日本三百名山
日本三百名山︵にほんさんびゃくめいざん︶とは、日本山岳会によって1978年︵昭和53年︶に選定された日本の300の山である[1]。1964年︵昭和39年︶深田久弥により﹃日本百名山﹄の100座が選定された。これに下位の200座(山上ヶ岳を含み荒沢岳を除く)を加えたものである。一方、1984年︵昭和59年︶に深田クラブが選定した﹃日本二百名山﹄では、﹁深田の百名山に、三百名山の残り200座から選ばれた99座(山上ヶ岳は含まれない)に荒沢岳1座を加えた100座を加える。﹂という方針で選定が進んだ。三百名山として羅列するときは二百名山から荒沢岳1座を除いた199座に101座(山上ヶ岳を含む)を加えて日本三百名山と称する。(二百名山と称する場合は荒沢岳は含まれるが、三百名山と称する場合は荒沢岳は除外される。)
●つまり
●日本百名山は深田の100座から構成される。
●日本二百名山(深田クラブが選定)は日本百名山の100座に、百名山よりも下位の100座(二百名山番号52番の荒沢岳を含む)を加えた合計200座から構成される。
●日本三百名山(日本山岳会が選定)は日本百名山の100座に、百名山よりも下位の100座から荒沢岳を除いた99座を加え、更に二百名山よりも下位の101座(三百名山番号250番の山上ヶ岳を含む)を加えた合計300座から構成される。
このため、日本百名山、日本二百名山、日本三百名山に選定されている山の合計は301座となる[2]。
山岳リスト[1]
日本三百名山一覧[編集]
日本二百名山に含まれるものを除く。
詳細は「日本百名山」を参照
詳細は「日本二百名山」を参照
脚注[編集]
- ^ 毎日新聞社(1997)
- ^ 『山と溪谷2011年1月号付録(山の便利手帳2011)』山と溪谷社、2010年12月、326-327頁、ASIN B004DPEH6G頁。