山北町 (新潟県)
さんぽくまち 山北町 | |||||
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廃止日 | 2008年4月1日 | ||||
廃止理由 |
新設合併 村上市・荒川町・神林村・朝日村・山北町→ 村上市 | ||||
現在の自治体 | 村上市 | ||||
廃止時点のデータ | |||||
国 | 日本 | ||||
地方 |
中部地方、北陸地方 甲信越地方 | ||||
都道府県 | 新潟県 | ||||
郡 | 岩船郡 | ||||
市町村コード | 15585-3 | ||||
面積 | 283.91 km2 | ||||
総人口 |
6,942人 (推計人口、2008年3月1日) | ||||
隣接自治体 | 村上市、朝日村、山形県鶴岡市 | ||||
町の木 | スギ[1] | ||||
町の花 | ヤマユリ、イワユリ[1] | ||||
山北町役場 | |||||
所在地 |
〒959-3993 新潟県岩船郡山北町府屋232[1] | ||||
外部リンク | 山北町HP(アーカイブ) | ||||
座標 | 北緯38度30分52秒 東経139度32分03秒 / 北緯38.5145度 東経139.53406度座標: 北緯38度30分52秒 東経139度32分03秒 / 北緯38.5145度 東経139.53406度 | ||||
ウィキプロジェクト |
山北町︵さんぽくまち︶は、新潟県の最北端、日本海沿岸にあった町である。2008年4月1日に村上市、荒川町、神林村、朝日村と合併し、村上市となった。
山あいに位置する雷集落︵2010年︶
北部は山形県との県境に面しており、海側では漁村の集落の中に県境が引かれている︵詳細は鼠ヶ関を参照︶。町の93%を森林が占めており、農地は2%ほどあるのみである[2]。
町内には海岸部や河川流域などに48の集落がある[2]。大川河口部︵JR府屋駅周辺︶には街区が形成され、町の行政や経済活動の中心となっている[2]。
●山‥新保岳、日本国
●河川‥大川、勝木川、葡萄川
●湖沼‥
寝屋漁港
地理[編集]
隣接していた自治体[編集]
●新潟県 ●村上市 ●岩船郡‥朝日村 ●山形県 ●鶴岡市歴史[編集]
地域は古くから山北郷、葡萄山北と呼ばれてきた[3]。 ●1889年4月1日 - 町村制施行に伴い、岩船郡 黒川俣村、八幡村、大川谷村、中俣村、下海府村が成立。 ●1955年3月31日 - 黒川俣村、八幡村、大川谷村、中俣村、下海府村が合併し、山北村が発足。 ●1965年11月3日 - 山北村が町制施行し山北町となる。 ●2008年4月1日 - 村上市、荒川町、神林村、朝日村と合併し、新たに村上市となった。行政[編集]
●町長‥大滝平正︵1999年4月27日から︶経済[編集]
産業[編集]
●主な産業 土地を活かした農林漁業を基幹産業とするほか、笹川流れなどの観光産業が盛んである[2]。また、自然塩や竹炭、羽越しな布が生産されている[1]。林業に関連して、伝統的な焼畑による赤カブ︵温海かぶ︶栽培も行われている[4][5]。漁業[編集]
町内には5つの漁港があり、このうち寝屋漁港は県営である[6]。 ●中浜漁港 ●府屋漁港 ●寝屋漁港 ●脇川漁港 ●桑川漁港教育[編集]
●山北中学校 ●山北町立大川谷小学校 ●山北町立中継小学校 ●山北町立小俣小学校 ●山北町立雷小学校 ●→平成16年4月山北町立さんぽく北小学校に統合。 ●山北町立黒川俣小学校 ●山北町立八幡小学校 ●山北町立寒川小学校 ●山北町立桑川小学校 ●→平成16年4月山北町立さんぽく南小学校に統合。 ●さんぽく北小学校 ●さんぽく南小学校 →2019年︵平成31年︶3月、﹁さんぽく北小学校﹂と﹁さんぽく南小学校﹂が統合し、2019年4月に﹁さんぽく小学校﹂︵校舎は﹁さんぽく南小学校﹂の建物を利用︶として開校[7]。施設[編集]
医療施設[編集]
●山北徳洲会病院交通[編集]
合併前時点での公共交通としては、JR線が沿岸部を南北に走るほか、新潟交通北︵→新潟交通観光バス︶による生活交通確保バスが運行されていた[2]。鉄道路線[編集]
●東日本旅客鉄道︵JR東日本︶ ●羽越本線‥桑川駅 - 今川駅 - 越後寒川駅 - 勝木駅 - 府屋駅道路[編集]
高速道路[編集]
日本海東北自動車道の建設計画があるが開通には至っていない。一般国道[編集]
●国道7号 ●国道345号︵日本海夕日ライン︶ ●道の駅笹川流れ︵JR桑川駅併設︶ - 合併前は山北町の、合併後も山北地区のアンテナショップ的存在である。 ●日本海パークライン - 周辺一帯が日本風景街道のひとつとなっている。県道[編集]
●新潟県道6号山北朝日線 ●新潟県道・山形県道52号山北関川線名所・旧跡・観光スポット[編集]
●笹川流れ︵国の名勝天然記念物。遊覧船に乗り海上から遊覧できるほか、観光列車きらきらうえつの車窓から楽しめる︶ ●海水浴場︵中浜、碁石、寒川、今川、板貝、笹川、桑川、鳥越山︶ ●出羽街道 ●筥堅八幡宮社叢︵国の天然記念物︶ ●さんぽく生業の里 - 山熊田集落にある羽越しな布の体験施設。 ●山熊田長期滞在施設︵ビラ・フォレスト︶ ●勝木ゆり花温泉 ●山北ゆり花温泉 交流の館﹁八幡﹂ - 旧校舎を改装して2001年4月にオープンした体験・宿泊施設[8]。 ●ゆり花会館︵日帰り温泉施設︶ ●脇川大橋海洋釣堀 ●吉祥清水 出典‥[9][10]文化[編集]
脚注[編集]
(一)^ abcd平成14年度市町村要覧‥山北町︵新潟県HP︶ - ウェイバックマシン︵2004年2月2日アーカイブ分︶
(二)^ abcde町の概要︵山北町HP︶ - ウェイバックマシン︵2007年10月11日アーカイブ分︶
(三)^ 金夆洙、宮崎清﹁村上市小俣集落における家印の意匠 : 家印・屋号の活用を通した地域振興﹂﹃デザイン学研究﹄第57巻第5号、2011年、71-80頁、doi:10.11247/jssdj.57.71_1。
(四)^ “灰の文化 焼畑”. 山北町商工会. 2021年2月14日閲覧。
(五)^ 有木純善﹁新潟県山北町における焼畑林業の存立条件 : 社会経済的側面より﹂﹃信州大学農学部演習林報告﹄第23号、信州大学農学部附属演習林、1986年10月、119-132頁、ISSN 05598613、NAID 40001907698。
(六)^ 新潟の漁港・漁村の歴史︵新潟県農林水産部漁港課︶ - ウェイバックマシン︵2019年4月21日アーカイブ分︶
(七)^ “市報むらかみ vol.131 2019年2月1日号 pp.4-5 ︻特集︼今年4月に学校統合が行われます”. 村上市. 2019年9月28日閲覧。
(八)^ “山北ゆり花温泉・交流の館﹁八幡﹂”. 村上市. 2021年8月15日閲覧。
(九)^ 山北みどころマップ︵山北町HP︶ - ウェイバックマシン︵2007年10月16日アーカイブ分︶
(十)^ 山北の文化財︵山北町HP︶ - ウェイバックマシン︵2007年10月7日アーカイブ分︶