3月27日付当欄で﹁臆測でお白州に引き出すのか﹂と題し、臆測や推測レベルの話で執拗︵しつよう︶に安倍晋三首相の昭恵夫人の証人喚問を求める野党のやり口は、もはや﹁人権侵害の域﹂ではないかと書いた。すると、産経新聞読者サービス室に、千葉市の男性から次のようなメールが届いた。 ﹁昭恵さんの証人喚問が実現すれば日本の社会に大混乱をもたらすだろう。知らぬ間に隣人や知人に犯罪容疑者にされる恐怖が社会全体に疑心暗鬼を生むからです﹂ また、千葉県浦安市の男性からは、同室にこんな電話があった。 ﹁臆測で﹃裁判﹄にかけられるようになったら自由に意見も言えなくなる。何とかまっとうな世の中になってほしい﹂ 日本社会の現状に深い閉塞︵へいそく︶感を覚え、今後の日本のあり方についても憂慮しているのが伝わってくる。現代の魔女狩りに、おぞけをふるう人は少なくない。 一方、立憲民主党など野党6党は4日、国対委員長会談を開き