「大阪フィルハーモニー交響楽団」の版間の差分
m →年譜: マーラーの交響曲第8番と交響曲第2番のリンクを「千人の交響曲」「復活」まで含める。 |
Yu185amagi (会話 | 投稿記録) m編集の要約なし タグ: ビジュアルエディター モバイル編集 モバイルウェブ編集 |
||
29行目: | 29行目: | ||
年間10回の定期演奏会のほか、レコーディングも活発に行う。西成区岸里に専用練習場「大阪フィルハーモニー会館」を持ち、長年にわたり「大フィル(だいフィル)」の愛称で親しまれている。公式サイトの「プロフィール」に掲載されていた記事によれば、「日本で一番多くレコード、CDを発表しているオーケストラ」。 |
年間10回の定期演奏会のほか、レコーディングも活発に行う。西成区岸里に専用練習場「大阪フィルハーモニー会館」を持ち、長年にわたり「大フィル(だいフィル)」の愛称で親しまれている。公式サイトの「プロフィール」に掲載されていた記事によれば、「日本で一番多くレコード、CDを発表しているオーケストラ」。 |
||
創立者(現・創立名誉指揮者)[[朝比奈隆]]の時代に、[[アントン・ブルックナー|ブルックナー]]や[[ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン|ベートーヴェン]]などの[[交響曲]]の演奏で全国的に知られるようになった。[[1975年]][[10月12日]][[リンツ]]郊外の聖フローリアン教会での[[アントン・ブルックナー|ブルックナー]]の[[交響曲第7番 (ブルックナー)|交響曲第7番]]や、[[1994年]][[7月24日]]サントリーホールでの[[交響曲第8番 (ブルックナー)|交響曲第8番]]などの |
創立者(現・創立名誉指揮者)[[朝比奈隆]]の時代に、[[アントン・ブルックナー|ブルックナー]]や[[ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン|ベートーヴェン]]などの[[交響曲]]の演奏で全国的に知られるようになった。[[1975年]][[10月12日]][[リンツ]]郊外の聖フローリアン教会での[[アントン・ブルックナー|ブルックナー]]の[[交響曲第7番 (ブルックナー)|交響曲第7番]]や、[[1994年]][[7月24日]]サントリーホールでの[[交響曲第8番 (ブルックナー)|交響曲第8番]]などの演奏の多くは、今日でもCDで聴くことができる。 |
||
[[2003年]]、[[大植英次]]が音楽監督に就任し、同年[[5月9日]]および10日の[[ザ・シンフォニーホール]]での音楽監督就任披露演奏会で[[グスタフ・マーラー|マーラー]][[交響曲第2番 (マーラー)|交響曲第2番]]「復活」、[[2005年]][[3月20日]]サントリーホールでの就任後初の東京定期演奏会で[[グスタフ・マーラー|マーラー]][[交響曲第6番 (マーラー)|第6番]]「悲劇的」を取り上げ、いずれも大成功を収めた。大植の指揮で、定期演奏会では演奏会形式のオペラ(『[[サムソンとデリラ (オペラ)|サムソンとデリラ]]』([[2004年]])、『[[トスカ]]』([[2005年]]))も披露したほか、近代曲などもとりあげた。 |
[[2003年]]、[[大植英次]]が音楽監督に就任し、同年[[5月9日]]および10日の[[ザ・シンフォニーホール]]での音楽監督就任披露演奏会で[[グスタフ・マーラー|マーラー]][[交響曲第2番 (マーラー)|交響曲第2番]]「復活」、[[2005年]][[3月20日]]サントリーホールでの就任後初の東京定期演奏会で[[グスタフ・マーラー|マーラー]][[交響曲第6番 (マーラー)|第6番]]「悲劇的」を取り上げ、いずれも大成功を収めた。大植の指揮で、定期演奏会では演奏会形式のオペラ(『[[サムソンとデリラ (オペラ)|サムソンとデリラ]]』([[2004年]])、『[[トスカ]]』([[2005年]]))も披露したほか、近代曲などもとりあげた。 |
2021年4月7日 (水) 01:29時点における版
![]() |
大阪フィルハーモニー交響楽団 | |
---|---|
![]() 専用練習場の大阪フィルハーモニー会館 | |
基本情報 | |
出身地 |
![]() 大阪府大阪市西成区岸里 |
ジャンル | クラシック音楽 |
活動期間 | 1947年 - |
公式サイト | 大阪フィルハーモニー交響楽団 |
メンバー |
音楽監督 尾高忠明 指揮者 角田鋼亮 桂冠指揮者 大植英次 ソロ・コンサートマスター 崔文洙 コンサートマスター 須山暢大 |
旧メンバー |
創立名誉指揮者 朝比奈隆 |
概要
年間10回の定期演奏会のほか、レコーディングも活発に行う。西成区岸里に専用練習場﹁大阪フィルハーモニー会館﹂を持ち、長年にわたり﹁大フィル︵だいフィル︶﹂の愛称で親しまれている。公式サイトの﹁プロフィール﹂に掲載されていた記事によれば、﹁日本で一番多くレコード、CDを発表しているオーケストラ﹂。 創立者︵現・創立名誉指揮者︶朝比奈隆の時代に、ブルックナーやベートーヴェンなどの交響曲の演奏で全国的に知られるようになった。1975年10月12日リンツ郊外の聖フローリアン教会でのブルックナーの交響曲第7番や、1994年7月24日サントリーホールでの交響曲第8番などの演奏の多くは、今日でもCDで聴くことができる。 2003年、大植英次が音楽監督に就任し、同年5月9日および10日のザ・シンフォニーホールでの音楽監督就任披露演奏会でマーラー交響曲第2番﹁復活﹂、2005年3月20日サントリーホールでの就任後初の東京定期演奏会でマーラー第6番﹁悲劇的﹂を取り上げ、いずれも大成功を収めた。大植の指揮で、定期演奏会では演奏会形式のオペラ︵﹃サムソンとデリラ﹄︵2004年︶、﹃トスカ﹄︵2005年︶︶も披露したほか、近代曲などもとりあげた。 朝比奈隆の時代から、ヨーロッパ︵とりわけドイツ、オーストリア︶のオーケストラの音に連なるいわゆる﹁大フィルサウンド[注釈 1]﹂で知られる。なお、朝比奈隆時代の最後はコンサートマスターに岡田英治と梅沢和人、第2ヴァイオリンの首席に藤井允人を擁していた。2004年9月から、梅沢に加え、首席コンサートマスターロバート・ダヴィドヴィチ︵Robert Davidovich︶、首席客演コンサートマスター長原幸太が就任。2006年4月から、首席コンサートマスター長原、コンサートマスター梅沢の体制になり、加えて2009年11月から崔文洙が入団、客演コンサートマスターに就任。梅沢は2010年2月をもって退団。 2012年3月、大植が音楽監督を退任、同時に長原も退団した。大植は、音楽監督は退任したものの、﹁桂冠指揮者﹂として引き続き大フィルとの関係を保つこととなった。同年9月、田野倉雅秋が特別客演コンサートマスターに、渡辺美穂がコンサートマスター[注釈 2]に、それぞれ就任。 2014年4月、井上道義が首席指揮者に、田野倉雅秋が首席コンサートマスターに、それぞれ就任。同年12月、コンサートマスター渡辺美穂が退団。 2016年4月、角田鋼亮が指揮者に就任。 2017年3月、井上道義が首席指揮者を退任、同年4月、尾高忠明がミュージック・アドヴァイザーに就任。 2018年4月、尾高忠明が第3代音楽監督に就任。 また、大フィルメンバーで結成された﹁ブルーメンクァルテット[注釈 3]﹂、﹁Quartetto RoSSo[注釈 4]﹂、﹁Quartet 雅[注釈 5]﹂、﹁アンサンブル﹁弐﹂[注釈 6]﹂や、大フィルメンバー以外の奏者も参加している﹁ベルリントリオ[注釈 7]﹂、﹁ザ・シンフォニーホール弦楽合奏団ストリングクインテット[注釈 8]﹂など、多くの室内合奏団が結成されて、中には東京公演を行う合奏団もあるなど、活発な演奏活動を続けている。年譜
![]() | この節は大言壮語的な記述になっています。 |
![]() | この節に雑多な内容が羅列されています。 |
歴代常任指揮者・音楽監督等
●1947年 - 2001年 朝比奈隆︵常任指揮者/のち音楽総監督・没後は創立名誉指揮者︶ ●2003年 - 2012年 大植英次︵音楽監督/2012年4月より桂冠指揮者︶ ●2014年 - 2017年 井上道義︵首席指揮者︶ ●2018年 - 尾高忠明︵音楽監督︶演奏会
- 定期演奏会
- フェスティバルホール(年間10プログラム、演奏会回数20回)
- 東京定期演奏会
- 岐阜定期演奏会
- サラマンカホール(年間1プログラム、演奏会回数1回)
- マチネ・シンフォニー
- ザ・シンフォニーホール(年間2プログラム、演奏会回数2回)
- ソワレ・シンフォニー
- ザ・シンフォニーホール(年間2プログラム、演奏会回数2回)
- 京都特別演奏会
- 京都コンサートホール(年間1プログラム、演奏会回数1回)
- 神戸特別演奏会
- 神戸国際会館こくさいホール(年間1プログラム、演奏会回数1回)
- 新春名曲コンサート
- フェスティバルホール(年間1プログラム、演奏会回数1回)
- 3大交響曲の夕べ
- フェスティバルホール(年間1プログラム、演奏会回数1回)
- 南海コンサート
- 大阪狭山市文化会館(SAYAKAホール)、浪切ホール、河内長野市立文化会館(ラブリーホール)など、南海電鉄沿線のホール(年間1プログラム、演奏会回数1回)
- 八尾演奏会
- 八尾市文化会館(プリズムホール)(年間1プログラム、演奏会回数1回)
- にしなりクラシック
- 大阪フィルハーモニー会館(年間2プログラム、演奏会回数2回)
- 三木「第九」演奏会
- 三木市文化会館(年間1プログラム、演奏会回数1回)
- KEIBUN第九演奏会
- 滋賀県立芸術劇場 びわ湖ホール(年間1プログラム、演奏会回数1回)
脚注
注釈
出典
関連項目
外部リンク
- 公式ウェブサイト
- 大阪フィルハーモニー交響楽団 (@Osaka_phil) - X(旧Twitter)