人権は裁判でに関するmaangieのブックマーク (44)
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日本の同性愛者に対する差別や偏見 社会の状況を象徴した裁判だと思います。 発端 1990年2月、動くゲイとレズビアンの会︵アカー︶が東京都府中青年の家で合宿利用中に、他団体による差別・嫌がらせを受けました。﹁青年の家﹂所長は、嫌がらせに対処するよう要請したアカー側に対して、﹁都民のコンセンサスを得られていない同性愛者の施設利用は今後お断りする﹂と発言しました。さらに東京都教育委員会︵石川忠雄委員長︶は同年4月、﹁男女は別室に泊まらなければならない﹂という慣例︵男女別室ルール︶をたてに同性愛者の宿泊利用を拒否しました。 教育長コメント ﹁施設にはそれぞれ設置目的があり、また使用上のルールがある。青年の家は、﹁青少年の健全な育成を図る﹂目的で設置されている施設であることから、男女間の規律は厳格に守られるべきである。この点から青年の家では、いかなる場合でも男女が同室で宿泊することを認めていない。
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事件の記事は長くない。 被害女性に知的障害、裁判所﹁告訴能力なし﹂︵2009年9月30日、読売︶ キャッシュが取れなかったので、以下にも掲載。 被害女性に知的障害、裁判所﹁告訴能力なし﹂ 宮崎地裁延岡支部が、わいせつ目的誘拐と強制わいせつ罪に問われた男について、公訴棄却の判決を言い渡していたことが分かった。 両罪とも被害者の告訴が必要な親告罪で、同支部は被害者女性に知的障害があり﹁告訴能力がない﹂と判断した。 宮崎地検延岡支部は29日、判決を不服とし福岡高裁宮崎支部に控訴した。 地検の発表によると、起訴されたのは宮崎県高千穂町向山、無職飯干広幸被告︵60︶。起訴状では、飯干被告は2月11日、高千穂町内で、県内の20歳代女性を乗用車に乗せ、体を触るなどのわいせつな行為をした、としている。判決は16日にあった。 ︵2009年9月30日00時45分 読売新聞︶ これ以上のことは分からないので何と
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知的障害をもつ女性︵30︶が強制わいせつの被害を訴えた刑事裁判で、1審の宮崎地裁延岡支部は昨年9月、女性の﹁告訴能力﹂を否定し、検察官の起訴を無効とする判決を言い渡した。﹁女性には裁判所に訴える能力がない﹂。公訴棄却判決は、いわば﹁門前払い﹂の内容だが、女性の周辺にはその判断への疑問の声が相次いでいる。12月21日に予定される控訴審判決を前に事件の周辺を歩き、司法における知的障害者の人権を考えた。 ﹁携帯で胸を撮られた。みんなに見せるって﹂。昨年2月24日夕、宮崎県北部の山あいにある福祉作業所。家族や職員ら15人がかたずを飲んで“告白”に聞き入っていた。 きっかけは数日前、女性が友人に相談したことだった。本当だと思った職員は警察官にも同席を頼んだ。 ﹁自分で男について行ったの﹂という問いに﹁1回か2回断った。でも早よこれ︵車︶に乗らんねって怒られた﹂。﹁何をされたの﹂﹁いやらしいことをされ
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平川宗信﹁刑事法の基礎﹂に大変良い指摘があったので紹介したい。 刑事法の基礎 作者: 平川宗信出版社/メーカー: 有斐閣発売日: 2008/12メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 32回この商品を含むブログ (2件) を見る ﹁被害者の人権と加害者の人権﹂ マスコミ報道等では、﹁加害者の人権は守られているのに、被害者の人権は守られていない﹂などといわれる場合がある。しかし、これは誤解である。﹁加害の人権﹂がないのは当然であり、それゆえ﹁加害者の権利﹂もない。加害者は、正当防衛からは保護されないのであって、その限りでは法の保護を奪われている。被疑者・被告人には刑事手続き上の権利が認められるが、﹁被疑者・被告人﹂と﹁加害者﹂は同一ではない。被疑者・被告人には﹁無罪の推定﹂があって、有罪が確定するまでは﹁加害者ではない﹂と推定されるのである。被疑者・被告人の手続的権利を﹁加害者の人権﹂と
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森達也﹃死刑﹄朝日出版社、2008年。 死刑について、安易な二項対立や﹁べき﹂論に陥らない形で考えを巡らすために、恰好の良書。基本情報は押さえられているし、死刑囚、元死刑囚、被害者遺族、弁護士、裁判官、検事、刑務官、教誨師、政治家など、様々な立場の人間の語りが登場するので、当該テーマにおける現時点での基本書の一つとして扱っても構わないように思える。特徴は、終盤に近づくほど、論理ではなく情緒こそが死刑問題の核心であるという認識が強調されていく点にあり、この認識はほぼ完全に正しいと私は思う。それだけに、そうした認識を強く押し出すまでの過程が過半を占めている本書だけでは、やや物足りないという感も抱かれる。死刑論議の本質を情緒の水準に見出した上で、さらに何を語ることができるのか。著者の継続的な模索が次回作の形で現れることを期待したい。 ここでは特に、以下に引用する部分から触発された考えを書き留めて
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ちなみに自立支援施設について、個室ではないという﹁プライバシー﹂は理由にならない。誰しも困難なときは一時的にせよ我慢することだからだ。プライバシーを理由にする人には知っておいてもらいたいことだが、経済的に苦しいとき、一時的に居住をシェアする人は国内外に多数いる。ルームシェアリングを紹介するホームページも存在する。10代20代の若い世代でも利用する人は多い。もちろん複数の他人同士が暮らすわけだから、共通の決まり事や規則を設けているのが一般的だ。 大阪市による行政代執行@ツジカド*1 このエントリには他にも突っ込みたいところはたくさんあるのだが、さしあたりこの引用部に限定して考える。二つ述べる。 ﹁十分な住居﹂への権利 まず、プライバシーの権利の位置づけについて。結論から言うと、プライバシーの権利は﹁十分な住居﹂を構成する重要な要件の一つであり、それを我慢せよ、と言いえる根拠は︵少なくとも国際
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今日はちょっと体調が悪いので二日続けて転載です。Nです。︵このメールは転送歓迎です︶ 住民票闘争を担ってきた釜ヶ崎の労働者・Kさんが大阪府警西成署に逮捕され て10日間が経ちました。 簡単な経過は以下の通りですが、ぼくらは﹁Kさんを支える会﹂︵仮称︶を立 ち上げて、現在大阪拘置所に勾留されているKさんを支援しています。 以下の声明をお読みいただいて、大阪府警・大阪地方検察庁・大阪地裁、およ び住民票を強制消除し続けている大阪市に抗議の声と、Kさんへの激励メッセー ジをお寄せ下さい。 なお、本日13時30分、勾留理由開示公判が開かれます。お時間の許す方は 大阪地方裁判所までお越し下さい。 ︵以下︶ 抗議声明 大阪府知事選の前日、1月26日︵土︶に大阪・西成の釜ヶ崎労働者、Kさんが逮 捕されてから、はや十日間が経つ。逮捕容疑は﹁屋外広告物条例﹂違反とある。 名目は仰々しいが実際のところ、大阪
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DV防止法‥反対団体の抗議で講演会中止 つくばみらい市︵毎日新聞︶ 配偶者や恋人などによる暴力﹁ドメスティックバイオレンス︵DV︶﹂をテーマにした講演会を20日に予定していた茨城県つくばみらい市が、被害者保護などを定めたDV防止法に批判的な市民団体などの抗議を受け、開催を断念していたことが分かった。 講演会は市内の公民館を会場に、内閣府の専門調査会委員でDV被害者支援に取り組む平川和子・東京フェミニストセラピィセンター所長を講師に招いて開く予定だった。 市によると、07年12月下旬にPRを始めたところ1月に入り﹁偏向した講演会を市費で行わないで下さい﹂などと記した要請書やメールが届くようになり、約100通に達した。16日朝には、市役所前で数人が拡声器を使って抗議する騒ぎが起き、市は﹁開催しても混乱を招き、参加者に迷惑をかける﹂と判断して、中止を決めた。 開催に反対した市民側は﹁被害者のシェ
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ハリイカの焼売と中華炒め ハリイカをよく、見かけるようになりましたよ。生け簀で、泳いでいたものを一杯購入しました 立派な大きな墨袋や肝は冷凍保存して 柔らかな身は季節のお豆、お野菜と合わせて中華の炒めものに。新鮮なにんにくの茎は刻み、香り高く食欲そそられますね 下足はミンチにし…
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社員一人のサイバー政治団体︵笑︶﹁世界愛人主義同盟﹂秘書課勤務、村野瀬玲奈オフィシャルブログ。日本の政治は消費税増税・震災復興増税を福祉にも被災者にも使わず、雇用と社会保障を弱体化させるだけ。日本の政治の何が間違いなのか過去の失敗と国際的歴史に学んで、議員や政治やマスコミに意見を届けましょう。
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少し前の話題の蒸し返しで申し訳ないのだけれども。 インターネット上で﹁死ぬ死ぬ詐欺﹂と呼ばれ、問題視された事例があった。重い心臓病で移植手術しか助かる見込みのない少女の親御さんたちやその友人らがその費用をまかなう為の寄附を募ったことに対して、彼らの公表する会計データに一部不透明なところがあるとして、それを﹁会計責任を果たしていない﹂、﹁詐欺同然﹂と糾弾する人たちが現れたのだ。 僕の興味を引いたのはこの問題の糾弾者たちが、﹁少女の命を救うなと主張したいのではなく、会計責任を果たしていないから批判するのだ﹂という論法を採っていたことだった。だがしかし一口に﹁会計責任﹂と言っても、お金を集める際の規模、目的等によって果たされるべき責任の程度は様々に異なる。仮に批判者達が言うような﹁厳格な会計責任﹂が求められるとするならば、それはどのような理由からなのか? 様々な理由らしきものが語られてはいたので
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いつものようにiza!をチェックしていたら、いきなりこの記事が出てきました。 裁判員制度の検証も課題 取材・報道指針-イザ! http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/business/media/116003 鈴木裕一・産経新聞社会部長による記事です。日本新聞協会が指針を発表したことはどうやら推測できましたが、何日に発表されたのかもこの記事からはわかりません。どうやら以下の記事がRSS配信から漏れていて、関連記事としても表示されない状態のようですが、逆ならともかくこれじゃ困りますね。 ﹁公正な裁判﹂との調和図る 新聞協会が指針-イザ! http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/business/media/116019/ ︻取材・報道指針全文︼被疑者の供述報道などに留意-イザ! http://www.iza.ne.jp/
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>muki2007様 ニュースがかなり恣意的に取捨選択されて日本のマスメディアに乗せられているというのはその通りだと思います。たとえば、ヤフーニュースのヘッドラインを日本と西欧のものと比べてみるとはっきりわかるというのが私の印象です。たとえばフランスのヤフーではヘッドラインに政治や社会の大きな動きが来ていますが、日本のヤフーでは三面記事やスポーツ、芸能ネタが多くを占める。日本は視聴率、クリック率第一主義、多くの諸外国はニュースの価値をより重視してニュースを発信しているように思います。しかし、それでも、今のサルコジー支配下のフランスでは、サルコジーの息のかかった報道機関がサルコジーの意向を反映した報道の仕方をしている、というのは私のフランスの友人の嘆きです。 >レイランダーさん ありがとうございます。私の記事よりいいかもしれませんね。ありがとうございます。もちろん採用させていただきました。今
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判決前の強制送還に﹁遺憾﹂=異例の苦言-中国人女性の不法就労訴訟・東京地裁 (時事通信) 不法就労していたとして東京入国管理局に摘発された中国人女性︵28︶が強制収容の差し止めを求めた訴訟の判決が28日、東京地裁であった。定塚誠裁判長は不法就労には当たらず、収容令書の発付を違法と認定した。しかし、女性は判決期日指定後に強制退去させられたため、訴え自体は却下。裁判長は﹁違法な手続きで、遺憾﹂と異例の苦言を呈した。 裁判長は﹁遺憾﹂と、今や重みのない言葉で苦言を呈したようですが、今回の件、非常に重大ではないでしょうか。何しろ裁判がまだ終わっていない、違法なのか合法なのかが争われている段階での執行です。司法の判断を待たずして強制送還が実行に移されたというのは何とも信じられません。しかも司法の判断は﹁不法就労には当たらず﹂と、本来であれば強制送還されるべきでなかったわけです。 ちょっと大袈裟に喩え
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死刑‥判決、最多の47人 確定者107人 厳罰化進む︵毎日新聞︶ 全国の裁判所で今年死刑を言い渡された被告が47人に上り、最高裁にデータがある80年以降最多だったことが毎日新聞の調べで分かった。拘置所に収容されている死刑確定者も107人に上り、年末としては戦後最多となった。被害者感情を重視し、厳罰化傾向が進んでいることが背景にあるとみられる。 凶悪犯罪は減っても死刑は増えるわけで、過去最多を記録したとか。引用記事冒頭部では被害者感情云々と書いてありますが、これは被害者感情だけではないでしょうね。被害者感情にただ乗りした死刑愛好家に阿る判決が増えたと、それくらい書いてもよいでしょう。 ◇社会で残忍な事件、減らす努力を--渥美東洋・京都産業大法科大学院教授︵刑事法︶の話 メディアの犯罪報道などによって社会に厳罰主義の流れが進み、司法判断も影響を受けていることが、死刑判決増加の背景にある。刑法犯
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グッドウィルグループはコムスンでの介護保険の免許取り消しに加えて、人材派遣の方もやられました。例の和歌山県知事さん含め官僚の方々も、このお正月は安心して愉快に美味しいお酒を楽しめると思います。よかったですね。 → http://d.hatena.ne.jp/Chikirin/20070611 ★★★ 今回の営業停止の理由は﹁派遣が禁止されている港湾関係への派遣をやっていた﹂﹁禁止されている二重派遣をやっていた﹂ということですが、これ事実上ひとつの罪です。港湾関係へは人材派遣が禁止されているので、他の会社を経由して︵つまり二重派遣の形で︶派遣してたってことです。 つまり、﹁港湾関係に派遣した﹂からアウトになったんです。 行政権力者の折口イジメ︵目つきも育ちも悪いからね!︶の様相は、上記の過去エントリにも書いた通りですが、グッドウィルグループにとどめを刺す今回の営業停止の理由が“これ”だったこ
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最近思うんだけど人権至上主義のいまの世界で人権が重荷になるときがこないのかな 例えば最近mixi関連でネット私刑が流行ってるみたいだけど、そうゆう人たちは人権なんか考えてないよね。 責任を取る必要もないし、匿名で自分の人権を無視している姿を人にみられる心配もないから、行くところまでいってしまう。 こうゆうのを見てると本来人間は人権を認めてないんじゃないかなって思う。 少なくとも人権を与えなくてもしょうがない人間の存在を認めているんじゃないのかな…? ものすごく胸糞悪くなるような事件が起こると2chではみんな犯人をボコボコに叩く。死刑を高らかに謳う。 でもTVとか公の場では人権がどうのこうの言って、人権団体が犯人を全力で擁護する。 遺族の気持ちなんか完全無視で、水戸黄門の印籠のように﹁人権﹂という言葉をふりかざす。 たぶん﹁人権﹂にこじつければなんでも通ると思ってるんだろうね。その通りなんだ
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