月ヶ岡駅
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月ヶ岡駅 | |
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駅全景(2019年7月) | |
つきがおか Tsukigaoka | |
◄中小屋 (2.8 km) (2.6 km) 知来乙► | |
所在地 |
北海道樺戸郡月形町字月ヶ岡 北緯43度19分29.59秒 東経141度37分5.08秒 / 北緯43.3248861度 東経141.6180778度 |
所属事業者 | 北海道旅客鉄道(JR北海道) |
所属路線 | 札沼線(学園都市線) |
キロ程 | 41.6 km(桑園起点) |
電報略号 | ツオ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面1線 |
開業年月日 | 1958年(昭和33年)7月1日[1] |
廃止年月日 | 2020年(令和2年)5月7日[報道 1] |
備考 |
無人駅 路線廃止に伴う廃駅 |
月ヶ岡駅︵つきがおかえき︶は、北海道樺戸郡月形町字月ヶ岡にあった北海道旅客鉄道︵JR北海道︶札沼線︵学園都市線︶の駅︵廃駅︶である。事務管理コードは▲130209[2]。
1976年の月ヶ岡駅と周囲約500m範囲。左が札幌方面。国土交通 省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成
●1958年︵昭和33年︶7月1日‥日本国有鉄道︵国鉄︶札沼線の駅として開業[1][3]。旅客のみを取扱う駅員無配置駅[4]。
●1987年︵昭和62年︶4月1日‥国鉄分割民営化に伴い、北海道旅客鉄道︵JR北海道︶に継承[1]。
●1991年︵平成3年︶3月16日‥札沼線に﹁学園都市線﹂の愛称を設定[報道 2][報道 3][5]。
●1993年︵平成5年︶‥駅舎が焼失したため、同年に待合所としてログハウスが建設される[新聞 1]。
●1996年︵平成8年︶3月16日‥札沼線︵学園都市線︶のうち、当駅を含む石狩当別駅︵現・当別駅︶ - 新十津川駅間でワンマン運転開始[5]。
●2000年︵平成12年︶‥札沼線︵学園都市線︶のうち、当駅を含む桑園駅 - 石狩月形駅間に自動進路制御装置 (PRC) を導入[6]。
●2018年︵平成30年︶‥待合所を改修[新聞 1]。
●2020年︵令和2年︶
●4月17日‥新型コロナウイルス感染症︵COVID-19︶に関する緊急事態宣言により、4月18日から5月6日まで全列車運休措置。実質的な最終営業日となる[報道 4]。
●5月7日‥北海道医療大学駅 - 新十津川駅間の廃止と共に廃駅となる[報道 1][新聞 2][新聞 3][新聞 4]。
歴史[編集]
駅名の由来[編集]
所在地名から[3]。駅構造[編集]
単式ホーム1面1線を有していた地上駅。石狩当別駅が管理していた無人駅。ログハウス駅舎だった。 2020年5月7日の北海道医療大学駅 - 新十津川駅間の廃止にあたって、同日未明にホームに設置されていた駅名標が撤去された[新聞 5]。-
駅舎(2019年7月)
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待合室(2019年7月)
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ホーム(2019年7月)
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駅名標(2017年7月)
利用状況[編集]
●2011 - 2015年︵平成23 - 27年︶の乗降人員調査︵11月の調査日︶平均は﹁10名以下﹂[報道 5]。 ●2012 - 2016年︵平成24 - 28年︶の乗車人員︵特定の平日の調査日︶平均は2.8人[報道 6]。 ●2013 - 2017年︵平成25 - 29年︶の乗車人員︵特定の平日の調査日︶平均は2.8人[報道 7]。 ●2014 - 2018年︵平成26 - 30年︶の乗車人員︵特定の平日の調査日︶平均は3.4人[報道 8]、乗降人員調査︵11月の調査日︶平均は﹁10名以下﹂[報道 9]。 ●2015 - 2019年︵平成27 - 令和元年︶の乗車人員︵特定の平日の調査日︶平均は3.2人[報道 10]。駅周辺[編集]
民家が数軒あるのみ。 ●国道275号 当駅廃止に伴う代替バス︵月形当別線︶停留所﹁月ヶ岡駅﹂が設置されている。月形方面は駅前ロータリー内、当別方面は国道上停留所に停車する[7]。今後の予定[編集]
2021年︵令和3年︶2月に月形町が示した方針では、鉄路の記憶と風景を後世へ繋いでいくため、待合所・ホーム共に保存するとされている[8]。隣の駅[編集]
北海道旅客鉄道︵JR北海道︶ 札沼線︵学園都市線︶ 中小屋駅 - 月ヶ岡駅 - 知来乙駅脚注[編集]
出典[編集]
(一)^ abc曽根悟︵監修︶ 著、朝日新聞出版分冊百科編集部 編﹃週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR﹄ 24号 石勝線・千歳線・札沼線、朝日新聞出版︿週刊朝日百科﹀、2009年12月27日、24-25頁。 (二)^ 日本国有鉄道営業局総務課 編﹃停車場一覧 昭和41年3月現在﹄日本国有鉄道、1966年、220頁。doi:10.11501/1873236。2022年12月10日閲覧。 (三)^ ab﹃北海道 駅名の起源﹄︵第1版︶日本国有鉄道北海道総局、札幌市、1973年3月25日、52-53頁。ASIN B000J9RBUY。 (四)^ ﹁札鉄二線に新駅開業﹂﹃交通新聞﹄交通協力会、1958年7月2日、1面。 (五)^ ab杉山茂﹁電化目前の学園都市線と専用気動車のこと﹂﹃鉄道ファン﹄第615号、交友社、2012年7月、27頁。 (六)^ ﹃JRガゼット﹄2009年10月号、交通新聞社 (七)^ “月形当別線 全体路線図”. 月形町. 2023年1月9日閲覧。 (八)^ “月形町札沼線鉄道跡地活用の基本方針︵素案︶” (PDF). 月形町. 2021年5月19日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年5月19日閲覧。報道発表資料[編集]
(一)^ ab﹃札沼線︵北海道医療大学・新十津川間︶の鉄道事業廃止届の提出について﹄︵PDF︶︵プレスリリース︶北海道旅客鉄道、2018年12月21日。 オリジナルの2018年12月24日時点におけるアーカイブ。2018年12月24日閲覧。 (二)^ ﹃札沼線︵学園都市線︶の電化について﹄︵PDF︶︵プレスリリース︶北海道旅客鉄道、2009年9月9日。2009年9月14日閲覧。 (三)^ ﹃札沼線︵学園都市線︶の電化開業時期について﹄︵PDF︶︵プレスリリース︶北海道旅客鉄道、2011年10月13日。2011年10月17日閲覧。 (四)^ ﹃札沼線︵北海道医療大学・新十津川間︶最終運行について﹄︵PDF︶︵プレスリリース︶北海道旅客鉄道、2020年4月16日。 オリジナルの2020年4月16日時点におけるアーカイブ。2020年4月16日閲覧。 (五)^ “極端にご利用の少ない駅︵3月26日現在︶” (PDF). 平成28年度事業運営の最重点事項. 北海道旅客鉄道. p. 6 (2016年3月28日). 2017年12月10日閲覧。 (六)^ ﹁札沼線(北海道医療大学・新十津川間︶﹂︵PDF︶﹃線区データ︵当社単独では維持することが困難な線区︶﹄、北海道旅客鉄道株式会社、2017年12月8日。2017年12月10日閲覧。 (七)^ ﹁札沼線(北海道医療大学・新十津川間︶﹂︵PDF︶﹃線区データ︵当社単独では維持することが困難な線区︶︵地域交通を持続的に維持するために︶﹄、北海道旅客鉄道株式会社、2018年7月2日。 オリジナルの2017年12月31日時点におけるアーカイブ。2018年7月4日閲覧。 (八)^ “札沼線︵北海道医療大学・新十津川間︶” (PDF). 線区データ︵当社単独では維持することが困難な線区︶(地域交通を持続的に維持するために). 北海道旅客鉄道. p. 3 (2019年10月18日). 2019年10月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年10月18日閲覧。 (九)^ “駅別乗車人員” (PDF). 全線区のご利用状況︵地域交通を持続的に維持するために︶. 北海道旅客鉄道. 2020年1月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年1月20日閲覧。 (十)^ “札沼線︵北海道医療大学・新十津川間︶” (PDF). 地域交通を持続的に維持するために > 輸送密度200人未満の線区︵﹁赤色﹂﹁茶色﹂5線区︶. 北海道旅客鉄道. p. 3 (2020年10月30日). 2020年11月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年11月4日閲覧。新聞記事[編集]
(一)^ ab“JR札沼線月ケ岡駅の待合所、町発信の拠点に 特産品販売所9日オープン 町内外から集客増期待 野菜販売、イベントも”. 北海道新聞社. (2018年6月9日). オリジナルの2018年12月17日時点におけるアーカイブ。 2018年6月9日閲覧。 (二)^ “札沼線・北海道医療大学―新十津川 20年5月7日に廃止”. 北海道新聞. (2018年12月8日). オリジナルの2018年12月17日時点におけるアーカイブ。 2018年12月8日閲覧。 (三)^ “札沼線廃止、21日にも届け出 JR、沿線4町と覚書調印”. 北海道新聞. (2018年12月21日). オリジナルの2018年12月23日時点におけるアーカイブ。 2018年12月23日閲覧。 (四)^ “JR札沼線、北海道医療大学-新十津川間が廃止へ 2020年5月、地元と合意”. 毎日新聞. (2018年12月20日). オリジナルの2018年12月23日時点におけるアーカイブ。 2018年12月23日閲覧。 (五)^ “札沼線静かに廃止 新十津川-道医療大 駅名標を撤去”. 北海道新聞. (2020年5月7日). オリジナルの2020年5月14日時点におけるアーカイブ。 2020年5月14日閲覧。関連項目[編集]
外部リンク[編集]