[]()(970999)
(三)() 
(一)[](100114)
(四)() 
 
 

 

(一)   
(一)[](901)
(二)()(1924︿)
(三)[]
 

かん‐な【仮名】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「かりな(仮名)」の変化した語 ) =かな(仮名)
    1. [初出の実例]「真名もかんなもあしう書くを、人のわらひなどすれば」(出典:枕草子(10C終)一〇三)
    2. 「消息文(せうそこぶみ)にも、かんなといふ物書きまぜず」(出典:源氏物語(1001‐14頃)帚木)

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改訂新版 世界大百科事典 「仮名」の意味・わかりやすい解説

仮名 (かな)


2︿便︿︿14434750︿4750

便56仿︿121002702165527580

 8788276262

582883488412858西

 1000950190033

 稿西2

6286791211︿63

 100

 ︿︿1472︿4849︿︿︿48︿︿47︿︿使使

 19002︿︿



5︿︿︿︿︿︿︿︿︿︿︿86791010︿

 調綿綿320113331012綿西1220

 1213西18968西



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日本大百科全書(ニッポニカ) 「仮名」の意味・わかりやすい解説

仮名
かな

表音文字の一種。日本語を書き表すために、漢字について創案された独自の用法、および漢字を基にしてつくりだされた新しい文字の総称。前者は「万葉(まんよう)仮名」(または「真(ま)仮名」)といわれ、漢字の意味を捨て発音を採用した用法であり、後者については、漢字の全画を極度に草体化、簡略化した「平仮名」、および漢字の字画の一部だけを省略した「片仮名」の2種がある。「かな」は古く「かんな」と発音した。「かりな」の音転で、「かり」は「仮」、「な」は「字」の意で、漢字を「まな」(真字)といったのに対する語と解せられる。

[築島 裕]

万葉仮名


HinduAmita5使8使884500使8()()()()()

 ()()()()()()鹿()()()()()()()()()()()()tienn()langng()nieii()muâtt

 

平仮名


4748

      
      
     
     
        
      
    



 1900332052使

 ()9811910()()10()1011使()

 

片仮名


4748

()


()














 




























()
 ()()29退11129()使

 

沿197011982 195451981

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「仮名」の意味・わかりやすい解説

仮名
かな

 
 ()  (︿) 1221 (︿) 使 () 102調  

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百科事典マイペディア 「仮名」の意味・わかりやすい解説

仮名【かな】

日本語を表音的に書き表す文字には古来,万葉仮名平仮名片仮名の3種がある。万葉仮名は,字形は漢字のままでありながら日本語の表音的表記に供せられるものだが,平仮名と片仮名は万葉仮名に発した日本語表記専用の文字である。後2者を総括して仮名文字,仮名ともいう。
→関連項目春日政治書体文字

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旺文社日本史事典 三訂版 「仮名」の解説

仮名
かな

 
 () 
使 ()   

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世界大百科事典(旧版)内の仮名の言及

【氏姓制度】より


 

【納所】より


(1)11︿()()

【書】より


 

 

【同音語】より


︿︿︿︿()bearsonsun︿︿︿︿︿

【日本語】より




 ︿()︿()︿

【物語文学】より

…《竹取物語》が口誦の素材を下地にしつつそれを読みものに変形し構成しているのは,だからすこぶる象徴的な意味をもつ。むろん文字といっても仮名文字のことにほかならない。物語文学の成立には,民族文字としてのこの仮名文字の発明とそのある程度の普及とが絶対の要件とされたはずである。…

【琉球語】より


︿︿︿ 西鹿使

※「仮名」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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