くふうハヤテベンチャーズ静岡
くふうハヤテベンチャーズ静岡 | |
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Kufu HAYATE Ventures Shizuoka | |
会社名 | ハヤテ223株式会社 |
創設 | 2023年 |
所属リーグ | |
ウエスタン・リーグ(2024年 - ) | |
歴代チーム名 | |
くふうハヤテベンチャーズ静岡(2024年 - ) | |
本拠地 | |
ちゅ〜るスタジアム清水(静岡県静岡市清水区) | |
収容人員 | 10,000 |
獲得タイトル | |
シリーズ優勝(0回) | |
- | |
リーグ優勝(0回) | |
- | |
球団組織 | |
運営母体 |
ハヤテグループ くふうカンパニー |
GM | 山下大輔 |
監督 | 赤堀元之 |
種類 | 株式会社 |
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本社所在地 |
日本 〒424-0872 静岡県静岡市清水区平川地20番2号 北緯35度00分41.064秒 東経138度27分39.451秒 / 北緯35.01140667度 東経138.46095861度座標: 北緯35度00分41.064秒 東経138度27分39.451秒 / 北緯35.01140667度 東経138.46095861度 |
設立 | 2023年4月6日 |
業種 | サービス業 |
法人番号 | 6080001025561 |
代表者 |
池田省吾(社長) 杉原行洋(代表取締役) |
外部リンク | https://hayateventures.jp/ |
特記事項:2024年4月4日付で所在地を静岡県静岡市葵区御幸町3番地の21静岡市産学交流センターから現住所に変更。 |
くふうハヤテベンチャーズ静岡︵くふうハヤテベンチャーズしずおか、英: Kufu HAYATE Ventures Shizuoka︶は、日本のプロ野球球団。静岡県を拠点に、2024年から日本野球機構︵NPB︶のウエスタン・リーグに参加している。運営法人はハヤテ223株式会社。
概要
日本野球機構︵NPB︶によるファームリーグへの参加承認を受けており、2024年から二軍戦に新規参入。ファームリーグへの新規参加は2005年の東北楽天ゴールデンイーグルス以来、二軍のみの参加では1950年の山陽クラウンズ︵1952年解散︶以来となる。また、静岡県からのプロ野球参入は独立リーグを含めて初めてである[注釈 1]。 運営母体は東京都に本社を置くハヤテグループで、運営法人の名称﹁ハヤテ223﹂は同社の﹁ハヤテ﹂と富士山に由来する[1]。 本拠地は清水区の静岡市清水庵原球場︵ちゅ〜るスタジアム清水︶で、他に静岡草薙球場・浜松球場・ 静岡県営愛鷹球場でも公式戦を行う[2]。 ウエスタン・リーグで使用される表記は、通称が﹁くふうハヤテ﹂で略称は﹁ハ﹂、アルファベット略称は﹁V﹂が使用される[3]。歴史
ファーム新球団への内定
NPBのファームリーグ︵イースタン・リーグ、ウエスタン・リーグ︶は、2005年にウエスタンの近鉄が消滅しイースタンに楽天が加入したことで、両リーグのチーム数が奇数となり、試合日程が非効率なものとなっていた。 このためNPBは、2024年度から二軍戦のみへの参加を条件とした新規参加チームの公募を行った[4]。ハヤテグループは、同社を運営母体として静岡県を本拠地に新球団結成を目指す方針を固め、2023年4月に静岡市で社長の杉原行洋と、静岡市長の田辺信宏との間で包括連携協定書を締結した。同年7月28日には、静岡県を含めた3者による連携協定を結び、行政との協力関係を構築した[5]。 その後、同年9月に新潟アルビレックス・ベースボール・クラブと共に新規参入球団としてオーナー会議で内定を受けた[1]。 当初はイースタン・リーグへの参戦を希望していたが、地域バランスを考慮したうえでウエスタン・リーグへの参加とすることをNPBから勧告され、これに同意しウエスタン・リーグへの参戦となった[6]。このため、ウエスタン・リーグでは最東端に位置する球団となった︵なお、静岡県も西日本に分類されることがある。また、これまでは中日ドラゴンズの名古屋市中川区が最東端であった︶。球団発足に向けての準備と参入正式決定
球団結成に向け、首脳陣はプロ野球経験者とする方向で調整を行うとされており[1]、代表付きGMに山下大輔、監督に赤堀元之が就任することが10月27日に[7]、その他の首脳陣は12月20日に発表された。 選手獲得にあたってはドラフト会議に参加できないことから独自のトライアウトを実施するほか、他球団を自由契約となった選手や外国人選手も獲得し、45選手程度でチームを構成する予定とされた[1]。11月3日・4日に、本拠地の清水庵原球場にて初のトライアウトを実施[8]。12月7日には新入団選手の一部[9]が発表された[10][11]。 清水庵原球場に対しても、防球ネット・フェンスの改良や命名権の募集を行い、NPB側が提示したプロ野球仕様への球場改修やスポンサーの確保といった条件に対応した[12][13]。 これらの準備状況が評価され、11月のオーナー会議で参入が正式に決定した[14]。2024年 -
2024年1月11日に合同練習を開始し、チームとして活動をスタートした[15]。1月16日には球団名が発表され、ベンチャー企業のくふうカンパニーとの資本提携により﹁くふうハヤテベンチャーズ静岡﹂となった[16]。1月24日に新たに7人の新入団選手とスタッフ1人、トレーナー2人の入団、ユニフォーム[17]が発表された[18]。 1月30日にウエスタン・リーグの全日程が発表され、公式試合初戦の3月15日に、ちゅ~るスタジアムでオリックス・バファローズと対戦することとなった。なお、3月1日の春季教育リーグ初戦はナゴヤ球場で中日ドラゴンズと対戦し、ちゅ~るスタジアムでの初戦は3月5日の対広島東洋カープ戦となる[19]。なお、2月23日︵富士山の日︶にちゅ~るスタジアムで、同じくイースタン・リーグ新規参入球団のオイシックス新潟アルビレックス・ベースボール・クラブを招き、球団史上初の対外試合を開催すると発表があった[20]が、雨天中止となった。 2月24日、投手陣の不足のため、募集を投手のみに絞った投手トライアウトを追加実施し[21]、3月1日に同トライアウトを受験した2人の追加入団選手が発表された[22]。 開幕から7戦未勝利(6敗1分)で迎えた3月22日の対阪神タイガース戦において2-0で完封勝利を決め、チームのウエスタン・リーグ初勝利を記録した[23]。所属選手・監督・コーチ
詳細は「くふうハヤテベンチャーズ静岡の選手一覧」を参照
歴代本拠地
全て静岡県内。
- 2024年 - 現在:ちゅ〜るスタジアム清水(静岡市清水区)
地方開催試合
脚注
注釈
- ^ 本球団の参入内定よりも前に、浜松市を本拠地とする「静岡県民球団」がベースボール・チャレンジ・リーグへの参加準備段階として同リーグの準加盟球団となっているが、リーグ参加の目途は立っていない。
出典
(一)^ abcd﹁プロ野球・2軍参戦のハヤテ223 選手は?監督は?ドラフトは?移籍は? 気になる疑問に回答 静岡﹂﹃テレしずWasabee わさびー﹄2023年10月4日。2024年1月25日閲覧。
(二)^ ﹁2024年度 ウエスタン・リーグ選手権試合日程 (pdf)﹂日本野球機構(NPB)、2024年1月30日。2024年3月18日閲覧。
(三)^ ﹁ウエスタン・リーグ選手権試合への参加球団について﹂﹃日本野球機構﹄2024年1月26日。2024年3月5日閲覧。
(四)^ ﹁NPBがファーム新規参入球団を公募 4月17日に第1回説明会﹂﹃スポーツ報知﹄2023年4月7日。2024年1月25日閲覧。
(五)^ ﹁プロ野球2軍参加へ協定締結=ハヤテと静岡県、静岡市﹂﹃時事通信ニュース﹄2023年7月28日。2024年1月25日閲覧。
(六)^ ﹁BC・新潟とハヤテ223が来季ファーム新規参加内定﹁野球の裾野拡大、地域発展を期待﹂﹂﹃日刊スポーツ﹄2023年9月29日。2024年1月25日閲覧。
(七)^ ﹁プロ野球2軍参入内定のハヤテ223監督に近鉄の元投手・赤堀元之さん 代表付きGMに元横浜DeNA監督の山下大輔さんが就任=静岡 (1ページ)﹂﹃SBS NEWS﹄2023年10月27日。2023年10月27日閲覧。
(八)^ ﹁︻速報︼新球団ハヤテ223初のトライアウトに約100人。前DeNA池谷蒼大らNPB経験者は4日の二次試験から参加へ 静岡市﹂﹃LOOK﹄静岡朝日テレビ、2023年11月3日。2023年11月3日閲覧。
(九)^ ﹁本日、ハヤテ新球団に入団内定した選手の一部を発表させて頂きました。﹂﹃X︵旧‥Twitter︶﹄ハヤテグループ、2023年12月7日。2023年12月8日閲覧。
(十)^ ﹃ハヤテ223新球団 新入団選手のお知らせ﹄︵PDF︶︵プレスリリース︶ハヤテ223株式会社、2023年12月7日。2023年12月8日閲覧。
(11)^ ﹁﹁ハヤテ223﹂が新入団29人発表 元NPBは10人…ロッテ戦力外の福田&西川、元DeNA田中健ら﹂﹃Full-Count﹄2023年12月7日。2023年12月8日閲覧。
(12)^ ﹁静岡市が清水庵原球場の改修費など盛り込んだ補正予算案﹂NHK News Web、2023年11月6日。2023年11月25日閲覧。
(13)^ ﹁清水庵原球場に命名権 静岡市とハヤテ223が協定﹂中日スポーツ、2023年10月27日。2023年11月25日閲覧。
(14)^ ﹁静岡市本拠地﹁ハヤテ223﹂ プロ野球2軍参加が正式決定﹂﹃NHKニュース﹄2023年11月22日。2023年11月22日閲覧。
(15)^ ﹁静岡 プロ野球﹁ハヤテ223﹂ついに練習開始!監督・選手の意気込みは?﹂﹃NHKニュース﹄2024年1月16日。2024年1月17日閲覧。
(16)^ ﹁﹁ハヤテ223﹂新球団名は﹁くふうハヤテベンチャーズ静岡﹂﹂﹃NHKニュース﹄2024年1月16日。2024年1月17日閲覧。
(17)^ ﹁くふうハヤテユニホーム製造は浜松・レワード 創業半世紀﹁初のプロ用﹂ 技術結集し挑戦を後押し﹂﹃あなたの静岡新聞﹄2024年1月25日。2024年1月25日閲覧。
(18)^ ﹁くふうハヤテベンチャーズ静岡 新⼊団選⼿、スタッフおよびトレーナーのお知らせ (PDF)﹂ハヤテ223株式会社、2024年1月24日。2024年1月24日閲覧。
(19)^ ﹁2024年度ウエスタン・リーグ選手権試合 試合日程発表﹂﹃日本野球機構﹄2024年1月30日。2024年3月5日閲覧。
(20)^ ﹁球団史上初の対外試合はオイシックス新潟アルビレックス・ベースボール・クラブと (PDF)﹂﹃ハヤテ223株式会社﹄2024年2月9日。2024年3月5日閲覧。
(21)^ ﹁新球団くふうハヤテが投手を追加募集…24日にトライアウト開催﹂﹃スポーツ報知﹄2024年2月16日。2024年3月5日閲覧。
(22)^ ﹁<静岡発 ハヤテの船出> 平間、山田2投手が追加入団﹂﹃中日新聞﹄2024年3月2日。2024年3月4日閲覧。
(23)^ ﹁プロ野球﹁くふうハヤテベンチャーズ静岡﹂開幕7戦目で初勝利﹂﹃NHK NEWS WEB﹄2024年3月22日。2024年3月26日閲覧。
(24)^ ﹁今日からホーム3連戦。静岡の新球団、くふうハヤテの本拠地・ちゅ~るスタに車ナシで行ってみた︵菊田康彦︶ - エキスパート﹂﹃Yahoo!ニュース﹄2024年3月5日。2024年3月27日閲覧。
(25)^ ﹁沼津・愛鷹で公式戦﹁最低3回﹂ ハヤテ223、社長意向﹂﹃静岡新聞﹄2023年12月26日。2024年3月27日閲覧。
(26)^ ﹁“愛鷹球場でも公式戦行う”意向…﹁ハヤテ223﹂関係者が沼津市長を表敬訪問し伝える︵静岡県︶﹂﹃Daiichi-TV NEWS NNN﹄2023年12月26日。2024年3月27日閲覧。
外部リンク
- 球団サイト
- ハヤテグループ
- ハヤテグループ (@hayategroup) - X(旧Twitter)