(読み)コヨミ(英語表記)almanac
calendar

デジタル大辞泉 「暦」の意味・読み・例文・類語

こ‐よみ【暦】

 
()
1 1060216845123611187311
21()()
[]
[]  
 

 
   
︿
1 西
2 
︿
 

こよみ【暦】[書名]

壺井栄の中編小説。昭和15年(1940)、「新潮」誌に発表。翌昭和16年(1941)、第4回新潮社文芸賞受賞。

れき【暦】

こよみ。「グレゴリオ」「ユダヤ

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精選版 日本国語大辞典 「暦」の意味・読み・例文・類語

こ‐よみ【暦】

 

(一)  
(二) ( () ) 
(一)[]()(720)
(三) 
(一)[](祿1594)
 
 

 

(一)   
(一)[]︿(718)
 

こ‐ゆみ【暦】

  1. 〘 名詞 〙 「こよみ(暦)」の変化した語。〔伊京集(室町)〕

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改訂新版 世界大百科事典 「暦」の意味・わかりやすい解説

暦 (こよみ)
almanac
calendar


1便使便

 ︿︿︿︿35︿197320516

 1719︿1699︿︿︿almanaccalendarephemeris使

 西11111365111

 heliacal rising1使1130125130使11便

123.51923593812243011

 1365.2422西01292029629.5305892912442.9

 1使1365365.2514601461G.J.355377378222322223124667231445MartiusMarchJanuariusJanuaryQuintilis5JuliusJulySextilis6AugustusAugust4西4365×41÷4365.25365.24220.0078128113161032532131132132115821041015104003

 101311793112418051219301021564300

 18736使1614104136541265-42050

 6553142445226566160210346046904︿使69718使192352191︿86245823西184411

使

 81106977216852

 西83稿調稿2

 10111殿62166998-102114374674975619807291197078011

 12262

 131711516使1310312

 



16

16329使

15

8

16005969289711

151429-41

稿

 ︿


︿︿1684︿︿︿︿

 



1300使13519719使432Metōn1919×127235413651/446762

 ︿︿11041121212

 1365×385/15395

 502311819︿︿2

 1912

西使︿使︿1134︿2︿1121811︿︿︿︿︿︿
 


西12131Boukatios123調883432Metōn196︿9Kallippos3307612530438︿︿2︿107131hōra11︿︿︿34

 1Prytaneis10153439307121477639344131183

便10425Tarquinius Priscus1231119011715321112154451027124690Sōsigenēs904644513654223︿3612298444161010131582758698112

 ︿KalendaeCalendaeNonae3571075Idus3571015133nundinae87876171737514vigilia1

 21︿759-748Atticus7532848293831932532119

 60006Julius Africanus5501Panodōros5493Annianos54925493325755085509630Geōrgios55089154915604113761106西

 西525Dionysius Exiguus415B.C.Denis PetauDionysius Petavius162718indictio15312537


1212

 312

 23調1341姿7姿9

 911調11123456789101112

 1112



6392119使︿Shamm al-nasīm︿8使10101112123456789

 331調調3



調12930121197368111417192135335538338511265342910338302殿703760110152122252151415211869


西63914917001119便19182295便31672407


16使使365260使1260113201213117826012018︿5365019使1204189805211︿120︿1︿︿使3113811︿︿

 


︿︿︿︿︿︿︿︿︿︿

 market week11365.2422

 1128rice yearluni-natural phenomena calendar1313使

 sidereal calendar1219luni-sidereal calendar131pleiades year

 ︿綿



暦 (れき)

(こよみ)

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「暦」の意味・わかりやすい解説


こよみ


()()()()()()()()()

 

 

 1

 1111111


暦の歴史

暦の発生

11調

 111111


太陰暦の発生

西西2930

 ()12130()

 ()()()1()


太陰太陽暦と太陽暦の発生

1

 1()沿282712()α()1α1()α5()

 調


暦法の原理


()調29.530589365.2422019001便


太陰暦

2930129.50.0305891調11()()()12129.530589×12354.367068231123542110.367068×20.26586480.265864×41.0634561818383545355328353010631.0120435511106310.01204調833011

 1111011


太陰太陽暦

調29.530589i365.24220jiji/j12.368271120.368271/21/33/84/117/191/2230131369調1/33113643/8831365.25129.5157/19197433196939.6018121372356939.688419476334Callipus76277591365.25


太陽暦

太陽暦法は月の運行にはまったく無関係であるから、季節調整の暦法としては非常に簡単である。太陽年は365.24220日で、この端数を切り捨てた365日の暦年を用いていると、1500年で約1年の違いを生ずる。このような1年を用いていると、季節と暦とは毎年いくらかずつずれていく。このような1年を移動年という。エジプトやペルシアの太陽暦は移動年を用いていた。太陽年の端数0.24220日は4年で1日に達するから、365日の平年3回の次の4年目に1日の閏日を挿入して1暦年366日とすると、1年の平均日数は365.25日となる。この4年に1回閏年を置く太陽暦はローマのユリウス・カエサルによるもので、ユリウス暦とよばれている。この暦法は置閏法は簡単であるが、128年に1日の狂いを生ずる。そこで128年に31閏日を挿入すると、1年平均の日数は1太陽年とわずか1秒ほどしか違わない非常に精密な暦法を得るが、置閏法が少し複雑で、年代学的計算に対して便利でない。ユリウス暦の1暦年は太陽年と0.00780日違う。これは1000年で8日ほどの相違をきたし、4年に1日ずつ閏日を置くと、置きすぎるので、400年に97回の置閏法に改良した暦法が、ローマ教皇グレゴリウス13世によって定められた。グレゴリオ暦とよばれるものである。グレゴリオ暦では1年の平均日数は(365×303+366×97)÷400=365.2425日となり、太陽年との差は0.00030日で、1万年に3日である。これくらいの相違は実際問題として日常生活になんの妨げとなるものではなく、置閏法も簡単で、現在世界各国が採用している暦法である。

[渡辺敏夫]

暦書


1(1)(2)(1)(2)使使

 ()便167917671855177619591943182220100.1

 ()()


日本における暦


()()145536()()()()()60210()()

 690411()()22()6926697176378()()78011使()()78111008563()8591()()8613()()8238001365.244610.0024221000

 ()()701704()()()110()267166111殿()

 ()()6()()()2退

 17()()168411029

 8()()西西()()()()()()1751退()17555176391517718西

 ()()17957西()()2()()179791019()()()西()

 18033JJL1141()20()18367404144()()

 118725119123611126()1311221

 4133西1900189831511


日本の暦書


()()()()701()

 13322()()()()

 1883161888190033

 ()()17641789()


自然暦と農漁業




 ()()()()鹿()()()()()

 ()()()西()()()()

 ()()()1011()()

 11.881.44



19761980

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「暦」の意味・わかりやすい解説


こよみ
calendar

 
 () 1 ( 29.531)  ( 365.242)  ()  () 1 36541 (46) 13 4003 (1582) 5 (1872) 119123116使 (1684) 使西使使  

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山川 日本史小辞典 改訂新版 「暦」の解説


こよみ

暦には時を計り記録する技術,つまり暦法(れきほう)という意味と,一定の暦法にもとづいて作成された毎年の暦書,すなわち頒暦(はんれき)という意味がある。日本には古来,自然の四季の移り変りを基とした自然暦があり,それが農事暦の軸となっていた。「魏志倭人伝」の裴松之(はいしょうし)の注に「その俗正歳四時を知らず,但し春耕秋収を記して,年紀となす」とあるのが,その状態を示すものと思われる。のち中国で発達した太陰太陽暦の影響をうけるようになり,早く元嘉暦(げんかれき)を行用した百済を通じて,日本もこれを採用した。「日本書紀」欽明14年条に,百済に対し暦博士の派遣や暦本の送付を求めた記事がある。602年(推古10)百済の僧観勒(かんろく)が暦本などをもって来日し,陽胡史(やこのふひと)の祖玉陳(たまふる)に暦法を学ばせた。この頃から,朝廷による組織的な編暦と頒暦が行われるようになったと考えられる。こののち日本で行用された暦法は表のとおりである。令の規定によると,暦は毎年中務省陰陽(おんみょう)寮に属する暦博士によって作成され,11月1日の御暦奏(ごりゃくのそう)の儀をへて頒布された。これは具注暦(ぐちゅうれき)で貴族・官人の間に用いられ,行間やとくに間明きのものを作って,日記を書きこむ風習があった。平安中期以降,貴族の女性が仮名暦を使用しはじめ,しだいに広い範囲で用いられるようになった。鎌倉時代には版暦(はんれき)の製作が試みられ,室町時代になると書写の暦にかわって仮名版暦が暦の主流を占めるようになった。この頃から,各地で地方暦が発行されはじめた。版暦は紙数を節約するために,文字を細長く書く版暦独自の書体を使って記された。江戸時代に入って,貞享(じょうきょう)改暦以後は,幕府天文方により全国均一の内容のものに統制された。明治期以後,政府は一時頒暦商社に暦の独占販売を許したが,1883年(明治16)から伊勢神宮司庁がこれにかわり,1945年(昭和20)に暦の出版が自由になった。

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山川 世界史小辞典 改訂新版 「暦」の解説

暦(れき)
Calendar


(29.5)(36554846)(5)30×125365()()11414×3651460(46)13(1582)1使197()使18721912()

暦(こよみ)

暦(れき)

出典 山川出版社「山川 世界史小辞典 改訂新版」山川 世界史小辞典 改訂新版について 情報

百科事典マイペディア 「暦」の意味・わかりやすい解説

暦【こよみ】

 
1()1129.53061365.2422調1
 

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旺文社日本史事典 三訂版 「暦」の解説


こよみ

 
1
602 ()  () 5123611使17 () 1684 ()   

出典 旺文社日本史事典 三訂版旺文社日本史事典 三訂版について 情報

占い用語集 「暦」の解説

日常生活で活用するために、時間の流れを年・月・週・日といった単位に当てはめて総体化したもの。月齢や、日の出・日の入り・月の出・月の入りの時刻、潮汐の時刻などの予測値を記したり、日本では、曜日・行事・九星・六曜などを記したもの。占いにおいては、生年月日時で見る命術で使われる。

出典 占い学校 アカデメイア・カレッジ占い用語集について 情報

世界大百科事典(旧版)内のの言及

【暦】より


1

【年鑑】より

…社会全般または特定分野の1年間のできごとを記録,解説した年刊形式の便覧で,将来の研究調査の便に資することを目的とする。政府機関や学会では〈年報〉ということもある。年鑑の起源はイギリスやスカンジナビア諸国で中世まで用いられた原始的な棒暦clog almanacである。これは短冊形の木片に日月星辰の運行を記したものであった。航海者には,航海暦nautical almanacが必須のものであった。イヤーブックという書名が最初に用いられたのはイギリスの《法律年鑑The English Legal Year Books》で,1292‐1534年までの判例を収録している。…

【御暦の奏】より

…〈ごれきのそう〉〈こよみのそう〉ともいった。毎年11月1日に,陰陽(おんみよう)寮が作成した明年の暦を中務省に送り,中務省はこれを太政官を経ずに直接天皇に奏進する儀。南殿庭上において行ったため,庭立(にわたち)の儀ともいうが,降雨や天皇が出席しないときは,内侍に付して奏進した。…

【チベット族】より


 10271()6032.51()1

【天皇】より


調

【丙午】より


 

【暦道】より

…日本古代・中世の暦学。天皇の命令によって暦を作ること,またその技術。…

※「暦」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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