江東六十四屯

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アムール川事件から転送)
台湾で発行されている中華民国地図。黒竜江省北部の黒河のアムール川対岸に突き出た黄色の部分が「江東六十四屯」である

江東六十四屯(こうとうろくじゅうしとん)は、かつてアムール川(黒竜江)の左岸(東側)に広がっていた広さ3,600平方キロメートルに及ぶ中国人居留区である。中国黒竜江省黒河市の対岸にあるロシアの都市ブラゴヴェシチェンスク(海蘭泡)の南側(ゼヤ川より東)の一帯に64箇所の村落があったためこう呼ばれる。朝とロシア帝国の間で1858年に締結されたアイグン条約では、清の領土だったアムール川左岸の外満洲はロシアに割譲されたが、黒河の対岸の「江東六十四屯」と呼ばれる地域には大勢の中国人居留民がいたため、アムール川左岸でもこの部分だけはロシア領ながら清の管理下に置かれることになった。

アムール川(黒龍江)事件[編集]

中国東北部とロシア極東部の国境地図。ブラゴヴェシチェンスク(海蘭泡)の南にある赤い色の地域が「江東六十四屯」
「江東六十四屯」の図

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中国人民解放軍の「六場戦争(六つの戦争)」計画[編集]


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Geoff Wade1938[2]

P.K.Chakravorty2035[3]

脚注[編集]

  1. ^ a b
  2. ^ a b c Geoff Wade (2013年11月26日). “China’s six wars in the next 50 years”. オーストラリア戦略政策研究所. オリジナルの2013年11月27日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20131127105158/http://www.aspistrategist.org.au/chinas-six-wars-in-the-next-50-years/ 
  3. ^ a b c P K Chakravorty (2013年11月15日). “Responding to Chinese Article on the-Six Wars China is Sure to Fight in the next 50 Years”. センター・フォー・ランド・ワーフェア・スタディーズ英語版. オリジナルの2014年11月1日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20141101055339/http://www.claws.in/1108/responding-to-chinese-article-on-the-six-wars-china-is-sure-to-fight-in-the-next-50-years-p-k-chakravorty.html 
  4. ^ a b “中国 対日・対ロ戦争開始の時期を明らかに”. ロシアの声. (2014年1月6日). オリジナルの2014年1月9日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20140109033401/http://japanese.ruvr.ru/2014_01_06/126925942/ 

関連項目[編集]

外部リンク[編集]

  • 中華民國全圖:上から二枚目の地図、黒龍江省北部の黒河のアムール川対岸に、わずかに半円形の中国領土が突き出しており、江東六十四屯と書かれている。その中にある「海蘭泡」とはロシアのブラゴヴェシチェンスクの中国語表記である。

座標: 北緯50度06分 東経127度41分 / 北緯50.100度 東経127.683度 / 50.100; 127.683