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「ポケットモンスター ルビー・サファイア」の版間の差分

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『ルビー』と『サファイア』の主な違いは、特定のポケモンの出現率、出現するポケモンの種類、[[ポケモン図鑑]]のテキスト、主人公と敵対する悪の組織で、シナリオやキャラクターの台詞に大きな違いはない。

『ルビー』と『サファイア』の主な違いは、特定のポケモンの出現率、出現するポケモンの種類、[[ポケモン図鑑]]のテキスト、主人公と敵対する悪の組織で、シナリオやキャラクターの台詞に大きな違いはない。



本作で新たに登場したポケモンは135種類であり、前作までに登場している251種類と合わせた386種類がGBAのポケットモンスターシリーズ5作品それぞれにすべて収録されている。そのうち本作のみで入手できるのは、ホウエン地方のローカルな図鑑である「ホウエン図鑑」に分類されるポケモン全202種類のうちの200種類(残り2種類は、配信キャンペーン限定の幻のポケモン[[ジラーチ]]と[[デオキシス]])である。ホウエン図鑑に含まれていないポケモンについては、発売から1年の間は正規の手段では見ることも手に入れることもできず、公式攻略本でもその存在には一切触れられなかった<ref>一部の攻略本にはルビー・サファイアのみでは存在しない特性(じゅうなん他)の説明が載っている。</ref>が、本作の発売からちょうど1年になる[[2003年]][[11月21日]]に発売された[[ニンテンドーゲームキューブ]]用『[[ポケモンコロシアム]]』を皮切りに、[[2004年]][[1月29日]]に『[[ポケットモンスター ファイアレッド・リーフグリーン]]』が、2004年[[9月16日]]に『[[#ポケットモンスター エメラルド|ポケットモンスター エメラルド]]』が発売され、これらのソフトと通信交換をすることで残りの185種類のポケモンが手に入るようになった。『コロシアム』と通信交換したポケモンのNo.は表示されず図鑑で確認することもできないが、『ファイアレッド・リーフグリーン』または『エメラルド』との通信交換でホウエン図鑑以外のポケモンを手に入れると、ポケモン図鑑がNo.001から386までを登録できる「全国図鑑」に自動的に切り替わる。

本作で新たに登場したポケモンは135種類であり、前作までに登場している251種類と合わせた386種類がGBAのポケットモンスターシリーズ5作品それぞれにすべて収録されている。そのうち本作のみで入手できるのは、ホウエン地方のローカルな図鑑である「ホウエン図鑑」に分類されるポケモン全202種類のうちの200種類(残り2種類は、配信キャンペーン限定の幻のポケモン[[ジラーチ]]と[[デオキシス]])である。ホウエン図鑑に含まれていないポケモンについては、発売から1年の間は正規の手段では見ることも手に入れることもできず、公式攻略本でもその存在には一切触れられなかった<ref group="注釈">一部の攻略本にはルビー・サファイアのみでは存在しない特性(じゅうなん他)の説明が載っている。</ref>が、本作の発売からちょうど1年になる[[2003年]][[11月21日]]に発売された[[ニンテンドーゲームキューブ]]用『[[ポケモンコロシアム]]』を皮切りに、[[2004年]][[1月29日]]に『[[ポケットモンスター ファイアレッド・リーフグリーン]]』が、2004年[[9月16日]]に『[[#ポケットモンスター エメラルド|ポケットモンスター エメラルド]]』が発売され、これらのソフトと通信交換をすることで残りの185種類のポケモンが手に入るようになった。『コロシアム』と通信交換したポケモンのNo.は表示されず図鑑で確認することもできないが、『ファイアレッド・リーフグリーン』または『エメラルド』との通信交換でホウエン図鑑以外のポケモンを手に入れると、ポケモン図鑑がNo.001から386までを登録できる「全国図鑑」に自動的に切り替わる。



『赤・緑・青・ピカチュウ』と『金・銀・クリスタルバージョン』はともにGB用ソフトのため通信交換が可能だったが、ハードウェア的な理由から本作を含めたGBA用ポケットモンスターシリーズと『赤・緑・青・ピカチュウ・金・銀・クリスタルバージョン』との通信は一切できない。

『赤・緑・青・ピカチュウ』と『金・銀・クリスタルバージョン』はともにGB用ソフトのため通信交換が可能だったが、ハードウェア的な理由から本作を含めたGBA用ポケットモンスターシリーズと『赤・緑・青・ピカチュウ・金・銀・クリスタルバージョン』との通信は一切できない。

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=== 特性 ===

=== 特性 ===


122<ref>XY21</ref>

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例えば、[[ピカチュウ]]の特性「せいでんき」は、バトルのときに相手が直接攻撃技(「たいあたり」などの接触を伴う技)をピカチュウに対して使ったときに30%の確率で相手をまひ状態にする。相手がまひ状態にならない特性「じゅうなん」の[[サワムラー]]だった場合はこの効果は発動せず、相手が状態異常を写す特性「シンクロ」の[[ケーシィ]]だった場合は、こちらもまひ状態になってしまう。

例えば、[[ピカチュウ]]の特性「せいでんき」は、バトルのときに相手が直接攻撃技(「たいあたり」などの接触を伴う技)をピカチュウに対して使ったときに30%の確率で相手をまひ状態にする。相手がまひ状態にならない特性「じゅうなん」の[[サワムラー]]だった場合はこの効果は発動せず、相手が状態異常を写す特性「シンクロ」の[[ケーシィ]]だった場合は、こちらもまひ状態になってしまう。

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== ストーリー ==

== ストーリー ==

[[ホウエン地方]]のトウカシティでジムリーダーを勤めている父と暮らすため、母子共々[[ジョウト地方]]のアサギシティからホウエン地方のミシロタウンに引っ越してきたばかりの主人公<ref>『[[ポケットモンスター ブラック・ホワイト#ポケットモンスター ブラック2・ホワイト2|ブラック2・ホワイト2]]』にて、主人公の父親・センリが、アサギシティに住んでいたことを明言している。</ref>は、ポケモンに襲われているオダマキ博士を助けたことで、お礼として博士から初めてのポケモンとポケモン図鑑をもらい冒険の旅に出る。博士に頼まれたポケモン図鑑の完成を目指しながら各地のポケモンジムでバッジを集めていく過程で超古代ポケモンを狙う悪の組織マグマ団(アクア団)との対立を繰り返し、やがて[[グラードン]]([[カイオーガ]])と遭遇する。このグラードン(カイオーガ)の目覚めにより引き起こされた異常気象を鎮めるべく目覚めの祠でこの超古代のポケモンと対決。見事ホウエン地方の危機を救った主人公は最後のポケモンジムで8つ目のバッジを手にしポケモンリーグへと足を進める。待ち構えていた四天王との激戦を戦い抜き、最後にチャンピオンとして待っていたのはこれまで旅の道中で何度か手助けをしてくれた男ダイゴだった。

[[ホウエン地方]]のトウカシティでジムリーダーを勤めている父と暮らすため、母子共々[[ジョウト地方]]のアサギシティからホウエン地方のミシロタウンに引っ越してきたばかりの主人公<ref group="注釈">『[[ポケットモンスター ブラック・ホワイト#ポケットモンスター ブラック2・ホワイト2|ブラック2・ホワイト2]]』にて、主人公の父親・センリが、アサギシティに住んでいたことを明言している。</ref>は、ポケモンに襲われているオダマキ博士を助けたことで、お礼として博士から初めてのポケモンとポケモン図鑑をもらい冒険の旅に出る。博士に頼まれたポケモン図鑑の完成を目指しながら各地のポケモンジムでバッジを集めていく過程で超古代ポケモンを狙う悪の組織マグマ団(アクア団)との対立を繰り返し、やがて[[グラードン]]([[カイオーガ]])と遭遇する。このグラードン(カイオーガ)の目覚めにより引き起こされた異常気象を鎮めるべく目覚めの祠でこの超古代のポケモンと対決。見事ホウエン地方の危機を救った主人公は最後のポケモンジムで8つ目のバッジを手にしポケモンリーグへと足を進める。待ち構えていた四天王との激戦を戦い抜き、最後にチャンピオンとして待っていたのはこれまで旅の道中で何度か手助けをしてくれた男ダイゴだった。



== 登場人物 ==

== 登場人物 ==

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== 脚注 ==

== 脚注 ==

===注釈===

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===出典===

<references />

<references />




2021年8月4日 (水) 00:12時点における版

ポケットモンスター > ポケットモンスター ルビー・サファイア
ポケットモンスター ルビー・サファイア
ジャンル ロールプレイングゲーム
対応機種 ゲームボーイアドバンス
開発元 ゲームフリーク
発売元 株式会社ポケモン
販売元 任天堂
プロデューサー 陣内弘之出石武宏、鶴宏明
岩田聡(エグゼクティブ)
石原恒和(エグゼクティブ)
ディレクター 増田順一
田尻智(エグゼクティブ)
デザイナー 増田順一、森本茂樹、西野弘二、松島賢二、太田哲司、佐藤仁美、河内丸武史、下山田照幸、大森滋、たかはし ただし
シナリオ 増田順一(プロット)、西野弘二(プロット)、松宮稔展、とみさわ昭仁(プロットとシナリオ)
プログラマー 渡辺哲也(メイン)
曽我部仙史(バトルシステム)
玉田荘介(フィールドシステム)
ほか、多数
音楽 一之瀬剛、青木森一、増田順一
美術 杉森建(アートディレクター)
吉田宏信(メイングラフィックデザイン)
ほか、多数
シリーズ ポケットモンスター
人数 1人(通信時1~4人)
メディア ゲームボーイアドバンス専用カートリッジ(64Mbitロムカセット
バックアップフラッシュメモリ搭載
発売日 日本の旗2002年11月21日
アメリカ合衆国の旗カナダの旗2003年3月19日
オーストラリアの旗ニュージーランドの旗2003年4月3日
欧州連合の旗2003年7月25日
対象年齢 全年齢
売上本数 日本の旗544万本(出荷本数、2バージョン合計)[1]
ルビー:約255万本、サファイア:約261万本[2]
世界 1622万本 (出荷本数)[1]
その他 時計機能搭載
アドバンス専用通信ケーブル対応
GBAケーブル対応
カードeリーダー+対応
テンプレートを表示

 20021121[3]    2004916[4] 

 


  3 (GB)  (GBA) 

1 2  退



135251386GBA520220021[ 1]1200311212004129 2004916 185No.No.001386

GBGBA

DS   DS使GBA3DS

ゲームシステム


NPC





使


122[ 2]

使30%



    1.10.925205



HP6ID



HP&56HP2HP


22141221使

42


4441



511

5



使使NPC使NPC


24GBA2





NPC1

119



[ 3]8

登場人物

前作まで登場したオーキド博士をはじめ、過去作の人物は直接には一切登場しないが、キャラクターの台詞などから過去作の人物と本作の人物の関係をうかがい知ることができる。主人公は、前作『金・銀』の舞台ジョウト地方から引っ越してきたという設定になっている。

世界観

本作の舞台ホウエン地方は、自然豊かな温暖な環境で、カントー地方とそれに隣接するジョウト地方から少し離れたところに位置する。そのためか、この地方に生息するポケモンは、カントーやジョウトでは見かけない種類が多く、ホウエン独自の伝説のポケモンやそれに由来する伝承も存在する。

音楽

発売日 タイトル
2003年4月26日 GBA ポケモン ルビー&サファイア ミュージック・スーパーコンプリート

ポケットモンスター エメラルド

ポケットモンスター エメラルド
ジャンル ロールプレイングゲーム
対応機種 ゲームボーイアドバンス
開発元 ゲームフリーク
発売元 株式会社ポケモン
販売元 任天堂
プロデューサー 陣内弘之、山上仁志出石武宏、のもと がくじ、鶴宏明
岩田聡(エグゼクティブ)
石原恒和(エグゼクティブ)
ディレクター 森本茂樹
田尻智(エグゼクティブ)
デザイナー 森本茂樹、下山田照幸、河内丸武史、とみさわ昭仁、中津井優、太田哲司、佐藤仁美、松島賢二、増田順一、西野弘二、大森滋、たかはし ただし
シナリオ 増田順一(プロット)、西野弘二(プロット)、とみさわ昭仁(プロットとシナリオ)、佐藤仁美、松宮稔展
プログラマー 渡辺哲也(メイン)
曽我部仙史(バトルシステム)
玉田荘介(フィールドシステム)
森昭人
ほか、多数
音楽 一之瀬剛、増田順一、青木森一、佐藤仁美
美術 杉森建(アートディレクター)
藤原基史(グラフィックリーダー)
ほか、多数
シリーズ ポケットモンスター
人数 1人(通信時1~5人)
メディア ゲームボーイアドバンス専用カートリッジ(128Mbitロムカセット)
バックアップ用フラッシュメモリ搭載
発売日 日本の旗2004年9月16日(ワイヤレスアダプタ同梱版)
日本の旗2005年11月23日(ソフト単品版)
アメリカ合衆国の旗カナダの旗2005年5月1日
オーストラリアの旗ニュージーランドの旗2005年6月9日
欧州連合の旗2005年10月21日
対象年齢 CERO: 全年齢対象
売上本数 日本の旗約219万本[5]
世界 632万本[6]
その他 時計機能搭載
アドバンス専用通信ケーブル対応
GBAケーブル対応
アドバンス専用ワイヤレスアダプタ対応
カードeリーダー+対応
テンプレートを表示

 

20051123使





1

8









 



21222


200350100

殿


GBAGBA


1365使[7]

脚注

注釈

  1. ^ 一部の攻略本にはルビー・サファイアのみでは存在しない特性(じゅうなん他)の説明が載っている。
  2. ^ 『ポケットモンスター X・Y』では、特性が2種類あるポケモンの特性をもう1つの別な特性に変える道具「とくせいカプセル」が登場した。
  3. ^ ブラック2・ホワイト2』にて、主人公の父親・センリが、アサギシティに住んでいたことを明言している。



(一)^ ab201458 2018-03-30

(二)^ 2006TOP500 (20061231). 20131122016103

(三)^   .  . 2015620

(四)^   .  . 2015620

(五)^ 2010TOP1000 (2011620). 201162220161024

(六)^ 2006 67 20073 (2007427). 2011926

(七)^ Q&A.  . 2016126


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XD - 

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