浅野長之
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経歴
浅野懋績︵としつぐ。第7代広島藩主・浅野重晟の四男・浅野長懋︵ながとし︶の子息︶の九男として生まれ、のちに従兄弟・浅野長勲の養子となる[1]。
1876年、イギリスに留学し1881年に帰国[2]。1885年、再びイギリスに留学し1889年王立理学校を卒業し、1890年に帰国[2]。この間、東京大学予備門を修了[3]。
1895年以降、宮内省に出仕し、式部官兼主猟官、外国貴賓接伴員、大喪使事務官、大礼使事務官などを歴任[3]。1910年、伏見宮貞愛親王に随行してイギリスに出張した[3]。その他、十五銀行取締役を務めた[3]。
養父・長勲の死去に伴い、1937年3月1日、侯爵を襲爵し貴族院侯爵議員に就任[1][4]。1939年1月21日、第74回帝国議会で資格審査委員長に互選された[5]。1940年12月20日に隠居し[6]、家督を長男・長武が継承した[1]。
親族
脚注
参考文献
●富田仁編﹃海を越えた日本人名事典﹄新訂増補、日外アソシエーツ、2005年。
●霞会館華族家系大成編輯委員会﹃平成新修旧華族家系大成﹄上巻、霞会館、1996年。
●衆議院・参議院編﹃議会制度百年史 - 貴族院・参議院議員名鑑﹄大蔵省印刷局、1990年。