カプセルプラレール
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カプセルプラレールは1999年︵平成11年︶1月よりトミー・タカラトミーの子会社であるユージン・タカラトミーアーツよりカプセルトイで発売されている鉄道玩具。
トミーのロングセラー玩具プラレールの小型版である。300円で通常のプラレールと比べて場所を取らない上に安価であり、マニアックな車両もラインナップされている。また、基本的に動力はゼンマイ式であるが商品によってはモーターを搭載した物も存在する。
通常タイプの他に、イオン・イトーヨーカドー・﹃鉄道おもちゃ﹄誌︵ネコ・パブリッシング刊︶限定の商品や、きかんしゃトーマスシリーズも存在する。
発売されている車両
限定車両
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- ジャスコ(現イオン)限定
- D51・貨物車・客車シルバーメッキ
- D51・貨物車・荷物車パープルメッキなど
- イトーヨーカドー限定
- E3系こまちゴールド
- ドクターゴールド
- C12特別限定車両ゴールドメッキバージョンなど
- イオン限定
- C62蒸気機関車メッキバージョン
- 大阪ガチャ博物館・おもちゃショー限定
- ホワイトカププラ(車体が白1色の限定品)など
- 鉄道おもちゃ(現鉄おも)
- 江ノ島電鉄300形 青電仕様
- 京急限定
- 京急1000形(通常塗装)
- 京急600形 Blue Sky Train
- 京急1000形 Yellow happy train
レール
本家プラレールと同様、青色が基本である。一部シリーズでは白色やクリアブルー、黄色、グレーなども発売されている。パート4までは片面しか使用できなかったが、パート4追加製造分以降は両面レールに改良された。なお、この新旧レールの過渡期には、両者をつなぐ特殊レールが用意されていた。また、パート23では脱線しにくく、接続しやすいよう改良された。
情景部品
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パート1・2では紙情景で踏切・木・信号・鉄橋がラインナップされていた。パート3より、﹁駅セット﹂・﹁踏切レールセット﹂などが発売。パート5では初の電池を使用した﹁サウンド信号所﹂が発売された。これはパート2復刻版でも発売された。
●鉄道駅 - 1両分のスペース。パート38ではパーツの組み換えで複数つなげることが可能。
●アナウンスステーション
●ライトステーション
●ライトアップステーションビル
●駅ビル - ライトアップステーションビルの使いまわし。こちらは光らない。
●大鉄橋
●トンネル
●こせん橋
●山付きレール - 小さな山がレールに付則されている。山の上にいる動物はウグイス、狸、馬など、パートによって様々。
●転車台
●地下鉄関連︵駅・直線/曲線︶など
●大きな鉄塔 - 全長240mmのカプセルプラレールの中で最大のもの。見た目は東京スカイツリーに似ている。
●空港ビル
●管制塔
●石炭補給所
●トンネル
●機関庫
●スロープレール
沿革
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●1999年︵平成11年︶
●1月 - パート1発売。全車新幹線のラインナップだった。
●3月 - パート2発売。
●7月 - パート3発売。
●11月 - ﹁L特急・通勤電車編﹂発売。このパート4以降は﹁~編﹂と呼ばれるようになった。
●2000年
●4月 - ﹁ドクターイエロー・ブルートレイン編﹂発売。
●7月 - ﹁秋田新幹線こまち・東海型急行電車編﹂発売。
●11月 - ﹁700系のぞみ・エアポートエクスプレス編﹂発売。
●2001年
●4月 - ﹁新幹線立体レール編﹂発売。
●7月 - ﹁複線化レール編﹂発売。急カーブレールは初期モーター車の通過が困難である。
●11月 - ﹁桃太郎&金太郎編﹂発売。
●2002年
●4月 - ﹁長距離特急編﹂発売。通常編では初のモーター車が新登場。寝台特急カシオペアは中間モーター車と後部車の高さが不揃いだった。また、車輪にゴムが装着されておらず走行中のノイズが大きく、後に登場した坂レールを上ることが困難である。
●9月 - ﹁路面電車編﹂発売。新登場のモーター車︵ちんちん電車︶は電動車両の台車をベースにした付随台車により高さが揃った車両へ改善された。
●2003年
●2月 - ﹁パート1・2復刻版﹂発売。
●7月 - ﹁東日本編﹂・﹁西日本編﹂を同時に発売。
●2004年
●2月 - ﹁E2あさま・はしだて編﹂発売。全車既存の車両の塗り替えで、情景部品も再発売。
●5月 - ﹁新旧つばめ編﹂発売。800系つばめがクリア窓仕様となり新登場。車輪にゴムが付き、坂レールを登ることができるようになった。
●10月 - ﹁新山手線編﹂発売。E231系・サンダーバードの中間車はセリフ付きのサウンド車となった。ただし電池の交換はできない。
●2005年
●1月 - ﹁新幹線祭り編﹂発売。300系が初の先頭モーター車となり登場。
●5月 - ﹁通勤電車・東西私鉄特急編﹂発売。小田急ロマンスカーVSE新登場。
●8月 - ﹁旅列車編﹂発売。
●12月 - ﹁雪と星空編﹂発売。DD14形ディーゼル機関車が新登場。先頭車は同封された雪を見立てた白い玉を排出し除雪をイメージしたものとなった。EF81形北斗星やEF66形電気機関車は客車が24系25形の再現となった。なお、東日本編ではパート5の客車にシールを貼っただけの処理だった。
●2006年
●2月 - ﹁特別番外編 人気者新幹線スペシャル﹂発売。全車既存の新幹線のクリア窓仕様。
●5月 - ﹁秋葉原乗り入れ編﹂発売。つくばエクスプレス、103系新登場。
●8月 - ﹁行楽列車編﹂発売。箱根登山鉄道モハ2形はスイッチにより進路を変えられるようになり、スイッチバックを再現したものとなった。また、車輪のゴムも見直され︵小田急ロマンスカー10000形を除く︶、脱線しづらく改良された。
●12月 - ﹁リゾート特急編﹂発売。485系日光号と東武スペーシアが新登場。
●2007年
●2月 - ﹁特別番外編 人気者新幹線スペシャル2﹂発売。全車既存の新幹線のクリア窓仕様である。
●5月 - ﹁東西対決!新型通勤電車編﹂発売。阪急9000系やE233系が登場した。
●6月 - ﹁特別番外編 貨物・貨車スペシャル編﹂発売。全車電気機関車・貨物のラインナップ。
●8月 - ﹁最速の!今昔鉄道編﹂発売。新登場のN700系やリニューアルされた0系が登場。
●12月 - ﹁地下鉄ライナー編﹂発売。銀座線01系や丸ノ内線02系等地下鉄車両が登場した。
●2008年
●2月 - ﹁特別番外編 あこがれの寝台特急編﹂発売。EF81やEF66など寝台特急のみのラインナップ。全ての先頭車の側面がグレー窓となっている。
●5月 - ﹁副都心線編﹂発売。全車両が東京メトロの車両。
●8月 - ﹁ファステック360S&新幹線 検測車両編﹂発売。新幹線のみのラインナップ。ファステック360Sは﹁ネコミミ﹂の可動ギミックつき。
●11月 - ﹁江ノ電スペシャル﹂発売。江ノ電沿線限定。
●2009年
●2月 - ﹁特別番外編 貨物・貨車スペシャル2﹂発売。全車電気機関車・貨物のラインナップ。コンテナ車はコンテナの取り換えが可能となった。
●2011年
●5月 - ﹁NEW新幹線編﹂ 発売。新幹線のみのラインナップ。新幹線E5系はやぶさ・N700系7000番代みずほ・さくらが新登場。
●2017年
●2月 - ﹁いっしょにあそぼう!エアポート編﹂発売。カプセルプラレール史上初めてモノレールがラインナップされた。