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村上ソングズ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
村上ソングズ
著者 村上春樹
和田誠
訳者 同上
イラスト 和田誠
発行日 2007年12月10日
発行元 中央公論新社
ジャンル 詩集エッセイ
日本の旗 日本
言語 日本語英語
形態 並製本
ページ数 182
コード ISBN 978-4-12-003896-9
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200712102004920058

29[ 1]20101110[2]

村上春樹が翻訳した歌詞[編集]

タイトル 作者 歌手・演奏者 備考
God Only Knows
神のみぞ知る
ブライアン・ウィルソントニー・アッシャー ザ・ビーチ・ボーイズ 村上は、ウィルソンとアッシャーが書いてビーチ・ボーイズが歌った曲をほかにも訳している。「キャロライン・ノー」を写真集『波の絵、波の話』(文藝春秋、1984年3月)の中で訳した。
Happiness Is a Thing Called Joe ハロルド・アーレンエドガー・イップ・ハーバーグ ナンシー・ウィルソン
Imitation of Live マイケル・スタイプマイク・ミルズ、ピーター・バック R.E.M.[注 2]
Autumn in New York
(ニューヨークの秋)
ヴァーノン・デューク テッド・ストレーター 村上は、エッセイ集『走ることについて語るときに僕の語ること』(文藝春秋、2007年10月)の中でもこの曲の一部を訳している。
Moonlight Drive ジョン・デンスモアロビー・クリーガーレイ・マンザレクジム・モリソン ザ・ドアーズ 村上は、上記の『波の絵、波の話』の中でこの曲を一度訳している。
Born to Be Blue ロバート・ウェルズメル・トーメ ヘレン・メリル
Jean ロッド・マッケン ロッド・マッケン 1969年公開の映画『ミス・ブロディの青春』の挿入歌。
On a Slow Boat to China
(中国行きのスロウ・ボート)
フランク・レッサー ビング・クロスビー & ローズマリー・クルーニー
Ingrid Bergman ウディ・ガスリー(詞)、ビリー・ブラッグ(曲) ビリー・ブラッグ & ウィルコ ウディ・ガスリーの未録音の詩にビリー・ブラッグが曲をつけた。
Blue Monk (Monkery's the Blues) セロニアス・モンク(曲)、アビー・リンカーン(詞) アビー・リンカーン
This House Is Empty Now バート・バカラックエルヴィス・コステロ アンネ・ソフィ・フォン・オッター
Patches
パッチズ
ロナルド・ダンバー、ジェネラル・ジョンソン クラレンス・カーター 柴田元幸のエッセイ集『愛の見切り発車』(1997年7月、新潮社)に収められた「特別付録 私のロックンロール・オールタイム・トップテン」において、村上はクラレンス・カーターの「パッチズ」を10曲のうちの1曲に選んでいる。
A Sleepin' Bee ハロルド・アーレントルーマン・カポーティ トニー・ベネット
Going Back to Okinawa ライ・クーダー ライ・クーダー
God Bless the Child ビリー・ホリデイアーサー・ハーツォグ・ジュニア ビリー・ホリデイ
Ev'rytime We Say Goodbye コール・ポーター ジューン・クリスティ(歌) & スタン・ケントン(ピアノ)
Galveston
ガルヴェストン
ジム・ウェッブ グレン・キャンベル 村上は、ジム・ウェッブが書いてグレン・キャンベルが歌った曲をほかにも訳している。「恋はフェニックスBy the Time I Get to Phoenix)」を上記の『波の絵、波の話』の中で訳した。
Suicide Is Painless
もしも、あの世にゆけたら
ジョニー・マンデル、マイク・アルトマン ザ・マッシュ[4] 1970年公開の映画『M★A★S★H マッシュ』の主題歌。
Loneliness Is a Well アイリーン・オーバニー、ジョー・オーバニー アニタ・オデイ 村上は『ポートレイト・イン・ジャズ2』(新潮社、2001年4月)でもアニタ・オデイが歌ったこの曲に触れている[注 3]
All I Wanna Do
オール・アイ・ワナ・ドゥ
デヴィッド・ベアウォルド、ビル・ボットレル、ウィン・クーパー、シェリル・クロウケヴィン・ギルバート シェリル・クロウ 村上はエッセイ集『うずまき猫のみつけかた』の中でも、「オール・アイ・ワナ・ドゥ」の歌詞が生まれたいきさつを紹介している[6]
この曲を収録したアルバム『チューズデイ・ナイト・ミュージック・クラブ』が長編『騎士団長殺し』に登場する[7]
Miss Otis Regrets コール・ポーター エラ・フィッツジェラルド
Days of Wine and Roses
酒とバラの日々
ジョニー・マーサーヘンリー・マンシーニ アニタ・カー・カルテット
Mr. Sheep ランディ・ニューマン ランディ・ニューマン 村上はこの作品以外にもランディ・ニューマンの歌を訳したことがある。"Better Off Dead" を「村上朝日堂」ホームページの中で訳した[8]
Disney Girls
ディズニー・ガールズ (1957)
ブルース・ジョンストン ブルース・ジョンストン この曲が最初に収録されたのはビーチ・ボーイズのアルバム『サーフズ・アップ』(1971年)。
Five O'clock Whistle キム・ギャノン、ジョゼフ・ジョー・マイロウ アイヴィ・アンダーソン
Don't Go to Strangers レッド・エヴァンズ、アーサー・ケント、デイヴ・マン ジョニ・ミッチェル
State Trooper ブルース・スプリングスティーン ブルース・スプリングスティーン 中央公論新社の担当編集者から「何かブルース・スプリングスティーンのものを」というリクエストがあり、訳したという[9]

和田誠が翻訳した歌詞[編集]

タイトル 作者 歌手・演奏者 備考
Bang Bang
バン・バン
ソニー・ボノ フランク・シナトラ
They Can't Take That Away from Me
誰にも奪えぬこの想い
ジョージ・ガーシュウィンアイラ・ガーシュウィン フレッド・アステア 和田が訳したこの曲は、村上も上記の『波の絵、波の話』の中で訳している。

脚注[編集]

注釈[編集]



(一)^ Nowhere Man[1] 20111

(二)^ R.E.M.[3]

(三)^ 2Loneliness Is a Well[5]

出典[編集]



(一)^ 8

(二)^ 

(三)^ R.E.M.5500 (2015214) -  

(四)^ 45cat - The Mash - Suicide Is Painless Song From M*A*S*H / The M*A*S*H March - Columbia - USA - 4S-45130

(五)^ 184

(六)^ 181-182

(七)^  1  201722436

(八)^ 西2001439

(九)^ 9

関連項目[編集]