週刊マンガ世界の偉人
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﹃週刊マンガ世界の偉人︵しゅうかんマンガせかいのいじん︶﹄は、朝日新聞出版が2012年1月17日に創刊した、分冊百科方式の週刊漫画雑誌。世界や日本の偉人の生涯を、有名漫画家の手による漫画作品で紹介する。当初は50号の予定だったが、30号延長され[1]、2013年8月20日発売の80号で終刊した[2]。
付録として50号までに、藤原カムイの作画による﹁世界史人物カード﹂が9枚︵1冊辺り︶添付される。漫画化されなかった人物も多く登場し、最低18枚集めることで対戦ゲームを楽しむことができる。51号からは各号の漫画家描き下ろしの﹁ポストカード﹂が添付される。
リスト[編集]
※人物の表記は公式リリースをもとにした。
この他、作品解説キャラクター︵デザイン‥吉田健一、作画‥森ゆきなつ︶を描いた﹃メリーノ!﹄が毎号掲載。
作品解説キャラクター[編集]
メリーノ・ド・パンパイプ ヒツジ星の王子。地球の偉人を勉強するために地球を訪れ、ひょんなことから牧場家に居候することになる。立派な王を目指しているが、かなりのトラブルメーカー。ヒツジ星のアイテムが騒動を起こすこともしばしば。ヒツジ星とオオカミ星の関係が改善されたことで、ヒツジ星に戻るが、ヒツジ星で開発されたワープトンネルを用いて、牧場家での生活を再開。 牧場ヨーイチ︵まきば ヨーイチ︶ 牧場家の長男。小学5年生。おっちょこちょいな性格。両親と妹との4人家族でマンション暮らし。メリーノを拾ってきた。 牧場マミ︵まきば マミ︶ 牧場家の長女。小学3年生。しっかり者で兄のヨーイチやメリーノには手を焼いている。ヨーイチのことは﹁おにイ﹂と呼んでいる。 牧場マオ︵まきば マオ︶ 牧場兄妹の母親。おっとりしていて優しい性格。メリーノやモヘアからも慕われている。ヨーイチとマミからは﹁ママ﹂、メリーノからは﹁ママ殿﹂、モヘアからは﹁ママ様﹂と呼ばれている。尚、マオの夫にしてヨーイチとマミの父親は正式に登場はしていない。 モヘア・ド・パンパイプ ヒツジ星の王女でメリーノの姉。王女らしく気品溢れる女性だが、かなりの天然。 アンゴラ メリーノに仕えるヤギの執事。とても有能。マッチョに変化することも可能。両親も登場した。 スタディ・ベル ヒツジ星の自律式勉強道具で鈴の形をしている。その場に合った偉人の話を行う。お仕置き機能も付いており、初登場時は勉強をサボっていたメリーノにお仕置きした。 青空ウタコ︵あおぞら ウタコ︶ ヨーイチの同級生。裕福な家柄で育った令嬢で仕切り屋。ピアノを習っているが下手。 大木ダイチ︵おおき ダイチ︶ ヨーイチの同級生。ぽっちゃりマッチョが特徴な少年。女好きな一面もある。 大神ケン︵おおがみ ケン︶ マミの同級生。礼儀正しい性格。ブランカの息子だが、母が餓狼団として活動していることは知らずにいた。母の秘密を知った際には家出し、青空家に身を寄せるが、ヒツジ星とオオカミ星の関係が改善された後、両親やハカセと共にオオカミ星に戻ることにした。 ブランカ オオカミ星人で構成された盗賊団﹁餓狼団︵がろうだん︶﹂のリーダーを務める女性にしてケンの母。普段は主婦として活動している。オオカミ星はヒツジ星とは同盟関係にあるが、友好的な﹁友ダ派︵友だちかじるのダメ派︶﹂とヒツジ星の民を捕食したい﹁かじり派︵一口かじらせろ派︶﹂に分かれており争いが続いている。﹁かじり派﹂の餓狼団は王子のメリーノを誘拐してヒツジ星との交渉に使おうとしているが、毎回誘拐には失敗しており、餓狼団の活動費用はままならない。最終的には夫・プーティンの説得によりヒツジ星と和解する。 ハカセ 餓狼団の一員。ハカセの名の通り発明家。地球の発明品にも興味を示す。ブランカに恋心を抱いていたため、彼女が子持ちであることを知ったときはショックを隠せなかった。 プー 餓狼団の一員。のんびり屋で食いしん坊。語尾に﹁プー﹂を付ける。その正体はオオカミ星の大統領にしてブランカの夫の﹁プーティン﹂友ダ派とかじり派のどちらが正しいかを見極めるために正体を隠して活動していた。オオカミ星が新種の病気により滅亡の危機に瀕した際に、ヒツジ星で開発された薬に助けられたことから、プーティンに戻り、ヒツジ星と和解する。 メリーノ・ド・パンパイプⅠ世 メリーノの先祖。オオカミ星にヒツジ星の羊毛を売り、オオカミ星からは工芸品を購入し、互いの星を発展させていった。脚注[編集]
- ^ 朝日新聞出版. “「週刊マンガ世界の偉人」30号延長決定!!”. 2012年11月15日閲覧。
- ^ “朝日新聞出版 最新刊行物:分冊百科:週刊 マンガ世界の偉人:バックナンバー”. 2019年6月28日閲覧。
関連項目[編集]
外部リンク[編集]
- 週刊マンガ世界の偉人 - 朝日新聞出版