幽霊
概要[編集]
日本[編集]
伝承される文化・芸術として[編集]
幽霊は、江戸時代以前から怪談という形で伝承され、江戸時代には怪談噺などが大流行した。﹁雨月物語﹂﹁牡丹燈籠﹂﹁四谷怪談﹂などといった名作が創られ、また、講談や落語、草双紙、水墨画、浮世絵などで盛んに描かれた。現在も題材として新作から古典の笑話・小説・劇などに用いられ、その他の様々な媒体で登場し紹介される。 文政8年6月11日[* 3]︵1825年7月26日︶に江戸の芝居小屋﹁中村座﹂で﹃東海道四谷怪談﹄が初公演されたことに因んで、7月26日は﹁幽霊の日﹂となっている。幽霊の姿かたち、現れる場所、時刻[編集]
日本では幽霊は古くは生前の姿で現れ[9]、歌謡などの中でもそのように表現されていた[9]。江戸時代ごろになると、納棺時の死人の姿で出現したことにされ、額には三角の白紙の額烏帽子︵ぬかえぼし︶を着け、白装束をまとっているとされることが多くなった[9]︵■右の画像を参照︶。 元禄年間︵1688-1704年間︶に刊行された﹃お伽はなし﹄では、幽霊はみな二本足があることになっていた[9]。しかし、享保17年︵1732年︶刊行の﹃太平百物語﹄では、幽霊の腰から下が細く描かれている。享保年間︵1716-36年間︶のうちに下半身を朦朧とした姿で描くようになっており、さらに時代を経ると肘を曲げつつ手先を力なく垂れる姿で描くようになってゆく[9]。こうように、江戸時代前期から中期を迎えるまでの間に、今日定型化されている日本の幽霊の造形︵ステレオタイプ︶が形成されていったと考えられる。もっとも、大田南畝が編纂した横井也有の俳文集﹃鶉衣﹄︵天明7-8年︿1787-88年﹀刊行︶に﹁腰から下のあるものもないものもある﹂と書かれている[9]ことから窺えるように、江戸時代後期に差し掛かってもまだ完全には定着しきっていなかったと思われる。 また、日本の幽霊は、墓地や川べりの柳の木の下などといった場所に現れるとすることが多く[9]、丑三つ時︵午前2時ごろ︶といった特定の時刻に出現するともいわれている[9]。古くは物の怪の類は真夜中ではなく、日暮れ時︵逢魔時、昼と夜の境界︶によく現れ、場所も町はずれの辻︵町と荒野の境界︶など﹁境界﹂を意味する領域で現れるとされていた。 しかし、現代の目撃談では、かつての﹁生前の姿で現れる﹂話も数多く語られており、ほぼ存命者と変わらぬ普段着姿で娑婆を彷徨い、一般人と一見見間違うという報告も少なくない。東北学院大学准教授︵当時︶・金菱清とゼミ生の調査研究による、宮城県石巻市のタクシードライバーが語った東日本大震災の話では、震災が発生した2011年、以下の目撃談が挙げられた[* 4]。 ●被災日から約3ヶ月後の深夜、初夏にもかかわらず、真冬のコートを羽織った30代と思しき女性が駅から乗車し、既に津波で更地となってしまった場所を目的地に指定したため、それを確認すると﹁私は死んだのですか﹂と返し、座席から姿を消した。 ●8月、厚手のコートを着た20代男性客が、到着時に姿を消した。 ●8月深夜、マフラーとコート姿の小学生が手を振っていたため、迷子かと思い自宅まで送迎すると、﹁ありがとう﹂と言った途端に姿を消した[14]。定型化した"死装束の幽霊"、"足のない幽霊"[編集]
心霊主義における日本の幽霊[編集]
20世紀および21世紀の日本の心霊主義者︵スピリチュアリスト︶の中には、性質別に﹁守護霊﹂﹁背後霊﹂﹁自然霊﹂﹁動物霊﹂﹁浮遊霊﹂﹁地縛霊﹂などといった用語で説明する人がいて、幽霊を、特定の場所に現れる"地縛霊"と、そうでない浮遊霊に分けて説明することがある[15]。季語[編集]
季語としての幽霊︵ゆうれい。歴史的仮名遣‥いうれい︶は、夏の季語である。現代俳句協会が﹃現代俳句歳時記﹄でこの語を採録しているが[16]、他の歳時記で採録しているものは少ないということを、協会会員が公式ブログで語っている[16]。 ●例句‥おば捨すてや 幽いう霊れに逢あふ 今こよ宵ひの月 ─ 松井如流 選集﹃板東太郎﹄ ●例句‥幽霊も鬱なるか傘さして立つ ─ 高柳重信 ●例句‥コカコーラ持つて幽霊見物に ─ 宇多喜代子 同じく、﹃現代俳句歳時記﹄は﹁百物語︵ひゃくものがたり︶﹂も夏の季語として採録しているが、これも他の歳時記で採録しているものは少ない。関連項目[編集]
●付喪神 ●荒魂・和魂 ●餓鬼西洋[編集]
幽霊の姿、現れる場所、時刻[編集]
幽霊の現れる時の姿は、生前の姿のままや、殺された時の姿、あるいは骸骨、首なし、透明な幻、あるいは白い服を着た姿で現れる[8]。また火の玉や動物の姿でも現れるとされる[9]。現れる場所としては、墓場、殺された場所、刑場、城館の跡、教会堂、街の四つ辻、橋などが多い[8]。現れる時刻は、基本的には真夜中の0時から1時あたりが多く[9]、この時間帯が幽霊時などと呼ばれるくらいであり[9]、夜明けを告げる鶏が鳴くと姿を消すとされる[9][8]。ただし、日中に現れるという記述もある[9]。例えば、降霊術師や霊媒によって呼び出された霊である[9]。特定の場所に現れる特定の幽霊は迷える魂などではなく、過去の出来事が空間に情報として記録されたものの断片が、何らかの条件によって見えてしまう現象とする説もある[17]。 ドイツでは11月2日の万霊節には、幽霊たちが列をなして現れ、Frau Holle︵ホレばあさん︶に引率され、さびしい教会堂や寺院の供養に参加する。その夜になると墓場に鬼火が見えるのは、彼らが来ているしるしなのだと言われている[9][8]。 村上計二郎は著書﹃幽霊の実在と冥土通信﹄にて、幽霊が夜現れ、昼間に現れないのは、彼らが光線を受けて溶解するためだという。また、幽霊が赤子や犬など特定の生き物に見えることや、幽霊固体が勝手に移動すること、固体重量が変化すること、固体が浮揚すること、楽器の弾奏が行われることを心霊現象として紹介している[18]。歴史[編集]
文化[編集]
怪談・幽霊画・ホラー映画・お化け屋敷など幽霊を題材とする文化的な作品は数多い。多くの作品では、助言などを与える存在、もしくは危害や恐怖を与えるもの︵幽霊恐怖症︶として登場する。 文化財・資料 ●全生庵 - 幽霊画で有名 ●ギリシア悲劇﹃ペルシア人﹄ - 紀元前五世紀の古代ギリシアの劇作家アイスキュロスの作品。西洋演劇で幽霊が初めて登場した作品[26]。 偉人や聖人が助けるために現れるもの ●聖母の出現︵英語‥Marian apparition︶ ●中国語では神仏や英雄が現れて助言や助力してくれることを顯聖という[27] 幽霊の付く言葉・人 幽霊に直接係わる若しくは模したもの。 ●幽霊船 - 日本やヨーロッパに伝承される、幽霊が乗船している船。 ●幽霊屋敷 - 幽霊が出没するとされる建物。 ●幽霊電車 ●幽霊の日‥7月26日。鶴屋南北作東海道四谷怪談が初演された文政8年︵1825年︶7月26日を記念する日。 ●幽霊坂 - 坂の地名。由来は諸説あるが、﹁幽霊が出た、出そうだ﹂とされ命名された。 ●子育て幽霊 - 日本で伝承される民話。 ●幽霊塔 - 日本で幾つか翻訳された塔を舞台とした外国の推理小説。 ●内弁慶外幽霊 - 内弁慶の外幽霊ともいい、外面と内面の差が激しい性格のたとえ。 ●幽霊インバータ - 初期のVVVF制御電車など、歌舞伎や時代劇における幽霊の効果音のような走行音︵励磁音︶を出す電車を指した俗称。幽霊電車とは無関係。幽霊の名が付くもの[編集]
生物 ●ユウレイイカ - イカの一種。発光器があり、かなり強い光を出す。 ●ユウレイグモ - 蛛形綱クモ目ユウレイグモ科の節足動物の総称。薄暗いところを好み、カラダが白っぽく、やせて華奢な姿をしていることから。 ●ユウレイタケ - ギンリョウソウの別名。 実体のないことの例え︵幽霊は肉体がないので︶ ●幽霊文字 ●幽霊語 ●幽霊部員 - 在籍しているが部に参加していない部員 ●幽霊指揮者/幽霊オーケストラ ●幽霊(鉄道模型) - 貨車・客車・炭水車など、本来動力装置を持たないはずの車両に動力装置が付与された鉄道模型の俗称。 ●幽霊駅 ●幽霊会社 ●幽霊名字 ●京都市幽霊バス問題 人名 ●柳ユーレイ ●平野ユーレイ 事件 ●コック・レーンの幽霊 小説- 幽霊 (江戸川乱歩) - 江戸川乱歩の小説
- 幽霊―或る幼年と青春の物語- 北杜夫の小説
脚注[編集]
注釈[編集]
(一)^ ここでいう﹁平家武者﹂は、落武者に限らない。また、平家の落人は武者とは限らない。ここで言及しているのは、戦死した平家武者のみである。
(二)^ 元資料は言及していないが、﹁7月13日﹂は旧暦に基づく日付であると常識的に解釈し、そのように記載した。ただ、旧暦と新暦の混用は専門家の文にさえ散見する誤表記であり、新暦に換算された日付である可能性が、非常識ながら存在する。
(三)^ ﹁幽霊の日﹂の根拠となっている日付︵和暦をグレゴリオ暦換算した日付︶﹁1825年7月26日﹂から旧暦の日付を逆算した。
(四)^ 一般的には思い込みと混同されるが、タクシーの場合は無賃乗車としてドライバーが運賃を肩代わりする形となるため、具体的な記録として残される。
(五)^ 1632-85年︵※ただし、生没年に不確かな所あり︶。京都の人で、大坂で活躍した古浄瑠璃太夫。
(六)^ フランス語版ウィキペディア "Fantôme" の定義文の周辺にもフランス語でそうだと簡潔に書いてある。
(七)^ <注> 日本で言うところの浄霊などに相当することになる。
(八)^ 放送大学の英語の講座でも、イギリスのある一般市民夫婦がたまたま古い民家に住むようになったところ、奥さんが二階の階段のところに男性の幽霊が立っているのが見えて驚いたが、後日旅行していたところ︵偶然あるいは何らかの必然で︶あるギャラリーでその男性︵幽霊︶と顔がまったく同じ肖像画を見つけたことでその人物の名を知り、後日歴史を調べてみたところまさにその男性が数百年前にその民家に住んでいたことが判り、﹁それまで幽霊を信じていなかったが、その出来事以降は信じるようになった﹂と、放送大学のカメラに対してその夫婦らが誇らしげに語っていた回がある。
(九)^ この場合の﹁マンション﹂は﹁豪邸・邸宅﹂を意味する本来の用法であり、日本でのみ定着している﹁大規模な共同住宅﹂を意味する誤用ではない。
(十)^ ただし、米国では、ある人が幽霊が現れる物件を販売しようとした時に、購入希望者に幽霊が出るという事実を説明せず、新しい所有者がそれを知らないまま購入したものの後で幽霊が出ることに気づき納得がゆかず裁判に訴え、裁判所がそれを事実と認定し、物件の値下げを命ずる判決を出した事例は1件ある︵それは公式の裁判記録として残っている︶。
出典[編集]
(一)^ abcd吉田漱︵監修︶・悳俊彦︵編著︶﹃月岡芳年の世界﹄東京書籍、1993年、111頁。
(二)^ ab悳俊彦﹃芳年妖怪百景﹄国書刊行会、2001年、83-84頁。
(三)^ 広辞苑第五版﹁死者が成仏し得ないで、この世に姿を現したもの。﹂
(四)^ 小学館﹃日本大百科全書﹄
(五)^ ab岩切友里子︵監修︶﹃別冊太陽196 月岡芳年 幕末・明治を生きた奇才浮世絵師﹄平凡社、2012年、138-139頁。
(六)^ ab岩切友里子﹃芳年 月百姿﹄東京堂出版、2010年、52-53頁。
(七)^ ab日野原健司︵著︶・太田記念美術館︵監修︶﹃月岡芳年 月百姿﹄青幻舎、2017年、42頁。
(八)^ abcdefghijklm﹃日本大百科全書︻幽霊︼﹄小学館、1994年、391頁。
(九)^ abcdefghijklmnopqrstuvwxyzaaabac﹃世界大百科事典︻幽霊︼﹄︵初版︶平凡社、1988年、623頁。
(十)^ ジャン=クロード・シュミット﹃中世の幽霊――西欧社会における生者と死者﹄みすず書房、2010、 ISBN 4622075164
(11)^ 竹田晃﹃中国の幽霊―怪異を語る伝統﹄東京大学出版会、1980、ISBN 4130830139
(12)^ クリエイティブ・スイート﹃世界の海賊 伝説と謎﹄PHP文庫、2010
(13)^ 近藤瑞木, 佐伯孝弘﹁付録 怪異物挿絵大全:幽霊・妖怪索引付き﹂﹃西鶴と浮世草子研究﹄第2号、東京 : 笠間書院、2007年6月、2-5頁、CRID 1522543653352101248、国立国会図書館書誌ID:9407708。
(14)^ “﹁私は死んだのですか﹂運転手に聞いたタクシー客 被災地と幽霊の深い関係”. 朝日新聞社 (2021年1月19日). 2023年8月20日閲覧。
(15)^
﹃人はなぜ生まれいかに生きるのか﹄、ハート出版 2001年10月25日、 ISBN 978-4892954979
﹃あの世の話﹄︵佐藤愛子との共著、青春出版社1998年11月、[文春文庫] 文藝春秋2001年12月10日︶ISBN 978-4167450052
など。
(16)^ ab小林 夏冬 (2011年5月22日). “季語の背景︵12・幽霊︶-超弩級季語探究”. 現代俳句協会ブログ. 現代俳句協会. 2018年2月15日閲覧。
(17)^ abcシャーン・エヴァンズ ﹃英国の幽霊伝説‥ナショナル・トラストの建物と怪奇現象﹄ 田口未和訳 原書房 2015年初版第1刷 ISBN 9784562051250 pp.11-17,256-260..
(18)^ 村上計二郎﹁幽霊の実在と冥土通信﹂日本書院出版部1927年11月18日
(19)^ フィリップ・ヴァルテール﹃ユーラシアの女性神話-ユーラシア神話試論Ⅱ﹄︵渡邉浩司・渡邉裕美子訳︶中央大学出版部 2021年、ISBN 978-4-8057-5183-1、81-93頁︵第4章 ソルグンナ―アイルランドから来たアザラシ女︶
(20)^ abcd﹃近代スピリチュアリズムの歴史﹄講談社、1994年。
(21)^ ウィリアム・ロル﹃恐怖のポルターガイスト﹄坂斉新治訳 ボーダーランド文庫、角川春樹事務所︵1998年︶ISBN 9784894563780
(22)^ abc﹃世界怪異現象百科﹄原書房、1999、p.406
(23)^ ab石原孝哉﹃幽霊(ゴースト)のいる英国史﹄集英社新書、2003、ISBN 4087201961。
(24)^ El fantasma de Catalina Lercaro. Curiosidades y leyendas de la historia lagunera.︵スペイン語︶
(25)^ Palacio Lercaro en Web Tenerife. Página Web de turismo de Tenerife.︵スペイン語︶
(26)^ 平辰彦﹁古典主義的演劇とバロック的演劇における幽霊の比較研究﹂﹃尚美学園大学総合政策研究紀要﹄第21巻、尚美学園大学総合政策学部、2011年12月、83-105頁、CRID 1050001338458008192、ISSN 13463802。
(27)^ 顯聖
参考文献[編集]
●大藤時彦、飯塚信雄﹃日本大百科全書︻幽霊︼の項﹄︵初版︶小学館、1994年、391頁。 ●飯島吉晴、妹尾幹﹃世界大百科事典︻幽霊︼の項﹄︵初版︶平凡社、1988年、623頁。 ●三浦清宏﹃近代スピリチュアリズムの歴史﹄講談社、1994年。関連文献[編集]
●フィリパ・ピアス﹃幽霊を見た10の話﹄岩波書店、1984、ISBN 4001109891
●ジャン=クロード・シュミット﹃中世の幽霊――西欧社会における生者と死者﹄みすず書房、2010、ISBN 4622075164
●石原孝哉﹃幽霊(ゴースト)のいる英国史﹄集英社新書、2003、ISBN 4087201961
●オトフリート・プロイスラー﹃魂をはこぶ船―幽霊の13の話︵プロイスラーの昔話︶﹄小峰書店、2004、ISBN 4338195037
●三浦晃子﹃オラリロレラ ポルトガルの伝説集﹄文芸社、2010、ISBN 4286085678
●イプセン﹃幽霊﹄ 岩波文庫、1996
●クリエイティブ・スイート﹃世界の海賊 伝説と謎﹄PHP文庫、2010
●イーディス・ウォートン﹃幽霊﹄作品社、2007 ISBN 4861821339 ︵幽霊物語集︶
●サイモン・マースデン﹃幽霊城 サイモン・マースデン写真集﹄河出書房新社、2005、ISBN 4309906672
●ポール・ギャリコ﹃幽霊が多すぎる﹄創元推理文庫
●デボラ・ブラム﹃幽霊を捕まえようとした科学者たち﹄ ︵文藝春秋版、2007、ISBN 4163691308/ 文言春秋文庫版 2010 ︶
●竹田晃﹃中国の幽霊―怪異を語る伝統﹄東京大学出版会、1980、ISBN 4130830139
●一柳廣孝﹃知っておきたい世界の幽霊・妖怪・都市伝説 (なるほど!BOOK)﹄西東社、2008、ISBN 4791615689
●池田弥三郎﹃日本の幽霊﹄中公文庫BIBLIO、2004
●﹃幽霊の本―血と怨念が渦巻く妖奇と因縁の事件簿﹄学研、1999、ISBN 4056020914
●今野圓輔﹃日本怪談集 幽霊篇 <上>﹄中公文庫BIBLIO、2004
●今野圓輔﹃日本怪談集 幽霊篇<下>﹄中公文庫BIBLIO、2004
●造事務所 多田克己﹃﹁幽霊・妖怪﹂がよくわかる本﹄PHP文庫、2007、ISBN 4569668879
●中岡俊哉﹃私は幽霊を見た 体験者は語る﹄潮文社、1995、ISBN 4806301418
●柳田國男、小松和彦﹃怪異の民俗学︿6﹀幽霊﹄2001
●三木孝祐﹃幽霊がいる場所、教えます﹄竹書房、2007、ISBN 4812432413
●小池壮彦﹃幽霊物件案内 (2)﹄ホラージャパネスク叢書、同朋舎、2001、ISBN 4810426912
●関山守弥﹃日本の海の幽霊・妖怪﹄ 中公文庫BIBLIO、2005、ISBN 4122045460
●﹃幽霊の正体 (別冊太陽―日本のこころ)﹄平凡社、1997、ISBN 4582920985
●深見法弘﹃幽霊と霊界と地球と人間の秘密﹄プラシス、2007、ISBN 4860951670
●三浦清宏﹃幽霊にさわられて―禅・心霊・文学﹄南雲堂、1997、ISBN 4523262764
●三木孝祐﹃﹁幽霊見たい﹂名所ツアー―日本全国99のミステリー・スポット﹄二見文庫、1998、ISBN 4576981110
●中村希明﹃怪談の科学―幽霊はなぜ現れる︵ブルーバックス︶﹄
●小池壮彦﹃幽霊は足あとを残す―怪奇探偵の実録事件ファイル﹄扶桑社、1999、ISBN 4594026702
●松岡光治︵編訳︶﹃ヴィクトリア朝幽霊物語︵短篇集︶﹄アティーナ・プレス、2013、ISBN 978-4863401471
●加治屋健司﹁日本の中世及び近世における夢と幽霊の視覚表象﹂﹃広島市立大学芸術学部芸術学研究科紀要﹄第16巻、広島市立大学芸術学部、2011年3月、37-44頁、CRID 1050859536460527104。
関連項目[編集]