ベーメ(英語表記)Jacob Böhme

デジタル大辞泉 「ベーメ」の意味・読み・例文・類語

ベーメ(Jakob Böhme)

 
15751624  

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精選版 日本国語大辞典 「ベーメ」の意味・読み・例文・類語

ベーメ

 

(一)( Jakob Böhme  ) 
 

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改訂新版 世界大百科事典 「ベーメ」の意味・わかりやすい解説

ベーメ
Jacob Böhme
生没年:1575-1624


︿25︿15︿3740︿1718J.W.H.W.

 ︿︿︿724︿︿︿2︿︿︿161216221623


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日本大百科全書(ニッポニカ) 「ベーメ」の意味・わかりやすい解説

ベーメ
べーめ
Jakob Böhme
(1575―1624)


()()Aurora1612()1618()

 ()調使()Franz Xavier von Baader17651841

 2015417

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ベーメ」の意味・わかりやすい解説

ベーメ
Böhme(Böhm; Behmen), Jakob

[生]1575.4.24? アルトザイデンベルク
[没]1624.11.21. ゲルリッツ
ドイツの神秘主義的哲学者。短期間の学校教育を受けただけで,一生を靴工として過した。ルター派の牧師 M.メラーに導かれて「肯定と否定のなかに万象はある」という宗教体験を得,この弁証法的原理を核として独自の思想を展開。無差別の絶対者から三位格の神,精神界,物質界にわたる三元的世界が生じるとし,F.シェリング,G.ヘーゲル,A.ショーペンハウアー,F.ニーチェ,H.ベルグソン,M.ハイデガーなどに大きな影響を残し,宗教面でも G.フォックス,初期クェーカー,ドイツ敬虔主義,N.ベルジャーエフ,P.ティリヒらに影響を与えた。主著『曙光』 Aurora,oder Morgenröthe im Aufgang (1612) ,『恩恵の選びについて』 Von der Gnadenwahl (23) ,『モーセ第1書注解』 Erklärung über das Erste Buch Mosis (23) ,『キリストへの道』 Der Weg zu Christo (23) 。

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百科事典マイペディア 「ベーメ」の意味・わかりやすい解説

ベーメ

 
︿25161216221623
 

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山川 世界史小辞典 改訂新版 「ベーメ」の解説

ベーメ
Jakob Böhme


15751624


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旺文社世界史事典 三訂版 「ベーメ」の解説

ベーメ
Jakob Böhme

1575〜1624
ドイツの神秘主義の思想家
主著の『アウローラ』で神秘的な神学的宇宙論を展開し,ルター派教会から異端とされたが,のち観念論哲学に大きな影響を与えた。

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世界大百科事典(旧版)内のベーメの言及

【幻視】より

…またジャンヌ・ダルクの得た幻視は有名である。この伝統はやがて,ある日突然神の啓示を受けて宗教的思索活動に身を投じたベーメや天使・精霊と対話できたと伝えられるスウェーデンボリらに受け継がれた。一方,芸術家たちも創作上の霊感を得るために幻視体験や瞑想修業を重視し,W.ブレークは〈幻視とは洗い清められた感覚で自然を見ることにほかならない〉として,詩作や絵画制作そのものを幻視体験と同一視した。…

【ドイツ神秘主義】より

…中世後期から近世にかけて,一連の系譜をなすドイツ人神秘家たちによって担われたキリスト教神秘主義の歴史的形態。狭義には,14世紀前半のエックハルトゾイゼタウラーを中心にした活動とその思想をさし,広義には,その3者以前のビンゲンのヒルデガルトやマクデブルクのメヒティルトMechthild von Magdeburg(1210ころ‐82か94)などの女性神秘家たち,および3者以後その精神をさまざまな変容において継承・展開したニコラウス・クサヌスベーメ,さらにはドイツ・ロマン主義のノバーリス,ドイツ観念論のフィヒテ,シェリングなどに及ぶ精神的系譜を総称する。ドイツ神秘主義は,キリスト教史の枠を越えてヨーロッパ精神史を貫流する一大潮流をなしている。…

【錬金術】より


5︿3 M.J.N.Thomas NortonGeorge Ripley,E.J.B.vanR.

※「ベーメ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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