久米邦貞
久米 邦貞︵くめ くにさだ、1937年︵昭和12年︶1月 - ︶は、日本の外交官。ドイツ駐箚特命全権大使、ハンガリー駐箚特命全権大使などを歴任した。2010年︵平成22年︶からボーイスカウト日本連盟副理事長兼国際コミッショナー。
経歴・人物[編集]
1937年1月生まれ。曽祖父は肥前佐賀藩出身の歴史学者久米邦武、祖父は洋画家の久米桂一郎である。 学習院初等科・中等科・髙等科を経て、東京大学教養学部を卒業して、1961年︵昭和36年︶に外務省に入省する。中近東アフリカ局参事官、外務大臣官房外務参事官、外務大臣官房領事移住部長、ベルリン総領事、在ウィーン国際機関日本政府代表部大使、外務省儀典長、ハンガリー駐箚特命全権大使などを経て、1998年︵平成10年︶から2001年︵平成13年︶までドイツ駐箚特命全権大使を務めた。 2001年に外務省を退官。ベルリン日独センター総裁。久米美術館館長などの公職に就くほか、1950年︵昭和25年︶にボーイスカウト東京21団︵現豊島第1団︶にスカウトとして入団し活動したことが縁で、退官した2001年から豊島第1団育成会長。2010年からボーイスカウト日本連盟副理事長兼国際コミッショナーを務めた[1][2]。同期[編集]
- 佐藤行雄(駐オーストラリア大使・駐オランダ大使・外務省北米局長)
- 兵藤長雄(駐ベルギー大使・欧亜局長)
- 村田光平(駐スイス大使)
- 柳井俊二(外務事務次官・国際海洋法裁判所判事)
- 小原武(駐イラン大使・外務省中近東アフリカ局長)
- 赤尾信敏(駐タイ大使・国連局長)
- 川上隆朗(駐インドネシア大使・駐パキスタン大使)
脚注[編集]
- ^ (日本語) “久米 邦貞 of 公益財団法人ボーイスカウト日本連盟”. ボーイスカウト日本連盟. 2014年4月22日閲覧。
- ^ (日本語) “久米 邦貞 - ボーイスカウト日本連盟”. ボーイスカウト日本連盟. 2014年4月22日閲覧。