静岡県立農林環境専門職大学短期大学部
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静岡県立農林環境専門職大学短期大学部 | |
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本部の正門 | |
大学設置 | 2020年 |
創立 | 1900年 |
学校種別 | 公立 |
設置者 | 静岡県 |
本部所在地 |
静岡県磐田市富丘678-1 北緯34度43分48.6秒 東経137度50分44.62秒 / 北緯34.730167度 東経137.8457278度座標: 北緯34度43分48.6秒 東経137度50分44.62秒 / 北緯34.730167度 東経137.8457278度 |
キャンパス |
本部(静岡県磐田市) 実習圃場(静岡県磐田市) 機械研修場(静岡県掛川市) 実習協力牧場(静岡県富士宮市) 実習協力牧場(静岡県菊川市) 演習林(静岡県浜松市) |
学部 | 生産科学科 |
ウェブサイト | https://shizuoka-norin-u.ac.jp/twoyears/ |
静岡県立農林環境専門職大学短期大学部︵しずおかけんりつのうりんかんきょうせんもんしょくだいがくたんきだいがくぶ、英語: Shizuoka Professional University Junior College of Agriculture︶は、静岡県磐田市に本部を置く公立の専門職短期大学。愛称はアグリフォーレ。
静岡県立農林大学校の銘板。2020年4月から2022年3月までは キャンパスを静岡県立農林環境専門職大学短期大学部と共用するため[6][7][8][9]、校名が併記されている
●1900年
●5月 修業年限1年制の農事試験場見習生制度の開始が源流とされている[10][11][12]。
●1912年
●3月29日 左記を以て農事試験場農事練習生制度となる[10][13][11]。
●1920年
●2月 左記を以て農事試験場農事講習生制度に変更される[10][11]
●1927年
●3月 左記を以て静岡県立農業技術員講習所に改組される[10][11]。
●1940年
●4月 左記を以て修業年限1年制の柑橘試験場練習生制度が発足する[10]。
●1949年
●4月 左記を以て静岡県立農業技術員講習所[10][14]が静岡県立農業講習所[15]に改組される[12]。
●1955年
●11月 左記を以て柑橘技術講習所に改組される[10][16]。
●1965年
●4月 左記を以て静岡県立柑橘専門研究所に改組される[10]。
●1970年
●4月 左記を以て静岡県立農業中央専門研修所[17]が静岡県立農業技術員講習所に併設される[10]。同時に静岡県立林業講習所を創設する[12]。
●1971年
●4月 左記を以て静岡県立農業中央専門研修所が静岡県立農業講習所を統合して以下の2科制をとる[10]。
●技術科2年制
●経営科1年制
●1974年
●4月 左記を以て従来の教育施設を改組して、以下の2校を設置[10]。
●静岡県立農業短期大学校
●静岡県立林業短期大学校
●1980年 ‐ 上記2校を募集停止し、替わって静岡県立農林短期大学校を設立。
●1999年 ‐ 静岡県立農林短期大学校を再編整備し、静岡県立農林大学校に改称。
●2018年
●10月 - 文部科学省に静岡県立農林環境専門職大学短期大学部設立認可に関する申請を提出。
●2019年
●8月 - 文部科学省より2020年度の開設が認可[2]
●2020年
●4月 - 静岡県立農林環境専門職大学短期大学部生産科学科が開学する。
●2022年
●3月 - 初の卒業生を出す[18][19]。
概観[編集]
●静岡県磐田市において設置された日本の公立専門職短期大学であり、2020年4月に1学科体制で開学した。 ●1900年において農業後継者を養成するために発足した農事試験所を源流とし[1]、以後幾度も名称変更や改組等を経て1999年に静岡県立農林大学校となる。 ●上記の学校で培ってきた実績をもとに、2018年10月に専門職短期大学の設置認可に関する申請を行い、2019年8月30日に文部科学省から認可される[2]。 ●初代学長として農学者の鈴木滋彦が就任した[注 1]。 ●専門職短期大学であるため、短期大学卒で得られる短期大学士の学位と同等の﹁農林業短期大学士︵専門職︶﹂の専門職学位が授与される[3]。 ●日本初の公立専門職短期大学で、一般の公立短期大学も含めて考えると、1999年に設置された香川県立医療短期大学以来21年振りである。 ●4年制学部の入学定員24名に対し、短期大学部は100名[4]教育及び研究[編集]
●基本的に4年生の学部と類似した内容となっているが、そちらは農林業経営のプロフェッショナルを養成する[5]に対して、短期大学部では農林業生産のそれの意味合いが強いものとなっている[4] ●﹃静岡学﹄と称した一般教養科目がある[4]沿革[編集]
所在地[編集]
●静岡県磐田市富丘678-1 ●東海旅客鉄道東海道本線磐田駅下車。さらに、遠鉄バスに乗車。教育組織[編集]
●生産科学科 入学定員100名。以下の3コースがあり、どのコースに所属するかについては入学後に学生の希望に委ねられる[20]。 ●栽培コース ●林業コース ●畜産コース注釈[編集]
- ^ 静岡県立農林環境専門職大学との兼任。
出典[編集]
(一)^ 静岡県柑橘史 続 ︹本編︺p567より。
(二)^ ab静岡県公式ホームページ-静岡県立農林環境専門職大学の設置﹁認可﹂へ︵令和元年8月30日︶-
(三)^ 静岡県立農林環境専門職大学短期大学部﹃基本計画書﹄1頁。
(四)^ abc静岡県立農林環境専門職大学短期大学部'2022, p. 23.
(五)^ 静岡県立農林環境専門職大学短期大学部'2022, p. 9.
(六)^ 静岡県立農林環境専門職大学﹃基本計画書﹄2頁。
(七)^ 静岡県立農林環境専門職大学短期大学部﹃基本計画書﹄2頁。
(八)^ 静岡県﹃静岡県立農林環境専門職大学生産環境経営学部生産環境経営学科︻認可︼設置に係る設置計画履行状況報告書﹄2020年5月1日、10頁。
(九)^ 静岡県﹃静岡県立農林環境専門職大学短期大学部生産科学科︻認可︼設置に係る設置計画履行状況報告書﹄2020年5月1日、9頁。
(十)^ abcdefghijk静岡県柑橘史 続 ︹本編︺p569より。
(11)^ abcd静岡県立農事試験場史より。
(12)^ abc静岡県立農林環境専門職大学短期大学部'2022, p. 42.
(13)^ 現行静岡県令規全集 : 加除自在 第2綴3版より。
(14)^ 県政概要 昭和33年版より。
(15)^ 業務報告 昭和24年度より。
(16)^ 県政概要 昭和36年版より。
(17)^ 農業技術研究 24(8)(284)より。
(18)^ 静岡県立農林環境専門職大学短期大学部'2022, p. 26.
(19)^ 静岡県立農林環境専門職大学短期大学部'2022, p. 44.
(20)^ 静岡県立農林環境専門職大学短期大学部'2022, p. 29.
参考文献[編集]
- 静岡県立農林環境専門職大学短期大学部『2023年度(令和5年度)大学案内』静岡県立農林環境専門職大学短期大学部。
外部リンク[編集]
- 静岡県立農林環境専門職大学短期大学部 - 静岡県立農林環境専門職大学公式サイト