同志社香里中学校・高等学校
同志社香里中学校・高等学校 | |
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過去の名称 |
大阪偕行社中学校 第二山水中学校 香里中学校・高等学校 |
国公私立の別 | 私立学校 |
設置者 | 学校法人同志社 |
設立年月日 | 1951年8月29日 |
共学・別学 | 男女共学 |
中高一貫教育 | 併設型 |
課程 | 全日制課程 |
単位制・学年制 | 学年制 |
設置学科 | 普通科 |
学期 | 3学期制 |
学校コード |
D127310000423 高等学校) C127310000363 (中学校) | (
高校コード | 27528A |
所在地 | 〒572-8585 |
外部リンク | 公式ウェブサイト |
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同志社香里中学校・高等学校︵どうししゃこうりちゅうがっこう・こうとうがっこう︶は、大阪府寝屋川市三井南町にある私立中学校・高等学校。
概要
前身は、大日本帝国陸軍第4師団将校の親睦団体﹁大阪偕行社﹂により設立された大阪偕行社中学校︵旧制中学校︶。 太平洋戦争後、運営法人が同志社に吸収され、新たに﹁同志社香里中学校﹂﹁同志社香里高等学校﹂として設立された。同志社の系列校としては同志社中学校・高等学校、同志社女子高等学校に続く3番目の設立となる。 ﹁キリスト教主義﹂・﹁自由主義﹂・﹁国際主義﹂の3つを柱として﹁良心の全身に充満したる﹂人物を育てる教育を行う。 同志社大学・同志社女子大学への進学率は例年約95%で[1]、事実上10年間の中高大一貫教育︵高大一貫教育︶校となっている。2000年︵平成12年︶までは男子校だった。沿革
前史
前身の大阪偕行社中学校は1940年︵昭和15年︶3月に設立認可。1940年に寝屋川町友呂岐の丘︵現在の校地︶に移転した[2]。 母体の大阪偕行社は、すでに大阪偕行社附属小学校︵追手門学院小学校の前身︶を開校していたが資金難により、1941年に山水中学校・山水高等女学校を運営していた財団法人山水育英会︵現・学校法人桐朋学園︶と提携。偕行社中を﹁第二山水中学校﹂と改称した。1945年に山水育英会との提携を解消、学校の運営法人名も﹁香里学園﹂となっていた。年表
●1948年︵昭和23年︶4月 - 学制改革に伴い、新制の﹁香里中学校﹂﹁香里高等学校﹂設立認可 ●1951年 - 7月、香里学園を同志社が吸収合併[2]。8月29日に設立認可。12月﹁同志社香里中学校﹂﹁同志社香里高等学校﹂となる ●1977年 - 香真館︵集会・礼拝堂︶完成 ●1985年 - 讃光館︵校長室・教員室・会議室・事務室︶、興文館︵図書館・情報教室︶完成 ●1999年 - 友愛館︵中学校舎︶完成 ●2000年 - 高等学校を男女共学化 ●2002年 - 中学校を男女共学化 ●2006年 - 第2体育館完成 ●2011年 - 紫塩館︵実験室・音楽室など︶完成 ●2011年 - サッカー場の第2グランド改修︵人工芝化︶ ●2012年 - 尚志館︵高校校舎︶、香友館︵部室棟︶、男子更衣室棟完成 ●2013年 - 多目的グランド改修︵移築・オムニコート化︶ ●2018年 - 全教室に電子黒板付きプロジェクターや廊下に電子掲示板を設置。第1グラウンドのラグビー場・トラックを改修。 ●2021年 - 4月、中庭に繋真館︵メディアセンター︶︵図書館︶完成。基礎データ
アクセス
●京阪本線香里園駅 徒歩約18分象徴
徽章
![](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/8/8d/Doshisha-emblem.jpg)
徽章︵バッジ︶は湯浅半月によるデザイン。3つの正三角形からなり、アッシリア楔形文字﹁ムツウ﹂︵国あるいは土の意︶の図案化であり、﹁知・徳・体の三位一体﹂、または、﹁調和をめざす同志社の教育理念﹂をあらわすとされている。
スクールカラー
スクールカラーは、ロイヤル・パープル︵古代紫と江戸紫の中間色︶と白の2色。同志社の創立者新島襄の母校アーモスト大学のスクールカラーと同色。校歌
校歌はDoshisha College Song︵ウィリアム・メレル・ヴォーリズ作詞・カール・ヴィルヘルム作曲︶。日本語の校歌は有さず、同志社大学のDoshisha College Song︵英語︶を校歌として採用している。授業
2010年度から中学校、高等学校とも週6日制となっている[3]。 キリスト教主義教育のため、毎日︵水・土曜日のぞく︶、1時間目と2時間目の間の15分間にS︵ショート︶礼拝とSHRを交互に行い[4]、毎週水曜日の2時間目に50分間のL︵ロング︶礼拝とLHRが交互にある[5]。中学が礼拝の時、高校はHRを行う。また、各式典︵始業式、終業式など︶でも礼拝の時間が設けられている。なお、年に数回特別礼拝があり、その時は中高ともにL礼拝を行う。その他にも、正課の授業で週に1時間中高共に﹁聖書﹂の授業があり、キリスト教について学ぶ。 週刊ダイヤモンド2015年8月22日号の﹁ビジネスマンが選ぶ﹃子どもに通わせたい学校トップ31﹄﹂特集で、国際社会の中の日本人の育成を目指しているとして、﹁息子・娘を入れたい学校2015﹂で全国1位となった[6]。部活動
●ダンス部 - 高校は﹃夏の日本高校ダンス部選手権﹄全国大会において2008年︵平成20年︶、そして2011年から2013年、2017年[7]、2018年、2020年の7回優勝︵2011年から2013年は史上初3連覇︶。2014年、2016年の2回準優勝。﹃春の日本高校ダンス部選手権﹄では2012年優勝。2018年、2019年の2回準優勝。中学校は﹃日本中学校ダンス部選手権﹄で、2012年、2014年、2015年、2017年の4回優勝。2013年、2016年、2018年の3回準優勝。JSDA主催全国高等学校ダンス部選手権では2019年優勝。また、2015年の高校野球100年記念CMにダンス部と吹奏楽部で出演した[8]。 ●高校ラグビー部 - 全国高校ラグビー大会に出場4回︵第66回<ベスト8>、第67回、第71回、第74回<ベスト4>︶。 ●レスリング部 - 団体戦で2004年全国選抜大会、インターハイに2004年と2006年︵ベスト16︶出場。個人戦で2004年インターハイ3位1名、2005年インターハイ3位2名、国民体育大会2位1名、3位1名、2012年全国選抜大会3位1名、2016年国体3位1名、2017年国体3位1名。 ●マンドリン部 - 全国高等学校ギター・マンドリン音楽コンクールで、2016年全国3位の全国知事賞、大阪市長賞。2017年全国6位の振興協会特別賞。2018年全国1位の文部科学大臣賞、そして17年連続で優秀賞。 ●水泳部 - 2017年日本高等学校選手権水泳競技大会に1名出場し、400m自由形8位、800m自由形3位。また、全国中学校水泳競技大会に1名出場し、400m自由形3位。2018年インターハイ水泳競技の部で1名が800m自由形で準優勝、400m自由形3位。2021年は200m自由形と400m自由形でインターハイ出場。 ●器械体操部 - 2018年高校総体体操競技の部に2名出場し、鉄棒優勝、あん馬準優勝、個人総合3位と8位。著名な学校関係者
出身者
政治
●漆間譲司 - 衆議院議員 ●上村崇 - 京都府京田辺市長 ●白戸太朗 - 都民ファーストの会の東京都議会議員。トライアスロン選手。スポーツキャスター ●千代松大耕 - 大阪府泉佐野市長 ●福岡憲宏 - 奈良県香芝市長 ●堀口文昭 - 京都府八幡市長経済
●岡嶋信行 ₋ 南海電気鉄道社長 ●倉橋健太 - プレイド創業者・CEO ●清水隆史 - TOYO TIRE社長、日本自動車タイヤ協会会長 ●田島淳滋 - リデア創業者・元社長 ●羽野仁彦 - ブログウォッチャー創業者・社長 ●増田宗昭 - カルチュア・コンビニエンス・クラブ創業者・社長研究
●西澤由隆 - 政治学者、同志社大学教授 ●野林健 - 政治学者、一橋大学名誉教授芸術・文化
●安藤武博 - ゲームクリエイター ●柴貴正 - ゲームクリエイター ●村瀬学 - 児童文学者・作家 ●室谷由紀 - 将棋女流棋士 ●湯浅卓雄 - 指揮者。東京藝術大学教授 ●新田章文 - 内閣総理大臣秘書官芸能
- 石井亮次 - フリーアナウンサー(元中部日本放送/CBCテレビ)
- 井上雅雄 - 毎日放送アナウンサー
- 薄田ジュリア -フリーアナウンサー(元石川テレビ放送)
- 片岡我當(5代目) - 歌舞伎役者
- 片岡秀太郎(2代目) - 歌舞伎役者
- 小西のりゆき - 俳優、演出家
- 清水圭 - お笑いタレント
- 笑福亭喬楽 - 落語家
- 竹内弘一 - KBS京都アナウンサー
- 竪山隼太 - 俳優
- 田中優奈 - 元CBCテレビアナウンサー
- 朝堂院大覚 - YouTuber
- 中谷しのぶ - 讀賣テレビ放送アナウンサー
- 羽川英樹 - フリーアナウンサー(元讀賣テレビ放送)
- 花沢耕太 - 歌手・Chicago Poodleピアノ&ボーカル
- 川上実津紀 - 歌手・作詞家・ラジオパーソナリティ
- 宮脇“JOE”知史 - ミュージシャン・44MAGNUM、ZIGGY他)
- 吉崎仁康 - フリーアナウンサー(元長野放送)
スポーツ
- 伊香輝男 - 元プロ野球選手
- 上山友裕 - パラリンピックアーチェリー日本代表
- 川端正樹 - ラグビー選手
- 坂口正大 - 競馬評論家・元日本中央競馬会調教師
- 武宏平 - 中央競馬調教師
- 林真太郎 - ラグビー選手
- 平尾剛 - 元ラグビー日本代表
- 前川泰慶 - ラグビー選手
- 松元省一 - 中央競馬調教師
- 山口修平 - ラグビー選手
関係者
- 尾形春水 - 元モーニング娘。(高校1年生の時に上京、転校)
- 北大路欣也 - 俳優(中学を中退)
- 中村正人 - ミュージシャン・DREAMS COME TRUE(中学1年生のみ在籍。市川市立第一中学校に転校)
脚注
出典
- ^ 進路・進学 - 同志社香里中学校・高等学校
- ^ a b 学校沿革 - 同志社香里中学校・高等学校
- ^ シラバス - 同志社香里中学校・高等学校
- ^ 本校の3つの主義 – 同志社香里中学校・高等学校
- ^ 香真館(礼拝堂) - 同志社香里中学校・高等学校
- ^ 『週刊ダイヤモンド』息子・娘を入れたい学校2015で同志社香里が全国1位に!, (2015-08-22) 2019年2月21日閲覧。
- ^ “【高校ダンス部選手権・動画】同志社香里が4年ぶり奪還、登美丘は3連覇ならず”. 産経新聞 (2017年8月18日). 2017年8月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年5月1日閲覧。
- ^ 「高校野球100年」記念CMにダンス部・吹奏楽部が出演! - 同志社香里中学校・高等学校