ザ・クロマニヨンズ
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ザ・クロマニヨンズ | |
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出身地 |
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ジャンル | ロック |
活動期間 | 2006年 - |
レーベル |
BMG JAPAN→アリオラジャパン/HAPPYSONG RECORDS (2006年 - ) |
事務所 | ハッピーソング |
公式サイト | ザ・クロマニヨンズ |
メンバー |
甲本ヒロト (ボーカル) 真島昌利 (ギター) 小林勝 (ベース) 桐田勝治 (ドラムス) |
ザ・クロマニヨンズ︵THE CRO-MAGNONS︶は、甲本ヒロトと真島昌利が2006年7月に結成したロックバンド。
ドラムスの桐田勝治はサポートメンバーである。ベースの小林勝も、当初はサポートメンバーであったが、2008年5月4日に正式加入。ミュージック・ビデオやテレビのトークにも4人揃って普通に出演しているため、事実上正式メンバー状態である︵通常、サポートメンバーはPVに出演する事はあっても、トークに参加する事はない︶。
当初はバンド名以外ベールに包まれていたが、同月に行われたFM802 MEET THE WORLD BEAT 2006でその姿を明らかにした。
概要
2005年11月に活動休止を発表したTHE HIGH-LOWSの真島が甲本にバンド結成を持ちかけ、2人と仕事・プライベートでTHE BLUE HEARTS時代から親交のあるレコーディングエンジニアの川口聡の紹介により、小林・桐田が加わってザ・クロマニヨンズが結成される。2006年春にはアルバム・レコーディングを済ませ、全国各地の夏の音楽イベントにバンド名以外は公表せずに出演を発表するも、ネット上で瞬く間に﹁ヒロトとマーシーの新バンドでは?﹂と噂が流れ、デビューライヴとなった大阪でのMEET THE WORLD BEAT 2006の出演前には、ザ・クロマニヨンズの登場アナウンスが流れるや一部の観客から﹁ヒロトー!﹂﹁マーシー!﹂の掛け声が飛び、﹁全然シークレットじゃないじゃん﹂とメンバーは苦笑い。 2006年4月5日、アルバムのレコーディングが終了した甲本と真島は、ローリング・ストーンズのナゴヤドーム公演を見に行った後、名古屋のホテルでこのバンドの名前を決めようと話し合っていた。その際、甲本が﹁クロマニヨンズ﹂というバンド名を提案すると、真島が﹁おぉう!﹂と唸ってポケットから紙を取り出し、そこには偶然にも﹃クロマニヨン﹄と書かれていたそうで、この偶然によりバンド名が決定したと、本人たちは語っている。 現時点で発売されている全シングル・アルバムに初回生産限定盤が存在し、それらはほぼ全て紙ジャケットで特典DVD付きとなっている︵6thシングル﹃グリセリン・クイーン﹄は例外で、紙ジャケットであるがDVDは付属せず、代わりに初回特典CDとの2枚組︶。メンバー
●甲本ヒロト︵こうもと ひろと、ボーカル・ブルースハープ・ギター︶ 愛称は﹁ヒロト﹂。元THE BLUE HEARTS、↑THE HIGH-LOWS↓。有限会社HAPPYSONG RECORDS所属︵副社長︶。 ●真島昌利︵ましま まさとし、ギター・コーラス︶ 愛称は﹁マーシー﹂。元THE BLUE HEARTS、↑THE HIGH‐LOWS↓。有限会社HAPPYSONG RECORDS所属︵社長︶。 ●小林勝︵こばやし まさる、ベース・コーラス︶ 愛称は﹁コビー﹂。SOY SAUCE SONIX~the cimones~MONO~SADS~towerを経て現在はnilのベースプレイヤーとしても活躍中。afro skull records所属。 ●桐田勝治︵きりた かつじ、ドラム・コーラス︶ 愛称は﹁カツジ﹂。Gargoyleに在籍。アフターゼロ所属。ヒストリー
2006年 | |
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7月23日 | 13時41分、ザ・クロマニヨンズ出現。出現メンバーは甲本ヒロト、真島昌利、小林勝(サポート)、桐田勝治(サポート)。同日、ライブフェスタ「FM802 MEET THE WORLD BEAT 2006」に出演。このライブが初ライブで、この日まではバンド名のみの発表で、メンバー等は発表していなかった。 |
9月20日 | デビューシングル「タリホー」発売。 |
9月20日 - 12月24日 |
初の全国ツアー「ザ・クロマニヨンズ 出現!! ツアー」(全国33公演 ライブハウス中心)開催。 |
10月25日 | 1stアルバム『ザ・クロマニヨンズ』発売。 |
2007年 | |
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3月15日 - 4月30日 |
ツアー「春のウラウラ祭り」(全国16公演 ライブハウス中心)開催。 |
4月25日 | 2ndシングル「紙飛行機」発売。 |
8月15日 | 3rdシングル「ギリギリガガンガン」発売。 |
9月12日 | 2ndアルバム『CAVE PARTY』発売。 |
9月19日 - 1月18日 |
ツアー「TOUR CAVE PARTY'07-'08」(全国43公演)開催。 |
2008年 | ||
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5月21日 | 4thシングル「エイトビート」発売。 | |
5月22日 - 7月5日 |
ツアー「ピッチピッチ チャップチャップ ランランラン ツアー」(全国19公演)開催。 | |
8月23日 | くるり 対バンツアー 2008 デラぜっぴん ~混浴四重奏~*ZEPP福岡出演 | |
8月27日 | 5thシングル「スピードとナイフ」発売。 | |
10月15日 | 3rdアルバム『FIRE AGE』発売。 | |
10月29日 - 2月13日 |
ツアー「FIRE AGE'08-'09」(全国43公演)開催。 |
2009年 | |
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10月7日 | 6thシングル「グリセリン・クイーン」発売。 |
10月28日 | 4thアルバム『MONDO ROCCIA』発売。 |
11月11日 - 3月21日 |
ツアー「TOUR MONDO ROCCIA'09-'10」開催。 |
2010年 | |
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3月24日 | 初のライブ映像作品「MONDO ROCCIA '09.11.11」発売。 |
10月20日 | 7thシングル「オートバイと皮ジャンパーとカレー」発売予定。 |
11月10日 | 5thアルバム『Oi! Um bobo』発売予定。 |
逸話
●小林が甲本らとの初顔合わせの時、ベースギターを持って行くのを忘れたため、真島が所有のベースを借り、スタジオ・セッションに参加した。 ●ファースト・アルバムのレコーディングは、3日で終了した︵1日3~4時間の作業︶。 ●初ライブのセットリストは、﹃クロマニヨン・ストンプ﹄と﹃キラービー﹄﹃タリホー﹄﹃歩くチブ﹄﹃弾丸ロック﹄。演奏後、甲本は﹁新人賞くれよ~﹂と叫び、尻を出しながらステージを去った。 ●甲本は﹃めざましテレビ﹄︵フジテレビ系︶でこのバンドについて、﹁ビートルズやストーンズの最初を知らないんだ。その時はまだ、こんなに小さくて。もしかしたら、これからザ・クロマニヨンズを好きになる人がいるかも知れないでしょ。今が最初から見るチャンスなんだ。そんなの良いと思いませんか?﹂とコメントした。 ●2006年10月1日の﹃CDTV﹄︵TBS系︶に出演した際、スタジオライブで﹃タリホー﹄を披露した。ちなみに収録ということで遊び心で、完全に口パクと当て振りであることをあからさまにしていた。 ●2006年10月20日、﹃ミュージックステーション﹄︵テレビ朝日系︶のオープニングで、タモリが﹁新人バンドなんだよね?﹂と質問すると、甲本は﹁そうです。ちんちんバンドです﹂と答えた。また、演奏前のトークでは、甲本が自らのソロ活動について語り、﹁一瞬で挫けました。やっぱりバンドはいいなぁって思います﹂や、共演した元THE YELLOW MONKEYの吉井和哉のことについて、﹁さっき聞いたら吉井くんは﹃まだ︵ソロで︶頑張れる﹄って言ってました﹂と発言して、スタジオの笑いを誘った。 ●甲本は、ソロシングル﹃真夏のストレート﹄を聴いた矢沢永吉に﹁いい曲だねえ。でも君はバンドの方がもっといいよ﹂と言われたため、ソロ活動をやめようと思ったと語っている。なお、クロマニヨンズ登場のPVの中で、甲本が真島に﹁もうソロはなしね﹂と自虐的に︵?︶念を押している。 ●宣伝をする時にはよく、﹁我々はザ・クロマニヨンズだぁ﹂と、メンバーで声を合わせて紹介することが多い。 ●2007年6月29日-30日、神戸ウィンターランドで行われたイベントでは、以前から親交のある三宅伸治のほか、THE HIGH-LOWS時代にバンド仲間であった大島賢治とも再会し、久しぶりの共演を果たした。また、同じイベントにはゆずの北川悠仁も出演した。 ●2007年9月14日より、吉野家のCMソングとして﹃うめえなあもう﹄が起用された。この曲は、アルバム﹁CAVE PARTY﹂に収録のものであり、牛丼への食欲をそそる内容の歌詞となっている。CMには、松井秀喜が出演。 ●表紙を務める雑誌は、﹃GiGS﹄や﹃音楽と人﹄など音楽専門誌を中心としているが、サークルKサンクスのフリーマガジン﹃KARUWAZA STYLE﹄のような例もある。 ●シングル曲﹃グリセリン・クイーン﹄は当初ノンタイアップであったが、後からバラエティ番組﹃爆笑!ふれあいコメディ こちらかきくけ公園前﹄のエンディングテーマとして起用。 ●2010年2月、さいたま市の市民会館においては、バンクーバーオリンピックになぞらえて﹁バンクーバー雪祭り﹂と称しライブを実施。このライブ中では、﹃ジャングル・ジャミン﹄など通常どおりのセットリストのほか、﹃Choo Choo TRAIN﹄をネタにEXILEのモノマネなども披露した。その一方、ジョン・レノン・ミュージアムの閉館についても触れた。なお、甲本と真島はTHE HIGH-LOWS時代にも2004年アテネオリンピックのタイアップ曲﹃荒野はるかに﹄をリリースしたことがある。 ●2010年6月12日より、サントリー﹁PEPSI NEX﹂のCMソングとして﹃Blitzkrieg Bop︵電撃バップ︶﹄が起用された︵﹁その他の曲﹂も参照︶。このCMは、他にPerfumeやポルノグラフィティなども出演しているものである。なお、これもTHE BLUE HEARTS時代に同じくサントリーのタイアップ曲﹃夢﹄をリリースしたことがあり、甲本と真島にとって同社のタイアップは約18年ぶりのものとなった。高橋ヨシオ
高橋ヨシオ︵たかはし よしお、生年月日不明︶は日本のロックバンド、﹁ザ・クロマニヨンズ﹂のマスコットキャラクターである。 猿の様な風貌で、甲本ヒロト曰く﹁我々︵クロマニヨンズ︶の分身﹂であるとのこと。 ●デビューシングル﹁タリホー﹂のジャケットやアルバム﹁FIRE AGE﹂に高橋ヨシオが描かれている。 また、初回版付属のDVDでは甲本と真島昌利が高橋ヨシオの着ぐるみで遊んでいる映像がある。 ●デビューアルバム﹁ザ・クロマニヨンズ﹂の歌詞カードは全ページ高橋ヨシオの着ぐるみで構成されている。 ●土星にやさしくのPVで街を歩き回っている。 ●デザイナー菅谷晋一によって描かれた目撃図である。ディスコグラフィー
シングル
発売日 | タイトル | 規格 | 規格品番 | 最高順位 | |
---|---|---|---|---|---|
1st | 2006年9月20日 | タリホー | CD+DVD CD アナログ盤 |
BVCR-19982/3 BVCR-19076 BVKR-14003 |
3位 |
2nd | 2007年4月25日 | 紙飛行機 | CD+DVD CD アナログ盤 |
BVCR-19996/7 BVCR-19081 BVKR-14004 |
7位 |
3rd | 2007年8月15日 | ギリギリガガンガン | CD+DVD CD アナログ盤 |
BVCR-19091/2 BVCR-19090 BVKR-14005 |
8位 |
4th | 2008年5月21日 | エイトビート | CD+DVD CD アナログ盤 |
BVCR-19122/3 BVCR-19121 BVKR-14006 |
7位 |
5th | 2008年8月27日 | スピードとナイフ | CD+DVD CD アナログ盤 |
BVCR-19130/1 BVCR-19129 BVKR-14007 |
13位 |
6th | 2009年10月7日 | グリセリン・クイーン | CD2枚組 CD アナログ盤 |
BVCL-36/7 BVCL-38 BVKL-1 |
7位 |
7th | 2010年10月20日 | オートバイと皮ジャンパーとカレー | CD2枚組 CD アナログ盤 |
BVCL-129/30 BVCL-131 BVKL-2 |
9位 |
アルバム
発売日 | タイトル | 規格 | 規格品番 | 最高順位 | |
---|---|---|---|---|---|
1st | 2006年10月25日 | ザ・クロマニヨンズ | CD+DVD CD アナログ盤 |
BVCR-18083/4 BVCR-11096 BVJR-11001 |
4位 |
2nd | 2007年9月12日 | CAVE PARTY | CD+DVD CD アナログ盤 |
BVCR-18102/3 BVCR-11106 BVJR-18003/4 |
7位 |
3rd | 2008年10月15日 | FIRE AGE | CD+DVD CD アナログ盤 |
BVCR-18149/50 BVCR-11122 BVJR-18005/6 |
3位 |
4th | 2009年10月28日 | MONDO ROCCIA | CD+DVD CD アナログ盤 |
BVCL-20013/4 BVCL-42 BVJL-1 |
5位 |
5th | 2010年11月10日 | Oi! Um bobo | CD+DVD CD アナログ盤 |
BVCL-20033/4 BVCL-134 BVJL-4 |
- |
映像作品
発売日 | タイトル | 規格 | 規格品番 | |
---|---|---|---|---|
1st | 2010年3月24日 | MONDO ROCCIA '09.11.11 | DVD+リストバンド DVD |
BVBL-29/30 BVBL-31 |
参加作品
発売日 | タイトル | 規格 | 規格品番 | 収録曲 |
---|---|---|---|---|
2008年5月17日 | ガーゴイズム | CD | FCCD-31 | 神風ギャング団 |
CD未収録曲
- 渋滞
- 作詞・作曲は真島昌利。現時点ではライブのみの楽曲で、CDにおける音源としては未収録である。ただし、3rdアルバム「FIRE AGE」の初回限定版DVDとライブDVD「MONDO ROCCIA '09.11.11」にはライブ映像が収録されている。
- 日テレGO!GO!
- 日本テレビ開局55周年キャンペーンのCMソング。チャック・ベリーのジョニー・B.グッドの替え歌である。
TV(スタジオライヴ)
- 『タリホー』(CDTV)2006年9月30日
- 『エレキギター』『タリホー』(魁!音楽番付)2006年10月12日(初のTV生出演)
- 『タリホー』(ミュージックステーション)2006年10月20日
- 『タリホー』(音楽戦士 MUSIC FIGHTER)2006年10月20日
- 『タリホー』(ポップジャム)2006年10月28日
- 『紙飛行機』(CDTV)2007年5月5日
- 『紙飛行機』(ミュージックステーション)2007年5月18日
- 『ギリギリガガンガン』(ミュージックステーション)2007年9月7日
- 『ギリギリガガンガン』(MUSIC JAPAN)2007年9月14日
- 『エイトビート』(MUSIC JAPAN)2008年5月22日
- 『エイトビート』(ミュージックステーション)2008年5月30日
- 『スピードとナイフ』(CDTV)2008年8月23日
- 『エイトビート』(MUSIC JAPAN)2008年10月16日
- 『スピードとナイフ』(ミュージックステーション)2008年10月24日
- 『グリセリン・クイーン』(CDTV)2009年10月10日
- 『グリセリン・クイーン』(MUSIC JAPAN)2009年10月11日