おかざき世界子ども美術博物館
おかざき世界子ども美術博物館 The World Children's Art Museum in Okazaki | |
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施設情報 | |
正式名称 | 岡崎地域文化広場 |
愛称 | おー! |
専門分野 | 子どものための参加型体験美術館 |
館長 | 榊原悟[1] |
研究職員 | 2名 |
管理運営 | 岡崎市 |
延床面積 | 4,289m2 |
開館 | 1985年(昭和60年)5月4日 |
所在地 |
〒444-0005 愛知県岡崎市岡町字鳥居戸1番地1 |
位置 | 北緯34度55分37.02秒 東経137度12分49.61秒 / 北緯34.9269500度 東経137.2137806度座標: 北緯34度55分37.02秒 東経137度12分49.61秒 / 北緯34.9269500度 東経137.2137806度 |
外部リンク | 公式サイト |
プロジェクト:GLAM |
おかざき世界子ども美術博物館︵おかざきせかいこどもびじゅつはくぶつかん︶は、愛知県岡崎市岡町にある子どものための参加型体験美術館。1985年︵昭和60年︶に開館。
沿革[編集]
愛知県と各市町村が共同で行う﹁地域文化広場計画﹂が1980年︵昭和55年︶頃から進められる[2]。1981年︵昭和56年︶12月8日、中根鎭夫市長が市議会本会議で、岡崎地域文化広場について﹁世界の子供の美術、芸術、こういうものを接点にいたしましたところの﹃世界の子供美術館﹄こういうものをメーンにいたしたい﹂と発言し[3]、美術館が建てられることが決まった。 1985年︵昭和60年︶5月4日に開館[4][5]。備品購入費として、岡崎市島坂町の株式会社トーアの後藤真利社長が300万円、オカザキ製パン株式会社が100万円、同市羽根町の包装資材会社が100万円寄付した[6]。 同年9月15日発行の市政だよりに、冨田勲が作曲したおかざき世界子ども美術博物館のテーマ曲の楽譜︵コード譜付︶が掲載される。市は市政だよりの同日号でテーマ曲の題名と歌詞を募集した[7][注 1]。 1992年︵平成4年︶3月、ふれあい広場に遊具﹁妖精の棲む浮かぶ島﹂が完成[9]。同施設は﹁子どものための施設に役立ててほしい﹂と前述の後藤真利社長から寄付された1億円を元手に市が建設したもので[注 2]、 広さ約150平方メートル、高さは約8メートルに及ぶ[15]。 2010年︵平成22年︶4月、榊原悟が、岡崎市美術博物館館長との兼務で、館長に就任した[16][17][18]。施設内容[編集]
親子造形センター ●絵画教室 ●ラミアート、アート染め、ステンドグラス、アートガラスなどが体験できる。 ●粘土教室 ●作ってすぐに色つけが出来る楽焼と、本格的な焼物の本焼の二つを体験できる。そのほか、紙粘土とカップに絵を描くクレヨンカップがある。 ●工作教室 ●動物の型紙に合わせてウレタンを切り、それを貼り付けて人形を作ったり、ウレタン万華鏡を作ったりすることができる。 ●EB教室 ●EBとは電子線のこと。特殊な石膏基板に絵を描き、その上から樹脂材を塗って電子光線で焼き付ける。 世界の子どもの絵 日本を含む116か国から児童画を収集している。 企画展 年間を通じて様々な企画展が開催されている。併せて体験イベントが行われることもある。 図書室 世界37か国︵約5000冊︶の図書を所蔵。 喫茶室 営業日は土曜日、日曜日、祝日。 屋外施設 ●はなのき広場 ●妖精の棲む浮かぶ島 ●芸術の森 ●ふれあい広場利用案内[編集]
●開館時間‥9‥00 - 17:00 ●休館日‥ 月曜日、祝日の翌日、年末年始、展示替日 ●入館料‥ 一般 300円︵展示内容により変更有り︶、小・中学生 100円︵同︶交通アクセス[編集]
●名鉄名古屋本線﹁美合駅﹂から車で約5分。 ●名鉄名古屋本線﹁藤川駅﹂から徒歩で約25分︵車で約7分︶。 ●東名高速道路﹁岡崎IC﹂から車で約10分。ギャラリー[編集]
脚注[編集]
注釈[編集]
出典[編集]
(一)^ “﹃月報 岡崎の教育﹄2012年8月号” (PDF). 岡崎市教育ポータルサイトOKリンク. 岡崎市教育委員会. 2022年6月13日閲覧。
(二)^ “岡崎市議会 昭和55年3月 定例会03月13日-04号”. 岡崎市 会議録検索システム. 2020年7月23日閲覧。
(三)^ “岡崎市議会 昭和56年12月 定例会12月08日-21号”. 岡崎市 会議録検索システム. 2020年7月23日閲覧。
(四)^ “市政だより おかざき No.542” (PDF). 岡崎市役所. pp. 2-5 (1985年4月15日). 2020年3月8日閲覧。
(五)^ 館内のご案内 | 岡崎市ホームページ
(六)^ “岡崎市議会 昭和58年12月 定例会12月12日-21号”. 岡崎市 会議録検索システム. 2021年3月14日閲覧。
(七)^ “市政だより おかざき No.552” (PDF). 岡崎市役所. p. 8 (1985年9月15日). 2020年3月8日閲覧。
(八)^ “市政だより おかざき No.593” (PDF). 岡崎市役所. pp. 12-13 (1987年6月1日). 2020年3月8日閲覧。
(九)^ “岡崎市議会 平成4年3月 定例会03月02日-01号”. 岡崎市 会議録検索システム. 2021年3月14日閲覧。
(十)^ ﹃中日新聞﹄1990年2月25日付朝刊、三河総合、19面、﹁日吉丸と蜂須賀小六出会いの石像 矢作川の伝説 矢作橋のたもとに 岡崎 後藤社長の贈り物﹂。
(11)^ ﹃東海愛知新聞﹄1990年2月25日、1面、﹁日吉丸と小六の伝説を〝再現〟 矢作橋西詰めに石像﹂。
(12)^ “市政だより おかざき No.660” (PDF). 岡崎市役所. p. 2 (1990年3月15日). 2020年7月18日閲覧。
(13)^ ﹃東海愛知新聞﹄1980年1月1日。
(14)^ “ものづくり中部の革新者たち Ⅱ 後藤十次郎” (PDF). 中部産業遺産研究会. 2021年12月30日閲覧。
(15)^ 鎌田旭昇 (2020年12月20日). “<三河撮りある記>︵53︶おかざき世界子ども美術博物館”. 中日新聞 2021年3月15日閲覧。
(16)^ “﹃月報 岡崎の教育﹄2012年8月号” (PDF). 岡崎市教育ポータルサイトOKリンク. 岡崎市教育委員会. 2022年6月13日閲覧。
(17)^ “芳賀 徹”. 公益財団法人日本文化藝術財団. 2022年6月29日閲覧。
(18)^ “芳賀徹さん 県立美術館の新館長に就任 ﹁静岡を徳川文化研究の中心に﹂”. リビング静岡 (2010年5月8日). 2022年6月23日閲覧。