「ドラゴンクエストI・II」の版間の差分
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[[北アメリカ|北米]]では2000年にゲームボーイ用ソフト『'''''{{en|Dragon Warrior I & II}}'''''』として発売された。 |
[[北アメリカ|北米]]では2000年にゲームボーイ用ソフト『'''''{{en|Dragon Warrior I & II}}'''''』として発売された。 |
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2025年にはHD-2Dリメイク版『'''ドラゴンクエストI&II'''』が発売予定。プラットフォームは[[Nintendo Switch]]、[[PlayStation 5]]、[[Xbox Series X/S]]、[[Steam]]、[[Microsoft Windows|Microsoft Store on Windows]]<ref>{{Cite web|url=https://www.famitsu.com/article/202406/8399|title=HD-2Dリメイク版『ドラクエ1&2』が2025年に発売決定。ロトの物語を時系列に楽しめるように【Nintendo Direct】|website=ファミ通.com|publisher=KADOKAWA Game Linkage|date=2024-06-18|accessdate=2024-06-20}}</ref>。 |
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== 概要 == |
== 概要 == |
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* [https://www.jp.square-enix.com/ スクウェア・エニックス] |
* [https://www.jp.square-enix.com/ スクウェア・エニックス] |
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** [https://www.jp.square-enix.com/game/detail/dq1-2/ ドラゴンクエスト I・II] |
** [https://www.jp.square-enix.com/game/detail/dq1-2/ ドラゴンクエスト I・II] |
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** [https://www.dragonquest.jp/roto-trilogy/dq1and2/index.html HD-2D版『ドラゴンクエストI |
** [https://www.dragonquest.jp/roto-trilogy/dq1and2/index.html HD-2D版『ドラゴンクエストI&II』] |
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{{DragonQuest}} |
{{DragonQuest}} |
2024年6月20日 (木) 01:24時点における最新版
ジャンル | ロールプレイングゲーム |
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対応機種 |
スーパーファミコン ゲームボーイ、ゲームボーイカラー |
開発元 |
[SFC]:チュンソフト [GB]:トーセ |
発売元 | エニックス |
シリーズ | ドラゴンクエストシリーズ |
人数 | 1人 |
メディア |
[SFC]:12Mbitロムカセット(バッテリーバックアップ搭載) [GB]:16Mbitロムカートリッジ(バッテリーバックアップ搭載) |
発売日 |
SFC 1993年12月18日 GB 1999年9月23日 2000年9月 |
対象年齢 | [GB]:ESRB:Everyone(6歳以上) |
売上本数 |
[SFC] 約120万本(出荷本数)[1] [GB] 約76万本[2] |
概要[編集]
ファミリーコンピュータ︵以下FC︶用として発売されたドラゴンクエストシリーズの作品のうち、第1作﹃ドラゴンクエスト﹄︵以降﹃I﹄︶と第2作﹃ドラゴンクエストII悪霊の神々﹄︵以降﹃II﹄︶を1本のソフトとしてリメイクしたものである。SFC版﹃ドラゴンクエストI・II﹄は、同シリーズ初のリメイク作となり、以降、旧ゲーム機の作品の多くが当時の主流ゲーム機でリメイクされていく。 世界観やストーリーはFC版、MSX版、MSX2版︵以降これらをまとめて﹁旧作﹂とする︶からほとんど変更が無いが、操作性は向上している。また、詳細は以下に示すが、ゲームバランス面で細かい調整が加えられており、よりプレイしやすくなった。 ﹃I﹄﹃II﹄のどちらからでもプレイすることが可能で、冒険の書︵セーブファイル︶も各作品ごとに3つまで作ることができる。 キャッチコピーは﹁目を開けて夢を見よ﹂。GBC版は﹁これが冒険、これがRPG﹂。 本項目では、SFC版およびGB版﹃ドラゴンクエストI・II﹄における特徴や、オリジナル版との比較などについて述べる。登場人物や世界設定に関してはそれぞれ旧作の記事を参照のこと。登場人物[編集]
スーパーファミコン版[編集]
シリーズからの継承[編集]
ボタン一発で会話や調査ができる﹁べんりボタン﹂機能、その場で装備可能な買い物システム、アイテムの預かり所、パーティの現在位置をゲーム画面上で確認する世界地図︵﹃II﹄︶など、多くの要素が﹃V﹄から継承されている。 旧作のパスワード︵復活の呪文︶入力によりゲームを続行するシステムが、﹃ドラゴンクエストIII﹄以降と同じバッテリーバックアップによるセーブ機能︵冒険の書︶に変更された︵﹃I﹄、﹃II﹄で各3ファイル︶。これにより、ダンジョンから一度出て入りなおしても、宝箱の中身が復活しなくなり、重要アイテムを店に売却できなくなった︵旧作ではかなりの安価で引き取られる[注釈 3]︶。これに関連して、宝箱の中身が強力もしくは高価なアイテムに変更された箇所が全体的に見られる。 武器・防具は﹃I﹄でもほかのドラゴンクエスト作品と同様﹁どうぐ﹂のウィンドウに表示され︵武器・鎧・盾それぞれ複数所持可能︶、﹁そうび﹂コマンドで装備する扱いとなったが、﹃I﹄における﹁やくそう﹂と﹁かぎ﹂は、従来どおり6個までまとめて持つ方式である。また、﹃I﹄﹃II﹄ともに、﹁いのちのきのみ﹂﹁ちからのたね﹂などのステータスアップアイテムが追加された。 ﹃I﹄での呪文は、以降の作品同様に、場面に応じて移動用・戦闘用のみが限定して表示される。旧作では移動用・戦闘用が常時全て表示されており、例えば移動中に戦闘用の﹁ギラ﹂などを使うとMPだけ消費し効果無効になり、戦闘中に移動用の﹁リレミト﹂などを使うと戦いには使えないとメッセージが出るシステムであった。 戦闘においては、背景画像や武器攻撃や呪文を唱えた際のアニメーションなどが追加された。また﹃V﹄で登場した﹁みのまもり﹂のステータスが追加され、守備力の計算方法も﹃V﹄と同様のものに変更されている。このほか、﹃I﹄﹃II﹄ともに﹁すばやさ﹂が行動順位に影響する、プレイヤー側が先制攻撃可能になる[注釈 4]システムの追加、旧作﹃I﹄に見られた﹁かいしんのいちげき﹂がミスする現象の削除、弱い敵からの﹁にげる﹂が必ず成功するなど、﹃III﹄以降とほぼ同様の戦闘システム仕様となっている。﹁せいすい﹂を戦闘中に使用すると敵にダメージが与えられる。また、﹁たいまつ﹂も同様に投げてダメージを与えられる。﹁せかいちず﹂に関しても戦闘中に使用が可能である。シナリオの追加[編集]
﹃II﹄において、北米のNES版に存在したゲーム開始時のオープニングシーンが、本作に追加された︵ムーンブルク城がハーゴン軍団に襲撃されるシーン︶。このオープニング用のBGMとして、楽曲﹃パストラール〜カタストロフ﹄が新たに追加された[注釈 5]。 また同じく﹃II﹄において、ベラヌールの宿屋に初めて泊まった時、サマルトリアの王子がハーゴンの呪いにより病気になり、復帰条件を満たすまでパーティから離脱するイベントが追加された[注釈 6]。ゲームバランスの調整[編集]
以下の点が変更され、全体的にクリアが容易となっている。 解説文中の呪文の詳細はドラゴンクエストシリーズの呪文体系を参照。その他の変更点・共通[編集]
●所持金の最大値が65535ゴールドから99999ゴールドに増加した。 ●BGMの一部変更。﹃I﹄と﹃II﹄が同じソフトに収録されたことで、一部のBGMが両作品で共通化されている[注釈 8]。その他の変更点︵﹃I﹄︶[編集]
●戦闘において﹁︵主人公名︶がみがまえるよりもはやく︵モンスター名︶はおそいかかってきた!﹂状況以外でも、コマンド入力後の行動順が﹃II﹄同様、主人公よりモンスターが先になる場合がある。 ●一部のモンスターの種族で中堅クラスのグラフィックが左右反転では無くなり、全て同じ向きになった。 ●﹁岩山の洞窟﹂﹁竜王の城﹂のダンジョンのマップの変更。 ●﹃III﹄同様、﹁にじのしずく﹂を使うのは一度だけになった。 ●竜王との問答が﹁はい・いいえ﹂の両方とも2段階になった[注釈 9]。 ●竜王の誘いに乗った場合の結末が夢オチに変更され、リムルダールからゲームを再開できる。その際﹁夕べは随分とうなされていた﹂と宿屋の主人にも心配されるが、FC版のように[注釈 10]主人公のステータスや所持している道具はイベントを行った時点から一切巻き戻されたりせず、武器が実際に失われることもない。その他の変更点︵﹃II﹄︶[編集]
●モンスターの出現匹数による獲得経験値の割増[注釈 11]が廃止。純粋にモンスターを倒した分だけ加算されるようになった。 ●ローレシア地下牢の﹁じごくのつかい﹂が﹁あくましんかん﹂に変更。一度戦闘すると︵こちらが全滅した場合も︶二度と出現しない。この﹁あくましんかん﹂を倒すと必ず﹁いかずちのつえ﹂をドロップする︵所持アイテムに空きがない場合はドロップしない︶。またハーゴンの城でのあくましんかんやベリアルを倒した際に﹁いかずちのつえ﹂をドロップすることがある。 ●戦闘中に仲間全員のHPが0になった際のメッセージが変更された。 ●オリジナル版ではエンディングを迎えるためにはベラヌールの町の通路の扉を1か所開ける必要があるが、リメイク版ではラストボスを倒すとその扉が消えるようになった。 ●オリジナル版で登場した﹁まちのうたひめアンナ﹂は登場しない。 ●5つの紋章に関して、公式ガイドブックでは、物ではなく﹁心に刻む﹂ものとされている[4]。BSドラゴンクエストI[編集]
BSドラゴンクエストI | |
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ジャンル | ロールプレイングゲーム ゲームミュージック・ラジオドラマ番組 |
ラジオ | |
放送期間 | 第1話:1996年2月4日 - 2月9日 第2話:1996年2月11日 - 2月16日 第3話:1996年2月18日 - 2月23日 第4話:1996年2月25日 - 3月1日 |
放送局 | セント・ギガ |
放送時間 | 日曜日 - 金曜日 18:00 - 19:00 |
放送形式 | 録音 |
その他 | 再放送:1996年4月29日 - 5月25日 月曜日 - 土曜日 17:00 - 18:00 |
ゲーム | |
対応機種 | サテラビュー |
開発元 | 任天堂 原作プログラム:チュンソフト |
発売元 | エニックス 任天堂 セント・ギガ |
メディア | BSデータ放送によるダウンロードゲーム |
プレイ人数 | 1人 |
その他 | 放送日時はラジオ日程参照 |
テンプレート - ノート |
声の出演[編集]
スタッフ[編集]
- シナリオ・ゲームデザイン:堀井雄二
- モンスターデザイン:鳥山明
- 作曲・編曲・指揮:すぎやまこういち
- 音声シナリオ:菱田達也
- オリジナル版プログラム:田村孝平
- BS版プログラム:佐々木誠、住吉伸啓、樽角真澄、小金沢信人、石川幹洋
- BS版サウンド:尾崎裕一
- BS版グラフィック:小野塚英二、三島幹雄、松原祥、
- BS版制作協力:矢作貞雄、山本秀樹(いずれもエニックス)
- スペシャルサンクス:西川佳孝、北村典子、スーパーマリオクラブデバグチーム
- BS版プロデューサー:薬師寺文佳(St.GIGA)、大和聡
- 音声ディレクター:板倉洋行(St.GIGA)
- BS版ゲームディレクター:堀田拓司
- 総合プロデューサー:千田幸信(エニックス)
- パブリッシャー:福島康博(エニックス)
- 制作:エニックス、任天堂、St.GIGA
セント・ギガ 日曜日-土曜日 18:00 - 19:00 スーパーファミコンアワー 音声連動ゲーム枠 |
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前番組 | 番組名 | 次番組 |
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