フルーツケーキ
表示
フルーツケーキ︵英: fruitcake︶は、果物をつかった洋菓子。伝統的な生地に果物を混ぜ込んで焼いたものと、スポンジ生地などにクリームを添えて果物をあしらった
ものとがある。
概要[編集]
漬け込んだフルーツもしくはドライフルーツを使うタイプ[編集]
大きくはバターケーキの一種でバター・小麦粉・砂糖・卵・ベーキングパウダーにドライフルーツあるいは洋酒に漬け込んでおいたフルーツを刻んで混ぜ込み、型に入れて焼いたものである。そのなかでもバター・小麦粉・砂糖・卵を等量に使用したものをパウンドケーキとも言う[1]。 このタイプのフルーツケーキをプラムケーキと言うこともある[2]。 菓子としてばかりでなく、保存性と栄養価が高いため、船員や冒険家︵南極探検隊[3]など︶の保存食、戦闘糧食︵Cレーションなど︶として用いられる事もある。生の果物を使うタイプ[編集]
スポンジケーキなどに生クリームを塗り、新鮮な果物を乗せたものあるいは混ぜ込んだもの。 あるいは長方形のスポンジ生地にクリームを塗り果物を乗せ、生地で巻いたもの︵ロールケーキ︶もある[4]。 ただし果物によってはたんぱく質分解酵素を持ちクリームを変質させるものもあるため、作ってすぐに食べる場合を除き、果物の選択には注意が必要である。脚注[編集]
出典[編集]
- ^ 小林 彰夫 & 村田 忠彦 2000, pp. 2694–298.
- ^ 全国調理師養成施設協会 1986, p. 918.
- ^ 100年後でもおいしそうなフルーツケーキ 産経新聞、2017年8月12日。
- ^ 萬 眞智子 & 斎藤 万美子 2004, p. 8.