ジャン・ヌーヴェル
ジャン・ヌーヴェル | |
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生誕 |
1945年8月12日(78歳) フランス ロット=エ=ガロンヌ県フュメル |
国籍 | フランス |
出身校 | エコール・デ・ボザール |
職業 | 建築家 |
受賞 |
アガ・カーン賞(1989年) 高松宮殿下記念世界文化賞(2001年) RIBAゴールドメダル(2001年) プリツカー賞(2008年) |
所属 | アトリエ・ジャン・ヌーヴェル |
建築物 |
アラブ世界研究所 カルティエ現代美術財団 ケ・ブランリ美術館 |
ジャン・ヌーヴェル︵Jean Nouvel, 1945年8月12日 - ︶ は、フランスの建築家。フランスのロット=エ=ガロンヌ県フュメル出身。
1987年の﹃アラブ世界研究所﹄︵パリ5区︶設計で脚光を浴びた。ガラスによる建築を得意とし、﹃カルティエ現代美術財団﹄︵パリ14区︶のようにガラス面の光の反射や透過により建物の存在が消えてしまうような﹁透明な建築﹂や、多様な種類のガラスを使い独特の存在感を生み出す建築を多く作っている。
略歴[編集]
パリ・エコール・デ・ボザール卒業。﹁Mars 1976﹂﹁Syndicat de l'Architecture﹂の創立メンバー。1989年にアガ・カーン賞、2001年に高松宮殿下記念世界文化賞、2008年にプリツカー賞を受賞した[1]ほか、建築に関する受賞多数。2005年に、デンマークのルイジアナ近代美術館にて大規模な個展が開かれた。代表作[編集]
●1987年 アラブ世界研究所︵フランス・パリ︶ ●1990年 ﹁明日のベルリン﹂︵ベルリン︶コンペティション応募作品 ●1990年 ﹁セーヌ河流域地区整備計画﹂︵フランス、ナンテール︶工場跡地の再開発計画 ●1990年 ﹁セクスティウス・ミラボー地区都市整備計画﹂︵エクス・アン・プロヴァンス︶ ●1991年 ﹁Urban Study for Prague, Building, Hedgehog﹂︵プラハ、エマニュエル・カッターニらと︶ ●1991年 ﹁Idea for The Heart of Grande City﹂︵ベルリン、エマニュエル・カッターニらと︶ ●1991年 ﹁デファンス地区大軸線計画﹂︵パリ、レム・コールハース、ピーター・ウォーカーほかと︶ ●1992年 ケルン/ボン国際空港ターミナルビル︵ケルン/ボン︶ ●1993年 リヨン・オペラハウス改修︵フランス・リヨン︶ ●1993年 セーヌ河左岸のマスタープラン︵フランス・パリ︶ ●1994年 カルティエ現代美術財団︵フランス・パリ︶ ●1994年 ユーラリール・センター ●1995年 ギャルリー・ラファイエット・ベルリン店︵ドイツ・ベルリン︶ ●1995年 テンアガ国際公園︵クアラルンプール︶ ●1999年 ルツェルン文化会議センター︵スイス・ルツェルン︶ ●2001年 プラハ・アンデル (チェコ・プラハ) ●2001年 ガゾメーター︵ガスタンク︶改修プロジェクト︵オーストリア・ウィーン︶ ●2002年 電通本社ビル︵日本・東京汐留︶ ●2002年 モラのアルトプラージュ︵スイス・モラ︶ ●2005年 ソフィア王妃芸術センター新館︵スペイン・マドリード︶ ●2005年 トーレ・アグバール︵アグバール・タワー︶︵スペイン・バルセロナ︶ ●2006年 ケ・ブランリ美術館︵フランス・パリ︶ ●2010年 サーペンタイン・ギャラリー・パヴィリオン ●2017年 ルーヴル・アブダビその他[編集]
●新建築住宅設計競技など審査員を歴任。脚注[編集]
- ^ “建築界のノーベル賞「2008年プリツカー賞」にフランスのジャン・ヌーベル”. AFPBB News (2008年3月31日). 2018年7月21日閲覧。
外部リンク[編集]
- 建築家公式サイト(フランス語)(英語)