ソニーセミコンダクタマニュファクチャリング
表示
![]() | |
種類 | 株式会社 |
---|---|
略称 | SCK |
本社所在地 |
![]() 〒869-1102 熊本県菊池郡菊陽町原水4000番地1 熊本テクノロジーセンター内 |
設立 | 2001年4月1日 |
業種 | 電気機器 |
法人番号 | 4290001021319 |
事業内容 | 半導体の開発設計、製造など |
代表者 | 山口 宜洋(代表取締役) |
資本金 | 1億円 |
売上高 | 1兆125億円(2020年時点)[1] |
営業利益 | 179億9200万円(2021年03月31日時点)[1] |
経常利益 | 194億5500万円(2021年03月31日時点)[1] |
純利益 | 141億4800万円(2021年03月31日時点)[1] |
純資産 | 655億2400万円(2021年03月31日時点)[1] |
総資産 | 9557億3700万円(2021年03月31日時点)[1] |
従業員数 |
約10,200名 (2021年10月1日現在)[2] |
主要株主 | ソニーセミコンダクタソリューションズ(100%)[2] |
外部リンク | https://www.sony-semicon.co.jp/ |
ソニーセミコンダクタマニュファクチャリング株式会社は、各種半導体の設計・開発・製造・カスタマーサービスを扱う企業。ソニーセミコンダクタソリューションズの完全子会社である。
![](//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/8/82/Ic-photo-Sony--CXP80624-299Q--%28MCU%29.JPG/220px-Ic-photo-Sony--CXP80624-299Q--%28MCU%29.JPG)
ソニーCXP80624-299Q
ソニーグループの半導体部門であるソニーセミコンダクタソリューションズグループにおいて、主に半導体の生産を担当している。CMOSイメージセンサの生産を行う長崎TECや山形TECを始めとして、日本国内に複数の工場が存在する。
概要
略歴
2001年4月1日にソニーの半導体製造子会社であったソニー国分︵株︶、ソニー長崎︵株︶、ソニー大分︵株︶の九州3社を合併して、ソニーセミコンダクタ九州︵株︶[注 1]として設立され、当時建設中であった熊本テクノロジーセンター[注 2][2]も同社の事業所とされた。 2011年11月1日にソニー白石セミコンダクタ︵株︶を吸収合併し、社名をソニーセミコンダクタ九州︵株︶からソニーセミコンダクタ︵株︶に変更[2]。 2013年4月1日には、本社を、福岡県福岡市早良区百道浜にあるTNC放送会館から、人事や広報、設計開発などの機能が段階的に集約[5][6]されていた熊本県菊池郡菊陽町の熊本テクノロジーセンターへ移転した[2][7]。 2014年3月31日、閉鎖を予定されていたルネサス山形セミコンダクタ鶴岡工場︵山形県鶴岡市︶をソニーが買収したことに伴い、同工場はソニーセミコンダクタに組み入れられ、山形テクノロジーセンターとして操業を開始した[8][9][10]。 2015年2月には、ソニーが画像センサーを増産する方針を決め、長崎、熊本、山形各TECに約1050億円を投じると発表しているほか[11]、同4月には、長崎TECに約240億円、山形TEC約210億円をさらに投じると発表している[12][13]。 2015年10月28日に、会計不祥事によって合理化を進める東芝からソニーへの画像用半導体設備の譲渡契約が締結されて、2016年3月末までに東芝大分工場︵大分県大分市︶内の一部の半導体製造関連施設、設備並びに社員が、ソニーセミコンダクタに編入されることとなり[14][15]、同4月1日、同社によって大分テクノロジーセンターが設立された[16]。また、PlayStation 3向けのLSIを製造していた大分県国東市の製造拠点は、需要増が見込めないとして2016年3月を以て閉鎖[17]。同4月1日付で大分テクノロジーセンター国東サテライトとして再出発した。 2016年4月1日、ソニーグループにおけるデバイス分野の更なる強化を目的とする経営改革に沿って、ソニーセミコンダクタは新たに設立される半導体事業会社ソニーセミコンダクタソリューションズの子会社とされ[18][19]、社名を﹁ソニーセミコンダクタマニュファクチャリング﹂に変更した[20]。事業所一覧
事業所名 | 所在地 | 事業内容 |
---|---|---|
熊本テクノロジーセンター | 熊本県菊池郡菊陽町 |
|
長崎テクノロジーセンター | 長崎県諌早市 |
|
山形テクノロジーセンター | 山形県鶴岡市 |
|
大分テクノロジーセンター | 大分県大分市 |
|
国東サテライト[21] | 大分県国東市 | |
鹿児島テクノロジーセンター | 鹿児島県霧島市 |
|
白石蔵王テクノロジーセンター | 宮城県白石市 |
|
東浦サテライト | 愛知県知多郡東浦町 (ジャパンディスプレイ東浦工場内) |
|
-
山形テクノロジーセンター
女子ハンドボール部
日本ハンドボールリーグに「ソニーセミコンダクタマニュファクチャリング BLUE SAKUYA」の名称で参加している。1984年創部。
脚注
注釈
出典
(一)^ abcdefソニーセミコンダクタマニュファクチャリング株式会社 令和2年度決算公告
(二)^ abcde“会社概要”. 2021年11月1日閲覧。
(三)^ "Toshiba and Sony Execute Definitive Agreements For the Transfer of Semiconductor Fabrication Equipment to Sony" (Press release). Toshiba Corporation, Sony Corporation. 28 February 2011.
(四)^ 平成13年度︵2001-2002年︶県政タイムトラベル - 熊本県庁
(五)^ 熊本TECの開発機能を強化へ ソニーセミコン - 熊本日日新聞 2013年1月11日
(六)^ ソニーセミコン本社菊陽町へ 九州の事業所統括 - 熊本日日新聞 2013年3月7日
(七)^ “本社移転のお知らせ”. ソニーセミコンダクタ株式会社. (2013年4月1日) 2014年3月31日閲覧。
(八)^ “山形テクノロジーセンターを新設し、CMOSイメージセンサーの生産能力を増強”. ソニー株式会社. (2014年1月29日) 2014年3月31日閲覧。
(九)^ “ソニーセミコンダクタ︵株︶ 山形テクノロジーセンターの新設のお知らせ”. ソニーセミコンダクタ株式会社. (2014年3月31日) 2014年3月31日閲覧。
(十)^ “ソニー系工場、鶴岡市で開所式 ルネサスから買収”. 日本経済新聞. (2014年4月8日) 2015年11月2日閲覧。
(11)^ “ソニー、画像センサー増産 スマホ向け1050億円投資”. 日本経済新聞. (2015年2月2日) 2015年4月9日閲覧。
(12)^ “ソニー、イメージセンサー生産能力を増強 投資総額1500億円に”. ITmediaニュース. (2015年4月7日) 2015年4月9日閲覧。
(13)^ “ソニー、画像センサーに追加投資450億円 首位固め”. 日本経済新聞. (2015年4月7日) 2015年4月9日閲覧。
(14)^ “東芝、画像用半導体の設備譲渡でソニーと契約”. 日本経済新聞. (2015年12月4日) 2015年12月8日閲覧。
(15)^ "ソニー及び東芝による半導体製造設備等の譲渡に関する正式契約の締結について" (Press release). ソニー株式会社 株式会社東芝. 4 December 2015. 2015年12月8日閲覧。
(16)^ “旧東芝大分工場、ソニーの新拠点に”. 大分合同新聞. (2016年4月2日) 2016年4月3日閲覧。
(17)^ “ソニー国東工場閉鎖 従業員は県外配転”. 大分合同新聞社. (2015年2月3日) 2015年5月9日閲覧。
(18)^ "デバイス分野の更なる強化に向けて~半導体事業会社﹁ソニーセミコンダクタソリューションズ株式会社﹂を設立~" (Press release). ソニー株式会社. 2015-10-6. 2015-11-02閲覧。
{{cite press rel
ease2}}
: |date=
の日付が不正です。 (説明)
(19)^ “ソニー、半導体分社16年4月営業開始”. 日本経済新聞. (2015年10月6日) 2015年11月2日閲覧。
(20)^ "社名変更のお知らせ" (Press release). ソニーセミコンダクタ株式会社. 2016-3-2. 2015-4-3閲覧。 {{cite press release2}}
: |accessdate=
、|date=
の日付が不正です。 (説明)
(21)^ abcdefgh“生産拠点一覧”. ソニーセミコンダクタマニュファクチャリング株式会社. 2019年7月13日閲覧。