1600年代
千年紀: | 2千年紀 |
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世紀: | 16世紀 - 17世紀 - 18世紀 |
十年紀: | 1570年代 1580年代 1590年代 - 1600年代 - 1610年代 1620年代 1630年代 |
年: | 1600年 1601年 1602年 1603年 1604年 1605年 1606年 1607年 1608年 1609年 |
1600年代︵せんろっぴゃくねんだい︶は、
(一)西暦︵グレゴリオ暦︶1600年から1609年までの10年間を指す十年紀。本項で詳述する。
(二)西暦1600年から1699年までの100年間を指す。17世紀とほぼ同じ意味であるが、開始と終了の年が1年ずれている。
できごと[編集]
1600年[編集]
詳細は「1600年」を参照
詳細は「1601年」を参照
●2月8日‥第2代エセックス伯ロバート・デヴァルー、イングランド女王エリザベス1世に対し反逆、速やかに鎮圧される。
●イエズス会士マテオ・リッチ、中国に到着する。
●オランダ軍、マラガからポルトガル人を駆逐する。
1602年[編集]
詳細は「1602年」を参照
●1月3日‥キンセールの戦い - アイルランド軍とスペイン軍はグレゴリオ暦を使用していたので、この年の1月3日が開戦日とされるが、イングランド軍が使用していたユリウス暦では、開戦日は1601年12月24日となる。
●3月20日‥オランダ東インド会社が設立される。
●6月‥ジェームズ・ランカスター旗下の東インド会社艦隊、地元の統治者と取引するためアチェおよびスマトラを来訪する。
●12月11日‥サヴォイア公カルロ・エマヌエーレ1世とその義弟のスペイン王フェリペ3世の旗下にある軍の攻撃がジュネーヴ市民によって撃退される。
●ウィリアム・シェイクスピア作﹃ウィンザーの陽気な女房たち﹄が刊行される。
●プラハでフロリアン・マティアスが胃から短剣を取り除く。内臓外科手術の最初の成功例。
●個人の貿易会社がコペンハーゲンに設立され、アイスランドとの貿易を独占する。
1603年[編集]
詳細は「1603年」を参照
1604年[編集]
詳細は「1604年」を参照
●1月14日‥イングランド王ジェームズ1世、イングランド国教会監督・清教徒代表を招聘し、ハンプトンコート会議を開く。
●9月20日‥アンブロジオ・スピノラ旗下のスペイン軍、3年間の包囲を経てオーステンデを占領する。
●11月1日‥ウィリアム・シェイクスピアの悲劇﹃オセロ﹄、ロンドンのホワイトホール宮殿で上演される。
●顧憲成が無錫で東林書院を復興する。
1605年[編集]
詳細は「1605年」を参照
●ロシア大動乱始まる。
●4月13日‥ロシアツァーリ、ボリス・ゴドゥノフ崩御、フョードル2世即位。
●6月1日‥モスクワのロシア軍、フョードル2世と皇太后を拘束する。
●6月30日‥偽ドミートリー皇子、ドミートリー2世としてロシア皇帝に正式に即位する。
●10月27日‥スピノラ旗下のスペイン軍、ヴァハテンドンクを占領する。
●ローマ教皇レオ11世即位、同年入寂。
●バルバドスにイングランドの植民地が建設される。
●悪臭下劣新聞︵De Nieuwe Tijdinghen︶創刊、オランダの新聞の祖。
1606年[編集]
詳細は「1606年」を参照
- 1月31日:火薬陰謀事件 - ガイ・フォークス、イングランド議会およびジェームズ1世に対する陰謀の廉で処刑
- 4月12日:ユニオンジャック、イングランド=スコットランド連合の国旗として採用される。
- 12月26日:シェイクスピアの『リア王』、宮中で上演される。
1607年[編集]
詳細は「1607年」を参照
●1月20日‥ブリストル海峡に津波、2,000人死傷。
●4月26日‥イングランド人入植者、ジェームズタウン設立のためジェームズ川を上流、ヘンリー岬で上陸する。
●6月8日‥ニュートンの反乱 - ノーサンプトンシャー州ニュートンの共有地の囲い込みに対する抗議中、地主トレシャム家が農夫40〜50人を殺害。
●6月29日‥江戸時代になって最初の朝鮮通信使が徳川将軍のもとに派遣され、国交回復。
1608年[編集]
詳細は「1608年」を参照
詳細は「1609年」を参照
●マクシミリアン1世 (バイエルン選帝侯)がカトリック連盟を組織。
●ポーランド、ロシア大動乱に正式参戦。
●スペインとオランダが停戦︵八十年戦争、-1621年︶。
●薩摩藩島津氏による琉球王国侵攻︵琉球侵攻︶。
●1609年頃、ハンス・リッペルハイが2枚の凹レンズを筒に取り付けた装置をオランダ軍に売ろうとし、実用的な望遠鏡をデザインして普及させた[※ 1]。[1]
注釈[編集]
- ^ 望遠鏡を発明した功労者には、ツァハリス・ヤンセン/ヤコブ・メティウス/レオナード・ディッグスがおり意見が分かれている。
出典[編集]
- ^ チャロナー 2011, p. 178「望遠鏡 リッペルスハイが、天体観測のための道具を開発する。」