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この項目では、温泉に関わる神社の総論について説明しています。温泉神社という名称の個別の神社については「温泉神社 (曖昧さ回避)」をご覧ください。 |
温泉神社︵おんせんじんじゃ︶は、神社の一種、あるいは通称である。温泉にちなむ神社のこと。
温泉に関わる、あるいは温泉を祀る神社である。日本各地の主に温泉地に存在する。
日本は火山帯が縦横に走り、各地に温泉がある。温泉は、湯神・温泉神として古来より崇敬の対象となってきた。その神を祀るのが湯神社・温泉神社である。古代に発見された温泉の多くは、大己貴神︵大国主︶と少彦名神が発見したと伝えられ、温泉神社の祭神である温泉神にはこの二神が充てられていることが多い。
延喜式神名帳に記載されている神社は、﹁温泉神社﹂が3社、﹁温泉石神社﹂﹁湯泉神社﹂﹁湯神社﹂﹁御湯神社﹂﹁玉作湯神社﹂が各1社など、温泉に関する式内社は計10社となっている。