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トリブス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

: Tribus[1]
400264
17

civitas optimo iure調[2][3][4][1]

4tribus urbanatribus rustica517[ 1]24143135[6]

[]

[]


42005000104616400[7]3munus[8]

[]


[ 2]11[10]3[ 3][11][12]

[]


[13]

7[14][15]

divisores[16][17][18][19]Ambitus[20][21]

nomenclator[22]

[23][24][25]

[]


[ 4]tribuni aerarii[26][27]

[]


[28]provocatioquaestiones[29]

23centumviri115[30][31][32][28]3[33]

123Lex Sempronia indiciaria[34]Lex Cornelia iudiciaria70Lex Aurelia iudiciaria[35][36]

[]

殿1750

[]


7533[37]

Ramnes

Tities

LuceresLucumo[ 5]

1101[40]

3







3[ 6]3

[41]3tres[6]

[]

[]


6 調644Tributum[42]Lustrum4[43]

4

Palatina

Suburana

Collina

Esquilina

[ 7]34[45]

[]




3264430

231435

[46]261De vita populi romani[47]
最古のトリブスに関わる年表
紀元前6世紀中頃(計4+α)
パラティナ区
スブラナ区
コッリナ区
エスクィリナ区
15農村トリブス設置?
紀元前509年
共和政ローマ樹立
紀元前504年
クラウディウス氏族移住
紀元前499年
クルストゥメリウム占領
紀元前495年(計21)
クラウディア区
クルストゥミナ区

42pagipagus[48]πάγος[ 8]Paganalia[49][50][47]

49521[51]4953121[52]









[53]

[54][ 9][55]


455


441435430


 (424)





403

[]


ager publicusager Romanus[56]deductio coloniaeadsignatio viritim[57][58]

[]


[59]200退[60][61]

[]

1863

[62]4[63]

353civitas sine suffragio[64][ 10]3[66]22[67]

[8]

[]


[68][69]

[70]

[]


調5[71]3[4]M. Tullius M. f. Cor. Cicero[72]

4[73]censoria notatribu movere[74][75][76][77][78]aerariiaerariusTabulae Caerites[64]

204[ 11]3534[79]

調[80]

[]


312[ 12]304[ 13]4[81]220212[82]168[ 14][83][84][76][85]

13058[86][87]調[88][89]

32158[90]

[]


1231[91]3510[92]8631[93]

[36][94][95]

70[96][97]

退[]


退退[98]

一覧[編集]

都市トリブス(公式順)
設立年 名称 略号 名称の由来 起源 備考
紀元前6世紀中頃 スブラナ区 Suc.[注釈 15] 丘の名前 セルウィウス・トゥッリウス王による創設 劣ったトリブス[76]
エスクィリナ区 Esq.
コッリナ区 Col.
パラティナ区 Pal.
最古の17農村トリブス
設立年 名称 略号 名称の由来 起源 拡張(同盟市戦争前)[99] 拡張(同盟市戦争後) 所属著名人
紀元前6世紀中頃? アエミリア区 Aem. アエミリウス氏族 分断された拡張
カミリア区 Cam. カミリウス氏族? ティブル領、分断された拡張
コルネリア区 Cor. コルネリウス氏族 分断された拡張、アルピヌムやウンブリアの一部 6分割 キケロ
ファビア区 Fab. ファビウス氏族 分断された拡張 カエサル
ガレリア区 Gal. ガレリウス氏族?地名? ウェイイ領、分断された拡張、大スキピオ配下の退役軍人 ヒルピニ族
ホラティア区 Hor. ホラティウス氏族 アリキアなど、分断された拡張
レモニア区 Lem. レモニウス氏族?
メネニア区 Men. メネニウス氏族 ペドゥム領、プラエネステ領など、分断された拡張
パピリア区 Pap. パピリウス氏族 トゥスクルム領など、分断された拡張
ポッリア区 Pol. ポッリウス氏族 分断された拡張、アエミリア街道沿い、リグーリア州ガリア・キサルピナの一部など 拡張なし マルクス・リウィウス・サリナトル
プピニア区 Pup. プピニウス氏族 分断された拡張、カンパニア州ウンブリア州の一部 衰退
ロミリア区 Rom. ロミリウス氏族 ロムルスがウェイイから奪った土地が元[100] ウェイイ領 ソラ
セルギア区 Ser. セルギウス氏族 分断された拡張、サビニ領 マルシ人、パエリグニ族
ウォルティニア区 Vol. ウォルティニウス氏族 分断された拡張、サムニウムへのスキピオ配下退役軍人入植、エトルリアの一部など サムニウム
ウォトゥリア区 Vot. ウォトゥニウス氏族? オスティアアンティウムなど
紀元前495年 クラウディア区 Cla. クラウディウス氏族 氏族が移住したティベリス川東岸 フィデナエアエクイ族領など アプリア
クルストゥミナ区 Clu. クルストゥメリウム クルストゥメリウム領 サビニ領、分断された拡張 ポンペイウス
追加された14農村トリブス[101]
設立年 名称 略号 名称の由来 起源 拡張(同盟市戦争前) 拡張(同盟市戦争後)[99] 所属著名人
紀元前389年 アルネンシス区 Arn. ウェイイ ガイウス・クラウディウス・ネロ
サバティナ区 Sab. 分断された拡張、エトルリアの一部 エトルリアの一部
ステッラティナ区 Ste. 分断された拡張 エトルリアの一部
トロメンティナ区 Tro. 分断された拡張 エトルリアの一部
紀元前358年 ポブリリア区 Pob. プブリリウス氏族 ウォルスキ族領? アナグニア(ヘルニキ) ヘルニキ領
ポンプティナ区 Pom. ウォルスキ族領? 分断された拡張、リグリアの一部 ルカニア人
紀元前332年 マエキア区 Mae. ラヌウィウム 5分割
スカプティア区 Sca. 消滅した都市スカプティア ウェリトラエ人 ウェリトラエ領
紀元前318年 ファレルナ区 Fal. ヴォルトゥルノ川沿いのアゲル・ファレルヌス 個人的土地分配 プテオリなど、分断された拡張
オウフェンティナ区 Ouf. ウフェンス川 プリウェルヌム領の個人的土地分配 テッラキナなど、分断された拡張
紀元前299年 アニエンシス区 Ani. アニオ川峡谷 ラテン人領への個人的土地分配 投票権なき市民権からの昇格
テレティナ区 Ter. flumine Terede フルシノ 元アウルンキ領への入植 ラテン植民市の一部
紀元前241年 クィリナ区 Qui. デンタトゥスの征服したサビニ人の土地への個人的土地分配
ウェリナ区 Vel. Lacus Velinus デンタトゥスの征服したプラエトゥッティ族の土地とピケヌム 分断された拡張、バレアレス諸島など

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ トリブス民会の投票単位であるため、常に偶数個ずつ増やされた[5]
  2. ^ トリブス民会は全市民、プレブス民会は平民のみ[9]。後にホルテンシウス法によってプレブスの民会も立法権を得ると両者の差がなくなった[10]
  3. ^ これまで所属トリブスと所属クラシスは無関係だったが、最低でも第一クラシス(と第二クラシス)は各トリブスごとに2つと変更された
  4. ^ エクィテスに近いと考えられている
  5. ^ ルケレスについてはカピトリウムの下にあった避難所(Asylum)を囲む二つの聖なる林(Lucus)から来ているという説[38]もあり、ティトゥス・リウィウスはその由来を分からないとしている[39]
  6. ^ 前後ラムレス、前後ティティエス、前後ルケレスの6つ
  7. ^ γενιχἀς氏族に根ざした[44]
  8. ^ ギリシア語のpagosは岩山だがそれに対応するラテン語Pagusは区分された土地というような意味
  9. ^ ケンソルの職能については後述
  10. ^ カエレ人がcivitas s.s.を与えられた最初の例かどうか、また時期がいつだったかは異論がある[65]
  11. ^ ガイウス・クラウディウス・ネロマルクス・リウィウス・サリナトル
  12. ^ ケンソルはアッピウス・クラウディウス・カエクス
  13. ^ ケンソル、クィントゥス・ファビウス・マクシムス・ルリアヌス
  14. ^ 大グラックス
  15. ^ 理由は不明だがSub.ではなくSuc.で正しい

出典[編集]

  1. ^ a b Taylor, p.8.
  2. ^ キケロ『法律について』3.7
  3. ^ 砂田(1992), p.13.
  4. ^ a b Taylor, p.3.
  5. ^ Taylor, p.9.
  6. ^ a b Taylor, p.4.
  7. ^ 歴史 (ポリュビオス)』6.20
  8. ^ a b 毛利(2007), p.45.
  9. ^ リウィウス, p.235.
  10. ^ a b リウィウス, p.239.
  11. ^ Taylor, p.24.
  12. ^ 砂田(1995), pp.16-17.
  13. ^ 砂田(1993), p.89.
  14. ^ Taylor, p.14.
  15. ^ Taylor, p.29.
  16. ^ Taylor, pp.14-15.
  17. ^ スエトニウス, アウグストゥス、3.
  18. ^ 砂田(1993), p.82.
  19. ^ キケロ『ウェッレース弾劾』1.22-25
  20. ^ Berger, p.361.
  21. ^ 砂田(1992), p.7.
  22. ^ 砂田(1992), p.29.
  23. ^ キケロ『プランキウス弁護』72
  24. ^ キケロ『ムレナ弁護演説』72
  25. ^ キケロ『ムレナ弁護演説』70-71
  26. ^ 砂田(2000), p.4.
  27. ^ 砂田(2000), p.5-6.
  28. ^ a b Berger, p.521.
  29. ^ Berger, p.660.
  30. ^ Taylor, p.15.
  31. ^ 砂田(2000), p.10.
  32. ^ 砂田(2000), p.11.
  33. ^ Berger, p.386.
  34. ^ Berger, p.455.
  35. ^ Berger, p.548.
  36. ^ a b Taylor, p.16.
  37. ^ キケロ『国家論』2.14
  38. ^ プルタルコス対比列伝』ロムルス, 20.1
  39. ^ リウィウス, 1.13.8.
  40. ^ ディオニュシオス, 2.7.
  41. ^ 砂田(2001), p.5-6.
  42. ^ リウィウス, 1.43.
  43. ^ ウァレリウス・マクシムス『有名言行録』3.4.3
  44. ^ 砂田(2001), p.9(23).
  45. ^ ディオニュシオス, 4.14.1-2.
  46. ^ ディオニュシオス, 4.15.1-3.
  47. ^ a b Thomsen, p.116.
  48. ^ プルタルコス『対比列伝』ヌマ、16.4
  49. ^ ディオニュシオス, 4.15.2-3.
  50. ^ 砂田(2001), p.10.
  51. ^ リウィウス, 2.21.7.
  52. ^ 原田(1990), pp.10-11.
  53. ^ 砂田(2001), p.11-13.
  54. ^ 砂田(2001), p.13-14.
  55. ^ 原田(1990), pp.11-13.
  56. ^ Taylor, p.37.
  57. ^ 岩井, p.58.
  58. ^ Taylor, p.7.
  59. ^ 岩井, p.64.
  60. ^ 岩井, p.65.
  61. ^ 岩井, p.68.
  62. ^ Taylor, p.18.
  63. ^ リウィウス, 6.26.
  64. ^ a b ゲッリウス『アッティカの夜』16. 13. 7
  65. ^ 毛利(2010), p.36.
  66. ^ 毛利(2009), p.39.
  67. ^ Taylor, pp.18-19.
  68. ^ Taylor, p.10.
  69. ^ 砂田(2001), p.20.
  70. ^ Taylor, p.27.
  71. ^ 砂田(2000), p.1.
  72. ^ Taylor, p.12.
  73. ^ Taylor, p.17.
  74. ^ キケロ『国家論』4.10
  75. ^ 大プリニウス博物誌』18.3
  76. ^ a b c Taylor, p.11.
  77. ^ 砂田(2003), p.19.
  78. ^ 砂田(1995), p.18.
  79. ^ リウィウス, 29.37.
  80. ^ Taylor, p.23.
  81. ^ リウィウス, 9.46.
  82. ^ Taylor, p.139.
  83. ^ リウィウス, 45.15.
  84. ^ 大プリニウス博物誌』18.3.13
  85. ^ 砂田(2003), p.27-28.
  86. ^ ディオニュシオス『ローマ古代誌』4.24.5.
  87. ^ Taylor, p.141.
  88. ^ カッシウス・ディオ『ローマ史』39. 24. 1
  89. ^ Taylor, p.144-146.
  90. ^ スエトニウス, カエサル、41-42.
  91. ^ 砂田(2010), p.56.
  92. ^ アッピアノス、『内乱記』1.49
  93. ^ Taylor, p.102-105.
  94. ^ 砂田(2015), pp.7-8.
  95. ^ 砂田(2010), pp.56-57.
  96. ^ 砂田(2015), p.26.
  97. ^ Taylor, p.120.
  98. ^ Taylor, pp.19-20.
  99. ^ a b Taylor, p.95-97.
  100. ^ Taylor, p.38注10.
  101. ^ Taylor, pp.47-65.

[]

[]


 12008 

 

  1986 

[]


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R. Thomsen (1980). King Servius Tullius: A Historical Synthesis. Gyldendal 

西33,  : (393-134)西1985 

 654, censorcensor1990 

A.W.1992 

西41,  : 西1993 

 47 2, 1995 

西2000 

 : 西2001 

 : 西2003 

131,  2010 

147, 調2015 

 1162, municeps : 2007 

 1184, civitas sine suffragio()2009 

,37:35-59Tabulae Caeritum2010